文書番号: 405494 - 最終更新日: 2005年5月30日 - リビジョン: 2.1

[XL97] 日付の 2 桁入力と和暦入力について

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目次

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概要

日付の入力において年を 2 桁で入力した場合 (たとえば 98) 、Microsoft Excel は特定の規則を適用して年を決定します。 Excel 97 SR-2 では、この規則に関する仕様が変更されています。また和暦による日付の入力に関しても仕様が変更されています。 この資料では日付の認識に関する仕様と Excel 97 SR-2 において変更された仕様に関して説明しています。

注意 : 既定では Excel 97 SR-2 は Excel 97 / 97 SR-1 と同じ仕様で日付を認識します。仕様を切り替えるには Newparse.reg をダブルクリックします。新しい日付処理方法から、以前のバージョンと同様の日付処理方法に戻すには、Oldparse.reg ファイルをダブルクリックします。Newparse.reg、Oldparse.reg は ValuPack フォルダの XlParse フォルダに保存されています。 この資料に記載された Excel 97 SR-2 の記述は、すべて Newparse.reg によって切り替えられた仕様に基づいています。

詳細

西暦の 2 桁入力

日付をセルに入力する場合、年を 2 桁の省略した形式で入力することがあります。この場合 Microsoft Excel はある規則を適用して、年を自動的に決定します。 たとえば、"98/7/5" と入力した場合、Microsoft Excel は自動的に 1998 年を使用し、数式バーでは 1998/7/5 に変換されます。 ここで適用される規則は、Excel 97 / 97 SR-1 と Excel 97 SR-2 で異なります。

Microsoft Excel 97、Microsoft Excel 97 SR-1

Excel 97 と Excel 97 SR-1 では、日付の 2 桁入力の際、区切り文字に "/" (スラッシュ) を用いた場合と "-" (ハイフン) を用いた場合で、入力した日付の年の範囲により数値の扱いが 異なります。詳細は以下を参照してください。

スラッシュで区切った場合
     入力した年   年の認識                             入力       認識
    ---------------------------------------------------------------------
    00           西暦 2000 年                          00/1/1    2000/1/1
    01 〜 20     平成                                  01/1/1     S64.1.1
                 (但し 1/1/1 〜 1/1/7 は昭和)         01/1/10     H1.1.10
    21 〜 64     昭和                                  21/1/1     S21.1.1
                 (但し "64/1/7" を超える場合は平成)    64/1/8      H1.1.8
    65 〜 99     西暦 1965 年 〜 1999年                65/1/1    1965/1/1
ハイフンで区切った場合
     入力した年   年の認識                             入力       認識
    ---------------------------------------------------------------------
    00 〜 29     西暦 2000 年 〜 2029 年               00-1-1    2000/1/1
                                                       10-1-1    2010/1/1
    30 〜 99     西暦 1930 年 〜 1999 年               30-1-1    1930/1/1

Microsoft Excel 97 SR-2

Excel 97 SR-2 で日付認識の仕様を切り替えた場合、区切り記号によらず下記のように日付が認識されます。
    入力した年   年の認識
    ------------------------------------
    00 〜 29     西暦 2000 年 〜 2029 年
    30 〜 99     西暦 1930 年 〜 1999 年
以下に入力した日付と適用される日付の例を示します。
    入力した日付      適用される日付
    --------------------------------
          00/7/4            2000/7/4
          10/1/1            2010/1/1
        29/12/31          2029/12/31
          30/1/1            1930/1/1
          98/7/5            1998/7/5
        99/12/31          1999/12/31

和暦の入力

年を和暦として判断させるには、年の前に元号を示すアルファベットを付加して入力します。 以下は記号と元号の対応です。この規則は Excel 97 / 97 SR-1 / 97 SR-2 すべてに共通します。
      記号   元号
      -----------
      M      明治
      T      大正
      S      昭和
      H      平成
以下は入力例です。
      入力した日付      和暦 (西暦)
      -------------------------------------------------
      M44/01/01         明治 44 年 1 月 1 日 (1911/1/1)
      S45/6/2           昭和 45 年 6 月 2 日 (1970/6/2)
      H10/9/4           平成 10 年 9 月 4 日 (1998/9/4)
ここで、和暦として無効な日付を入力した場合、Excel はその日付が有効であると仮定した上で西暦に変換し、適切な元号を表示します。

たとえば、昭和は 64 年 (1989 年) までの元号なので、昭和 65 年 1 月 1 日は実在しない日付になりますが、S65/1/1 と入力した場合、Excel は昭和元年から起算して 1990/1/1 と認識し、セルには適切な元号を付加して "H2.1.1" と表示します。

補足

  • 日付はシリアル値として、時刻は小数値として記憶され、1 から 2958525 までのシ リアル値が 1900 年 1 月 1 日から 9999 年 12 月 31 日までの日付に対応してい ます。たとえば、1996/7/10 のシリアル値は 35256 です。
  • スラッシュやハイフンで区切られた数値は、入力された書式に出来るだけ近い書式で 表示されます。この際、適用された書式が期待するものと異なる場合には、日付書式 がどのように 認識されたのかを確認してください。 日付として入力されたデータがどのように認識されているかは、数式バーに表示され ます。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Excel 97 Standard Edition
キーワード:?
excel97 kb2000 kbinfo xl97 y2k KB405494
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