Windows XP および Windows Server 2003 での "レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーの変更点

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文書番号: 831787 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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目次

概要

"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーが適用されている場合、Microsoft Windows XP Professional または Microsoft Windows Server 2003 ベースのコンピュータでは、レジストリ エディタをサイレント モードで実行できません。ただし、Microsoft Windows 2000 または Microsoft Windows NT 4.0 ベースのコンピュータでは、このポリシーが適用されていてもレジストリ エディタをサイレント モードで実行できます。このため、Windows の異なるバージョンが混在する環境では、下位互換性に関する問題が発生することがあります。

原因

この動作は、Windows XP および Windows Server 2003 による "レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーの処理が、Windows NT 4.0 および Windows 2000 とは異なることが原因で発生します。Windows XP では、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーが適用されている場合、追加のセキュリティ対策を使用して、レジストリ エディタをサイレント モードで使用できないようにします。

詳細

Windows NT 4.0 および Windows 2000 では、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーによってレジストリ ツールの使用を無効にした場合、レジストリ エディタを起動できません。ただし、/s スイッチを使用した場合、レジストリ エディタをサイレント モードで使用できます。たとえば、Windows NT 4.0 および Windows 2000 では、コマンド プロンプトで regedit /s filename.reg と入力した場合、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーが有効になっていても、filename.reg レジストリ ファイルをレジストリにインポートできます。

Windows XP Professional および Windows Server 2003 では、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーを使用してレジストリ ツールの使用を無効にした場合、レジストリ エディタをサイレント モードで使用することはできません。

解決方法

Windows XP の Service Pack の情報

この問題を解決するには、Microsoft Windows XP の最新の Service Pack を入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322389 最新の Windows XP Service Pack を入手する方法

Windows XP の修正プログラムの情報

マイクロソフトでは、この製品のデフォルトの動作を変更する、サポートされた機能を用意していますが、この機能はこの資料に記載された動作のみを修正することを目的としており、この機能を必要とするコンピュータに対してのみ適用することを推奨します。この機能は、今後さらにテストを行う場合があります。したがって、この機能の不足により深刻な影響を受けていない場合は、この機能が含まれる次の Microsoft Windows XP Service Pack がリリースされるまで待つことを推奨します。

この機能を入手するには、Microsoft Product Support Services にお問い合わせください。Microsoft Product Support Services の電話番号一覧およびサポート料金については、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ws=support

   日付          時刻    バージョン         サイズ      ファイル名

   ------------------------------------------------------------
   2004/01/30  07:21  5.1.2600.1331    125,440  regedit.exe     
   2003/11/12  06:37                 1,106,922  system.adm      

Windows Server 2003 の Service Pack の情報

この問題を解決するには、Windows Server 2003 の最新の Service Pack を入手します。詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
889100 Windows Server 2003 の最新の Service Pack を入手する方法

Windows Server 2003 の修正プログラムの情報

マイクロソフトでは、この製品のデフォルトの動作を変更する、サポートされた機能を用意していますが、この機能はこの資料に記載された動作のみを修正することを目的としており、この機能を必要とするコンピュータに対してのみ適用することを推奨します。この機能は、今後さらにテストを行う場合があります。したがって、この機能の不足により深刻な影響を受けていない場合は、この機能が含まれる次の Microsoft Windows Server 2003 がリリースされるまで待つことを推奨します。

この機能を入手するには、Microsoft Product Support Services にお問い合わせください。Microsoft Product Support Services の電話番号一覧およびサポート料金については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ws=support

Windows Server 2003 (Itanium ベース)

   日付          時刻    バージョン        サイズ       ファイル名      プラットフォーム
   ----------------------------------------------------------------------
   2004/10/08  11:55  5.2.3790.221     340,480  regedit.exe     IA-64  
   2004/10/01  13:35                 1,104,086  system.adm
   2004/10/08  11:52  5.2.3790.221     130,048  wregedit.exe    x86  

Windows Server 2003 (x86 ベース)

   日付          時刻    バージョン        サイズ       ファイル名

   ------------------------------------------------------------
   2004/10/09  03:52  5.2.3790.221     130,048  regedit.exe     
   2004/10/02  05:35                 1,104,086  system.adm      

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

機能に関する情報

Microsoft Windows XP および Microsoft Windows Server 2003 の "レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーの使用方法を変更する新機能を使用できます。この機能を使用すると、次のいずれかの構成を使用できるようにレジストリの設定を構成できます。
  • レジストリ エディタを対話モードまたはサイレント モードのいずれかで起動できます。
  • レジストリ エディタをサイレント モードでのみ起動できます (regedit /s)。これは、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーが適用されている場合の Windows 2000 および Windows NT 4.0 のデフォルトの動作です。
  • どのモードでもレジストリ エディタを起動できません。これは、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーが適用されている場合の Windows XP のデフォルトの動作です。
この修正プログラムをインストールすると、更新された System.adm グループ ポリシー ファイルにより、グループ ポリシーを使用してこれらのオプションを構成できます。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに gpedit.msc と入力し、[OK] をクリックします。
  2. [ユーザーの構成] を展開し、[管理用テンプレート] を展開します。次に、[システム] をクリックし、[レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする] をダブルクリックします。
  3. 次のオプションのいずれかをクリックして選択します。
    • 未構成
    • 有効
    • 無効
  4. [有効] をクリックした場合、[regedit のサイレント モードでの実行を無効にしますか?] ボックスの一覧の [はい] または [いいえ] をクリックし、レジストリ エディタをサイレント モードで起動 (regedit /s) できるかどうかを指定します。
グループ ポリシーを使用してこれらのオプションを構成する場合は、次のレジストリ サブキーに DisableRegistryTools DWORD エントリを作成します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
この修正プログラムをインストールした後に手動でレジストリの設定を構成するには、次の手順を実行します。

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. レジストリで次のサブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\DisableRegistryTools
    : DisableRegistryTools エントリが存在しない場合は作成する必要があります。エントリを作成するには、次の手順を実行します。
    1. レジストリで次のサブキーを見つけてクリックします。
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies
    2. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
    3. キーの名前として System と入力し、Enter キーを押します。
    4. レジストリの次のサブキーをクリックします。
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
    5. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
    6. DWORD 値の名前として DisableRegistryTools と入力し、Enter キーを押します。
  3. [DisableRegistryTools] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  4. [値のデータ] ボックスに以下の表に基づいて、使用する設定を入力します。
    元に戻す全体を表示する
    設定 説明
    0 レジストリ エディタを対話モードまたはサイレント モードのいずれかで起動できます。
    1 レジストリ エディタをサイレント モードでのみ起動できます (regedit /s)。これは、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーが適用されている場合の Windows 2000 および Windows NT 4.0 のデフォルトの動作です。
    2 どのモードでもレジストリ エディタを起動できません。これは、"レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする" ポリシーが適用されている場合の Windows XP および Windows Server 2003 のデフォルトの動作です。
  5. [OK] をクリックし、レジストリ エディタを終了します。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。 この問題は、Microsoft Windows XP Service Pack 2 で最初に修正されました。

詳細

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
824684 マイクロソフトのソフトウェアの更新で使用される一般的な用語の説明

プロパティ

文書番号: 831787 - 最終更新日: 2007年1月11日 - リビジョン: 3.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Professional
キーワード:?
kbhotfixserver kbqfe kbwinxpsp2fix kbqfe kbwinxppresp2fix kbfix kbbug KB831787
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