[OL2003] Outlook 2003 で静的通信ポートを構成する方法

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文書番号: 833799 - 対象製品
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目次

はじめに

この資料では、Microsoft Office Outlook 2003 で静的通信ポートの構成に使用できる Microsoft Outlook プロファイル ファイルの作成方法について説明します。静的ポートは Microsoft Exchange サーバーへの接続に使用されます。この手順を実行すると、Outlook が Exchange サーバーの情報を要求するためにポート 135 を介してエンドポイント マッパーと通信できないという問題を回避できます。

詳細

Microsoft Outlook および Microsoft Exchange は、共にリモート プロシージャ コール (RPC) プロトコルを使用して通信します。Exchange サーバーが起動すると、各サービスにポートが動的に割り当てられます。Exchange サーバーがリッスンするポート番号は、Exchange サーバーが起動するたびに変更されます。Exchange サーバーが起動すると、自身をエンドポイント マッパーに登録し、ポート番号を割り当てるようにエンドポイント マッパーに要求します。

Outlook は起動するときに、Exchange サーバーの TCP/IP エンドポイントが割り当てられているポートを確認する必要があります。通信に必要なポート番号を見つけるために、Outlook は Exchange サーバーのエンドポイント マッパーに接続し、どのサービスがどのポートでリッスンしているのかを確認します。エンドポイント マッパーは通常ポート 135 でリッスンします。

最近、TCP/IP 経由での電子メール メッセージ交換を処理する RPC 機能の一部に問題が見つかりました。この脆弱性は、無効な電子メール メッセージの処理が不適切であるために発生します。この脆弱性は、RPC エンドポイント マッパーの処理に影響を及ぼします。エンドポイント マッパーは TCP/IP ポート 135 でリッスンするため、Outlook はポート 135 を使用して、エンドポイント マッパーに Exchange サーバーの情報を要求することができません。

あらかじめ決められた同一の通信ポートを使用して通信するように Outlook 2003 と Exchange サーバーを構成することにより、この問題を回避できます。また、このように構成すると、ポート 135 がブロックされている場合でも、インターネット経由で Exchange サーバーに接続でき、修正プログラムが適用されていない RPC エンドポイント マッパーにかかわる問題の脆弱性の影響を受けなくなります。このように構成を変更することは、Outlook 2003 と Microsoft Exchange Server 2003 との間で行われている RPC over HTTP 通信と同様の効果があり、接続を確立する際のパフォーマンスが向上し、ネットワーク往復時間が低減します。

Outlook 2003 で静的通信ポートを構成する

静的ポートで通信するように Outlook 2003 を構成するには、次の手順 2. の構成設定を使用して Outlook プロファイル ファイル (.PRF) を作成し、固定ポートが設定された .PRF ファイルを Outlook 2003 のデフォルトのプロファイルにインポートします。これにより、これらのポートでのみ通信を行うように Outlook の Exchange アカウントが構成されます。これを行うには、次の手順を実行します。

: RPC over HTTP ポート マッピングの変更は、システム管理者の指示に従って特定の環境下でのみ行う必要があります。また、変更することで、この製品の今後のリビジョンとの間で競合が発生したり、RPC over HTTP を使用して Exchange サーバーに接続できなくなったりする可能性があります。
  1. メモ帳を起動します。
  2. メモ帳のファイルに次の構成設定をコピーします。
    [General]
    Custom=1
    DefaultProfile=Yes
    OverwriteProfile=Append
    ModifyDefaultProfileIfPresent=TRUE
    
    ; **************************************************************
    
    ; Section 2 - Services in Profile
    
    ; **************************************************************
    
     
    
    [Service List]
    ServiceEGS=Exchange Global Section
     
    
    ;***************************************************************
    
    ; Section 4 - Default values for each service.
    
    ;***************************************************************
    
    [ServiceEGS]
    
    ; Uncomment the lines that correspond to the port values you want to configure.
    ;
    ;TCPExchangePort=6001
    ;TCPReferralPort=6002
    ;TCPDirectoryPort=6004
    
    ;HTTPExchangePort=6001
    ;HTTPReferralPort=6002
    ;HTTPDirectoryPort=6004
    
    ;***************************************************************
    ; Section 6 - Mapping for profile properties
    
    ;***************************************************************
    
    [Microsoft Exchange Server]
    ServiceName=MSEMS
    MDBGUID=5494A1C0297F101BA58708002B2A2517
    MailboxName=PT_STRING8,0x6607
    HomeServer=PT_STRING8,0x6608
    
    
    [Exchange Global Section]
    SectionGUID=13dbb0c8aa05101a9bb000aa002fc45a
    MailboxName=PT_STRING8,0x6607
    HomeServer=PT_STRING8,0x6608
    HTTPExchangePort=PT_I2,0x662d
    HTTPReferralPort=PT_I2,0x6631
    HTTPDirectoryPort=PT_I2,0x662f
    TCPExchangePort=PT_I2,0x662c
    TCPReferralPort=PT_I2,0x6630
    TCPDirectoryPort=PT_I2,0x662e
    
  3. ファイルにコピーした構成設定の「Section 4 - Default values for each service」で、使用するポート設定が含まれる行の先頭にあるコメントを示す文字 (;) を削除します。使用するポート設定は、Exchange サーバーで構成されるポート設定と同じである必要があります。
  4. ファイル名を付けて保存します。ファイル名拡張子は .prf です。
  5. エクスプローラで、手順 4. で保存した Your_File_Name.prf ファイルを見つけます。
  6. Your_File_Name.prf をダブルクリックして、Outlook 2003 を構成します。

Exchange で静的通信ポートを構成する

Microsoft Exchange サーバーで固定通信ポートを構成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
270836 Exchange 2000 および Exchange 2003 の静的ポートの割り当て

関連情報

RPC エンドポイント マッパーの脆弱性の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
331953 [MS03-010] RPC エンドポイント マッパーの問題により、サービス拒否の攻撃が実行される

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 833799 (最終更新日 2004-08-05) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 833799 - 最終更新日: 2005年8月8日 - リビジョン: 1.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Outlook 2003
キーワード:?
kbhowto kbemail kbconfig KB833799
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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