エラー メッセージ "SQL Server が存在しないか、アクセスが拒否されました" の原因

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文書番号: 328306 - 対象製品
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目次

概要

"SQL Server が存在しないか、アクセスが拒否されました" は、Microsoft SQL Server にアクセスできないことを示す、Microsoft Data Access Components (MDAC) の汎用メッセージです。この汎用メッセージには、さまざまな原因が考えられます。この資料の「詳細」では、最も一般的な原因のいくつかについて説明します。

: 以下のエラー メッセージも、同様の原因によって表示されます。
SQL Server が利用できないか、存在しません。
指定された SQL Server が見つかりません。

詳細

"SQL Server が存在しないか、アクセスが拒否されました" というメッセージは、以下のことを示すものではありません。
  • SQL Server へのログオン処理が失敗した。
  • SQL Server に、クエリの処理に必要な権限が付与されていない。
  • 許可されているのが Windows 認証のみであるため、SQL Server 認証を使用できない。

考えられる原因

サーバーに関連する原因

SQL Server を実行しているコンピュータにどのクライアント コンピュータからも接続できない場合、サーバー側に問題がある可能性があります。
  • 接続文字列で指定しているコンピュータに SQL Server がインストールされていません。接続文字列で指定しているコンピュータに実際に SQL Server がインストールされていることを確認してください。
  • SQL Server が起動されていません。接続が受け付けられるには、SQL Server が実行されている必要があります。
  • SQL Server が、接続に使用しているプロトコルまたはポートで受信待ちしていません。サーバーのサーバー ネットワーク ユーティリティにより、SQL Server が使用するプロトコル、SQL Server が受信待ちする TCP/IP ポートが決定されます。クライアント ネットワーク ユーティリティ、MDAC データ ソース名 (DSN)、または接続文字列により、接続時にクライアントが使用するプロトコルとポートが決定されます。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    289573 [PRB] SQL Server の Net-Library を使用して DSN を設定する
    328383 [INF] SQL Server クライアントでの接続試行時、プロトコルの変更が可能
  • SQL Server の起動時、指定された TCP/IP ポートで受信待ちできなかったため、SQL Server が TCP/IP 接続を受け付けていません。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    293107 [PRB] TCP/IP ポートが別のアプリケーションによって使用される
  • SQL Server 名がコンピュータ名と異なっています。 SQL Server 2000 におけるこの問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    303774 [BUG] SQL Server Books Online の「サーバーの名前の変更」における記述の不備について
    SQL Server 7.0 におけるこの問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    195759 [SQL] INF: セットアップについてよく聞かれる質問
    クラスタ環境の SQL Server におけるこの問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    307336 クラスタ化された SQL Server のネットワーク名を変更する方法
  • 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    298822 [FIX] マルチホームのコンピュータで MSDE 接続が失敗することがある
  • 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    306199 [FIX] 動的 IP アドレスが SQL Server 2000 に接続できない
  • SQL Server Desktop Engine (MSDE 2000) Service Pack 3 (SP3) または SP3a 以降では、デフォルトでローカル接続のみが許可されます。SQL Server Desktop Engine へのリモート接続を許可するには、次の資料に記載されている手順を実行します。
    814130 SQL Server 2000 ローカル データベースのネットワーク接続をセキュリティで保護する方法

クライアントまたはアプリケーションに関連する原因

クライアント コンピュータまたはアプリケーションに、接続できるものとできないものがある場合、クライアント側に問題がある可能性があります。
  • コンピュータ名が存在しません。接続先のコンピュータ名のスペルを再確認してください。
  • SQL Server の名前付きインスタンスに対してアクセスを試行していますが、正しいインスタンス名が指定されていません。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    265808 [INF] SQL Server 2000 名前付きインスタンスに以前のバージョンのクライアント ツールを使用して接続する方法
  • 接続に使用している Windows レベルのセキュリティが、予想しているものと異なります。たとえば、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) では、ユーザーが Windows へのログオンに使用したアカウントではなく、IUSR_computername が使用されます。IIS の構成によっては、別のアカウントが使用されることもあります。また、リンク サーバーの場合、環境によっては SQL Server エージェントの Windows レベルのセキュリティ コンテキストが使用されます。使用しているアカウントのセキュリティ コンテキストに、SQL Server がインストールされているコンピュータに対するアクセス許可がない可能性があります。
  • 適切なプロトコルを使用していません。クライアント ネットワーク ユーティリティ (CNU) で、使用しているプロトコルを確認してください (以前のバージョンの MDAC の場合は、複数のプロトコルを有効にせず、デフォルトのプロトコルを設定します)。また、意図していないプロトコルやポートを指定している別名が CNU で定義されていないかどうかを確認します。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    328383 [INF] SQL Server クライアントでの接続試行時、プロトコルの変更が可能
    289573 [PRB] SQL Server の Net-Library を使用して DSN を設定する
  • クライアントのネットワークのプロパティから、Microsoft ネットワーク用クライアント ネットワーク コンポーネントが削除されています。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    253959 ネットワーク アダプタでバインドされていない Microsoft ネットワーク用クライアントが機能する
  • SQL Server がクラスタ化されている場合、ネットワーク アダプタに不適切な名前が付けられているか、ネットワーク アダプタの構成が正しくない可能性があります。ネットワーク アダプタの名前に特殊文字が含まれている場合や、大文字と小文字が混在している場合は、名前を変更します。コンピュータのネットワーク アダプタが正しく構成されていることを確認してください。
  • MDAC の不一致による影響が現れている可能性があります。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    307255 [Component Checker] 問題の診断と MDAC インストール環境の再構成
  • 次のサブキーに指定されているプロトコルを確認します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSSQLServer\Client\ConnectTo\DSQUERY
    通常、この値には CNU の設定が反映されていますが、反映されていない場合もあります。値が DBNETLIB の場合、クライアント ネットワーク ユーティリティの [プロトコルが有効になる順序] ボックスの一覧にあるプロトコルの 1 つが使用されます。特定のプロトコルが一覧に含まれている場合は、そのプロトコルが使用されます。
  • 名前付きパイプを使用して接続を試行していますが、SQL Server が受信待ちしている名前付きパイプがデフォルトのものから変更されたか、使用しているパイプ名が正しくありません。

    デフォルトのインスタンスの場合は、サーバー ネットワーク ユーティリティで次のパイプを使用します。
    \\.\pipe\sql\query
    名前付きインスタンスの場合は、次のパイプを使用します。
    \\.\pipe\MSSQL$instancename\sql\query
  • 指定した DSN の種類 (ファイル、ユーザー、システム) が正しくありません。 DSN の種類の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    213772 Excel 2000 または Excel 2002 でシステム データ ソース名 (DSN)、ユーザー DSN、およびファイル DSN を使用する方法
  • 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    290820 [BUG] SQL Desktop Edition : MDAC 2.6 のインストール後、共有メモリの接続が失敗する

ネットワークまたはドメインに関連する原因

特定のドメイン内、特定のサブネット上、またはファイアウォールの背後のコンピュータのみでこのエラー メッセージが表示される場合、以下の問題を調査します。
  • ファイアウォールまたはルーターが適切に構成されていないか、UDP ポート 1434 をブロックするように構成されています。UDP ポート 1434 がブロックされている場合は、クライアントからの接続文字列に、SQL Server が受信待ちしているポートを指定する必要があります。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    287932 [INF] ファイアウォール経由での SQL Server との通信に必要な TCP ポート
    318432 [BUG] クラスタ化された名前付きインスタンスにファイアウォール経由で接続できない
  • ローカル セキュリティ ポリシーのユーザー権利の割り当てで、使用する Windows アカウントに対してネットワークからのアクセスが許可されていません。"ネットワーク経由でコンピュータへアクセス" にアカウントが追加されている必要があります。また、"ネットワーク経由でコンピュータへアクセスを拒否する" にアカウントが追加されていないことを確認します。
  • ドメインの信頼関係に問題があるか、サーバーまたはコンピュータのどちらかがワークグループ内に存在するため、そのドメインへのアクセス許可がありません。双方のコンピュータに同じローカル Windows アカウントを作成し、両方のアカウントに同じパスワードを使用することにより、この問題を解決できる場合があります。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    321247 ログ配布のためのセキュリティの構成方法
  • 名前解決が機能していません。使用している名前解決システム (DNS、WINS、hosts ファイル、lmhosts ファイルなど) の設定を確認してください。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    169790 基本的な TCP/IP の問題を解決する方法

プロパティ

文書番号: 328306 - 最終更新日: 2011年5月12日 - リビジョン: 14.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 7.0 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Express Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Workgroup Edition
キーワード:?
kbsqlmanagementtools kbinfo KB328306
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