[HOWTO] Windows Server 2003 で Web サーバーのパフォーマンスを最適化する

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文書番号: 816517 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Windows Server 2003 の専用 Web サーバーのパフォーマンスを最適化するさまざまな方法について、手順を追って説明します。

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不要なサービスを無効にする

Web サービス専用の Web サーバーには必要のない Windows Server 2003 のサービスを無効にします。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] を順にポイントして、[コンピュータの管理] をクリックします。
  2. [コンピュータの管理 (ローカル)] で [サービスとアプリケーション] を展開し、[サービス] をクリックします。

    実行中のサービスは、[状態] 列に "開始" と表示されます。以下のサービスは、専用の Web サーバーには必要ありません。
    • Alerter
    • ClipBook
    • Computer Browser
    • DHCP Client
    • DHCP Server
    • Fax
    • File Replication Service
    • Infrared Monitor
    • Internet Connection Sharing
    • Messenger
    • NetMeeting Remote Desktop Sharing
    • Network DDE
    • Network DDE DSDM
    • NWLink NetBIOS
    • NWLink IPX/SPX
    • Print Spooler
    • TCP/IP NetBIOS Helper
    • Telephony
    • Telnet
    • Uninterruptible Power Supply
  3. 無効にする各サービスに依存しているサービスをメモします。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. 無効にするサービスをダブルクリックします。
    2. [依存関係] タブをクリックします。
    3. [このサービスが依存するシステム コンポーネント] ボックスの一覧を参照し、対象のサービスが依存するサービスをメモします。
    4. [このサービスに依存しているシステム コンポーネント] ボックスの一覧を参照し、対象のサービスがないと開始できないサービスをメモします。
    5. [OK] をクリックします。
  4. 選択した各サービスを、一度に 1 つずつ無効にします。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. 無効にするサービスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    2. [スタートアップの種類] ボックスの一覧の [無効] をクリックします。
    3. サービスをすぐに停止する場合は、[停止] をクリックします。[別のサービスの停止] ダイアログ ボックスが表示された場合は、同時に停止される依存サービスをメモして、[はい] をクリックします。
    4. [OK] をクリックします。
  5. 手順 4. を繰り返し、他の不要なサービスを無効にします。
  • 各サービスを無効にするごとに、Web サーバーが正常に動作することをテストし、引き続き使用する必要があるサービスを無効にしていないことを確認します。
  • インターネット インフォメーション サービス (IIS) サーバーが Windows Server 2003 ドメインのメンバである場合は、コンピュータにグループ ポリシーが正しく適用されるように、システムで TCP/IP ヘルパー サービスを有効にしておく必要があります。
  • DHCP クライアントを無効にすると、DHCP クライアントによる DNS の動的登録が停止されます。これにより、DNS 動的更新プロトコルが無効になるため、このクライアントについては DNS レコードを DNS サーバーに手動で追加することが必要になります。
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ネットワーク アプリケーションのデータ スループットを最適化する

IIS 6.0 プロセスのページング可能なコードを作業メモリ内で実行します。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. エクスプローラで、[マイ ネットワーク] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. 最適化するローカル エリア接続を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [この接続は次の項目を使用します] ボックスの一覧の [Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有] をクリックし (横にあるチェック ボックスはオフにしないでください)、[プロパティ] をクリックします。
  4. [ネットワーク アプリケーションのデータ スループットを最大にする] をクリックし、[OK] を 2 回クリックします。
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バックグラウンド サービスのパフォーマンスを最適化する

IIS 6.0 プロセス (Inetinfo.exe) は、バックグラウンド サービスとして実行されます。バックグラウンド サービスのパフォーマンスを向上させるには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[システム] をクリックします。
  2. [詳細設定] タブをクリックし、[パフォーマンス] の [設定] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックし、[バックグラウンド サービス] をクリックして、[OK] を 2 回クリックします。
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IIS 6.0 のログを無効にする

ログが必要でない場合は、Web サイト、仮想ディレクトリ、およびファイルやフォルダに対するログを無効にします。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] の順にポイントし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] をクリックします。
  2. [server name] を展開します。server name は Web サーバーの名前です。
  3. 変更する項目 (Web サイト、仮想ディレクトリ、または物理ディレクトリ) を見つけて右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. 以下のいずれかの手順を実行します。
    • Web サイトを選択した場合は、[ホーム ディレクトリ] タブをクリックします。

      または
    • 仮想ディレクトリを選択した場合は、[仮想ディレクトリ] タブをクリックします。

      または
    • 物理ディレクトリを選択した場合は、[ディレクトリ] タブをクリックします。
  5. [ログ アクセス] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。

    Web サイト全体でログを無効にするには、Web サイトのプロパティ ダイアログ ボックスで [Web サイト] タブをクリックし、[ログの記録を有効にする] チェック ボックスをオフにして、[OK] をクリックします。
  6. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャを終了します。
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帯域幅調整を有効にする

個々の Web サイトで使用できるネットワーク帯域幅を制限します。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[管理ツール] の順にポイントし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] をクリックします。
  2. [server name] を展開します。server name は Web サーバーの名前です。
  3. 変更する Web サイトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [パフォーマンス] タブをクリックし、[この Web サイトで利用可能なネットワーク帯域幅を制限する] チェック ボックスをオンにします。
  5. [最大帯域幅] ボックスに新しい値を入力し、[OK] をクリックします。
  6. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャを終了します。
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CPU 監視を有効にする

CPU 監視を有効にして、大量の CPU 時間を消費するワーカー プロセスを監視し、自動的に終了させます。CPU 監視を有効にするには、次の手順を実行します。
  1. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャで、ローカル コンピュータを展開し、[アプリケーション プール] フォルダを展開します。CPU の計測を有効にするアプリケーション プールを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  2. [パフォーマンス] タブをクリックし、[CPU 監視を有効にする] チェック ボックスをオンにします。
  3. [最大 CPU 使用 (パーセント)] ボックスで、上向きまたは下向きの矢印をクリックして、アプリケーション プールで使用する最大 CPU 使用率 (パーセント) を設定します。

    アプリケーション プールでの使用率が指定した最大値を超えると、IIS によって Windows のイベント ログにエラー メッセージが出力されます。
  4. [CPU 使用率の更新 (分)] ボックスで、上向きまたは下向きの矢印をクリックして更新間隔を設定します。
  5. [最大 CPU 使用率を超えて CPU が使用されたときに次の動作を実行する] ボックスの一覧で、指定したアプリケーション プールに対する適切な動作をクリックします。
    • [何もしない] をクリックした場合は、指定したアプリケーション プールで最大 CPU 使用率に達したときに、IIS によって Windows のイベント ログにエラーが出力されます。
    • [シャットダウン] をクリックした場合は、アプリケーション プールが終了されます。この動作を選択すると、問題のあるアプリケーションをホストしているワーカー プロセスが終了され、そのアプリケーションが停止されます。
  6. [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
CPU 監視の詳細については、『IIS 6.0 操作ガイド』の「IIS 6.0 で CPU 監視を有効にする」を参照してください。

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Web サイトの接続を制限する

個々の Web サイトで使用できる接続数を制限します。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャを起動します。
  2. [server name] を展開します。server name は Web サーバーの名前です。
  3. 制限する Web サイトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [パフォーマンス] タブをクリックし、[最大接続数] をクリックします。
  5. [最大接続数] ボックスに、許可する接続数を入力します。

    : クライアントが接続するたびに、平均して 4 つの同時接続が使用されます。たとえば、接続数を 200 に制限すると、およそ 50 ユーザーが Web サイトにアクセスできます。
  6. [OK] をクリックし、インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャを終了します。
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HTTP キープアライブを使用する

デフォルトでは、HTTP キープアライブの使用が有効になっています。HTTP キープアライブが有効であることを確認するには、次の手順を実行します。
  1. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャを起動します。
  2. [server name] を展開します。server name は Web サーバーの名前です。
  3. 変更する Web サイトを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [Web サイト] タブをクリックし、[HTTP Keep-Alive を有効にする] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
  5. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャを終了します。
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プロパティ

文書番号: 816517 - 最終更新日: 2007年6月22日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
キーワード:?
kbhowtomaster KB816517
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