[HOWTO] COM インターネット サービス (CIS) および HTTP プロキシを経由した RPC のサポートを削除する方法

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文書番号: 825819 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Windows NT 4.0 および Windows 2000 の COM (コンポーネント オブジェクト モデル) インターネット サービス (CIS) および Windows Server 2003 の RPC over HTTP (HTTP プロキシを経由した RPC) のサポートを無効にする方法および削除する方法について説明します。

RPC over HTTP Version 1 (Windows NT 4.0 および Windows 2000 の場合) および Version 2 (Windows Server 2003 の場合) により、新しい RPC (リモート プロシージャ コール) 転送プロトコルがサポートされ、TCP (Transmission Control Protocol) ポート 80 を経由した RPC が可能になりました。Version 2 では、TCP ポート 443 を経由した RPC も可能です。TCP ポート 80 およびポート 443 での処理が可能なため、プロキシ サーバーやファイアウォールが介在するネットワークでもほとんどの場合にクライアントとサーバー間で通信が可能です。COM インターネット サービスにより、DCOM で RPC over HTTP を使用して DCOM クライアントと DCOM サーバー間で通信を行うことができます (DCOM 構成ユーティリティ (Dcomcnfg.exe) では、RPC over HTTP は [トンネリング TCP/IP] と表示されます)。

COM インターネット サービスおよび RPC over HTTP の関連情報については、この資料の後半の「関連情報」を参照してください。

詳細

RPC over HTTP を使用するには、インターネット インフォメーション サービス (IIS) を実行するサーバーを、RPC のクライアントとサーバー間で HTTP プロトコルを介して RPC を実行できるように構成して使用する必要があります。以下の手順では、Windows NT 4.0 および Windows 2000 で COM インターネット サービスを無効にする方法および削除する方法、さらに Windows Server 2003 で HTTP プロキシを経由した RPC のサポートを無効にする方法、および削除する方法を説明します。

: Windows Server 2003 を実行するコンピュータでは、企業の電子メールのチェックに RPC over HTTP を使用するように Microsoft Office Outlook 2003 を構成している場合、Microsoft Exchange Server 2003 および Microsoft Office System には RPC over HTTP のサポートが必要です。RPC over HTTP のサポートを無効にするか、または削除すると、Office Outlook 2003 クライアントが RPC over HTTP を使用してメールボックスに接続できなくなります。

お使いの環境で RPC over HTTP の機能が必要な場合、RPC over HTTP のかわりに DCOM を無効にすることもできます。 RPC over HTTP で DCOM サポートを無効にする方法の詳細については、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
826382 RPC over HTTP で DCOM サポートを無効にする方法


COM インターネット サービスまたは HTTP プロキシを経由した RPC がインストールされているかどうかを確認する

Windows NT 4.0

Windows NT Option Pack がインストールされた Windows NT 4.0 を実行しているサーバーに COM インターネット サービスがインストールされているかどうかを確認する最も簡単な方法は、すべてのパーティションで Rpcproxy.dll を検索することです。この資料の「関連情報」に記載されている『COM Internet Services』という MSDN の資料には、管理者は Rpcproxy.dll をデフォルトのフォルダ (C:\Winnt\System32) から C:\Inetpub\Rpc フォルダにコピーするように記載されています。サーバー上に Rpcproxy.dll ファイルが存在する場合、COM インターネット サービスはインストールされています。

COM インターネット サービスがインストール済みで、有効かどうかを確認するには、DCOM 構成にトンネリング TCP/IP が含まれているかどうかを確認します。この確認を行うには、Dcomcnfg.exe を実行し、[既定のプロトコル] タブをクリックします。[DCOM プロトコル] ボックスの一覧に [Tunneling TCP/IP] が表示される場合、COM インターネット サービスのサポートはインストール済みで有効です。

Windows 2000 および Windows Server 2003

COM インターネット サービス プロキシまたは HTTP プロキシを経由した RPC のサポートがインストール済みで有効かどうかを確認するには、以下の手順を実行します。
  1. Windows Server 2003 では、[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[プログラムの追加と削除] をクリックします。Windows 2000 では、[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックし、コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。[プログラムの追加と削除] ダイアログ ボックスまたは [アプリケーションの追加と削除] ダイアログ ボックスの [Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。

    Windows コンポーネント ウィザードが起動します。
  2. [ネットワーク サービス] をクリックし、[詳細] をクリックします。

    Windows 2000 では、[COM インターネット サービス プロキシ] チェック ボックスがオンになっている場合、COM インターネット サービス プロキシはサーバーにインストールされています。Windows Server 2003 では、[HTTP プロキシを経由した RPC] チェック ボックスがオンになっている場合、RPC over HTTP プロキシのサポートはサーバーにインストールされています。
: リモートから、あるいはプログラムを使用して、COM インターネット サービス または HTTP プロキシを経由した RPC のサポートがインストールされているかどうかを確認するには、Windows 2000 および Windows Server 2003 のインストール ディレクトリで Rpcproxy.dll を検索します。

RPC over HTTP のサポートがインストール済みで有効かどうかを確認するには、DCOM 構成にトンネリング TCP/IP プロトコルが含まれているかどうかを確認します。この確認を行うには、以下の手順を実行します。
  1. Dcomcnfg.exe を実行します。
  2. 次の手順を実行します (Windows Server 2003 を使用している場合のみ)。
    1. [コンソール ルート] の下の [コンポーネント サービス] を展開し、[コンピュータ] を展開します。
    2. ローカル コンピュータの場合は、[マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [既定のプロトコル] タブをクリックします。

    [トンネリング TCP/IP] が一覧に表示される場合は、RPC over HTTP のサポートが有効です。

COM インターネット サービスまたは HTTP プロキシを経由した RPC のサポートを削除する

Windows NT 4.0 の COM インターネット サービスを削除する

  1. 以下の手順を実行して、IIS のインターネット サービス マネージャで RPC 仮想ディレクトリを削除します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Windows NT 4.0 Option Pack]、[Microsoft Internet Information Server] の順にポイントし、[インターネット サービス マネージャ] をクリックします。
    2. コンソール ツリーで [コンソール ルート]、[Internet Information Server]、[コンピュータ名]、[既定の Web サイト] の順に展開します。
    3. [既定の Web サイト] の下の [RPC] 仮想ディレクトリを削除します。
  2. 以下の手順を実行して、IIS のインターネット サービス マネージャで RPC プロキシの ISAPI フィルタを削除します。
    1. コンソール ツリーで [コンソール ルート]、[Internet Information Server] の順に展開し、[コンピュータ名] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。[マスタ プロパティ] ボックスの一覧で [WWW サービス] をクリックし、[編集] ボタンを選択してクリックします。
    2. [ISAPI フィルタ] タブをクリックし、RpcProxy ISAPI フィルタをクリックし、[削除] をクリックします。
  3. 以下の手順を実行して、DCOM プロトコルの一覧からトンネリング TCP/IP を削除して、COM インターネット サービスのサポートを無効にします。
    1. Dcomcnfg.exe を実行します。
    2. [既定のプロパティ] タブをクリックします。
    3. [このコンピュータで COM インターネット サービスを使用可能にする] チェック ボックスをオフにします。
    4. [既定のプロトコル] タブをクリックします。
    5. [DCOM プロトコル] ボックスの一覧に [Tunneling TCP/IP] が表示されている場合は、クリックして選択し、[削除] をクリックします。
    6. サーバーを再起動して変更を有効にします。

Windows 2000 の COM インターネット サービスまたは Windows Server 2003 の HTTP プロキシを経由した RPC のサポートを削除する

  1. 以下の手順を実行して、COM インターネット サービスおよび HTTP プロキシを経由した RPC を無効にします。
    1. Windows Server 2003 では、[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[プログラムの追加と削除] をクリックします。Windows 2000 では、[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。[プログラムの追加と削除] ダイアログ ボックスまたは [アプリケーションの追加と削除] ダイアログ ボックスの [Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。

      Windows コンポーネント ウィザードが起動します。
    2. [ネットワーク サービス] をクリックし、[詳細] をクリックします。
    3. Windows 2000 では、[COM インターネット サービス プロキシ] チェック ボックスをオフにします。Windows Server 2003 では、[HTTP プロキシを経由した RPC] チェック ボックスをオフにします。[OK] をクリックして [次へ] をクリックします。
  2. 以下の手順を実行して、DCOM プロトコルの一覧からトンネリング TCP/IP を削除し、COM インターネット サービスを無効にします。
    1. Dcomcnfg.exe を実行します。
    2. Windows Server 2003 を使用している場合は、さらに次の手順を実行します。
      1. [コンソール ルート] の下の [コンポーネント サービス] を展開します。
      2. [コンピュータ] フォルダをダブルクリックして展開します。
      3. ローカル コンピュータの場合は、[マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

        リモート コンピュータの場合は、[コンピュータ] フォルダを右クリックし、[新規作成] をポイントして、[コンピュータ] をクリックします。コンピュータ名を入力して、[OK] をクリックします。そのコンピュータ名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [既定のプロパティ] タブをクリックします。
    4. [このコンピュータで COM インターネット サービスを有効にする] チェック ボックスをオフにします。
    5. [既定のプロトコル] タブをクリックします。
    6. [トンネリング TCP/IP] プロトコルが一覧に表示されている場合は、クリックして選択し、[削除] をクリックします。
    7. サーバーを再起動して変更を有効にします。

関連情報



Windows Server 2003 での RPC over HTTP のサポートの関連情報については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa375384.aspx
COM インターネット サービスの関連情報については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/dndcom/html/cis.asp

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 825819 (最終更新日 2004-04-15) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 825819 - 最終更新日: 2007年1月22日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Datacenter Edition
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows 2000 MultiLanguage Edition
  • Microsoft Windows 2000 MultiLanguage Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0, Terminal Server Edition
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Enterprise Edition
キーワード:?
kbhowto KB825819
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