ファイルを保存するとメモリ不足を示すエラー メッセージが表示される

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文書番号: 830265 - 対象製品
重要: この資料には、コンピューターのセキュリティ設定を低くする方法、またはコンピューターのセキュリティ機能を無効にする方法が記載されています。これらの変更によって特定の問題を回避できますが、これらの変更を行う前に、記載された回避策を現在の環境に使用した場合の危険性を評価することをお勧めします。この資料の回避策の使用を決定した場合は、記載されている手順以外にも、システムを保護するための適切な手順を実行してください。

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現象

以下の現象が 1 つ以上発生することがあります。
  • Microsoft Outlook で、ネットワークを介して共有の個人用フォルダー (.pst) ファイルを開けません。
  • Microsoft Office で、分散ファイル システム (DFS) 共有にドキュメントを保存できません。
  • ネットワーク ファイル サーバー上のファイルを変更したときに、ネットワーク ドライブにディスクの空き領域が十分にあるにもかかわらず、ファイルを保存できず、次のようなエラー メッセージが表示されます。
    ディスクがいっぱいです。リソースが足りません
  • 次のプログラム エラー メッセージが表示されます。
    • Microsoft Excel でファイルを保存した場合

      メッセージ 1
      ファイルを保存できませんでした。
      メッセージ 2
      ディスクがいっぱいです。
    • Microsoft Word でファイルを同じ場所に保存した場合

      メッセージ 1
      ディスクの空き容量またはメモリが不足しているため、保存することができません。drive:\path\filename
      メッセージ 2
      ディスクがいっぱいか、開いているファイルが多すぎます。
      : リッチ テキスト形式 (.rtf) のファイルは Word から割り当てられたネットワーク ドライブに保存できますが、.doc ファイルは保存できません。
    • Microsoft PowerPoint でファイルにアクセスした場合

      メッセージ 1
      filenameは読取専用です。
      メッセージ 2
      filename にアクセス中に、エラーが発生しました。
    • Outlook の使用中
      アラームのサービスを開始できません。アラームは表示されません。ファイル <ドライブ文字>:\Outlook\filename.pst を保存するときにエラーが発生しました。メッセージング機能を備えたすべてのアプリケーションを終了してから、再度実行してください。
    • Outlook で個人用ファイルにアクセスした場合
      フォルダーを展開できません。ファイル (file name.pst) を保存するときにエラーが発生しました。メッセージング機能を備えたすべてのアプリケーションを終了してから、再度実行してください。
    • Microsoft ペイントでファイルを保存した場合
      drive:\folder\filename.bmp へのアクセス中に不明なエラーが発生しました。
      注: 同じファイルを JPEG (Joint Photographic Experts Group)、TIFF (Tagged Image File Format)、または GIF (Graphics Interchange Format) ファイルとして保存することは可能です。ペイントで問題が発生するのは、BMP (ビットマップ) ファイルとして保存しようとした場合のみです。
    • Adobe PageMaker 7.0 でファイルを保存した場合

      メッセージ 1
      ディスクがいっぱいです。
      メッセージ 2
      無効なパラメーターです。
    • 他のプログラムでファイルを保存した場合に表示されるエラー メッセージ

      メッセージ 1
      Disk full or out of memory
      メッセージ 2
      アクセスが拒否されました。
      メッセージ 3
      ファイルを保存できませんでした。
      メッセージ 4
      Disk full or not enough memory
      また、ファイルを使用していないにもかかわらず、ファイルが使用中であるというメッセージが表示される場合があります。
  • 場合によっては、エラーが発生せず、ファイルが正常に保存されたように表示されますが、実際にはファイルは保護されていません。
  • 次の現象が発生することもあります。
    1. 次のメッセージが表示されます。

      イベント ID: 2020 INVALID_PARAMETER

    2. コンピューターのシャットダウンまたは再起動を開始した後、そのコンピューターが正常にシャットダウンされず、代わりに、黒い画面が表示されます。黒い画面には点滅したポインターが表示されることもあります。この画面が表示されると、コンピューターの処理は停止します。
この資料に記載されている現象は、次のクライアント オペレーティング システムでも発生する可能性があることに注意してください。
  • Microsoft Windows XP
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows NT 4.0 Workstation
  • Microsoft Windows 98
  • Microsoft Windows 95

原因

この問題は、次の場合に発生することがあります。
  • コンピューターにインストールされているマイクロソフト以外のアプリケーションで、古いカーネル モードのフィルター ドライバーが使用されています。
  • サードパーティのファイル システム フィルター ドライバーが他のフィルター ドライバーと競合しています。
  • VERITAS Backup Exec Advanced Open File Option (Vsp.sys) フィルター ドライバーが、次に示す Symantec AntiVirus Corporate Edition 8.0 のフィルター ドライバーなどのウイルス対策フィルター ドライバーのいずれかと一緒に読み込まれています。
    • Symevent.sys (Symantec イベント ライブラリ)
    • Navap.sys (Symantec AutoProtect)
    この問題の原因となるファイルは、SystemRoot\system32\drivers\Vsp.sys ファイルです。

解決方法

この問題を解決するには、フィルター ドライバーの製造元に、フィルター ドライバーの更新プログラムが入手可能であるかどうかを問い合わせてください。

詳細については、次の VERITAS Web サイトを参照してください。
http://www.veritas.com/ja/JP/services/support/

http://seer.support.veritas.com/docs/264490.htm?
VERITAS の更新プログラムをダウンロードするには、VERITAS の次の Web サイトを参照してください。
http://ftp.support.veritas.com/pub/support/products/
他社テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載されている情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。

回避策

Vsp.sys ドライバーが原因で発生する問題を回避するには、問題に応じて適切な手順を実行します。

警告 この資料に記載された回避策を適用することにより、悪意のあるユーザーまたはウイルスなどの悪質なソフトウェアによる攻撃をコンピューターまたはネットワークが受けやすくなる場合があります。この資料の情報は、ユーザーが記載されている回避策を自己の判断で使用することを前提に提供されているものであり、この回避策をお勧めするものではありません。この回避策は、自己の責任においてご使用ください。
  • Vsp.sys ドライバーを削除するか、VERITAS Remote Agent を削除します (VERITAS Remote Agent を削除すると、Vsp.sys ドライバーが削除されます)。
  • VERITAS NetBackup 4.5 クライアントを削除してから NetBackup クライアントのバージョン 3.4.1 をインストールします。このバージョンには Vsp.sys ドライバーは含まれていません。
  • VERITAS Remote Agent ソフトウェアを削除してから、Advanced Open File Option をインストールせずに VERITAS Remote Agent をインストールします。
  • 最新の更新プログラムが適用されたバージョンの VERITAS Advanced Open File Option をインストールします。

    注: VERITAS Advanced Open File Option は VERITAS バックアップ ソフトウェアのオプション コンポーネントです。通常のバックアップを行う場合、このオプション コンポーネントは必要ありません。
  • レジストリを変更して一時的に Vps.sys フィルター ドライバーを無効にしてから、コンピューターを再起動します。Windows 2000 を使用している場合は、レジストリ エディターを使用してレジストリ サブキーを変更します。

    重要 このセクション、方法、またはタスクには、レジストリを変更する手順が記載されています。しかし、レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生する可能性があります。したがって、これらの手順は慎重に実行する必要があります。万一に備えて、変更前のレジストリをバックアップしてください。これにより、問題が発生した場合にレジストリを復元することが可能になります。レジストリのバックアップ方法と復元方法の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法


    手動で Advanced Open File Option サービスを無効にするには、次の手順を実行します。
    1. 次のレジストリ サブキーを見つけます。
      \HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VSP\Start
    2. Start
      の値を 0x4 に設定します。

      この設定により、コンピューターの再起動時に Vps.sys ドライバーが読み込まれなくなります。

      重要 このドライバーのみを無効にした場合、次の再起動時にコンピューターが停止し、"STOP 0x7B INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE" というエラー メッセージが表示されることがあります。このエラーは、Vsp.sys ドライバーかその前に読み込まれる Otman5.sys ドライバーが次のレジストリ サブキーのいずれかまたは両方で参照されていることが原因で発生します。
      \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E967-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\UpperFilters
      \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{71A27CDD-812A-11D0-BEC7-08002BE2092F}\UpperFilters
      Windows 2000 を使用している場合は、レジストリ エディターを使用して上記のレジストリ サブキーを変更します。Vsp.sys ドライバーを参照しているエントリを削除します。
詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
816071 Windows でカーネル モードのフィルター ドライバーを一時的に無効にする方法

詳細

Vsp.sys ドライバーは、バックアップ プロセスを中断したり、バックアップ プロセス中にファイルの書き込みをキャッシュすることを可能にします。 Vsp.sys ドライバーは %systemroot%\SYSTEM32\DRIVERS にあります。影響を受けるファイルのバージョンは、1.2:0.0 と 1.0:0.0 です。

このドライバーは、VERITAS NetBackup または VERITAS BackupExec for Windows 9.0 (Backup Exec Advanced Open File Option) に含まれています。 また、VERITAS Remote Agent をインストールすると、このファイルがシステムにインストールされます。

注意事項
  • VERITAS NetBackup または VERITAS BackupExec を最新バージョンに更新しても、Vsp.sys ドライバーが更新されていない可能性があります。
  • VERITAS ソフトウェアを削除しても、Vsp.sys ドライバーが削除されていない可能性があります。
  • Vsp.sys ドライバーが削除されていることを確認するには、Drivers.exe ユーティリティの出力か Pstat.exe ユーティリティの出力を参照します。これらのユーティリティの出力に、Vsp.sys ドライバーが含まれていないことを確認します。

VERITAS NetBackup

VERITAS NetBackup クライアント バージョン 3.4.1ga では、Vsp.sys ドライバーがインストールされないため、この問題は発生しません。VERITAS 4.5 Feature Pack 4 クライアントにアップグレードした場合は、この問題が発生する可能性があります。

ネットワーク モニター

ネットワーク モニターのキャプチャで、キャッシュのフラッシュ時にエラーが発生することがあります。 ファイルへの書き込み後、SMB C_Flush_File 要求がクライアントからサーバーに送信されます。サーバーからの応答として、次の STATUS_INVALID_PARAMETER エラーが表示されます。
Client Request:
SMB: C Flush File
Server Response:
SMB: R flush file - NT error, System, Error, Code = (13) STATUS_INVALID_PARAMETER
SMB: NT status code = 0xC000000D, Facility = System, Severity = Error, Code = (13) STATUS_INVALID_PARAMETER
SMB: NT Status Severity Code = Error
SMB: NT Status Customer Code = 0 (0x0)
SMB: NT Status Reserved Bit = 0 (0x0)
SMB: NT Status Facility = System
SMB: NT Status Code System Error = STATUS_INVALID_PARAMETER
SMB_COM_FLUSH コマンドにより、対応するファイルのすべてのデータと割り当て情報が安定した記憶域に書き込まれることが保証されます。応答は、書き込み操作が完了するまで送信されません。

注意事項
  • 通常、「現象」に記載されている問題は、ファイル サーバーが数時間または数日間稼働してから発生します。
  • ワードパッドやメモ帳のドキュメントは、同じネットワーク共有に問題なく保存できます。
  • この問題は、アプリケーションの保存プロセスで一時ファイルが使用されると発生します。
    ファイルを保存すると、ほとんどの Office アプリケーションでは次の処理が行われます。
    1. ソース ファイルを開きます。
    2. ファイルの一時コピーが開かれます。
    3. 一時コピーに変更が加えられます。
    4. 変更内容がすべて一時ファイルにフラッシュされ、一時ファイルを使用して元のソース ファイルが置き換えられます。
重要 ウイルス対策プログラムは、ウイルスからコンピューターを保護するのに役立ちます。信頼できないソースからファイルを開いたり、ダウンロードしたりしないでください。また、信頼できない Web サイトへのアクセスは行わないようにしてください。ウイルス対策プログラムが有効になっていない場合は、電子メールの添付ファイルを開かないようにしてください。 詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
129972 コンピューター ウイルス: 解説、予防、および回復

関連情報

詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
822219 ファイル サーバー上のファイルの操作時に、ファイル サーバーのパフォーマンスが低下し遅延が発生する
816071 カーネル モードのフィルター ドライバーを一時的に無効にする方法
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。
注意 : これは、マイクロソフトのサポート組織内で直接作成された "緊急公開" の資料です。 この資料には、確認中の問題に関する現状ベースの情報が記載されています。 情報提供のスピードを優先するため、資料には誤植が含まれる可能性があり、予告なしに随時改定される場合があります。 その他の考慮事項については、使用条件を参照してください。

プロパティ

文書番号: 830265 - 最終更新日: 2014年1月8日 - リビジョン: 1.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Access 2002 Standard Edition
  • Microsoft Access 2000 Standard Edition
  • Microsoft Excel 2002 Standard Edition
  • Microsoft Excel 2000 Standard Edition
  • Microsoft FrontPage 2002 Standard Edition
  • Microsoft FrontPage 2000 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 2002 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 2000 Standard Edition
  • Microsoft PowerPoint 2002 Standard Edition
  • Microsoft PowerPoint 2000 Standard Edition
  • Microsoft Word 2002
  • Microsoft Word 2000
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows NT Server 4.0 Standard Edition
キーワード:?
kbtshoot kbprb KB830265
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