複数のバージョンの Office を Office 2003 と併用することに関する情報

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文書番号: 828956 - 対象製品
Microsoft Office XP については、次の資料を参照してください。290576

Microsoft Office 2000 および Microsoft Office 97 については、次の資料を参照してください。218861
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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目次

概要

マイクロソフトでは推奨していませんが、1 台のコンピュータに複数のバージョンの Microsoft Office をインストールして使用することは可能です。たとえば、同じコンピュータに Microsoft Office 2003 と Microsoft Office 97 をインストールして使用することができます。この資料では、このような環境で起こり得る問題と、異なるバージョンの Office 間の競合を防ぐ方法について説明します。

: マイクロソフトでは、ターミナル サーバー上での複数のバージョンの Microsoft Office の使用をサポートしていません。ターミナル サービスを実行している Windows のバージョンでは、複数バージョンの共存はサポートされていません。Office の複数のバージョンを実行する必要がある場合は、ターミナル サービスは無効にしてください。

詳細

インストールの順序

: このインストールの順序は、Microsoft FrontPage などのスタンドアロンの Microsoft Office 製品にも適用されます。

同じコンピュータに複数のバージョンの Office をインストールして使用する場合は、以前のバージョンの Office を先にインストールする必要があります。たとえば、Office 97 と Microsoft Office XP を同じコンピュータで使用する場合は、先に Office 97 をインストールします。レジストリ キー、共有プログラム、ファイル拡張子、およびその他の設定は、Office の各バージョンおよび Office の各バージョンに含まれるプログラムを単位として管理されるため、インストールの順序を守る必要があります。

以下の表に、Office の各バージョンをインストールする順序を示します。
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Office のバージョン インストールの順序
Office 97 1 番目
Office 2000 2 番目
Office XP 3 番目
Office 2003 4 番目
重要 : 後でインストール済みの Office のバージョンを削除する場合には、それぞれのバージョンが正しく動作するように、残りのバージョンの Office を前述の順序で再インストールする必要があります。

この資料の以下の部分では、Office が上記の順序でインストールされたことを前提としています。

Office Bin フォルダの場所が \Office11 に変更される

Office 2003 をインストールするとき、セットアップのデフォルトのフォルダは \Program Files\Microsoft Office です。ただし、Office Bin フォルダ (Office.exe ファイルがインストールされるフォルダ) が \Program Files\Microsoft Office\Office11 に変更されます。この変更は Office XP で初めて取り入れられ、同じコンピュータに複数のバージョンの Office をインストールする必要があるユーザーにより優れた操作性を提供します。Office Bin フォルダの名前を変更する方法はありません。

複数のバージョンの Outlook

Microsoft Office Outlook 2003 は、以前のバージョンの Microsoft Outlook と共存できません。Office Outlook 2003 のインストールを選択した場合、セットアップ プログラムでは、以前のバージョンの Outlook を残すことが許可されません。Office 2003 のインストール時に、[以前のバージョンの Office] ダイアログ ボックスで [削除するアプリケーションを指定する] チェック ボックスをオンにしても、Microsoft Outlook 2002、Microsoft Outlook 2000、または Microsoft Outlook 98 は削除されます。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
826319 [OFF2003] Office 2003 をセットアップすると以前のバージョンの Office が削除される

Office ショートカット バーを使用する

Office 2003 には、Office ショートカット バーが含まれていません。ただし、以前のバージョンの Office が同じコンピュータにインストールされている場合は、そのバージョンの Office ショートカット バーが保持されます。

以前のバージョンの Office が Office 2003 と共にインストールされている場合は、それぞれのショートカット バーを同時に起動することはできませんが、別々に起動することはできます。また、各ショートカット バーには独自のカスタム ツール バーやカスタム ボタンを設定できます。このようなツール バーやボタンを 2 つの Office ショートカット バーで共有することはできません。

[スタート] メニューのショートカット

Office 97、Office 2000、および Office XP は、[スタート] メニューの同じショートカット名を使用してプログラムを起動します。現在、Office 2003 では、[スタート] メニューの Office サブフォルダにショートカットが自動的にインストールされます。新しい Office 2003 のショートカットには、バージョン番号が付けられます。ただし、混乱を避けるために、以前の製品のショートカットにバージョン番号を付けることをお勧めします。たとえば、Office 2003 をインストールする前に、Microsoft Access のショートカット名を Microsoft Access 97 に変更します。また、Office 97 のショートカットを [スタート] メニューの別のサブフォルダに移動してもかまいません。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
292584 [OFFXP] セットアップにより、以前のバージョンの Office [スタート] メニュー項目が上書きされる

Office XP または Office 2000 のショートカットを手動で移動し、製品を再インストールしたり、ショートカットを修復したりすると、[スタート] メニューの [プログラム] にショートカットが再度作成されます。

: Microsoft Office 2003 リソース キットに含まれているカスタム インストール ウィザードを使用して、Office 2003、Office XP、または Office 2000 のセットアップをカスタマイズすると、ショートカットを [スタート] メニューの別の場所にインストールできます。

Microsoft Office 2003 リソース キットの詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/office/ork/2003/default.htm

Microsoft Office バインダー

Office 97 が Office 2000 と同じコンピュータにインストールされている場合、Office バインダーの [セクションの追加] ダイアログ ボックスには、最近インストールされた Office 2000 までのバージョンのドキュメントの種類が表示されます。その結果、バインダー ファイルにセクションを挿入すると、Office 2000 のドキュメントの種類が使用されます。以前のバージョンの Office を使用しているユーザーとバインダー ファイルを共有する場合は、この現象によって問題が発生することがあります。

: Office XP から、Microsoft Office には Microsoft Office バインダーは含まれなくなりました。ただし、バインダー ファイルからすべての Office ドキュメントを抽出するユーティリティが含まれています。

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
281931 [OFFXP] Office バインダーのファイルを開けない

エクスプローラでファイルをダブルクリックする

エクスプローラで Office ドキュメントをダブルクリックする場合、または [最近使ったファイル] でクリックする場合、原則として以下のルールが適用されます。
  • ドキュメントを作成したバージョンのプログラムが実行されている場合、ドキュメントはそのバージョンのプログラムで開かれます。
  • Office 97、Office 2000、または Office XP の場合、ドキュメントを作成したバージョンのプログラムが実行されていないと、ドキュメントは最後にインストールされたバージョンのプログラムで開かれます。
  • Microsoft Access と Microsoft Word (Word for Windows 95、Word 97、Word 2000、Word 2002、または Word 2003) の場合、ドキュメントを作成したバージョンのプログラムが実行されていないと、ドキュメントは直前に実行されたバージョンのプログラムで開かれます。
  • ドキュメントを特定のバージョンの Office に含まれるプログラムと再度関連付けるには、Office セットアップ プログラムを実行して、[再セットアップ] から [削除しないで再セットアップ] (Office 97 の場合) または [Office の修復] (Office 2000 または Office XP の場合) をクリックします。これによって、そのバージョンの Office のファイルの関連付けを登録します。
: Access または Word を使用している場合は、ファイルの関連付けを行っても上記の動作は修正されません。

Office OLE オブジェクトを別のプログラムに挿入する

同じコンピュータに複数のバージョンの Office がインストールされている場合に、Office オブジェクト (たとえば、Microsoft Excel ワークシート オブジェクト) を別のプログラム (たとえば、Word 文書) に挿入すると、最新バージョンのプログラムが使用されます。そのため、Office 2003 を使用していないユーザーとコンテナ ファイル (たとえば、Excel ワークシート オブジェクトを含む Word 文書) を共有する場合に、問題が発生することがあります。

共有プログラム

「インストールの順序」で説明した順序で Office のバージョンをインストールした場合、数式エディタやクリップ ギャラリーなどの共有プログラムを使用しても、通常問題は発生しません。[オブジェクト] ダイアログ ボックスで、各共有プログラムに対して複数のエントリが表示されることがあります。この現象は、コンピュータに複数のバージョンの共有プログラムがインストールされていることがあるため発生します。

Word の起動時に "インストールの準備をしています" というメッセージが表示される

コンピュータに複数のバージョンの Word をインストールしている場合に、Office Word 2003 を起動すると、Windows インストーラが実行され、Word が実際に起動する前に、インストールの準備中であることを示すメッセージが表示されることがあります。

複数のバージョンをデュアル ブートとしてインストールする方法については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
828957 デュアルブート コンピュータに Office 2003 をインストールする方法

共存インストールでエラーや問題を修復するためのトラブルシューティングのヒント

警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに Regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\UnInstall\<GUID For Office 2003 Product>
  3. [キー名のコピー] を右クリックします。
  4. 何も変更を行わずにレジストリ エディタを終了します。
  5. コピーしたキー名をメモ帳に貼り付けます。
  6. メモ帳から
    <GUID For Office 2003 Product>
    だけをクリックし、それをコピーします。
  7. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、Msiexec.exe /fm <GUID For Office 2003 Product> と入力して Enter キーを押します。

    : このコマンド ラインによって Microsoft Office 2003 のコンポーネントとアイコンの登録が修復されます。その後、Office 2003 以前の製品の修復を行っても、Office 2003 の製品の安定性が維持されることはテストされており、確認済みです。

プロパティ

文書番号: 828956 - 最終更新日: 2006年5月8日 - リビジョン: 4.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office 2003 Personal Edition
  • Microsoft Office Professional Edition 2003
  • Microsoft Office Standard Edition 2003
キーワード:?
kbinfo KB828956
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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