Windows XP のエクスプローラでネットワーク ドライブのウィンドウ表示がちらつく

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 816375 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、システムの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
すべて展開する | すべて折りたたむ

現象

Windows XP ベースのエクスプローラで、ローカル ドライブまたは割り当て済みのネットワーク ドライブを表示すると、左側のウィンドウ (フォルダ ツリー) またはツリー表示がちらつくことや、ディレクトリ構造全体が、数秒から数分までのさまざまな時間間隔で絶えず更新されることがあります。

Microsoft Windows NT および Microsoft Windows 2000 ベースのサーバーは、ファイル システムの変更を Windows XP ベースのクライアントに伝達し続けます。これが原因で、WAN (Wide Area Network) 上に余分なトラフィックが発生することがあります。

このような現象は通常、Windows 2000 クライアントでは発生しません。

原因

Windows 2000 サーバーまたは Windows NT 4.0 サーバー上の共有にドライブを割り当て、その割り当てた共有のフォルダ ツリー内のファイル システムに変更が発生すると、サーバーはその変更を Windows XP クライアントに報告します。

エクスプローラはファイル変更通知を受け取ると、開いているウィンドウを更新または再描画します。

: ちらつきが過度に発生する場合、クライアントが接続しているサーバー上のフォルダまたはディレクトリ ツリーを絶えず更新するウイルス対策ソフトウェアまたは品質の低い他のサードパーティ ソフトウェアが原因で発生する可能性があります。

解決方法

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
この問題を解決するには、重要な更新プログラム 810565 を適用し、新しいレジストリ キーを追加します。この操作を行うには、次の Windows Update Web サイトから 810565 をダウンロードします。
http://update.microsoft.com/
修正プログラム 330929 または重要な更新プログラム 810565 を適用した後、次のいずれかの新しいキーを Windows レジストリに追加すると、割り当てられたネットワーク共有のサブフォルダで発生する、ファイルやフォルダの変更の変更通知要求を無効にすることができます。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
または
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
新しいキーを次のように設定します。
名前 : NoRemoteRecursiveEvents
種類 : REG_DWORD
値 : (ブール) 0 または 1
デフォルト値 : 0
説明 :
1 を設定すると、割り当て済みネットワーク共有のサブフォルダで発生したファイルおよびフォルダの変更の変更通知要求が無効になります。このレジストリ キーを設定しても、割り当て済みネットワーク共有のルートおよび第 1 ディレクトリ階層でファイルやフォルダが変更された場合、サーバーは変更通知イベントを送信します。しかし、割り当て済みネットワーク共有の第 2 階層以下のサブフォルダで変更が発生した場合には、サーバーが変更通知イベントを送信しないため、エクスプローラのツリー表示のちらつきが減少します。

: このキーの値を変更しても、エクスプローラの各フォルダのアクティブな表示には影響を与えません。更新は直ちに反映されます。

NoRemoteRecursiveEvents キーを設定すると、次の問題が発生することがあります。システムのユーザー プロファイルがリダイレクトされているか、その他のネットワーク ベースの構成がある場合、この設定を有効にすると、ユーザー インターフェイス (UI) が自動的に更新されないことがあります。

また、次例の構造のように、ファイル サーバー上のフォルダを構成することによって、ネットワーク トラフィックを最小限に抑えることができます。
元に戻す全体を表示する
\\server\sharename \users
\user1
\user2
\apps
\bus-apps
\office
\data
\common
ドライブを \server\sharename に割り当てた場合、この例の "users" フォルダはフォルダ階層 1 にあります。

このフォルダ構造では、ファイルへのほとんどの変更はフォルダ階層 2 以下で行われます。そのため、WAN を介して送られる変更通知要求の回数は最小になります。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

ネットワーク キャプチャを分析すると、ネットワーク モニタに次の SMB 変更通知トラフィックが表示されます。
クライアントの要求
SMB: C NT transact - Notify Change 
サーバーの応答
SMB: R NT transact
状況により、Explorer.exe によって、ネットワーク ドライブ上のさまざまな Desktop.ini ファイルへの READ 要求および QUERY INFORMATION 要求が大量に実行されることがあります。
この問題は、以前にリリースされた修正プログラム 318675 (2002 年 3 月 17 日付の Shell32.dll および Cscui.dll) によって解決します。

重要な更新プログラム 810565 には、修正プログラム 330929 および 318675 のすべての Shell32.dll の変更が含まれています。

ワークステーションまたはファイル サーバーのどちらかに誤った構成のウイルス対策ソフトウェアをインストールした場合にも、このちらつきが発生することがあります。一部のウイルス対策ソフトウェアで、ネットワーク共有への自動スキャンやリアルタイム スキャンを実行するオプションを有効にした場合に、問題が発生することがあります。クライアントやファイル サーバーにインストールしたウイルス対策ソフトウェアの構成オプションで、リアルタイム ネットワーク スキャンを無効にすることが必要な場合があります。

トラブルシューティングの目的で、必要に応じて、次の方法を記載順に実行します。
  1. ネットワーク ドライブ スキャンを無効にします。ネットワーク共有への自動スキャンまたはリアルタイム スキャンを無効にする方法については、ウイルス対策ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
  2. ウイルス対策プログラムを無効にします。
  3. クライアントとファイル サーバーの両方で、ウイルス対策ソフトウェアを削除します。
過剰な QUERY_PATH_INFO トラフィックのため、ちらつきが発生する場合があります。この場合は、修正プログラム KB834350 をダウンロードして適用し、InfoCacheLevel レジストリ サブキーを作成して、値を 10 に設定します。 修正プログラム 834350 の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
834350 Windows XP でのネットワーク リソースへのアクセスが、以前のバージョンの Windows に比べて遅い
InfoCacheLevel レジストリ サブキーを作成するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ キーに移動して、キーをクリックします。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\MrxSmb\Parameters
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. "新しい値 #1" という文字列を削除して InfoCacheLevel と入力し、Enter キーを押します。
  5. 右側のウィンドウで DWORD 値の [InfoCacheLevel] をクリックし、[編集] メニューの [修正] をクリックします。
  6. [値のデータ] ボックスに 10 と入力し、[OK] をクリックします。
  7. レジストリ エディタを終了します。
: InfoCacheLevel には以下のデータの値を設定できます。
  • 0 - すべてのファイルとフォルダのキャッシュを無効にします。
  • 1 - 短いファイル名 (8.3) のキャッシュを有効にします。デフォルトの設定です。
  • 10 - すべてのファイルとフォルダのキャッシュを有効にします。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 816375 (最終更新日 2004-08-13) を基に作成したものです。

この資料に含まれているサンプル コード/プログラムは英語版を前提に書かれたものをありのままに記述しており、日本語環境での動作は確認されておりません。

プロパティ

文書番号: 816375 - 最終更新日: 2011年5月11日 - リビジョン: 5.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Home Edition
キーワード:?
kbnetwork kbenv kbbug KB816375
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com