SQL Server 2000 の接続に関する問題のトラブルシューティング

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文書番号: 827422 - 対象製品
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目次

概要

この資料は、Microsoft SQL Server 2000 の接続に関する問題の解決に役立てることができます。この資料には、一般的な接続に関する問題の説明と、接続に関する問題の解決に利用できる手順が掲載されています。
SQL Server 2000 では、SQL Server のインスタンスとクライアント アプリケーションとの間で複数の通信方法がサポートされています。クライアント アプリケーションと SQL Server のインスタンスが同じコンピュータに存在する場合、ローカル名前付きパイプ、共有メモリ プロトコルなどの Microsoft Windows プロセス間通信 (IPC) コンポーネントが通信に使用されます。クライアント アプリケーションと SQL Server のインスタンスが異なるコンピュータに存在する場合は、TCP/IP、名前付きパイプなどのネットワーク IPC が通信に使用されます。

SQL Server 2000 では、DLL である Net-Library を使用して特定のネットワーク プロトコルと通信します。使用するネットワーク プロトコルをサポートするには、クライアント コンピュータとサーバー コンピュータで、Net-Library の対応する組が有効になっている必要があります。たとえば、クライアント アプリケーションが TCP/IP 経由で特定のインスタンスの SQL Server と通信できるようにする場合、クライアントの TCP/IP ソケット Net-Library (Dbnetlib.dll) はクライアント コンピュータ上のサーバーに接続するように構成されている必要があります。同様に、サーバーの TCP/IP ソケット Net-Library (Ssnetlib.dll) はサーバー コンピュータで受信待ちする必要があります。このシナリオでは、TCP/IP プロトコル スタックが、クライアント コンピュータとサーバー コンピュータの両方にインストールされている必要があります。

SQL Server 2000 のインストール後は、クライアント ネットワーク ユーティリティを使用して、クライアント Net-Library のプロパティを構成できます。サーバー Net-Library のプロパティは、サーバー ネットワーク ユーティリティ (Svrnetcn.exe) を使用して構成できます。サーバー Net-Library は、SQL Server セットアップでサーバー ツールのインストール中にインストールされます。ただし、一部のサーバー Net-Library は有効になっていない場合があります。SQL Server 2000 では、デフォルトで TCP/IP、名前付きパイプ、および共有メモリが有効になり、これらを使用して受信を待ちます。したがって、サーバー コンピュータに接続するクライアントは、SQL Server のインスタンスで現在使用されているサーバー Net-Library に対応するクライアント Net-Library を使用して接続する必要があります。

SQL Server の通信コンポーネントと Net-Library の詳細については、SQL Server Books Online で以下のトピックを参照してください。
  • 通信コンポーネント
  • クライアントとサーバーの Net-Library
  • クライアントの管理

接続に関する問題のトラブルシューティング

SQL Server 2000 で発生する接続の問題のほとんどは、TCP/IP、Windows 認証、または TCP/IP と Windows 認証の組み合わせの問題によって発生します。

重要 : SQL Server 2000 で接続に関する問題のトラブルシューティングを開始する前に、SQL Server を実行中のコンピュータで MSSQLServer サービスが開始されていることを確認してください。

DNS 設定の確認

DNS (Domain Name System) の名前解決処理は、IP アドレスを SQL Server のインスタンス名に解決するために使用されます。名前解決処理が正しく機能しない場合、SQL Server のインスタンスに接続できず、以下のエラー メッセージが 1 つ以上表示される場合があります。
SQL Server が存在しないか、アクセスが拒否されました。
一般的なネットワーク エラーです。
SSPI コンテキストを生成できません。
名前解決処理によってサーバー名が正しく解決されることを確認するには、以下の手順に従い、サーバー名とサーバーの IP アドレスを使用して、サーバーに対して ping を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに cmd と入力し、[OK] をクリックします。
  3. コマンド プロンプトで、次のコマンドを実行します。
    ping <Server Name>
    返された IP アドレスをメモします。
  4. コマンド プロンプトで、次のコマンドを実行します (IP address は手順 3. でメモした IP アドレスです)。
    ping ?a <IP address>
正しいサーバー名に解決されることを確認します。指定したコマンドのいずれかが失敗する場合、タイムアウトする場合、または正しい値を返さない場合は、DNS 検索が正しく機能していないか、ネットワークまたはルーティングに関連する他の問題が発生しています。現在の DNS 設定を参照するには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。
ipconfig /all
ipconfig コマンドの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
223413 [NT]Windows 2000 の Ipconfig.exe のオプション


この問題を回避するには、クライアント コンピュータの %systemroot%\system32\drivers\etc\hosts ファイルにサーバーのエントリを追加します。また、名前付きパイプ Net-library を使用してサーバーに接続することによっても、問題を回避できます。

有効なプロトコルと別名の確認

クライアント コンピュータの別名が正しく設定されていない場合に、接続の問題が発生することがあります。別名は、以下の手順に従って、クライアント ネットワーク ユーティリティで参照できます。
  1. クライアント ネットワーク ユーティリティを起動します。クライアント アプリケーションを実行中のコンピュータに SQL Server クライアント ツールがインストールされている場合、以下の手順を実行して、クライアント ネットワーク ユーティリティを起動します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。
    2. [Microsoft SQL Server] をポイントし、[クライアント ネットワーク ユーティリティ] をクリックします。
    SQL Server クライアント ツールがクライアント コンピュータにインストールされていない場合、以下の手順を実行して、クライアント ネットワーク ユーティリティを起動します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
    2. [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに cliconfg と入力し、[OK] をクリックします。
  2. [SQL クライアント設定ユーティリティ] ウィンドウで、[全般] タブをクリックし、使用するすべてのプロトコルを有効にします。

    : 少なくとも、TCP/IP プロトコルと名前付きパイプ プロトコルを有効にする必要があります。
  3. [別名] タブをクリックして、SQL Server のインスタンス用に構成された別名を確認します。
  4. 別名のプロパティを確認して、サーバー名または IP アドレス、およびプロトコルが正しく構成されていることを確認します。
サーバー名、IP アドレス、または異なるプロトコルを使用して、接続のテスト用に新しい別名を作成することもできます。

: 初期のバージョンの Microsoft Data Access Components (MDAC) では、クライアント ネットワーク ユーティリティのユーザー インターフェイスが異なります。この資料に記載したオプションが表示されない場合は、クライアント アプリケーションを実行中のコンピュータに、新しいバージョンの MDAC をインストールします。

SQL Server のインスタンスが正しく受信待ちしていることの確認

SQL Server のインスタンスが、名前付きパイプ、TCP/IP、またはクライアント アプリケーションで使用中の他のプロトコルで受信待ちしていることを確認するには、現在の SQL Server エラー ログ ファイルを開きます。SQL Server エラー ログ ファイルには以下のようなエントリが含まれる場合があります。
2003-11-06 09:49:36.17 server SQLServer は TCP, Shared Memory, Named Pipes で受信を待っています。
2003-11-06 09:49:36.17 server SQLServer は 192.168.1.5:1433, 127.0.0.1:1433 で受信を待っています。


SQL Server エラー ログ ファイルのエントリを分析すると、SQL Server のインスタンスが正しい IP アドレスと正しいポートで受信を待っていることを確認できます。SQL Server の既定のインスタンスは、デフォルトでは、ポート 1433 で受信を待ちます。また、サーバー ネットワーク ユーティリティを使用すると、SQL Server のプロトコル設定を確認することや、SQL Server に接続できるプロトコル、使用できるポートなどの SQL Server のプロパティを変更することができます。サーバー ネットワーク ユーティリティの使用方法の詳細については、SQL Server Books Online の「SQL Server ネットワーク ユーティリティ」を参照してください。

SQL Server 2000 はポート 1433 またはその他の指定したポートにバインドされないことがあります。この問題は、ポートがその他のアプリケーションで使用されている場合、またはユーザーが正しくない IP アドレスを使用して接続しようとしている場合に発生することがあります。このため、SQL Server への TCP/IP 接続が失敗し、SQL Server エラー ログ ファイルに次のエラー メッセージが表示される場合があります。
2001-11-14 15:49:14.12 server SuperSocket 情報 : TCP ポート 1433 でバインドに失敗しました。
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
307197 [PRB] TCP/IP ポートが別のアプリケーションによって使用される


TCP/IP 接続を使用して SQL Server のインスタンスに接続できない場合は、名前付きパイプ プロトコルまたは共有メモリ プロトコルを使用します。コマンド プロンプトで次のコマンドを実行して、使用中のポートに関する情報を取得します。
NETSTAT -an
使用中のポートに関する情報は、Portqry コマンド ライン ユーティリティでも取得できます。

Portqry コマンド ライン ユーティリティの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
310099 Portqry.exe コマンド ライン ユーティリティの説明
TCP/IP ソケットに関して考えられる不具合の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
306865 [BUG] プロトコルとして TCP/IP のみが選択されている場合に、SQL Server が TCP/IP ソケットの受信待ちをしないことがある


: SQL Server の名前付きインスタンスの場合、SQL Server はポートを動的に決定し、決定したポートで受信を待ちます。このため、SQL Server の名前付きインスタンスを起動すると、SQL Server は以前使用されていたポートで受信待ちを試行します。そのポートにバインドできない場合、名前付きインスタンスは別のポートに動的にバインドする場合があります。このような状況では、クライアント アプリケーションもポートを動的に決定するように設定されていることを確認します。または、クライアント ネットワーク ユーティリティで、バインドして受信待ちする静的ポートを名前付きインスタンスに対して指定することもできます。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
286303 [INF] 動的ポート検出時の SQL Server 2000 ネットワーク ライブラリの動作
823938 SQL Server 2000 で静的ポート割り当てと動的ポート割り当てを使用する方法

MDAC に関する問題のトラブルシューティング

接続の問題は、MDAC に関する問題が原因で発生する場合もあります。たとえば、あるソフトウェアのインストールによって一部の MDAC ファイルが上書きされる場合や、MDAC ファイルへのアクセスに必要な権限が変更される場合があります。コンピュータにインストールされた MDAC の検証には、MDAC Component Checker を実行することができます。

MDAC のバージョンを確認する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
301202 [HOWTO] MDAC のバージョンを確認する方法

: SQL Server の名前付きインスタンスに接続している場合、コンピュータで MDAC 2.6 以降を実行していることを確認してください。それ以前のバージョンの MDAC では SQL Server の名前付きインスタンスが認識されません。このため、名前付きインスタンスへの接続が失敗することがあります。

SQL Server ODBC ドライバ経由の接続の検証には、Odbcping.exe ユーティリティを使用できます。

Odbcping.exe の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
138541 INF: SQL Server への ODBC 接続を確認するための ODBCPING.EXE
ODBC DSN の構成方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
289573 [PRB] SQL Server の Net-Library を使用して DSN を設定する

また、データ リンク (.udl) ファイルを使用して SQL Server のインスタンスへの接続をテストすることもできます。

.udl ファイルを作成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
244659 [SAMPLE] Windows 2000 でデータ リンク ファイルを作成する方法

ファイアウォールに関する問題のトラブルシューティング

SQL Server を実行中のコンピュータとクライアント コンピュータとの間にファイアウォールが存在する場合、ファイアウォール経由の通信に必要なポートが開かれていることを確認します。

ファイアウォール経由での通信時に開く必要のあるポートの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
287932 [INF] ファイアウォール経由での SQL Server との通信に必要な TCP ポート
269882 [HOWTO] ADO を使用してファイアウォールの内側にある SQL Server に接続する方法


TCP/IP プロトコルを使用して SQL Server のインスタンスに接続する場合、SQL Server が受信を待っているポートに、Telnet プログラムを使用して接続できることを確認します。Telnet プログラムを使用するには、コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行します。
Telnet <IP Address> <Port Number>
Telnet プログラムが失敗し、エラー メッセージが表示される場合は、エラーを解決して接続を再試行します。

: UDP (User Datagram Protocol) ポート 1434 は、Slammer ウイルスが原因で発生している問題により、ファイアウォールでブロックされていることがあります。

認証とセキュリティに関する問題のトラブルシューティング

認証の失敗が原因で、SQL Server への接続が失敗することがあります。認証が失敗すると、以下のいずれかのエラー メッセージが表示されることがあります。
ユーザー '<username>' はログインできませんでした。
ユーザー 'NTAUTHORITY\ANONYMOUS LOGON' はログインできませんでした。
ユーザー 'null' はログインできませんでした。
認証の失敗が原因でエラー メッセージが表示され、エラー メッセージで特定の SQL Server ログイン名が示されていない場合は、Windows 認証の問題のトラブルシューティングを行います。Windows 認証の問題が原因で、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
SSPI コンテキストを生成できません。
以下の問題が原因で、認証とセキュリティの問題が発生する場合があります。
  • NTLM 認証または Kerberos 認証で発生する問題
  • 接続に関する問題が原因で、ドメイン コントローラに接続できない場合
  • ドメイン間の信頼関係で発生する問題
考えられる原因の詳細については、コンピュータのイベント ログを参照してください。Windows 認証の接続の問題を回避する方法として、SQL Server のインスタンスへの接続に SQL Server 認証を使用できます。 エラー "SSPI コンテキストを生成できません" のトラブルシューティング方法および解決方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
811889 [HOWTO] "SSPI コンテキストを生成できません。" エラー メッセージのトラブルシューティング
SQL Server 認証を使用しているときに接続が失敗する場合、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
ユーザー '<username>' のログインに失敗しました。理由 : SQL Server の信頼関係接続に関連付けられていません。

この問題を解決するには、以下の手順を実行します。

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
  1. SQL Server のインスタンスが Windows 認証および SQL Server 認証を使用するように構成されていることを確認してください。これを行うには、SQL Server を実行中のコンピュータに以下のレジストリ値が存在することを確認します。SQL Server の既定のインスタンスの場合、次のレジストリ エントリを確認します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\MSSQLServer\MSSQLServer\LoginMode
    SQL Server の名前付きインスタンスの場合、次のレジストリ エントリを確認します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Microsoft SQL Server\<Instance Name>\MSSQLServer\LoginMode
    レジストリ値に以下の値のデータが設定されていることを確認します。
    元に戻す全体を表示する
    認証の種類
    Windows 認証のみ 1
    混合モード (SQL Server 認証と Windows 認証) 2

    : レジストリに変更を加えた場合、変更を有効にするには、SQL Server のインスタンスを停止し、再起動する必要があります。
  2. 異なる Windows アカウントまたは SQL Server ログイン アカウントを使用して、SQL Server のインスタンスに接続します。この操作により、特定のログイン アカウントの問題が原因で接続が失敗しているかどうかが判断できます。たとえば、ログイン アカウントのパスワードが変更されている場合があります。
  3. 異なるプロトコルを使用して、SQL Server のインスタンスに接続します。たとえば、Windows 認証で TCP/IP プロトコルを使用する接続が失敗しても、Windows 認証で名前付きパイプ プロトコルを使用する接続は成功する場合があります。
証明書を使用している場合、SQL Server のインスタンスに接続するときに、SSL (Secure Sockets Layer) セキュリティ エラー メッセージが表示されることがあります。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
316898 [HOWTO] Microsoft 管理コンソールで SQL Server 2000 用に SSL 暗号化を有効にする方法
322144 [FIX] SECDoClientHandShake で SQL Server に接続できない


TCP/IP ソケットの負荷のトラブルシューティング

SQL Server ODBC ドライバ、Microsoft OLE DB Provider for SQL Server、または System.Data.SqlClient マネージ プロバイダを使用する場合は、適切な API (Application Programming Interface) を使用して、接続プールを無効にすることができます。接続プールが無効になっている場合、アプリケーションによって頻繁に接続の開閉が行われると、基になる SQL Server ネットワーク ライブラリの負荷が増加することがあります。Web サーバーと JDBC ドライバも SQL Server のインスタンスに接続することがあります。このため、SQL Server への接続要求の増加が、SQL Server で処理できる範囲を超える場合があります。これにより、TCP/IP ソケットに負荷がかかり、SQL Server エラー ログ ファイルに次のエラー メッセージが出力されることがあります。
07.08.2003 20:46:210.11 server エラー : 17832、レベル : 20、状態 : 6
2003-08-07 20:46:21.11 server 接続は開かれましたが、無効なログイン パケットが送信されました。接続は閉じられます。


関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
154628 [SQL]INF: 複数の TCP/IP 接続要求でエラー 17832 が記録される
328476 プールが無効な場合の SQL Server ドライバ用の TCP/IP 設定


: SQL Server 2000 SP3 または SQL Server 2000 SP3a を実行している場合は、ログイン パケットの上限数が増えたため、TCP/IP ソケットの負荷に気付かないことがあります。17832 エラーは、サードパーティのドライバを使用して SQL Server のインスタンスに接続する際に発生します。この問題を解決するには、サードパーティ ベンダに問い合わせて、SQL Server 2000 SP3 および SQL Server 2000 SP3a での動作がテスト済みのドライバを入手します。

SQL Server のインスタンスがシングル ユーザー モードで起動されたかどうかの確認

接続先の SQL Server のインスタンスがシングル ユーザー モードで起動されている場合、SQL Server で確立できる接続は 1 つのみです。コンピュータで、自動的に SQL Server に接続するソフトウェアを実行している場合、ソフトウェアはその接続のみを使用できます。たとえば、以下のソフトウェアは自動的に SQL Server のインスタンスに接続します。
  • SQL Server エージェント
  • サードパーティのバックアップ ソフトウェア
  • サードパーティの監視ソフトウェア
  • サードパーティのウイルス対策ソフトウェア
  • Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS)
  • SQL Server Enterprise Manager
SQL Server のインスタンスに接続しようとしているクライアント アプリケーションに対して、次のエラー メッセージが表示されます。
SQL Server が存在しないか、アクセスが拒否されました。
このエラーは通常、SQL クラスタ セットアップおよび Service Pack のセットアップ中に、セットアップ プロセスが SQL Server をシングル ユーザー モードで起動する際に発生します。上記のアプリケーションが、唯一の使用可能な接続を使用して自動的に SQL Server のインスタンスに接続するために、セットアップが失敗する場合があります。

SQL Server のインスタンスがシングル ユーザー モードで起動されたかどうかを判断するには、SQL Server エラー ログ ファイルに以下のようなエントリがあるかどうかを確認します。
2003-07-31 11:26:43.79 spid3 警告 ******************
2003-07-31 11:26:43.80 spid3 SQL Server はシングル ユーザー モードで起動されました。システム カタログを更新できます。

SQL Server への名前付きパイプ接続の確認

名前付きパイプを使用して SQL Server のインスタンスに接続できない場合、SQL Server のインスタンスが名前付きパイプ接続を受け入れるように構成されていることを確認します。 名前付きパイプのテスト手順の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
68941 [INF] 名前付きパイプのテスト手順

復旧処理中にタイムアウトする接続のトラブルシューティング

SQL Server のインスタンスを起動するたびに、SQL Server により各データベースが復元されます。この復旧処理中に、コミットされていないトランザクションがロールバックされます。また、コミットされたトランザクションと、SQL Server のインスタンスが停止されたときにハード ディスクに書き込まれなかった変更が、ロールフォワードされます。復旧処理が完了すると、SQL Server エラー ログ ファイルに次のメッセージが記録されます。
復旧が完了しました。
SQL Server は、復旧処理中に接続を受け入れないことがあります。復旧処理中に SQL Server のインスタンスに接続しようとするクライアントに対して、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
時間切れになりました。
SQL Server エージェント サービスは、SQL Server によるデータベースの復旧を待つために、開始されない場合があります。したがって、SQL Server エラー ログ ファイルに次のメッセージが表示された後は、接続が次のタイムアウト エラーで失敗することはなくなります。
復旧が完了しました。
復旧処理に長い時間がかかる場合は、復旧処理のトラブルシューティングをさらに行う必要があります。

SQL Server のインスタンスへの異なる接続方法のテスト

SQL Server のインスタンスへの接続時に接続の問題が発生した場合、以下のいずれかの方法を使用して、接続の問題を回避できます。
  • SQL Server 認証と Windows 認証の両方を使用して、SQL Server のインスタンスへの接続をテストします。
  • ODBC DSN、.udl ファイル、SQL クエリ アナライザ、SQL Server Enterprise Manager、isql ユーティリティ、osql ユーティリティなど、他のデータ ソースから SQL Server のインスタンスへの接続をテストします。
  • 異なるプロトコルを使用して、SQL Server のインスタンスへの接続をテストします。異なるプロトコルを指定するには、そのプロトコルを使用して SQL Server のインスタンスの新しい別名を作成します。また、SQL Server のインスタンス名の先頭に tcp:、np:、lpc:、または rpc: を追加して、接続文字列でプロトコルを指定することもできます。たとえば、TCP/IP 接続が失敗する場合でも、名前付きパイプ接続は成功することがあります。
  • 異なるログイン アカウントを使用して接続をテストし、問題が特定のログイン アカウントに関連するかどうかを判断します。
  • SQL Server のインスタンスを実行しているコンピュータの IP アドレスに対応するエントリを、%systemroot%\system32\drivers\etc\hosts ファイルに追加します。
  • SQL Server を実行中のコンピュータとクライアントの両方から、SQL Server のインスタンスに接続します。
  • SQL Server を実行中のコンピュータから接続している場合、サーバー名の代わりに "." または "(local)" (二重引用符は含みません) を指定して接続できます。
  • サーバー名の代わりに IP アドレスを使用して、SQL Server のインスタンスに接続します。
  • SQL Server のインスタンスが受信を待っている特定のポートを指定します。特定のポートを指定するには、別名 (MyServer\MyInstance など) を作成するか、接続文字列にポート番号 (1433 など) を追加します。

ネットワーク モニタ トレースのキャプチャ

「SQL Server のインスタンスへの異なる接続方法のテスト」で説明した手順で接続の問題を解決できない場合は、ネットワーク モニタ ユーティリティを使用してネットワーク トレースをキャプチャします。 ネットワーク トレースの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
148942 ネットワーク モニタを使ってネットワーク トラフィックをキャプチャする方法

294818 ネットワーク モニタについてよく寄せられる質問

169292 [NT]TCP/IP Trace の読み方

102908 Windows NT との TCP/IP 接続のトラブルシューティング


さらに詳細な情報を取得するには、SQL プロファイラのトレースを使用する必要があります。また、SQL Server を実行中の非クラスタ化コンピュータでは、ネットワーク診断ツールを使用してネットワーク トレースを実行することもできます。 ネットワーク診断ツールの使用方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
321708 [HOWTO] Windows 2000 でネットワークの診断ツール (Netdiag.exe) を使用する方法

関連情報

SQL Server に関するさまざまな接続の問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
812817 [Support WebCast] [Microsoft SQL Server 2000] 接続のトラブルシューティング
319930 [HOWTO] Microsoft Desktop Engine に接続する方法
257434 [INF] 既存の DSN のネットワーク ライブラリは、同じ SQL Server 名への新しい DSN で置き換えられる
306985 名前付きパイプでクラスタ仮想サーバーに接続すると RPC エラーが発生する
313062 [HOW TO] Windows 2000 で Active Server Page を使用してデータベースに接続する方法
313295 [HOWTO] サーバー名パラメータを接続文字列で使用して、クライアント ネットワーク ライブラリを指定する方法
320728 [HOWTO] エラー メッセージ "最大接続数に達しています" の解決方法
328306 [INF] "SQL Server が存在しないか、アクセスが拒否されました。" エラー メッセージで考えられる原因
247931 [INF] Active Server Pages で SQL Server に接続するための認証方法
169377 [SQL]INF:Active Server Pages から SQL Server へのアクセス方法
328383 [INF] SQL Server クライアントでの接続試行時、プロトコルの変更が可能
238949 [HOWTO] ADO 接続文字列での SQL Serverネットワークライブラリの設定
270126 [PRB] SQL Server 7.0 のアクティブ/アクティブ クラスタのアップグレード後、両方の SQL Server 2000 仮想サーバーへのクライアント接続を管理する方法
316779 [PRB] [プロトコル暗号化を設定する] を有効にしたクライアントで、IP アドレスでの接続が失敗することがある
216643 [SQL]INF: 接続トレースで ODBC/OLEDB 接続オプションは表示されない
265808 [INF] SQL Server 2000 名前付きインスタンスに以前のバージョンのクライアント ツールを使用して接続する方法
191572 [INFO] ASP から ADO オブジェクトを呼び出して接続プールを管理する
313173 Microsoft SQL Server 2000 Driver for JDBC で使用するためのサンプル接続プール マネージャ
237844 [HOWTO] Visual Basic ADO アプリケーションで ODBC 接続プールを有効にする方法
259569 [PRB] 他社製の製品をインストールすると、MDAC のレジストリ設定が破損する

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 827422 (最終更新日 2004-04-28) を基に作成したものです。

この資料に含まれているサンプル コード/プログラムは英語版を前提に書かれたものをありのままに記述しており、日本語環境での動作は確認されておりません。

プロパティ

文書番号: 827422 - 最終更新日: 2005年1月5日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition
キーワード:?
kbhowto kbsqlclient kbdll kbclientserver kbclient kbdns kberrmsg kbtshoot kbregistry KB827422
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