この資料では、Microsoft FrontPage 2003 で Web ページの [作成] プロパティを構成する方法について説明します。[作成] プロパティでは、ページを表示できるブラウザの種類や、ページ上で正常に実行されるスクリプトの種類を指定できます。以下の手順を実行できるのは、FrontPage 2003 を実行するコンピュータの管理者グループのメンバだけです。
注 : 以下の手順は、既に作成し、保存したページで実行してください。
ページの [作成] プロパティを開く
-
FrontPage を起動します。[ツール] メニューの [ページのオプション] をクリックします。
-
[ページのオプション] ダイアログ ボックスで、[作成] タブをクリックします。
[作成] プロパティを編集する
-
[ブラウザ] ボックスを [カスタム] のままにしておくと、[FrontPage および SharePoint 独自のテクノロジ] の下のさまざまなオプションのチェック ボックスをオンにすることができます。
-
[ブラウザ] の設定を変更するには、[ブラウザ] ボックスの一覧で、使用する設定をクリックします。以下の表に、ブラウザの種類と、そのブラウザの種類で使用できない機能を示します。
注 : 使用できない機能によって、Web ページに適用可能な機能と、さまざまな種類のブラウザでページがどのように表示されるかが制限されます。
元に戻す全体を表示する
| ブラウザの種類 | 使用できない機能 |
|
Microsoft Internet Explorer のみ
|
点滅
|
|
Netscape Navigator のみ
|
スクロール文字、ビデオ、表の背景の画像、セルの枠線、背景
|
|
Internet Explorer および Netscape
|
スクロール文字、ビデオ、表の背景の画像、セルの枠線、背景、点滅
|
-
[ブラウザのバージョン] ボックスの一覧で、ブラウザのバージョンを選択します。以下の表に、各バージョンと関連付けられている機能の一覧を示します。選択したブラウザのバージョンでその機能が使用できない場合、Web ページでそのスクリプトの種類または言語は正常に機能しません。
注 : 以下の表に示す機能の詳細については、この資料の「機能の説明」を参照してください。
元に戻す全体を表示する
| ブラウザのバージョン | 使用可能な機能 |
|
Internet Explorer 5.0/6.0 以降
|
ActiveX、VBScript、JavaScript、Java アプレット、PNG グラフィックス、フレーム、CSS 1.0、CSS 2.0、VML
|
|
Internet Explorer 4.0
|
ActiveX、VBScript、JavaScript、Java アプレット、PNG グラフィックス、フレーム、CSS 1.0、CSS 2.0、VML ダウンレベル イメージ ファイル
|
|
Internet Explorer 3.0
|
ActiveX、VBScript、JavaScript、Java アプレット、PNG グラフィックス、フレーム、CSS 1.0、VML ダウンレベル イメージ ファイル
|
|
Netscape Navigator 5.0/6.0 以降
|
JavaScript、Java アプレット、PNG グラフィックス、フレーム、CSS 1.0、CSS 2.0、VML ダウンレベル イメージ ファイル
|
|
Netscape 4.0
|
JavaScript、Java アプレット、PNG グラフィックス、フレーム、CSS 1.0、CSS 2.0、VML ダウンレベル イメージ ファイル
|
|
Netscape 3.0
|
JavaScript、Java アプレット、フレーム、VML ダウンレベル イメージ ファイル
|
|
Internet Explorer および Netscape 4.0、5.0 以降
|
JavaScript、Java アプレット、PNG グラフィックス、フレーム、CSS 1.0、CSS 2.0、VML ダウンレベル イメージ ファイル
|
|
Internet Explorer および Netscape 3.0
|
JavaScript、Java アプレット、フレーム、VML ダウンレベル イメージ ファイル
|
注 : デフォルトでは、ブラウザの互換性で指定した内容と互換性のないメニュー コマンドは FrontPage のメニューで使用できません。デフォルトの設定を無効にし、特定のブラウザまたはバージョンでサポートされていない技術または機能を有効にすると、Web サイトが正常に表示されないことやエラーが発生することがあります。
機能の説明
- ActiveX - "ActiveX" は、開発者が World Wide Web 用のインタラクティブなコンテンツを作成できるようにマイクロソフトで開発された技術の総称です。ActiveX は言語に依存しない相互運用技術であり、異なる言語で作成されたソフトウェア コンポーネントをネットワーク環境で連携して動作させることができます。ActiveX の中核となる技術は、COM (Component Object Model) と DCOM (Distributed Component Object Model) です。これらの技術は Open グループという標準化団体でライセンスが管理されており、数種類のプラットフォームで実装されています。
- Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScripts) - VBScript は、Microsoft Visual Basic 言語のサブセットです。VBScript は、高速で移植性が高い簡易インタープリタとして、ActiveX コントロールや Java アプレットを使用する Web ブラウザやその他のアプリケーションで使用されています。
- JavaScript - JavaScript は、Netscape Communications によって開発された、Java と似た構文を持つスクリプト言語です。JavaScript は厳密にはオブジェクト指向言語ではなく、コンパイルされないため、Java と比較するとパフォーマンスが制限されます。JavaScript コードを実行するには、JavaScript クライアントの Web ブラウザを使用する必要があります。JavaScript は現在オープン標準であり、言語仕様 ECMA 262 として規格化されています。
- Java アプレット - Java アプレットは、Web ブラウザやアプレット ビューアなど、既に実行中の Java プログラムによって読み込まれ、実行される Java クラスです。Java を解釈できる Web ブラウザ (Microsoft Internet Explorer、Netscape Navigator、HotJava など) では、Java アプレットをダウンロードおよび実行できます。Java アプレットがよく使用されるのは、BGM、リアルタイムのビデオ表示、アニメーション、電卓、インタラクティブなゲームなど、Web ページにマルチメディア効果や対話的な機能を追加する場合などです。ユーザーがページを表示すると自動的に有効になるアプレットもありますが、Web ページのアイコンをクリックするなど、ユーザーによる操作が必要なアプレットもあります。
- カスケード スタイル シート (CSS) - カスケード スタイル シートは、複数の Web ページから参照できる、スタイル情報を含むドキュメントです。スタイルによって Web ページ上のコンテンツの外観や書式を指定することができるため、ブラウザでコンテンツをどのように表示するかをページの作成者がより細かく制御できます。
- Vector Markup Language (VML) - VML は、HTML または XML ドキュメントで編集可能な 2D ベクタ グラフィックスの仕様です。XML のアプリケーションであるため、VML では XML タグとカスケード スタイル シートを使用して、Web ページなどの XML または HTML ドキュメントに円や四角形などのベクタ グラフィックスを作成および追加します。これらのグラフィックスは各オペレーティング システムでレンダリングされ、カラー表示も可能です。また、さまざまなグラフィックス プログラムでも編集できます。1998 年に、AutoDesk、マイクロソフト、Hewlett-Packard、Macromedia、Visio など、さまざまなコンピュータ関連企業が W3C に仕様を提出しています。
この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID
825461?
(http://support.microsoft.com/kb/825461/EN-US/
)
(最終更新日 2003-09-05) を基に作成したものです。