文書番号: 816307 - 最終更新日: 2010年5月14日 - リビジョン: 9.0 Windows Server 2003 ベースのコンピューターでのダイナミック ディスクの使用に関する推奨事項
Microsoft Windows 2000 については、次の資料を参照してください。 329707?
(http://support.microsoft.com/kb/329707/
)
(英語).
目次概要この資料では、Windows Server 2003 ベースのコンピューター上でダイナミック ディスクを使用する場合の推奨事項について説明します。ダイナミック ディスクを使用した場合、ストライプ ボリュームやスパン ボリュームを使用して、フォールト トレラント ボリューム (ミラー ボリュームおよび RAID-5 セット) や非常に大きな複数ディスク (または、複数の論理ユニット番号 (LUN)) のボリュームを作成できます。これらの機能は、ダイナミック ディスクでのみ利用可能です。ダイナミック ディスクで、ディスクとボリュームの構成情報を保存し複製する方法は、より堅牢でフォールト トレラントです。ダイナミック ディスクは、常にオンラインであることを第 1 の目的として設計されています。このため、リムーバブル メディアでは使用できません。この資料に記載されている推奨事項に従って、常にデータをオンラインかつアクセス可能な状態にしてください。 詳細Windows Server 2003 でパーティションを作成した後、そのパーティションにデータを保存するには、パーティションをフォーマットし、ドライブ文字を割り当てる必要があります。Windows Server 2003 のパーティションでサポートされているディスクには、ベーシック ディスクとダイナミック ディスクの 2 種類があります。ベーシック ディスクでは、パーティションはベーシック ボリュームと呼ばれます。ベーシック ボリュームには、プライマリ パーティションと論理ドライブが含まれます。ダイナミック ディスクでは、パーティションはダイナミック ボリュームと呼ばれます。ダイナミック ボリュームの種類には、シンプル ボリューム、ストライプ ボリューム、スパン ボリューム、ミラー ボリューム、および RAID-5 ボリュームがあります。
ボリュームとは、ハード ディスク上の格納領域のことです。ボリュームは、ファイル アロケーション テーブル (FAT) や NTFS などのファイル システムを使用してフォーマットされ、ドライブ文字が割り当てられます。エクスプローラーまたはマイ コンピューターでボリュームのアイコンをクリックすると、そのボリュームの内容を表示できます。1 つのハード ディスクには、複数のボリュームを作成することができます。また、複数のディスクにまたがるボリュームを作成することもできます。 ダイナミック ディスクの使用に関する推奨事項と制限事項ダイナミック ディスクは、ベーシック ディスクと比較していくつかの利点があります。ベーシック ディスクでは、オリジナルの MS-DOS 形式のマスター ブート レコード (MBR) パーティション テーブルを使用して、プライマリ ディスクおよび論理ディスクのパーティション情報が保存されます。ダイナミック ディスクでは、ディスクのプライベート領域を使用して、論理ディスク マネージャー (LDM) データベースを保持します。LDM データベースには、各ボリュームの種類、オフセット、メンバーシップ、およびドライブ文字が保存されています。LDM データベースもレプリケートされるため、各ダイナミック ディスクに、他のすべてのダイナミック ディスクの構成情報が保存されます。この機能により、ダイナミック ディスクはベーシック ディスクより高い信頼性と障害回復性を実現しています。ダイナミック ディスクを使用する前に、ダイナミック ディスクの使用に関する、以下の推奨事項と制限事項について検討してください。 ダイナミック ディスクとベーシック ディスクの比較ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変換する前に、ダイナミック ディスクで利用可能になる機能が必要かどうかを検討します。スパン ボリューム、ストライプ ボリューム、ミラー ボリューム、または RAID-5 セットが不要な場合は、ベーシック ディスクの使用を推奨します。注: ハードウェア RAID-5 ディスクの LUN のサイズを増やす場合、別の物理ディスク (または LUN) にまたがった NTFS ファイル システム ボリュームを使用する必要がなければ、ベーシック ディスクをそのまま使用します。DiskPart.exe ユーティリティを使用することにより、RAID ボリュームに容量を新たに追加した後で、NTFS ボリュームを拡張できます。DiskPart.exe はテキスト モードのコマンド インタープリターであり、スクリプトを使用するか、コマンド プロンプトからコマンドを直接入力することで、オブジェクト (ディスク、パーティション、またはボリューム) を管理できます。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。 325590?
(http://support.microsoft.com/kb/325590/
)
Windows Server 2003、Windows XP、および Windows 2000 で Diskpart.exe を使用してデータ ボリュームを拡張する方法
記憶装置ダイナミック ディスクを使用することを決定していて、ローカルに接続された記憶装置 (IDE ベースの記憶装置または SCSI (Small Computer System Interface) ベースの記憶装置) と SAN (Storage Area Network) 上の記憶装置の両方が存在する場合、状況に応じて以下の推奨事項を検討してください。
使用している環境で、ローカルに接続されている記憶装置と SAN 接続の記憶装置の両方のダイナミック ディスクを混在させる必要がある場合は、接続しているすべてのデバイスで無停電電源装置 (UPS) を使用して、すべてのファイバー ハブ、ルーター、スイッチ、SAN キャビネットおよびサーバーの停電対策を行うことをお勧めします。 注
サーバー クラスターWindows クラスターリングでのダイナミック ディスクの使用は、サポートされません。ベーシック ディスクを使用するクラスター共有ディスク (クラスター内のコンピューター間で共有されるディスク) 上の NTFS ボリュームを拡張する場合、この制限は適用されません。Veritas Volume Manager などのサードパーティ製のソフトウェアを使用すると、Microsoft クラスターのインフラストラクチャにダイナミック ディスク機能を追加できます。 注: 既定では、Windows 2000 Server および Windows Server 2003 は、Microsoft Cluster Server (MSCS) 環境でダイナミック ディスクをサポートしていません。Veritas Volume Manager for Windows を使用すると、Microsoft サーバー クラスターにダイナミック ディスク機能を追加できます。Veritas Volume Manager をインストールした後にクラスターの問題が発生した場合のサポートについては、Veritas にお問い合わせください。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。 237853?
(http://support.microsoft.com/kb/237853/
)
サーバー クラスタ ディスク リソースにダイナミック ディスク構成を使用できない Veritas Software の問い合わせ先を参照するには、次の Web サイトを参照してください。http://support.microsoft.com/gp/vendors/en-us
(http://support.microsoft.com/gp/vendors/en-us)
他社テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載されている情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。
ダイナミック ディスクの移動ダイナミック ディスクをシステム間で移動した場合、それらのダイナミック ディスクを元のホストに戻すことができないことがあります。ダイナミック ディスクを移動する必要がある場合は、コンピューターからすべてのダイナミック ディスクを同時に移動することと、新しいホストにインポートしようとする前に、移動先のシステム上ですべてのディスクがオンラインで動作することを確認してください。ホスト システムのプライマリ ディスク グループのディスク グループ名と ID が常に保持される (ダイナミック ディスクが存在する場合) ようにするには、この手順を守ることが重要です。移動先のシステム上にダイナミック ディスクが少なくとも 1 台存在するかどうかで、手順に違いが生じます。問題が発生する状況の 1 つは、移動先のシステム上にダイナミック ディスクがなく (ディスクの移動時、そのコンピューター上でディスク グループ名が元のコンピューターと同じになる)、その後、ディスクを移動元のコンピューターに戻す場合です。再インポートする形式の異なるディスクが、ローカル コンピューターと同じディスク グループ名を持つ場合、問題が発生することがあります。 ダイナミック ディスクの移動の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。222189?
(http://support.microsoft.com/kb/222189/
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Windows のディスク管理における "ディスク グループ" について 260113?
(http://support.microsoft.com/kb/260113/
)
形式の異なるディスクのインポート中にエラー メッセージ "内部エラー - ディスク グループが存在し、インポートされています" が表示される ディスク署名[ディスクの管理] スナップインを起動すると、システムに接続されているすべてのディスクが列挙され、変更が行われたディスクの有無やシステムに新たに追加されたディスクの有無が表示されます。[ディスクの管理] で、未知のディスク、初期化されていないディスク、または MBR にディスク署名がないディスクが検出されると、[ディスクの管理] によってウィザードが起動されます。ウィザードでは、ディスク署名を書き込むディスクを選択するように求めるメッセージが表示されます。既定では、ディスクは選択されていません。ディスクの番号の横のチェック ボックスをクリックして、列挙されるディスクを選択します。次に、ダイナミック ディスクにアップグレードするディスクを選択するように求めるメッセージが表示されます。アップグレードするディスクはすべて、ディスク署名が追加され、ダイナミック ディスクにアップグレードされます。ディスクの管理を起動したときに、ダイナミック ディスクの MBR が 0 (ゼロ) の場合、ウィザードが起動します。 注: ハードウェアの障害が発生している場合、ディスクの MBR が 0 (ゼロ) と読み取られる場合があります。 ディスクをダイナミック ディスクに変換するかどうかを確認するメッセージがウィザードに表示されます。ディスクをダイナミック ディスクに再変換する場合、元の LDM データベースは新たに初期化される LDM データベースによって上書きされます。[ディスクの管理] にはディスクは正常であると表示されますが、未割り当ての空き領域だけが表示されます。変換時に、システムに正常なダイナミック ディスクが他にもある場合は、その LDM データベースは新規に変換されたダイナミック ディスクに複製されます。[ディスクの管理] には、元のダイナミック ディスクを示す "不足" ディスクも表示されます。 不足ダイナミック ディスク[ディスクの管理] に不足ダイナミック ディスが表示される場合、システムに接続されていたダイナミック ディスクが見つからないことを意味しています。システム上のすべてのダイナミック ディスクには、その他のすべてのダイナミック ディスクに関する情報が保存されているため、[ディスクの管理] には、この "不足" ディスクが表示されます。意図的にシステムから物理ディスクを取り外してあり、後で再接続を行わない場合を除き、不足ディスクのボリュームを削除したり、[ディスクの管理] の [ディスクの削除] を選択したりしないでください。これが重要である理由は、残されたダイナミック ディスクの LDM データベースからディスクとボリュームのレコードを削除すると、同じシステムに再接続した後、そのシステムに不足ディスクをインポートしてオンラインに戻すことができなくなる可能性があるからです。テキスト モード セットアップおよび回復コンソールWindows 2000、Windows XP、または Windows Server 2003 のテキスト モード セットアップの実行中や、回復コンソールを使用してコンピューターを起動している場合は、ダイナミック ディスク上のパーティションを削除したり、パーティションを作成したりしないでください。これを行うと、データが完全に失われる可能性があります。 この問題の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。236086?
(http://support.microsoft.com/kb/236086/
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ディスクの管理ツールで、システム ディスクまたはブート ディスクが "ダイナミック"、" 読み込み不能" と表示される ミラー ドライブプライマリ ドライブで障害が発生した場合、正常なシステム ディスクや起動ダイナミック ミラー ボリュームを解除して、元のプライマリ ドライブをミラー ボリュームで置き換えないでください。手動で解除したミラー ドライブには、次に利用可能なドライブ文字が割り当てられ、そのドライブ文字が LDM データベース内の恒久的なレコードになります。これは、起動処理でのドライブの位置とは無関係に、ドライブに新しい (正しくない) ドライブ文字が割り当てられるため、オペレーティング システムが正常に機能しなくなることを意味します。注: Windows のソフトウェア ミラーは、ディスクにハードウェア的な障害が発生した場合にも、データへのアクセスを維持するためのフォールト トレラント ソリューションです。ソフトウェア ミラーは、オフライン バックアップのしくみとして使用されることは想定されていません。 ハードウェア ミラーハードウェア ミラーをダイナミック ディスクと同時に使用する場合は、ハードウェアでミラー化した両方のドライブが同時に、同一のオペレーティング システムからアクセス可能になることがないようにします。ハードウェアでミラー化したディスクでは LDM データベースは完全に同じであるのに対し、システム上の各ダイナミック ディスクでは、LDM ヘッダー内に一意の DiskID が含まれているため、LDM では各ダイナミック ディスクが識別されます。ハードウェアでミラー化したドライブを両方とも同時にオペレーティング システムからアクセス可能にするには、OEM の RAID 構成ユーティリティを使用してハードウェア ミラーを解除し、両方のディスクをオペレーティング システムからアクセス可能なスタンドアロンのドライブとして構成します。 完全に同じ 2 台のダイナミック ディスクが、オペレーティング システムから同時にアクセス可能になると、予期しない現象が発生する可能性があります。 関連情報
関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
323442?
(http://support.microsoft.com/kb/323442/
)
Windows Server 2003 のディスクの管理スナップインでベーシック ディスクとダイナミック ディスクを管理する方法
331498?
(http://support.microsoft.com/kb/331498/
)
Windows プレインストール環境のダイナミック ディスクが異なる形式であると報告される
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示的か黙示的かにかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。
この資料は以下の製品について記述したものです。
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。" | サポート情報 その他のサポートサイトコミュニティ技術サポート窓口サポート技術情報の翻訳
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