Windows 2000、Windows XP Service Pack 1、または Windows XP Service Pack 2 を実行するコンピュータにグループ ポリシーが正常に適用されない

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文書番号: 840669 - 対象製品
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目次

現象

有線ネットワーク、または IEEE 802.11 認証を使用するワイヤレス ネットワークに接続されている Microsoft Windows 2000、Microsoft Windows XP Service Pack 1 (SP1)、または Microsoft Windows XP Service Pack 2 (SP2) ベースのコンピュータを起動したとき、グループ ポリシーが正常に適用できないことや、コンピュータが Active Directory ディレクトリ サービスに接続できないことがあります。

イベント ビューアのログ ファイルを参照すると、以下のエントリが出力されていることがあります。
  • イベント ID : 1054
    ソース : Userenv
    種類 : エラー
    説明 : コンピュータ ネットワークのためのドメイン コントローラ名を取得できません (指定されたドメインがないか、またはアクセスできません)。グループ ポリシーの処理は中止されました。データ : (表示されません)

  • イベント ID : 1000
    ソース : UserInit
    種類 : エラー
    説明 : 次のスクリプト AdminPassword.bat を実行できませんでした。指定されたファイルが見つかりません。データ : (表示されません)

また、Userenv.log ログ ファイルに以下のエントリが出力されます。
  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:597 ProcessGPOs: The DC for domain <domain> is not available at startup. Retrying.

  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:597 RetryDCContactAtMachineStartup: Enter.

  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:597 RetryDCContactAtMachineStartup: Failed to query GpNetworkStartTimeoutPolicyValue with 2, exit.

  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:597 RetryDCContactAtMachineStartup: Exit with status 1355.

  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:597 ProcessGPOs: The DC for domain <domain> is not available after retries.

  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:597 ProcessGPOs: The DC for domain <domain> is not available. aborting

  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:757 ProcessGPOs: No WMI logging done in this policy cycle.

  • USERENV(52c.18c) 16:36:14:757 ProcessGPOs: Processing failed with error 1355.

原因

この問題は、グループ ポリシー エンジンまたは Active Directory がネットワークの起動完了を待つ間にタイムアウトする場合に発生することがあります。ネットワーク アダプタのドライバが Microsoft Network Driver Interface Specification (NDIS) を使用して登録を行うときに、TCP/IP プロトコルとドライバとの間で競合が発生している可能性があります。ネットワーク アダプタのドライバよりも先に TCP/IP プロトコルが NDIS を使用して登録を行うと、ネットワーク接続が禁止されている高位のユーザー モード ネットワーク コンポーネントが有効になる時間がわずかに生じます。この間、グループ ポリシーのスタートアップ スクリプトをダウンロードすることはできません。

この問題は、1 ギガビットのネットワーク アダプタを使用する高速ネットワーク、またはネットワークでリンク速度のネゴシエーションにいくつかの追加サイクルが必要なチーミング環境で多く発生します。

解決方法

Windows 2000

マイクロソフトでは、この問題を修正する修正プログラムを提供しています。ただし、この修正プログラムは、ここで説明する問題のみを修正することを目的としたものです。この修正プログラムは、ここで説明する問題が発生しているシステムにのみ適用してください。この修正プログラムは、今後さらにテストを行う場合があります。したがって、この問題で深刻な影響を受けていない場合は、この修正プログラムが含まれる次のソフトウェア更新プログラムがリリースされるまで待つことを推奨します。

修正プログラムをダウンロードできる場合は、この「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料の上部に「修正プログラムのダウンロード」セクションがあります。このセクションが表示されていない場合は、Microsoft Customer Service and Support にお問い合わせのうえ、修正プログラムを入手してください。

: 別の問題が発生した場合、またはトラブルシューティングが必要な場合には、別のサービス リクエストを作成することが必要になる場合があります。特定の修正プログラムの対象とならない追加の質問および問題については、通常のサポート料金が適用されます。Microsoft Customer Service and Support の電話番号一覧または別のサービス リクエストの作成については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ws=support
:「ダウンロード」フォームには、修正プログラムを入手できる言語が表示されます。使用している言語が表示されない場合は、その言語の修正プログラムが存在しないことになります。

必要条件

必要条件はありません。

再起動の必要性

この修正プログラムの適用後、コンピュータを再起動する必要があります。

修正プログラムの置き換えに関する情報

この修正プログラムを適用しても、他の修正プログラムが置き換えられることはありません。

ファイル情報

修正プログラム (英語版) のファイル属性は次表のとおりです。ただし、これより新しい修正プログラムがリリースされている可能性もあります。これらのファイルの日付と時刻は世界協定時刻 (UTC) で表示されます。ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。UTC とローカル時刻との時差を確認するには、コントロール パネルの [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。
   日付            時刻    バージョン        サイズ      ファイル名
   ----------------------------------------------------------
17-Jun-2004  23:05  5.0.2195.6951     46,352  Basesrv.dll
21-Sep-2003  00:45  5.0.2195.6824    236,304  Cmd.exe
17-Jun-2004  23:05  5.0.2195.6945    231,184  Gdi32.dll
17-Jun-2004  23:05  5.0.2195.6946    712,464  Kernel32.dll
24-Mar-2004  02:17  5.0.2195.6898     37,136  Mf3216.dll
24-Mar-2004  02:17  5.0.2195.6824     54,544  Mpr.dll
17-Jun-2004  23:05  5.0.2195.6928    335,120  Msgina.dll
24-Mar-2004  02:17  5.0.2195.6892     90,264  Rdpwd.sys
06-Jan-2005  04:29  5.0.2195.7017  6,278,656  Sp3res.dll
24-Mar-2004  02:17  5.0.2195.6897    403,216  User32.dll
18-Jan-2005  05:44  5.0.2195.7021    396,048  Userenv.dll
10-Aug-2004  03:51  5.0.2195.6966  1,632,624  Win32k.sys
24-Aug-2004  22:59  5.0.2195.6970    182,544  Winlogon.exe
17-Jun-2004  23:05  5.0.2195.6946    244,496  Winsrv.dll
17-Jun-2004  23:05  5.0.2195.6946    712,464  Kernel32.dll
10-Aug-2004  03:51  5.0.2195.6966  1,632,624  Win32k.sys
17-Jun-2004  23:05  5.0.2195.6946    244,496  Winsrv.dll
修正プログラムの適用後、GpNetworkStartTimeoutPolicyValue レジストリ エントリを追加する必要があります。このエントリは、グループ ポリシーのスタートアップ スクリプトを再度実行するまでの時間 (秒) を定義します。使用している構成での最適な値を決定するには、最初にこの値を 60 (10 進数) に設定し、問題が解決するまでこの値を増やします。レジストリ エントリの追加および値の定義を行うには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のサブキーを展開します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
  3. [Winlogon] を右クリックし、[新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. 新しい名前として「GpNetworkStartTimeoutPolicyValue」と入力し、Enter キーを押します。
  5. [GpNetworkStartTimeoutPolicyValue] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. [基数] の下の [10 進] をクリックします。
  7. [値のデータ] ボックスに「60」と入力し、[OK] をクリックします。
  8. レジストリ エディタを終了し、コンピュータを再起動します。
  9. グループ ポリシーのスタートアップ スクリプトが実行されない場合は、GpNetworkStartTimeoutPolicyValue レジストリ エントリの値を増やします。

Windows XP Service Pack 1

マイクロソフトでは、この問題を修正する修正プログラムを提供しています。ただし、この修正プログラムは、ここで説明する問題のみを修正することを目的としたものです。この修正プログラムは、ここで説明する問題が発生しているシステムにのみ適用してください。この修正プログラムは、今後さらにテストを行う場合があります。したがって、この問題で深刻な影響を受けていない場合は、この修正プログラムが含まれる次のソフトウェア更新プログラムがリリースされるまで待つことを推奨します。

修正プログラムをダウンロードできる場合は、この「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料の上部に「修正プログラムのダウンロード」セクションがあります。このセクションが表示されていない場合は、Microsoft Customer Service and Support にお問い合わせのうえ、修正プログラムを入手してください。

: 別の問題が発生した場合、またはトラブルシューティングが必要な場合には、別のサービス リクエストを作成することが必要になる場合があります。特定の修正プログラムの対象とならない追加の質問および問題については、通常のサポート料金が適用されます。Microsoft Customer Service and Support の電話番号一覧または別のサービス リクエストの作成については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ws=support
:「ダウンロード」フォームには、修正プログラムを入手できる言語が表示されます。使用している言語が表示されない場合は、その言語の修正プログラムが存在しないことになります。 修正プログラム (英語版) のファイル属性は次表のとおりです。ただし、これより新しい修正プログラムがリリースされている可能性もあります。これらのファイルの日付と時刻は世界協定時刻 (UTC) で表示されます。ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。UTC とローカル時刻との時差を確認するには、コントロール パネルの [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。
Windows XP (64 ビット版)
   日付           時刻     バージョン       サイズ       ファイル名    プラットフォーム
   --------------------------------------------------------------------
04-Jun-2004  05:52  5.1.2600.1534  1,718,272  Userenv.dll   IA-64
04-Jun-2004  05:44  5.1.2600.1534    672,256  Wuserenv.dll    x86
Windows XP, 32-bit versions
   日付           時刻     バージョン       サイズ     ファイル名
   -------------------------------------------------------
04-Jun-2004  05:44  5.1.2600.1534  672,256  Userenv.dll
重要 : このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。レジストリのバックアップ方法および復元方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法


修正プログラムの適用後、GpNetworkStartTimeoutPolicyValue レジストリ エントリを追加する必要があります。このエントリは、グループ ポリシーのスタートアップ スクリプトを再度実行するまでの時間 (秒) を定義します。使用している構成での最適な値を決定するには、最初にこの値を 60 (10 進数) に設定し、問題が解決するまでこの値を増やします。レジストリ エントリの追加および値の定義を行うには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のサブキーを展開します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
  3. [Winlogon] を右クリックし、[新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. 新しい名前として「GpNetworkStartTimeoutPolicyValue」と入力し、Enter キーを押します。
  5. [GpNetworkStartTimeoutPolicyValue] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. [基数] の下の [10 進] をクリックします。
  7. [値のデータ] ボックスに「60」と入力し、[OK] をクリックします。
  8. レジストリ エディタを終了し、コンピュータを再起動します。
  9. グループ ポリシーのスタートアップ スクリプトが実行されない場合は、GpNetworkStartTimeoutPolicyValue レジストリ エントリの値を増やします。

Windows XP Service Pack 2

Windows XP Service Pack 2 のインストール後、GpNetworkStartTimeoutPolicyValue レジストリ エントリを追加する必要があります。このエントリは、グループ ポリシーのスタートアップ スクリプトを再度実行するまでの時間 (秒) を定義します。使用している構成での最適な値を決定するには、最初にこの値を 60 (10 進数) に設定し、問題が解決するまでこの値を増やします。レジストリ エントリの追加および値の定義を行うには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のサブキーを展開します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
  3. [Winlogon] を右クリックし、[新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. 新しい名前として「GpNetworkStartTimeoutPolicyValue」と入力し、Enter キーを押します。
  5. [GpNetworkStartTimeoutPolicyValue] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  6. [基数] の下の [10 進] をクリックします。
  7. [値のデータ] ボックスに「60」と入力し、[OK] をクリックします。
  8. レジストリ エディタを終了し、コンピュータを再起動します。
  9. グループ ポリシーのスタートアップ スクリプトが実行されない場合は、GpNetworkStartTimeoutPolicyValue レジストリ エントリの値を増やします。

グループ ポリシーのネットワーク スタート タイムアウト ポリシーの作成

GpNetworkStartTimeoutPolicyValue ポリシーのタイムアウトは、以下の 2 つのレジストリ キーで指定できます。
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\Current Version\Winlogon
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\System
これを行うには、GpNetworkStartTimeoutPolicyValue という DWORD 値を追加し、秒数を 30 〜 600 の値に指定します。

Windows によりまず Winlogon サブキーが読み取られ、続いて Policies サブキーが読み取られます。Policies サブキーの値は Winlogon サブキーのすべての値を置き換えます。このグループ ポリシー オブジェクト (GPO) の設定に使用できるユーザー インターフェイスはありません。そのため、GPO を設定するにはカスタム ADM ファイルを展開する必要があります。

値は、接続を確立するのに十分な長さを指定する必要があります。タイムアウトの期間中、2 秒ごとに接続の状態が Windows により確認され、接続が確認されるとすぐに、システムの起動が継続されます。そのため、最低値の 30 秒より大きな値を設定することをお勧めします。ただし、システムが正常に切断された場合でも、タイムアウト期間中は Windows が停止することに注意してください。

: システムが正常に切断される場合の例として、ネットワーク ケーブルが切断された場合や、サーバーがオフライン状態の場合が挙げられます。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

: この問題は、Intel ネットワーク アダプタを使用している Toshiba Dynabook ラップトップ コンピュータで発生することが報告されています。 この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

関連情報

ソフトウェア更新プログラムに関する用語の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
824684マイクロソフトのソフトウェアの更新で使用される一般的な用語の説明
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

プロパティ

文書番号: 840669 - 最終更新日: 2008年9月18日 - リビジョン: 7.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows XP Professional SP1
  • Microsoft Windows XP Professional SP2
キーワード:?
kbautohotfix kbqfe kbhotfixserver kbwinxpsp2fix kbwinxppresp2fix kbfix kbbug KB840669
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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