文書番号: 827099 - 最終更新日: 2009年10月15日 - リビジョン: 4.0

Word 2007 または Word 2003 で失われたファイルを回復する方法

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目次

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はじめに

エラーが発生して Word が強制終了されたり、作業中に停電したり、変更内容を保存せずに文書を閉じたりした場合などに、Microsoft Office Word 文書が失われることがあります。

この資料では、失われた文書を回復するための 6 つの方法について説明します。

残念ながら、失われた文書を回復できない場合もあります。たとえば、文書をまったく保存していなかった場合は、文書全体が失われた可能性があります。文書を保存している場合は、最後に保存した後で変更した内容のみが失われた可能性があります。しかし、心配しないでください。多くの文書を部分的または完全に修復することができます。

Microsoft Windows には複数のバージョンが存在するため、使用中のコンピューターによっては以下の手順が異なる場合があります。この場合、製品のマニュアルを参照のうえ、手順を実行するようにしてください。また、コンピューターの再起動が必要な手順が含まれる方法もあります。この資料を最初に印刷しておくと、手順を実行しやすい場合があります。

詳細

これらの方法を記載されている順に実行して、失われた文書を回復します。いずれかの方法で失われた文書が回復できたらそこで終了し、その他の手順を実行する必要はありません。

方法 1: 元の文書を検索する

元の文書がコンピューターから削除されていない可能性があります。文書を検索できるかどうかを確認するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をクリックします。
  2. [Windows デスクトップ サーチ] ウィンドウの左下隅に [ここをクリックして検索コンパニオンを使用します] が表示されている場合は、そのオプションをクリックします。
  3. [検索コンパニオン] ダイアログ ボックスで、[ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。
  4. [ファイル名のすべてまたは一部] ボックスに、検索するファイル名を入力します。
  5. [探す場所] ボックスの一覧の [マイ コンピューター] をクリックし、[検索] をクリックします。
検索の詳細ウィンドウに検索している文書が表示されない場合は、ファイル名が正しく入力されていないか、文書が異なるファイル名を持っている可能性があります。すべての Word 文書を検索するには、次の手順を実行します。
  1. [検索コンパニオン] ウィンドウで、[新しい検索を開始する] をクリックします。
  2. [ファイルとフォルダーすべて] をクリックし、[ファイル名のすべてまたは一部] ボックスに
    *.doc
    というテキストをコピーして貼り付け (または入力して)、[検索] をクリックします。
それでも詳細ウィンドウに探しているファイルが表示されない場合、文書はごみ箱に移動されている可能性があります。ごみ箱を表示して目的の文書があった場合にその文書を復元するには、次の手順を実行します。
  1. デスクトップで、[ごみ箱] をダブルクリックします。
  2. [表示] メニューの [詳細] をクリックします。
  3. [表示] メニューの [アイコンの整列] をポイントし、[削除した日] をクリックします。
  4. すべてのファイルをスクロールします。

    探している文書が見つかったら、文書を右クリックして [元に戻す] をクリックし、文書を元の場所に戻します。
: マイクロソフトでは現在、削除されたり、ごみ箱から削除された文書を回復するためのユーティリティは提供していません。しかし、削除された文書を回復するためのサードパーティ製ユーティリティをインターネットで入手できることがあります。

方法 2: Word バックアップ ファイルを検索する

前の方法で問題が解決しない場合、メイン文書は失われている可能性があります。しかし、文書のバックアップ コピーが存在している可能性があります。Word の[バックアップ ファイルを作成する] 設定によって、作成するすべての文書のバックアップ コピーが作成されます。

まず、以下のいずれかの手順を実行して、[バックアップ ファイルを作成する] 設定が有効かどうかを確認します。
  • Microsoft Office Word 2007 を使用する場合Microsoft Office ボタンをクリックし、右下隅にある [Word のオプション] をクリックして、[詳細設定] をクリックします。見出しをスクロールして、一覧の末尾近くにある [保存] セクションを見つけます。 [保存] セクションにある [バックアップ ファイルを作成する] チェック ボックスがオンになっていれば、文書のバックアップ コピーは作成されています。
  • Microsoft Office Word 2003 を使用する場合[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。[バックアップ ファイルを作成する] チェック ボックスは [保存] タブにあります。[バックアップ ファイルを作成する] チェック ボックスがオンになっていれば、ファイルのバックアップ コピーが作成されています。
[バックアップ ファイルを作成する] チェック ボックスがオフの場合は、「方法 3: Word で強制的にファイルを回復する」に進みます。

[バックアップ ファイルを作成する] チェック ボックスがオンの場合、次の手順を実行して、失われた文書を探します。
  1. 失われた文書を最後に保存したフォルダーに移動します。
  2. 拡張子が .wbk のファイルを探します。

    元のフォルダーに .wbk の拡張子を持つファイルがない場合、次の手順を実行して、コンピューター全体で .wbk の拡張子を持つすべてのファイルを探します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をクリックします。
    2. [Windows デスクトップ サーチ] ウィンドウの左下隅にある [ここをクリックして検索コンパニオンを使用します] をクリックします。
    3. [検索コンパニオン] ダイアログ ボックスで、[ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。
    4. [ファイル名のすべてまたは一部] ボックスに、
      *.doc
      というテキストをコピーして貼り付けます (または入力します)。
    5. [探す場所] ボックスの一覧の [マイ コンピューター] をクリックし、[検索] をクリックします。
  3. 失われた文書のファイル名の後に "のバックアップ" という名前が付いたファイルがある場合は、次の手順を実行してバックアップ コピーを開きます。
    1. Word を起動します。
    2. 以下のいずれかの手順を実行します。
      • Word 2007 を使用する場合Microsoft Office ボタンをクリックし、[開く] をクリックし、[ファイルの種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル (*.*)] をクリックします。次に、ファイルを見つけて選択し、[開く] をクリックします。
      • Word 2003 を使用する場合[ファイル] メニューの [開く] をクリックし、[ファイルの種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル (*.*)] をクリックします。次に、ファイルを見つけて選択し、[開く] をクリックします。

方法 3: Word で強制的にファイルを回復する

Word で文書のバックアップ コピーが作成されていなかった場合は、自動バックアップ機能を使用して失われた文書を回復できる可能性があります。

: Word の自動バックアップ機能は、エラーが発生したときに開いているファイルの緊急バックアップを行うためのものです。エラーによっては、自動バックアップ ファイルが作成されない場合もあります。文書を保存する代わりとして、自動バックアップ機能を利用することはできません。

[自動バックアップ] チェック ボックスがオンの場合、文書に最後に行った変更の内容を含む自動バックアップの一時ファイルが作成されますWord の起動時には自動バックアップ ファイルが検索されます。自動バックアップ ファイルが見つかると、[ドキュメントの回復] 作業ウィンドウに表示されます。

[自動バックアップ] チェック ボックスがオンになっているかどうかを確認するために、次の手順を実行します。
  • Word 2007 を使用する場合Microsoft Office ボタンをクリックし、[Word のオプション] をクリックして、[保存] をクリックします。[次の間隔で回復用データの自動保存を行う] オプションは [文書の保存] セクションにあります。
  • Word 2003 を使用する場合[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。[自動バックアップ] オプションは、[保存] タブにあります。
[自動バックアップ] (または [次の間隔で回復用データの自動保存を行う]) チェック ボックスがオンの場合は、Word を終了して、再度開いてみてください。[自動バックアップ] 作業ウィンドウが画面の左側に表示されたら、失われた文書をクリックして復元します。

[自動バックアップ] (または [次の間隔で回復用データの自動保存を行う]) チェック ボックスがオフの場合は、Word で強制的に文書を回復することができます。

文書を強制的に回復するには、以下のいずれかの手順を実行します。
  • Word 2007 を使用する場合Microsoft Office ボタンをクリックし、[開く] をクリックして、[Word 文書] を選択します。次に、[ファイルを開く] 画面の右下隅にある [開く] ボタンの横の下向きの矢印をクリックして、[開いて修復] をクリックします。
  • Word 2003 を使用する場合[ファイル] メニューの [開く] をクリックして、[Word 文書] を選択します。次に、[ファイルを開く] 画面の右下隅にある [開く] ボタンの横の下向きの矢印をクリックして、[開いて修復] をクリックします。

方法 4: 自動バックアップ ファイルを手動で回復する

自動バックアップ ファイルを自動的にも [開いて修復] を使用しても開けなかった場合、自動バックアップ ファイルは既定以外の場所に保存されている可能性があります。自動バックアップ ファイルを手動で検索する必要がある可能性があります。

自動バックアップ ファイルを検索するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をクリックします。
  2. [Windows デスクトップ サーチ] ウィンドウの左下隅に [ここをクリックして検索コンパニオンを使用します] が表示されている場合は、そのオプションをクリックします。
  3. [検索コンパニオン] ダイアログ ボックスで、[ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。
  4. [ファイル名のすべてまたは一部] ボックスに、
    *.ASD
    というテキストをコピーして貼り付けます (または入力します)。
  5. [探す場所] ボックスの一覧で [マイ コンピューター] をクリックします。
  6. [検索] をクリックします。
DocumentName.asd という名前のファイルが詳細ウィンドウに表示されたら、次の手順を実行して文書を開きます。
  1. Word を起動します。
  2. 以下のいずれかの手順を実行します。
    • Word 2007 を使用する場合Microsoft Office ボタンをクリックし、[開く] をクリックします。
    • Word 2003 を使用する場合[ファイル] メニューの [開く] をクリックします。
  3. [ファイルの種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル (*.*)] をクリックします。
  4. .asd ファイルを探して選択します。
  5. [開く] をクリックします。
  6. コンピューターを再起動します。
  7. Word を起動します。
自動バックアップ ファイルが見つかると、画面の左側に [ドキュメントの回復] 作業ウィンドウが表示され、失われた文書が DocumentName [オリジナル] または DocumentName [回復済み] と表示されます。この場合、以下のいずれかの手順を実行します。
  • Word 2007 では、[ドキュメントの回復] 作業ウィンドウに表示されたファイルをダブルクリックします。次に、Microsoft Office ボタンをクリックし、[名前を付けて保存] をクリックして、文書を .docx ファイルで保存します。
  • Word 2003 では、[ドキュメントの回復] 作業ウィンドウに表示されたファイルをダブルクリックし、[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックして、文書を .doc ファイルで保存します。
: [ドキュメントの回復] 作業ウィンドウで自動バックアップ ファイルが正しく表示されない場合、「壊れた文書のトラブルシューティング方法」で、壊れたファイルを開く方法を参照してください。

方法 5: 一時ファイルを検索する

失われた文書の自動バックアップ ファイルもバックアップも見つからなかった場合は、一時ファイルから文書を回復できる可能性があります。

一時ファイルで失われた文書を検索するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をクリックします。
  2. [Windows デスクトップ サーチ] ウィンドウの左下隅にある [ここをクリックして検索コンパニオンを使用します] をクリックします。
  3. [検索コンパニオン] ダイアログ ボックスで、[ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。
  4. [ファイル名のすべてまたは一部] ボックスに、
    *.TMP
    というテキストをコピーして貼り付けます (または入力します)。
  5. [探す場所] ボックスの一覧で [マイ コンピューター] をクリックします。
  6. [いつ変更されましたか?] の横にある下向きの矢印をクリックします。
  7. [日付指定] をクリックし、ファイルを最後に開いた日以降の期間を含むように開始日および終了日を入力します。
  8. [検索] をクリックします。
  9. [表示] メニューの [詳細] をクリックします。
  10. [表示] メニューの [アイコンの整列] をポイントし、[更新日時] をクリックします。
  11. すべてのファイルをスクロールして、文書を最後に編集した日時と一致するファイルを探します。
探している文書が見つかったら、「壊れた文書のトラブルシューティング方法」で、ファイルの情報を回復する方法を参照してください。

方法 6: ~ ファイルを検索する

一時ファイル名がチルダ (~) 記号で始まっている場合があります。これらのファイルは、「方法 5: 一時ファイルを検索する」で検索した一時ファイルの一覧には表示されない場合があります。

チルダ記号で始まるファイルを見つけるには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をクリックします。
  2. [Windows デスクトップ サーチ] ウィンドウの左下隅に [ここをクリックして検索コンパニオンを使用します] が表示されている場合は、そのオプションをクリックします。
  3. [検索コンパニオン] ダイアログ ボックスで、[ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。
  4. [ファイル名のすべてまたは一部] ボックスに、
    ~*.*
    というテキストをコピーして貼り付けます (または入力します)。
  5. [探す場所] ボックスの一覧で [マイ コンピューター] をクリックします。
  6. [いつ変更されましたか?] の横にある下向きの矢印をクリックします。
  7. [日付指定] をクリックし、ファイルを最後に開いた日以降の期間を含むように開始日および終了日を入力します。
  8. [検索] をクリックします。
  9. [表示] メニューの [詳細] をクリックします。
  10. [表示] メニューの [アイコンの整列] をポイントし、[更新日時] をクリックします。
  11. すべてのファイルをスクロールして、文書を最後に編集した日時と一致するファイルを探します。
探している文書が見つかったら、「壊れた文書のトラブルシューティング方法」で、ファイルの情報を回復する方法を参照してください。

壊れた文書のトラブルシューティング方法

Word では文書に問題が検出されると、壊れている文書を自動的に回復します。文書を開くときに、Word によるファイルの回復を強制的に実行することもできます。

これを行うには、次の手順を実行します。
  1. 使用している Word のバージョンに応じて、以下のいずれかの手順を実行します。
    • Word 2007 を使用する場合Microsoft Office ボタンをクリックし、[開く] をクリックします。
    • Word 2003 を使用する場合[ファイル] メニューの [開く] をクリックします。
  2. [ファイルの種類] ボックスの一覧で [すべてのファイル (*.*)] をクリックします。
  3. [ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、文書を選択します。
  4. [ファイルを開く] 画面の右下隅にある [開く] ボタンの横の下向きの矢印をクリックして、[開いて修復] をクリックします。

次の手順

これらの方法を使用しても依然として失われた文書が回復できない場合は、Microsoft Customer Support Services の Web サイトを使用すると問題の他の解決策を検索できます。Microsoft Customer Support Services Web サイトでは、以下のようなサービスを利用できます。
  • サポート技術情報検索 (http://support.microsoft.com/search/?adv=1) : マイクロソフト製品に関するサポート技術情報とセルフ サポート ツールを検索できます。
  • 製品別サポート ページ (http://support.microsoft.com/select/?target=hub) : よく寄せられる質問と重要なサポート情報を製品別に参照できます。
  • マイクロソフト ニュースグループ (http://www.microsoft.com/japan/communities/newsgroups/default.mspx) :他のユーザーやマイクロソフト MVP (Most Valuable Professionals) から情報を得ることができます。
  • その他のサポート オプション (http://support.microsoft.com/default.aspx?pr=csshome) : Web を使用した質問、Microsoft Customer Support Services への問い合わせ、またはフィードバックの送信を行うことができます。
これらのリソースを使用しても問題が継続する場合は、次のページからサポートに問い合わせることもできます。
http://support.microsoft.com/contactus (http://support.microsoft.com/contactus)

関連情報

破損しているファイル、または開かないファイルのトラブルシューティング方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
826864? (http://support.microsoft.com/kb/826864/ ) Word 文書が破損している場合のトラブルシューティング方法
290946? (http://support.microsoft.com/kb/290946/ ) Word 2002 および Word 2003 のファイル修復コンバータを使用してファイルからテキストを復元する方法

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Word 2007
  • Microsoft Office Word 2003
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