Windows XP Service Pack 2 サポート ツール

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文書番号: 838079 - 対象製品
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目次

はじめに

この資料では、Microsoft Windows XP Service Pack 2 (SP2) での Windows サポート ツールの更新内容について説明します。サポート担当者またはネットワーク管理者は、Windows サポート ツールを使用して、ネットワークの管理とトラブルシューティングを行うことができます。

詳細

Windows XP SP2 では、以下のサポート ツールが更新されています。
  • Ipseccmd.exe
  • Httpcfg.exe
  • Replmon.exe
  • Iadstools.dll
  • Extract.exe
  • Bitsadmin.exe
  • Netdom.exe
サポート ツールは、Windows XP SP2 のインストール時に自動的にはインストールされません。Windows XP を実行しているコンピュータにサポート ツールをインストールするには、Windows XP の CD の \Support\Tools フォルダにある Setup.exe ファイルを実行します。

Windows XP サポート ツール ヘルプ ファイルは、Support.cab ファイルに格納されています。このヘルプ ファイルには、各ファイルの説明と、関連する構文、出力サンプル、注意事項が記載されています。これらのサポート ツールの具体的な使用方法については、このヘルプ ファイルを参照してください。さらに詳細なヘルプ情報を参照するには、コマンド プロンプトで tool name /help と入力して、Enter キーを押します。

Windows XP SP2 をダウンロードする方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=23354
更新されたサポート ツールをダウンロードするには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=49ae8576-9bb9-4126-9761-ba8011fabf38&displaylang=ja

Ipseccmd.exe

Ipseccmd.exe ツールを使用すると、Windows XP を実行しているコンピュータの IPSec ポリシーの管理と監視を行うことができます。このツールの更新内容は次のとおりです。
  • ポリシーのインポートおよびエクスポートがサポートされます。
  • /? オプションでアクセスできるオンライン ヘルプが強化されています。
  • Active Directory ディレクトリ サービス記憶域のオプションが削除されています。
  • 固定記憶域のオプションが追加されています。
  • グループ ポリシー オブジェクト情報を生成する Show オプションが追加されています。
  • Oakley ログを動的に有効または無効にできるようになります。

HTTPCfg.exe

Microsoft Windows Server 2003 サポート ツールに含まれる HTTP 構成ユーティリティ (Httpcfg.exe) が Windows XP のサポート ツールにも含まれるようになります。このツールを使用して、HTTP ドライバ (HTTP.SYS) の構成情報 (名前空間予約情報、SSL サーバー証明書情報、IP リッスン一覧情報など) の設定、削除、クエリを行うことができます。

Replmon.exe

Active Directory Replication Monitor ツール (Replmon.exe) を使用すると、Active Directory の複製、同期、およびトポロジを表示できます。更新後は、Replmon.exe で 200 を超える複製パートナーを表示できないという問題が修正されます。この場合、Replmon.exe により、次のようなエラーがログ出力されます。
### iadstools.log
Warning     Application c:\temp\iadstools.log: Thread ID: 2488 ,Logged: <date> <time> IADsTools Event: GetDirectPartnersEx: The  API returned more partners than IAdsTools is designed for.
Information Application c:\temp\iadstools.log: Thread ID: 2488 ,Logged: <date> <time? IADsTools Event: GetDirectPartnersEx: The  function completed successfully, returning (0) entries for directory partition (DC=domain,DC=corp,DC=example,DC=com).
###

Iadstools.dll

Iadstools.dll ファイルは、ADSI (Active Directory Service Interfaces) 用のヘルパ DLL です。更新後は、GetDirectPartnersEx 関数で 200 を超える ConnectionObjects がサポートされないという問題が解決されます。

Extract.exe

Extract.exe ツールを使用すると、CAB ファイルからファイルを抽出することができます。更新後は、Extract コマンドに指定するオプションに対して境界チェック (bounds checking) が行われます。

Bitsadmin.exe

BITS 管理ユーティリティは、Windows のバックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) を制御するコマンド ライン ツールです。このツールには、以下のオプションが追加されます。
  • /TRANSFER オプションにより、1 つのコマンドで 1 つのファイルを転送できます。
  • /ADDFILESET オプションにより、1 つのコマンドで、複数のファイルを 1 つのジョブに追加することができます。
  • /ADDFILEWITHRANGES オプションにより、ファイルの特定のセクションのみをダウンロードする必要があるファイルを追加することができます。
  • /REPLACEREMOTEPREFIX オプションにより、ファイルのグループのダウンロード先を変更することができます。
  • /SETACLFALGS オプションと /GETACLFLAGS オプションにより、ファイルのアクセス制御リスト (ACL) のエントリをコピーすることができます。
  • /UTIL /SETIEPROXY オプションと /UTIL /GETIEPROXY オプションにより、現在のユーザーに対する Internet Explorer のプロキシ設定の設定と取得を行うことができます。
  • /UTIL /VERSION オプションにより、現在インストールされている BITS のバージョン情報を取得することができます。
  • /UTIL /REPAIRSERVICE オプションにより、破損した BITS のインストールが修正されます。

Netdom.exe

コマンド ライン ツールの Netdom.exe を使用すると、コンピュータをドメインに参加させたり、コンピュータ アカウントを管理したりすることができます。
  • JOIN /Domain により、コンピュータをドメインに参加させることができます。
  • REMOVE により、コンピュータをワークグループに参加させることができます。
  • RENAME /Domain により、ドメイン上のコンピュータの名前を変更できます。

問題

  • 以前のバージョンのサポート ツールがコンピュータにインストールされており、以前のバージョンを削除せずに Windows XP SP2 サポート ツールをインストールした場合、Iadstools.doc ファイル、Iadstools.dll ファイル、および Replmon.exe ファイルは、Support Tools フォルダにインストールされません。

    : 次のいずれかの条件に該当する場合は、この問題の影響はありません。
    • Windows XP SP2 サポート ツールをインストールする前に、以前のバージョンのサポート ツールをコンピュータから削除しています。
    • Windows XP SP2 サポート ツールをインストールする前に、どのバージョンのサポート ツールもインストールしていません。
    この問題は、Windows XP SP2 サポート ツールの Iadstools.dll ファイルと Replmon.exe ファイルのバージョン番号が 1.0.0.2234 であるために発生します。以前のバージョンの Windows XP サポート ツールでは、Iadstools.dll ファイルと Replmon.exe ファイルのバージョン番号は 1.1.0.1 です。Windows インストーラでは、更新操作の際にファイルのバージョン番号を使用して新しいファイルが判別されます (バージョン番号が大きいほどファイルは新しくなります)。Windows XP SP2 サポート ツールのバージョン番号が、以前のバージョンの Windows XP サポート ツールのバージョン番号よりも小さいため、Windows XP SP2 サポート ツールに含まれている新しいファイルがインストールされず、古いファイルが削除されます。

    既に Windows XP SP2 サポート ツールをインストールしている場合に、この問題を解決するには、Windows XP SP2 サポート ツールのセットアップ プログラムを再度実行します。Windows Support Tools Setup Wizard の [Setup options] で [Add/Remove] をクリックし、[Next] をクリックして、画面に表示される残りの手順を実行し、Windows XP SP2 サポート ツールを再インストールします。Iadstools.doc ファイル、Iadstools.dll ファイル、および Replmon.exe ファイルが Support Tools フォルダにインストールされます。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 838079 (最終更新日 2004-08-12) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 838079 - 最終更新日: 2004年11月17日 - リビジョン: 4.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
キーワード:?
kbinfo kbfix kbdeployment KB838079
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