W95:長いファイル名作成すると8.3形式ファイル名が自動的に作成される

文書番号: 405539 - 対象製品
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目次

概要

この資料は、どのようにして長いファイル名から 8.3形式 (MS-DOS形式) のファイル名 が作成されるのかについて説明したものです。

現象

Windows 95 では、新機能の長いファイル名 (ロング ファイル ネーム) 機能により、 最大 250 文字を使用したファイル名を作成することができます。そして、この長いファイ ル名を持つファイルに、MS-DOS アプリケーションや 16 ビット アプリケーションからも アクセスできるよう互換性を保つため、長いファイル名のファイルが作成されると同時 に、Windows 95 は自動的に MS-DOS と互換性のある 8.3形式のファイル名を作成します。 8.3形式ファイルとは、MS-DOS で使用されていた以下のような形式のファイル名のこ とです。
       ファイル名 8 文字以内.拡張子 3 文字

原則

この 8.3形式ファイル名が長いファイル名から作成される場合には、以下のような原則 に従って作成されます。
  1. 長いファイル名の最初の半角 6 文字 (全角 3 文字) に ~n を付けて、ファイル 名とします。ファイル名が重複しないように、n には 1 から 始まる数字が順に 割り当てられます。 <例> ファイル名が半角の場合には、最初の 6 文字がファイル名になります。
                 ABCDEFGHIJ.TXT
                    ↓
                 ABCDEF~1.TXT
    
    <例> ファイル名が全角の場合には、最初の 3 文字がファイル名になります。
                 あいうえお.TXT
                    ↓
                 あいう~1.TXT
    
  2. 一番最後のピリオド (.) 以降の先頭 3 文字を拡張子とします。末尾にピリオドが ある場合には削除され、後ろから 2 つ目のピリオド以降が拡張子とみなされます。 また、複数のピリオドが使われている場合には、一番最後のピリオド 1 つを残して 削除されます。 <例> 一番最後のピリオド以降が拡張子とみなされます。ピリオド以降に 4 文字 以上ある場合には、先頭 3 文字を拡張子とします。
                 ABCDEFGHIJ.TEXT
                    ↓
                 ABCDEF~1.TEX
    
    <例> 複数のピリオドがある場合には、一番最後のピリオドを残して削除されます。 また、末尾のピリオドも削除されます。
                 ABCDEFGHIJ.KLM.NOP.QRS.
                    ↓
                 ABCDEF~1.QRS
    
  3. ファイル名に含まれる空白は削除されます。また、以下の特殊文字が含まれている 場合には、アンダースコア ( _ ) に変換されます。
                 , ; + = [ ]
    
    <例> ファイル名に含まれる空白は削除されます。
                 THIS IS A LONG FILE NAME.TXT
                     ↓
                 THISIS~1.TXT
    
    <例> 8.3 形式ファイル名で使用できない特殊文字はアンダースコアに変換され ます。
                ABC,DEF;GHI.TXT
                     ↓
                ABC_DE~1.TXT
    
  4. ファイル名と拡張子に含まれるすべての文字を大文字にします。

空白が含まれるフォルダ名/ファイル名について

Windows 95 では、フォルダ名、ファイル名に空白を含めることができます。
このため、フォルダ名、ファイル名に空白が含まれている場合には、それ以外は 8.3 形式に準拠したファイル名であっても、Windows 95 は 8.3形式のファイル名を自動
的に作成します。
これは、ネットワークでそのようなファイルやフォルダにアクセスする際に問題が
発生することを防ぐためです。
たとえば、A file.doc というファイル名を作成した場合、AFILE~1.DOC という
8.3 形式のファイル名が作成されます。A_FILE.DOC という大文字のファイル名の場合 には、空白が含まれていないため、8.3形式のファイル名は作成されません。

大文字と小文字が混在するフォルダ名/ファイル名について

Windows 95 の長いファイル名の機能では、アルファベットの大文字と小文字は混在し て使用でき、区別して記録されます。このため、フォルダ名、ファイル名に大文字と小 文字が混在している場合、それ以外は 8.3形式に準拠したファイル名であっても、
Windows 95 は 8.3形式のファイル名を自動的に作成します。
たとえば、以下のようになります。
  実際のファイル名       8.3形式の名前
  ------------------------------------------------------------------------
  EXAMPLE.TXT            EXAMPLE.TXT   (8.3形式のファイル名は作成されない)
  Example.txt            EXAMPLE.TXT   (8.3形式のファイル名が作成される)
ただしこの場合、作成される 8.3形式のファイル名は、上述の「原則」には当てはまり ません。大文字、小文字が混在されていること以外は、8.3形式のファイル名に準拠した 長いファイル名の場合、作成される 8.3形式のファイル名は、ファイル名と拡張子に含ま れるすべての文字を大文字にしたものです。上記、Example.txt の 8.3形式の名前 が EXAMPLE.TXT である通りです。

プロパティ

文書番号: 405539 - 最終更新日: 1998年6月19日 - リビジョン: 1.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 95
キーワード:?
kbinfo 長いファイル名 KB405539
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