[HOWTO] Windows Server 2003 でグループ ポリシーを使用してソフトウェアをリモートでインストールする方法

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 816102 - 対象製品
Microsoft Windows 2000 については、次の資料を参照してください。
314934 [HOWTO] Windows 2000 でグループ ポリシーを使用してソフトウェアをリモートでインストールする方法
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

概要

この資料では、グループ ポリシーを使用して、クライアント コンピュータまたはユーザーにプログラムを自動的に配布する方法について説明します。以下の方法を使用して、グループ ポリシーを使用し、コンピュータ プログラムを配布できます。
  • ソフトウェアを割り当てる
    ユーザーまたはコンピュータにプログラムの配布を割り当てることができます。ユーザーにプログラムを割り当てた場合、ユーザーがコンピュータにログオンしたときにプログラムがインストールされます。ユーザーによってプログラムが最初に実行されたときに、インストールが完了します。コンピュータにプログラムを割り当てた場合、コンピュータの起動時にプログラムがインストールされ、コンピュータにログオンするすべてのユーザーが使用できるようになります。ユーザーが初めてプログラムを実行すると、インストールが完了します。
  • ソフトウェアを公開する
    プログラムの配布をユーザーに公開できます。ユーザーがコンピュータにログオンすると、公開されたプログラムが [プログラムの追加と削除] ダイアログ ボックスに表示され、そこからインストールできるようになります。
: Windows Server 2003 のグループ ポリシーによる自動プログラム インストールを使用するには、Microsoft Windows 2000 以降を実行するクライアント コンピュータが必要です。

配布ポイントを作成する

コンピュータ プログラムの公開や割り当てを行うには、以下の手順を実行して、公開サーバーに配布ポイントを作成する必要があります。
  1. 管理者としてサーバー コンピュータにログオンします。
  2. 配布する Microsoft Windows インストーラ パッケージ (.msi ファイル) を置く共有ネットワーク フォルダを作成します。
  3. 共有のアクセス許可を設定し、配布パッケージへのアクセスを許可します。
  4. パッケージを配布ポイントにコピーまたはインストールします。たとえば、Microsoft Office XP を配布するには、管理者用インストール (setup.exe /a) を実行し、ファイルを配布ポイントにコピーします。

グループ ポリシー オブジェクトを作成する

ソフトウェア パッケージの配布に使用するグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を作成するには、以下の手順を実行します。
  1. Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを起動します。これを行うには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。
  2. コンソール ツリーで、ドメインを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [グループ ポリシー] タブをクリックし、[新規] をクリックします。
  4. 新しいポリシーの名前 (Office XP distribution など) を入力し、Enter キーを押します。
  5. [プロパティ] をクリックし、[セキュリティ] タブをクリックします。
  6. このポリシーを適用しないセキュリティ グループの [グループ ポリシーの適用] チェック ボックスをオフにします。
  7. このポリシーを適用するセキュリティ グループの [グループ ポリシーの適用] チェック ボックスをオンにします。
  8. 完了したら、[OK] をクリックします。

パッケージを割り当てる

Windows Server 2003、Windows 2000、Microsoft Windows XP Professional を実行しているコンピュータ、またはこれらのいずれかのワークステーションにログオンしているユーザーにプログラムを割り当てるには、以下の手順を実行します。
  1. Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを起動します。これを行うには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。
  2. コンソール ツリーで、ドメインを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [グループ ポリシー] タブをクリックし、該当するグループ ポリシー オブジェクトをクリックして、[編集] をクリックします。
  4. [コンピュータの構成] の [ソフトウェアの設定] を展開します。
  5. [ソフトウェア インストール] を右クリックし、[新規作成] をポイントして、[パッケージ] をクリックします。
  6. [ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、共有するインストーラ パッケージの完全 UNC (Universal Naming Convention) パスを入力します。たとえば、\\file server\share\file name.msi と入力します。

    重要 : [参照] ボタンを使用して、ローカルのディレクトリにアクセスしないでください。共有するインストーラ パッケージへの UNC パスを使用します。
  7. [開く] をクリックします。
  8. [割り当て] をクリックし、[OK] をクリックします。パッケージは、[グループ ポリシー] ウィンドウの右側のウィンドウに表示されます。
  9. グループ ポリシー スナップインを閉じ、[OK] をクリックして、Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを終了します。
  10. クライアント コンピュータの起動時に、管理されたソフトウェア パッケージが自動的にインストールされます。

パッケージを公開する

パッケージをコンピュータ ユーザーに公開し、[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] からインストールできるようにするには、以下の手順を実行します。
  1. Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを起動します。これを行うには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。
  2. コンソール ツリーで、ドメインを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [グループ ポリシー] タブをクリックし、グループ ポリシー オブジェクトをクリックして、[編集] をクリックします。
  4. [ユーザーの構成] の [ソフトウェアの設定] を展開します。
  5. [ソフトウェア インストール] を右クリックし、[新規作成] をポイントして、[パッケージ] をクリックします。
  6. [ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、共有するインストーラ パッケージの完全 UNC パスを入力します。たとえば、\\file server\share\file name.msi と入力します。

    重要 : [参照] ボタンを使用して、ローカルのディレクトリにアクセスしないでください。共有するインストーラ パッケージへの UNC パスを使用します。
  7. [開く] をクリックします。
  8. [公開] をクリックし、[OK] をクリックします。
  9. パッケージは、[グループ ポリシー] ウィンドウの右側に表示されます。
  10. グループ ポリシー スナップインを閉じ、[OK] をクリックして、Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを終了します。
  11. パッケージをテストするには、以下の手順を実行します。

    : Microsoft Windows には複数のバージョンが存在するため、使用中のコンピュータによっては以下の手順が異なる場合があります。この場合、製品のマニュアルを参照のうえ、手順を実行するようにしてください。
    1. パッケージを公開したアカウントを使用して、Windows 2000 Professional または Windows XP Professional を実行しているワークステーションにログオンします。
    2. Windows XP の場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
    3. [プログラムの追加と削除] をダブルクリックし、[プログラムの追加] をクリックします。
    4. [ネットワークからプログラムを追加] ボックスの一覧で、公開したプログラムをクリックし、[追加] をクリックします。プログラムがインストールされます。
    5. [OK] をクリックし、[閉じる] をクリックします。

パッケージを再展開する

パッケージの更新や変更を行う場合などに、ソフトウェア パッケージの再展開が必要になります。パッケージを再展開するには、以下の手順を実行します。
  1. Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを起動します。これを行うには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。
  2. コンソール ツリーで、ドメインを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [グループ ポリシー] タブをクリックし、パッケージの展開に使用したグループ ポリシー オブジェクトをクリックして、[編集] をクリックします。
  4. パッケージの展開に使用したソフトウェア インストール項目を含む [ソフトウェアの設定] コンテナを展開します。
  5. パッケージを含むソフトウェア インストール コンテナをクリックします。
  6. [グループ ポリシー] ウィンドウの右側のウィンドウで、プログラムを右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして、[アプリケーションの再展開] をクリックします。次のメッセージが表示されます。
    このアプリケーションを再展開すると、既にこのアプリケーションがインストールされているすべてのコンピュータにアプリケーションを再インストールします。続行しますか?
  7. [はい] をクリックします。
  8. グループ ポリシー スナップインを終了し、[OK] をクリックして、Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを終了します。

パッケージを削除する

公開したパッケージまたは割り当てたパッケージを削除するには、以下の手順を実行します。
  1. Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを起動します。これを行うには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] をクリックします。
  2. コンソール ツリーで、ドメインを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [グループ ポリシー] タブをクリックし、パッケージの展開に使用したグループ ポリシー オブジェクトをクリックして、[編集] をクリックします。
  4. パッケージの展開に使用したソフトウェア インストール項目を含む [ソフトウェアの設定] コンテナを展開します。
  5. パッケージを含むソフトウェア インストール コンテナをクリックします。
  6. [グループ ポリシー] ウィンドウの右側のウィンドウで、プログラムを右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして、[削除] をクリックします。
  7. 以下のいずれかの手順を実行します。
    • [直ちに、ソフトウェアをユーザーとコンピュータからアンインストールする] をクリックし、[OK] をクリックします。
    • [ユーザーにソフトウェアの使用は許可するが、新しいインストールは許可しない] をクリックし、[OK] をクリックします。
  8. グループ ポリシー スナップインを終了し、[OK] をクリックして、Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを終了します。

トラブルシューティング

グループ ポリシーを使用して公開したパッケージを削除しても、パッケージがクライアント コンピュータに表示される

この現象は、ユーザーがプログラムをインストールした後、使用していない場合に発生する可能性があります。ユーザーが公開したプログラムを初めて起動したときにインストールが完了し、その後でグループ ポリシーによってプログラムが削除されます。

関連情報

グループ ポリシーを使用してソフトウェアを展開する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
304953 [HOW TO] ネットワーク経由で Office XP を導入する
302430 [HOW TO] グループ ポリシーを使用してソフトウェアを特定のグループに割り当てる方法

プロパティ

文書番号: 816102 - 最終更新日: 2005年10月19日 - リビジョン: 5.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows XP 64-Bit Edition Version 2003
キーワード:?
kbhowtomaster kbmgmtservices KB816102
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com