Internet Explorer のスタートページが変更される現象について

文書番号: 418961 - 対象製品
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目次

概要

この資料は、Internet Explorer のスタートページが意図しないスタートページに変えられる現象について説明したものです。 重要: レジストリエディタの誤った使用は、システム全般に渡る重大な問題を引き起こす可能性があります。 こうした問題を解決するためには、Windows をインストールしなおさなければいけません。 Microsoft では、レジストリエディタを使用することによって引き起こされた障害の解決については、一切保証しておりません。 レジストリエディタを使用する場合には、お客様の責任において使用してください。

詳細

Internet Explorer のスタートページは、「インターネットオプション」 の 「全般」 タグの「アドレス」に設定されています。しかし、何らかの原因で、Internet Explorer の再起動を行うと設定したスタートページの URL が、ユーザーの意図しない URL に変更されていることがあります。 次の手順を実行することにより原因を特定することができます。

ウイルス、ワームのチェック

ウイルス、ワーム、トロイの木馬などの悪意のあるプログラムがスタートページを変更している可能性があります。ウイルス対策ソフトを使用してコンピューターのチェックを行ってください。 数多く報告を受けている物に JS.Exception.Exploit (別名に Trojan.Seeker-based, HTML.VMExploit, JS.Exception.Exploit, エクセプション・ジェネリック, EXCEPTION.GEN, Coolsite, Coolsite.A, JS/Coolsite.A, エクセプション 等があります) というトロイの木馬があります。このトロイの木馬を発見した場合、ウイルス対策ソフトで駆除をしてください。 JS.Exception.Exploit の詳細に関しては、次の Web サイトを参照してください。
シマンテック株式会社

http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/j/js.exception.exploit.html
トレンドマイクロ株式会社

http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=JS_EXCEPTION.GEN
日本ネットワークアソシエイツ株式会社

http://www.nai.com/japan/virusinfo/virU.asp?v=Unsafe%20JS
JS.Exception.Exploit はスタートアップの設定を変更します。「インターネットオプション」 からスタートページを変更しても、 Windows を再起動するたびに Internet Explorer のスタートページが変更されます。 JS.Exception.Exploit に感染すると次のようにレジストリのスタートアップの設定が追加されます。そのため、下記項目のレジストリを変更してください。 次のレジストリを削除してください。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
  キー: OPQfile
  値: c:\windows\regedit.exe /s c:\windows\system\rad85948.tmp
      (tmp ファイルは可変)
また、このワームは「スタートページ」、「検索ページ」、および 「インターネットオプション」の設定を変更します。次のようにレジストリを変更することで元の状態に戻ります。 [スタートページ]

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main
キー: Start Page
値: http://www.msn.co.jp (default)
[検索ページ]

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main
キー: Search Page
値: http://www.microsoft.com/isapi/redir.dll?prd=ie&ar=iesearch (default)
[インターネットオプション]
  HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Restrictions
  キー : NoBrowserOptions
  値 : 0
このワームは Microsoft VM の脆弱性を利用して感染します。この脆弱性の詳細な情報については、下記のマイクロソフトセキュリティ情報を参照してください。

http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms00-075.mspx

サードパーティーのプログラムを確認

サードパーティーのプログラムをインストールした後に発生した場合は、そのプログラムがスタートページを変更している可能性があります。「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」より該当するプログラムを確認し削除することをお勧めします。

スタートアッププログラムの確認

Internet Explorer のスタートページを変更し、Windows を再起動すると Internet Explorer のスタートページが変更される場合、Windows が起動と同時に起動するスタートアッププログラムの影響の可能性があります。次の方法によりスタートアッププログラムが確認できます。 これらのプログラムをスタートアッププログラムから削除することにより解決することが可能になります。

Windows 98、Windows 98 Second Edition、Windows Millennium Edition、Windows XP の場合

「スタートボタン」から「ファイル名を指定して実行」を選択し 「 msconfig 」 を実行してください。つぎに、「スタートアップ」 タグを選択するとスタートアッププログラムが表示されます。各チェックボックスを上から順に 1 つ OFF にし、再起動を行ってください。再起動後、Internet Explorer のスタートページを確認し、変更されているようでしたら再度上記手順より 「 msconfg 」 を実行し、次のチェックボックスを外してください。この動作を繰り返すことによって原因のプログラムが特定できます。原因のプログラムが分かりましたら、その項目のチェックボックスを OFF にし、それ以外のチェックボックスを ON にしてください。 ユーザーの意図しないスタートプログラムが登録されている場合、ウイルスやワームといった悪意の有るプログラムがインストールされている可能性があります。そのため、ウイルス対策ソフトを利用してコンピューターのチェックをすることをお勧めします。

Windows NT4.0、 Windows 2000 の場合

スタートアッププログラムが登録されている次のレジストリを確認してください。
  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
このレジストリの中には、スタートアッププログラムが登録されています。上記レジストリのバックアップを取った上で、ひとつずつキーを削除し Windows を再起動してください。この動作を繰り返すことによって原因のプログラムが特定できます。原因のプログラムが分かりましたら、いったんバックアップファイルからレジストリを復元し、該当するキーを削除してください。

プロパティ

文書番号: 418961 - 最終更新日: 2004年6月15日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Internet Explorer 3.02
  • Microsoft Internet Explorer 4.0 128 ビット版
  • Microsoft(R) Internet Explorer 6 (以下 Internet Explorer)
キーワード:?
kbinfo KB418961
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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