Office XP SP3 にて行われたセキュリティ強化により Outlook 2002 を対象としたサードパーティ製のアドイン等の動作に影響がある

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文書番号: 838871 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、システムの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Description of the Microsoft Windows Registry
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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目次

はじめに

この資料では、Microsoft Office XP Service Pack 3 (SP3) におけるセキュリティ関連の変更について説明します。これらの変更により、Microsoft Outlook 2002 に統合されたカスタム ソリューションの動作に悪影響が生じることがあります。

詳細

Office XP SP3 には、コンピュータと Outlook プログラムに対するさまざまな悪質な攻撃の影響を抑えるために、多くのセキュリティ関連の変更が含まれています。ただし、これらの変更によって、Office XP SP3 をインストールする前に利用できた機能が制限されることがあります。これにより、カスタム ソリューションに影響が生じますが、これらの変更はリスクを回避するために必要です。

ユーザー設定フォーム、COM アドイン、Outlook の Visual Basic for Applications、Outlook を自動化する外部コードなどのカスタム ソリューションと共に Office XP SP3 をインストールすると、以下の問題が発生することがあります。

アドレス帳へのアクセスに関するセキュリティ警告

Outlook 2002 では、カスタム ソリューションのプログラムからアイテムの本文やメモにアクセスすると、セキュリティ警告が表示されます。この問題は、Outlook オブジェクト ライブラリの Body、HTMLBody、WordEditor、または HTMLEditor プロパティが使用された場合に発生します。このセキュリティ警告は、悪質なコードによって電子メール メッセージの本文から電子メール アドレスが抽出されることを防止するための仕様です。このセキュリティ メッセージは Microsoft Office Outlook 2003 で初めて導入されましたが、悪質なコードが電子メール アドレスにアクセスする可能性を低減するため、Office XP SP3 に追加されました。

セキュリティ警告を非表示にする機能についての関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
290500 OL2002: Developer information about e-mail security features
290500 [OL2002] Outlook 2002 電子メールのセキュリティ機能に関する開発者向け情報

ユーザー設定フォームが代理 (共有) メールボックスまたはパブリック フォルダで動作しない

Microsoft Exchange Server を使用している場合、他のユーザーのメールボックス内のフォルダにアクセスできます。デフォルトでは、他のユーザーのメールボックスにアクセスする場合、Outlook ユーザー設定フォームの VBScript (Visual Basic Scripting Edition) コードは実行されず、フォルダのホーム ページは読み込まれません。また、Outlook には、Outlook ユーザー設定フォームの VBScript コードを実行せず、フォルダのホーム ページを Exchange パブリック フォルダに読み込まないようにする機能があります。この機能はデフォルトで既に有効になっています。

Outlook ユーザー設定フォームの VBScript コードを実行せず、フォルダのホーム ページを共有メールボックスと Exchange パブリック フォルダに読み込まないようにするこの新しいセキュリティ機能は、Outlook 2003 で初めて導入されました。Outlook 2003 では、Outlook ユーザー インターフェイスで設定を構成し、Outlook ユーザー設定フォームの VBScript コードの実行とフォルダのホーム ページの読み込みを許可することもできます。Outlook 2003 でこれらの設定を見つけるには、[ツール] メニューの [オプション]、[その他] タブ、[詳細オプション] を順にクリックします。以前のバージョンの Outlook では、ユーザー インターフェイスを使用して、これらの設定を変更することはできません。ただし、レジストリを使用して、これらの設定を構成できます。

共有メールボックスでカスタム コードを制御する

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。 共有メールボックスでカスタム コードとフォルダのホーム ページの実行を許可するには、以下の手順を実行します。 次の手順を実行した後、レジストリ エディタを終了します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Outlook\Security
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. SharedFolderScript と入力し、Enter キーを押します。
  5. [編集] メニューの [修正] (または [変更]) をクリックします。
  6. 1 と入力し、[OK] をクリックします。

Exchange パブリック フォルダでカスタム コードを制御する

Exchange パブリック フォルダでカスタム コードとフォルダのホーム ページの実行を許可するには、以下の手順を実行します。 次の手順を実行した後、レジストリ エディタを終了します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Outlook\Security
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. PublicFolderScript と入力し、Enter キーを押します。
  5. [編集] メニューの [修正] (または [変更]) をクリックします。
  6. 0 と入力し、[OK] をクリックします。

one-off (1 回限りの) フォームの信頼されていないコントロールが実行されない

Outlook で one-off フォームを使用する場合、安全でない ActiveX コントロールが読み込まれません。これには、スクリプトまたは初期化を安全に実行できないすべてのコントロールが含まれます。

one-off (1 回限りの) フォームの関連情報を参照するには、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
290657 OL2002: Working with form definitions and one-off forms

Outlook フォーム キャッシュがフォルダごとに行われる

Outlook が変更され、使用されるフォルダごとにユーザー設定フォームのキャッシュが行われるようになりました。この変更はセキュリティ強化のために行われ、Outlook 2003 がユーザー設定フォームをキャッシュする方法と一致します。 大部分のユーザー設定フォームでは、この動作の変更は Outlook ユーザー設定フォームの使用方法に影響しません。ただし、ユーザー設定フォームの開発者は、フォームが同じ名前を持つ複数の場所に発行される場合に、この変更点を考慮する必要があります。

Outlook ビュー コントロールの <Filter> タグはフォルダのホーム ページでのみ機能する

Outlook ビュー コントロールの ViewXML プロパティが修正され、Outlook のフォルダのホーム ページでコントロールがホストされていない場合に、ビューのフィルタをプログラムで設定できないようになりました。

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 838871 (最終更新日 2004-03-16) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 838871 - 最終更新日: 2005年7月11日 - リビジョン: 3.3
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Outlook 2002 Service Pack 2
キーワード:?
kbregistry kbinfo kbservicepack KB838871
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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