Windows Server 2003 で Vrfydsk.exe ツールを使用して、ボリュームをオフライン状態にせずにボリュームのエラーをチェックする方法

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文書番号: 837326 - 対象製品
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目次

はじめに

ディスク チェック ツール (Chkdsk.exe) から正確な結果を取得するには、オフライン状態のボリュームに対してこのツールを実行する必要があります。しかし、運用環境においては、必ずしもこうした状態でツールを実行できるとは限りません。代わりにディスク検証ツール (Vrfydsk.exe) を使用することにより、ボリュームをオフライン状態にすることなくボリュームのエラーをチェックできます。

詳細

Vrfydsk.exe は、指定したボリュームの FAT ファイル システムまたは NTFS ファイル システムの一貫性と整合性をチェックするコマンド ライン ツールです。Vrfydsk.exe は、ボリュームに関するステータス レポートを作成して表示します。このステータス レポートには、ボリュームのエラーも一覧表示されます。

: Vrfydsk.exe は、検出したエラーを修正できません。エラーを修正するには、修復モードで Chkdsk.exe を実行する必要があります (chkdsk /f)。

Vrfydsk.exe をダウンロードしてインストールするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=9d467a69-57ff-4ae7-96ee-b18c4790cffd&displaylang=en

Vrfydsk.exe ツールの使用方法

ドライブ C が破損しているかどうかをテストするには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントし、[Windows Resource Kit Tools] をクリックし、[Command Shell] をクリックします。
  2. コマンド プロンプトで Vrfydsk C: /V と入力し、Enter キーを押します。

構文

Vrfydsk.exe では、次の構文を使用します。

Vrfydsk [volume[Path]] [/V] [/I] [/C] [/?]

オプション

Vrfydsk.exe では、次のオプションを使用します。
  • volume[Path] - このオプションは、破損テストの対象となるディスクまたはテープの修復される記憶域を指定します。ターゲット ボリュームの入力として、ボリューム名、ドライブ文字、またはマウント ポイントを使用できます。ボリューム情報を指定しない場合、Vrfydsk.exe では、ターゲット ボリュームとして現在のボリュームを使用します。
  • /V - このオプションを指定すると、Vrfydsk.exe は、クリーンアップ メッセージを表示する詳細モードで実行されます。
  • /I - このオプションを指定すると、Vrfydsk.exe は、デフォルトのテストよりも簡素なインデックス エントリのテストを実行するモードで実行されます。このオプションを使用すると、ツールの実行に要する時間が短縮されます。このオプションは、NTFS のみに適用されます。
  • /C - このオプションを指定すると、Vrfydsk.exe は、フォルダ構造のサイクル テストをスキップするモードで実行されます。このオプションを使用すると、ツールの実行に要する時間が短縮されます。このオプションは、NTFS のみに適用されます。
  • /? - このオプションを指定すると、コマンド ラインの使用法が表示されます。


: Vrfydsk.exe のオプションは、Chkdsk.exe のオプションのサブセットです。Vrfydsk.exe のすべてのオプションは、対応するスイッチのオプションとして Chkdsk.exe に直接渡されます。

Chkdsk.exe と Vrfydsk.exe の違い

Chkdsk.exe は、Vrfydsk.exe とよく似た機能を提供します。ただし、アクティブなコンピュータ、起動ボリューム、または他のプログラムやプロセスで使用されているデータ ボリュームで Chkdsk.exe を実行した場合、Chkdsk.exe は、発生していないエラーを報告することがあります。Vrfydsk.exe には、この制限は存在しません。

使用中のボリュームで Chkdsk.exe を実行した場合、Chkdsk.exe は、発生していないエラーを報告することがあります。これは、Chkdsk.exe の実行中にボリュームが変更されたためです。Chkdsk.exe がボリュームの一貫したビューを確実に受け取れるようにするには、ボリュームをオフラインにすることが必要な場合があります。これは、次の規定を盛り込んだサービス レベル契約を締結している場合に問題となることがあります。
  • 高可用性を維持する必要がある。
  • ボリュームに破損がない状態を維持する必要がある。
Vrfydsk.exe は、ボリューム シャドウ コピー サービスを使用して、ボリュームのシャドウ コピーを作成し、このシャドウ コピーについてファイル システムの一貫性をチェックします。Vrfydsk.exe は、ステータス レポートを生成します。ステータス レポートには、検出されたエラーの一覧が含まれます。Vrfydsk.exe は、このレポートを表示した後、シャドウ コピーを削除します。 このため、Vrfydsk.exe を使用すると、ボリュームをオフラインにして利用不可にすることなく、ボリュームのエラーをチェックすることができます。

Vrfydsk.exe は、データの完全なコピーを作成せず、データのシャドウ コピーを作成するだけです。したがって、Vrfydsk.exe の実行に要する時間が、Chkdsk.exe に比べて大幅に長くなることはありません。

プロパティ

文書番号: 837326 - 最終更新日: 2005年11月11日 - リビジョン: 2.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
キーワード:?
kbinfo kbfileprintservices KB837326
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