Windows Small Business Server での SMTP の第三者中継のブロックと Exchange Server の SMTP キューのクリーンアップ

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文書番号: 324958 - 対象製品
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目次

概要

Small Business Server 環境では、Microsoft Exchange Server ベースのサーバーが迷惑な商用電子メール メッセージやスパムのために第三者中継 SMTP サーバーとして使用されることを防止しなければならない場合があります。また、迷惑な商用電子メール メッセージを削除するために Exchange サーバーの SMTP キューのクリーンアップが必要な場合もあります。Exchange サーバーが SMTP の第三者中継サーバーとして使用されている場合、次の現象が発生することがあります。
  • Exchange サーバーが電子メール ドメインに送信 SMTP メールを配信できません。
  • サーバーおよびローカル エリア ネットワーク (LAN) クライアントからのインターネットのブラウズが遅くなります。
  • Exchange サーバーの Exchange インフォメーション ストア データベースまたは Exchange インフォメーション ストアのトランザクション ログが保存されているディスクの空き容量が、通常よりも急激に減少します。
  • Microsoft Exchange インフォメーション ストア データベースが自動的にマウント解除されます。Exchange システム マネージャを使用して、ストアを手動でマウントすることはできますが、しばらく動作した後、ストアが自動的にマウント解除されます。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    321825 [XADM] ディスク領域不足のため、データベースがディスマウントされる

Exchange Server が SMTP の第三者中継を行っているかどうかを確認する

: 以下の手順に従う前に、すべての Exchange クライアント (Microsoft Outlook またはその他のクライアント) が Exchange サーバーからログオフする必要があります。また、以下の手順はリモート クライアントから実行する必要があります。

以下の手順では、Small Business Server ローカル ネットワーク上にないコンピュータから Small Business Server コンピュータのパブリック IP アドレスに、Telnet セッションを確立する必要があります。作業者が Small Business Server コンピュータの設置場所にいる場合、ターミナル サービス クライアントを使用してローカル ネットワーク上にないコンピュータに接続し、そのリモート ステーションから Telnet ツールを使用して、目的の IP アドレスに接続できます。

: SMTP の第三者中継を行っているかどうかを確認するための手順を説明したウェブキャストを参照できます。このウェブキャストを参照するには、次のリンクをクリックしてください。
http://support.microsoft.com/servicedesks/ShowMeHow/101904_1.asx
リモート クライアントから、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、telnet と入力し、[OK] をクリックします。
  2. Telnet コマンド プロンプトで set localecho と入力し、Enter キーを押します。
  3. Telnet コマンド プロンプトで open sbs-IP-address 25 と入力し、Enter キーを押します (sbs-IP-address は Small Business Server コンピュータの外部パブリック IP アドレスです)。

    次のような出力が返されます。
    220 server.smallbusiness.local Microsoft ESMTP MAIL Service, Version: 5.0.2195.4905 ready at "date" -0500
    : "Version" の値は Small Business Server のバージョンによって異なります。
  4. ehlo anydomain.com と入力し、Enter キーを押します (anydomain は Small Business Server コンピュータの電子メール ドメインではありません)。最後の行が次のように表示されていることを確認します。
    250 OK
  5. mail from:youremail@anydomain.com と入力し、Enter キーを押します (youremail@anydomain は Small Business Server コンピュータでホストされていない SMTP アドレスです)。結果が次のように表示されることを確認します。
    250 2.1.0 youremail@anydomain.com....Sender OK
  6. rcpt to:user@spam.com と入力し、Enter キーを押します (user@spam は使用している電子メール ドメインではありません)。結果が次の応答のいずれかであることを確認します。
    550 5.7.1 Unable to relay for user@spam.com

    または

    250 2.1.5 user@spam.com
  7. 結果が "550 5.7.1 Unable to relay for user@spam.com" である場合、Exchange サーバーは SMTP の第三者中継を行っていません。SMTP の第三者中継をブロックするように Exchange Server を以前構成しており、Exchange サーバーをクリーンアップする必要がある場合、この資料の「Exchange Server の SMTP キューをクリーンアップする」に進みます。
  8. 結果が "250 2.1.5 user@spam.com" である場合、Exchange サーバーは SMTP の第三者中継を行っています。この資料の「SMTP の第三者中継をブロックするように Exchange Server を構成する」に進みます。


認証されているユーザーが中継しているかどうかを確認する

ここでは、SMTP サービスに対する認証の試行 (成功または失敗) がアプリケーション ログに記録されるように、Windows イベント ビューアでのログ出力を有効にします。
  1. Exchange システム マネージャを起動します。
  2. [サーバー] をダブルクリックします。
  3. [サーバー] の下の [Servername] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [診断ログ] タブをクリックします。
  5. 左側の [MSExchangeTransport] をクリックします。
  6. 右側の [SMTP Protocol] をクリックします。
  7. [ログ出力のレベル] の [最大] をクリックします。
  8. [OK] をクリックして [サーバーのプロパティ] を閉じます。
リモート ユーザーが SMTP 電子メールの中継操作の一部として Small Business Server に対して認証を求めた場合、アプリケーション ログに次のようなイベントが記録されます。

種類 : 情報
ソース : MSExchangeTransport
分類 : SMTP Protocol
イベント ID : 1708
日付 : 2003/8/13
時刻 : 10:13:24
ユーザー : N/A
コンピュータ : SERVER
説明 : クライアント "remote_computername" に対する SMTP 認証は、正常に実行されました。認証方法は "LOGIN"、ユーザー名は "company\username" でした。

このケースでは、無断で入手されたアカウント パスワードで中継が行われているように疑われる場合、Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを起動して、アカウントの削除、アカウントの無効化、またはアカウントのパスワードの変更を行います。

マイクロソフトでは、強力なパスワード ポリシーを実装することをお勧めします。詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/privacy/password.mspx


リモート ユーザーがゲスト アカウントを使用して、SMTP 電子メールの中継操作の一部として Small Business Server に対して認証を求めた場合、次のようなイベントがアプリケーション ログに記録されます。

種類 : 情報
ソース : MSExchangeTransport
分類 : SMTP Protocol
イベント ID : 1708
日付 : 2003/8/13
時刻 : 10:27:52
ユーザー : N/A
コンピュータ : SERVER
説明 : クライアント "remote_computername" に対する SMTP 認証は、正常に実行されました。認証方法は "LOGIN"、ユーザー名は "COMPANY\Guest" でした。

この場合、リモート ユーザーがゲスト アカウントを悪用しています。Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを使用して、ゲスト アカウントを無効にします。

: ゲスト アカウントのパスワードを変更するだけでは不十分です。ゲスト アカウントを無効にする必要があります。



SMTP の第三者中継をブロックするように Exchange Server を構成する

: SMTP の第三者中継をブロックするように Exchange Server を構成する方法を説明したウェブキャストを参照できます。このウェブキャストを参照するには、次のリンクをクリックしてください。
http://support.microsoft.com/servicedesks/ShowMeHow/101904_2.asx
SMTP 中継を有効または無効にできる Exchange Server コンポーネントは 2 つあります。
  • 既定の SMTP 仮想サーバー
  • SMTP コネクタ

また、Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server 2000 が実行されているサーバーでは、次の条件に該当する場合、サーバーが第三者中継を行っている可能性があります。
  • ISA Server が SMTP プロトコルのサーバー公開ルールを使用するように構成されています。
  • 既定の SMTP 仮想サーバーのプロパティで、中継が許可されている IP アドレスの一覧に 127.0.0.1 が含まれています。


既定の SMTP 仮想サーバーのプロパティを確認するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft Exchange] を順にポイントし、[システム マネージャ] をクリックします。
  2. [サーバー]、[Servername]、[プロトコル]、[SMTP] を順に展開します。

    サーバーを Small Business Server 4.x からアップグレードしている場合、[管理グループ]、[Servername]、[サーバー]、[Servername]、[プロトコル]、[SMTP] を順に展開します。
  3. [既定の SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [アクセス] タブをクリックします。
  5. 一番下にある [中継] をクリックします。
  6. デフォルトの設定では、第三者中継がブロックされています。デフォルトの設定は次のとおりです。
    • [以下のリストに含まれるコンピュータのみ] がクリックされています。
    • [コンピュータ] ボックスで、Small Business Server ネットワークの内部 IP アドレスおよび外部 IP アドレス (サーバーのネットワーク カードが複数ある場合) へのアクセスが許可されています。
    • [上のコンピュータの一覧に関係なく、正しく認証されたすべてのコンピュータが、この仮想サーバーを中継に使用する] チェック ボックスがオンになっています。
  7. 上記のとおりに、既定の SMTP 仮想サーバーの設定をデフォルト値に戻します。
SmallBusiness SMTP コネクタのプロパティを確認するには、次の手順を実行します。
  1. Exchange システム マネージャで、[コネクタ] を展開し、[SmallBusiness SMTP コネクタ] を見つけます。

    サーバーを Small Business Server 4.x からアップグレードしている場合、[管理グループ]、[Servername]、[コネクタ] を順に展開します。

    : SmallBusiness SMTP コネクタは、Small Business Server 2000 のインターネット接続ウィザードを実行するときに作成されます。SMTP コネクタを手動で作成した場合、名前が "SmallBusiness SMTP コネクタ" ではないことがあります。また、SMTP コネクタは外部メール フローには必須でないことにも注意してください。コネクタがないことは必ずしも問題ではありません。
  2. [SmallBusiness SMTP コネクタ] (または手動で作成したコネクタ名) を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [アドレス スペース] タブをクリックします。
  4. このコネクタが Small Business Server 2000 インターネット接続ウィザードによって作成されている場合、デフォルトの設定では第三者中継がブロックされます。デフォルトの設定は次のとおりです。
    • アドレス スペース - 種類 : SMTP
    • アドレス : *
    • コスト : 1
    • [コネクタのスコープ] は [組織全体] です。
    • [これらのドメインへのメッセージの中継を許可する] チェック ボックスはオフになっています (選択されていません)。
  5. 上記のとおり SMTP コネクタを構成して、設定をデフォルト値に戻します。


ISA Server の構成を調べるには、次の手順を実行します。
  1. ISA の管理コンソールを開きます。
  2. [サーバーとアレイ]、コンピュータ名、[公開]、[サーバー公開ルール] を順に展開します。
  3. 右側に "サーバー公開ルールの作成" と共に数行の文が表示されている場合、サーバー公開ルールは定義されていません。この項の最後に進んでください。"サーバー公開ルールの作成" が表示されていない場合、定義されているルールの一覧を表示します。手順 4. に進んでください。
  4. [プロトコル] 列を参照して、[SMTP Server] が一覧に含まれるかどうかを確認します。[SMTP Server] は、ISA Server 2000 での、着信方向の TCP ポート 25 に関するデフォルトのプロトコル定義の名前です。このプロトコル定義が存在する場合、SMTP サーバー公開ルールが ISA Server に追加されています。

    : 管理者は、着信方向の TCP ポート 25 を定義するために、別の名前を使用してカスタム プロトコル定義を追加することができます。[プロトコル] 列に [SMTP Server] が表示されていない場合でも、着信方向の TCP ポート 25 を定義するプロトコル定義が表示されていれば、それが SMTP サーバー公開ルールに該当する可能性があります。
  5. これを解決するには、ISA Server の SMTP サーバー公開ルールを無効にするか削除します。このルールを無効にするには、ルールを右クリックし、[無効化] をクリックします。このルールを削除するには、ルールを右クリックし、[削除] をクリックします。
  6. SBS 2000 のインターネット接続ウィザードまたは Windows Small Business Server 2003 の電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行して、着信方向の SMTP を有効にするように ISA Server を構成します。Small Business Server 2000 でインターネット接続ウィザードを実行するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、icw と入力し、[OK] をクリックします。

    Windows Small Business Server 2003 で電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行するには、次の手順を実行します。
    1. 電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[サーバー管理] をクリックします。
    2. 左側のウィンドウで [作業の一覧] を展開します。詳細ウィンドウで [インターネットに接続] をクリックします。

      : インターネット接続ウィザードまたは電子メールとインターネット接続の構成ウィザードでは、インターネットから着信する SMTP を有効にするために、ISA Server にパケット フィルタが追加されます。SMTP プロトコルのサーバー公開ルールを引き続き使用する場合は、Exchange の中継の一覧で 127.0.0.1 が許可されていないことを確認します。Windows Small Business Server 2003 で電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行し、Exchange を構成するオプションを選択すると、再び 127.0.0.1 が追加されます。電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行して Exchange を構成するたびに、必ずこのアドレスを削除するようにしてください。この問題は SBS 2000 では発生しません。
この資料の手順を実行して、既定の SMTP 仮想サーバー、SmallBusiness SMTP コネクタの設定、および ISA Server の構成を確認すると、Exchange サーバーが SMTP の第三者中継をブロックするように構成されます。再度この資料の「Exchange Server が SMTP の第三者中継を行っているかどうかを確認する」の Telnet の手順に従って、Exchange サーバーをホーム サーバーとしていない受信者にメールを送信しようとしたとき、Exchange サーバーが "550 5.7.1 Unable to relay for user@spam.com" を返すことを確認する必要があります。Small Business Server が SMTP の第三者中継を行っていないことを確認した後、この資料の「Exchange Server の SMTP キューをクリーンアップする」に進みます。

Exchange Server の SMTP キューをクリーンアップする


警告 : この手順の実行中、外部 SMTP 受信者宛てのメッセージがすべて削除されます。内部の電子メールおよびインターネットから着信する電子メールには、影響はありません。以下の設定は一時的なものであり、これらの変更を取り消すための手順が後半に含まれています。

: Exchange Server の SMTP キューをクリーンアップする方法を説明したウェブキャストを参照できます。このウェブキャストを参照するには、次のリンクをクリックしてください。
http://support.microsoft.com/servicedesks/ShowMeHow/101904_3.asx
  1. Exchange システム マネージャで、[コネクタ] の下の [SmallBusiness SMTP コネクタ] をクリックします。この段階では SMTP コネクタが必要です。Exchange サーバーに SMTP コネクタがない場合、作成します。SMTP コネクタを作成するには、次の手順を実行します。
    1. [コネクタ] を右クリックし、[新規作成] をポイントし、[SMTP コネクタ] をクリックします。
    2. [全般] タブで、[名前] ボックスに一時的な名前 (Temp Connector など) を入力します。
    3. 一番下の [追加] をクリックし、サーバー名とそれに関連付けられた SMTP 仮想サーバーをクリックし、[OK] をクリックします。
    4. [アドレス スペース] タブをクリックします。
    5. [追加] をクリックし、[SMTP] をクリックし、[OK] をクリックします。
    6. [インターネット アドレス スペースのプロパティ] ダイアログ ボックスで、デフォルトの設定 (電子メール ドメイン *、コスト 1) をそのまま使用し、[OK] をクリックします。
    7. [全般] タブをクリックし、手順 4. に進みます。
  2. [SmallBusiness SMTP コネクタ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。複数の SMTP コネクタがある場合、次の手順で操作する必要があるコネクタは、[アドレス スペース] タブの SMTP アドレスに "*" (アスタリスク) が含まれるコネクタです。

  3. [全般] タブをクリックします。このタブの設定をすべて書き留めておきます。この資料の後半で、これらの設定を元に戻す必要があります。
  4. [このコネクタから次のスマート ホストにすべてのメールを転送する] をクリックします。
  5. 表示されたフィールドに、誤った IP アドレスを入力し、角かっこで囲みます。たとえば [99.99.99.99] と入力します。
  6. [配信オプション] タブをクリックします。
  7. [このコネクタからメッセージが配信される時刻を指定する] をクリックします。
  8. [接続時刻] ボックスの一覧の [午後 11:00 に毎日実行する] をクリックします。
  9. [OK] をクリックして SMTP コネクタのプロパティ ダイアログ ボックスを閉じます。
  10. [サーバー]、[Servername]、[プロトコル]、[SMTP] を順に展開します。[既定の SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[停止] をクリックします。
  11. SMTP 仮想サーバーが停止するまで数分かかることがあります。既定の SMTP 仮想サーバーの停止後、再び [既定の SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[開始] をクリックします。既定の SMTP 仮想サーバーが起動するまで数分かかることがあります。
  12. 既定の SMTP 仮想サーバーの起動後、約 10 分間待ちます。

    これで、既定の SMTP 仮想サーバーはメッセージを再列挙し、SmallBusiness SMTP コネクタまたは手順 1b. で作成した際に名付けたコネクタの単一のキューに、メッセージを入れることができるようになります。
  13. 約 10 分後、[既定の SMTP 仮想サーバー] (またはサーバー名) を展開し、[キュー] をクリックします。
  14. [SmallBusiness SMTP コネクタ] の右横のメッセージ総数に注目します。

    すべてのメッセージを一度に削除できるようにするため、この数を一定にします。
  15. [キュー] を右クリックし、15 分ごとに [最新の情報に更新] をクリックします。
  16. メッセージ総数が一定になるまで、手順 15. を繰り返します。
  17. SmallBusiness SMTP コネクタのキューを見つけます。キューの黄色のフォルダ アイコンには、小さな赤い時計が表示されます。
  18. インストールされている Small Business Server のバージョンに応じて次の操作を行い、キューからメッセージを削除します。
    • Small Business Server 2003 : [SmallBusiness SMTP コネクタ] を右クリックし、[メッセージの検索] をクリックします。[検索結果の一覧に表示するメッセージの数] ボックスの一覧で適切な数を選択します。[検索開始] をクリックします。表示される結果で、すべてのメッセージを選択します (Shift + PageDown キー)。選択したメッセージを右クリックし、[削除 (NDR を送信しない)] をクリックします。
    • Small Business Server 2000 : [SmallBusiness SMTP コネクタ] キューを右クリックし、[すべてのメッセージを削除 (NDR を送信しない)] をクリックします。
  19. 選択したキュー内のメッセージを削除するかどうかを確認されたら、[はい] をクリックします。キュー内のメッセージ数によって、これらのメッセージを削除するために若干時間がかかることがあります。
  20. メッセージが削除されたら、[キュー] を右クリックし、[最新の情報に更新] をクリックします。
  21. SmallBusiness SMTP コネクタのキューのメッセージ数に注目します。数字はゼロになっています。
  22. 約 5 分間待ち、再度キューを更新します。目標は、SmallBusiness SMTP コネクタのキューのメッセージ数がゼロに達し、ゼロとどまることです。この数が増加する場合、Exchange サーバーはまだ SmallBusiness SMTP コネクタを経由した外部配信用のメッセージを処理しています。数が再び安定するまで、この手順を繰り返します。
  23. SmallBusiness SMTP コネクタ キュー内のメッセージ数がゼロに安定するまで、手順 18. 〜 22. を繰り返します。ゼロで安定したら、Exchange サーバーの SMTP キューから迷惑な商用電子メールが削除されたことになります。


Exchange から迷惑な商用電子メールが消去された後、手順 2. 〜 8. で行った変更を取り消す必要があります。変更を取り消すには、次の手順を実行します。
  1. Exchange システム マネージャで、[コネクタ] を展開し、[SmallBusiness SMTP コネクタ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

    手順 1. で一時 SMTP コネクタを作成した場合、[プロパティ] ではなく [削除] をクリックし、手順 7. に進みます。
  2. [全般] タブで、これらの設定を「Exchange Server の SMTP キューをクリーンアップする」の手順 3. に記載された設定に変更します。
  3. [配信オプション] タブをクリックします。
  4. [このコネクタからメッセージが配信される時刻を指定する] がクリックされていることを確認します。
  5. [接続時刻] ボックスの一覧の [常に実行する] をクリックします。
  6. [OK] をクリックします。
  7. [サーバー]、[Servername]、[プロトコル]、[SMTP] を順に展開します。[既定の SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[停止] をクリックします。
  8. SMTP 仮想サーバーの停止後、再度 [既定の SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[開始] をクリックします。
これで、Exchange サーバーが SMTP の第三者中継をブロックするように構成され、Exchange Server の SMTP キューから迷惑な商用電子メールが削除されました。次の手順で、ファイル システムをクリーンアップします。

Exchange Server のファイル システムをクリーンアップする

: Exchange Server で中継が発生した後にファイル システムをクリーンアップする方法を説明したウェブキャストを参照できます。このウェブキャストを参照するには、次のリンクをクリックしてください。
http://support.microsoft.com/servicedesks/ShowMeHow/101904_4.asx
Exchange Server では、SMTP 仮想サーバーの特定の設定に基づいて電子メールが配信されます。これらの配信のしきい値に達すると、Exchange Server は電子メールの配信を停止し、SMTP キューのメッセージを BadMail フォルダに移動します。このフォルダはドライブの大量の領域を占有することがあります。

これらの不要なファイルを削除するには、次の手順を実行します。
  1. エクスプローラの左側のウィンドウで、[C:]、[Program Files]、[Exchsrvr]、[MailRoot]、[Vsi 1] を順に展開して、C:\Program Files\Exchsrvr\Mailroot\Vsi 1 フォルダに移動します。

    重要 : BadMail フォルダは開かないでください。Small Business Server コンピュータが処理したスパムの量によっては、このフォルダに数十万のファイルが保存されていることがあります。このフォルダを開くと、サーバーが応答を停止したように見えることがあります。
  2. [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[フォルダ] をクリックします。
  3. 新しいフォルダの名前として BadMail2 と入力します。
  4. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft Exchange] を順にポイントし、[システム マネージャ] をクリックします。
  5. [サーバー]、[Servername]、[プロトコル]、[SMTP] を順に展開します。

    管理グループが表示されている場合は、[管理グループ]、[Servername]、[サーバー]、[Servername]、[プロトコル]、[SMTP] を順に展開します。
  6. [既定の SMTP 仮想サーバー] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  7. [メッセージ] タブをクリックします。
  8. [不正メール ディレクトリ] ボックスで、BadMail フォルダの名前を BadMail2 に変更し、[OK] をクリックします。
  9. BadMail フォルダを完全に削除します。これを行うには、エクスプローラで BadMail フォルダをクリックし、Shift キーを押しながら Del キーを押します。
  10. 削除の確認を求められたら [はい] をクリックします。このフォルダに含まれているファイルの数によっては、このフォルダの削除に時間がかかることがあります。

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プロパティ

文書番号: 324958 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 9.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Premium Edition
  • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
  • Microsoft Small Business Server 2000 Standard Edition
キーワード:?
kbhowtomaster KB324958
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