文書番号: 841858 - 最終更新日: 2008年2月20日 - リビジョン: 2.2

USB デバイスでスタンバイ状態が解除されるように設定されているときにスタンバイ状態で S3 電源状態を有効にする方法

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986? (http://support.microsoft.com/kb/256986/ ) Microsoft Windows レジストリの説明
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はじめに

Microsoft Windows XP および Microsoft Windows Server 2003 では、デフォルトで、USB (Universal Serial Bus) キーボードおよび USB マウスを使用して、休止状態のコンピュータをスリープ解除できます。他の種類の USB デバイスの場合は、[このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする] チェック ボックスをオンにすると、その USB デバイスからコンピュータのスタンバイ状態を解除できます。このチェック ボックスはデバイス マネージャの [電源の管理] プロパティ ページでオンにできます。

USB デバイスでスタンバイ状態を解除できるように設定されている場合、デフォルトの動作では、スタンバイ状態時にコンピュータを S1 電源状態に移行することができます。スタンバイ状態は S3 電源状態ではありません。S1 電源状態は S3 電源状態よりも "軽度" の電源状態です。一般に、S1 電源状態では S3 電源状態よりも多くの電力が消費されます。

USB デバイスでコンピュータのスタンバイ状態を解除できるように設定されている場合、以下のレジストリ エントリを使用すると、S1 電源状態に移行するデフォルトの動作を上書きできます。

USBBIOSx

詳細

警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

BIOS (Basic Input/Output System) では USB ホスト コントローラなどのボード上のデバイスのスリープ解除機能が報告されます。一部のシステムでは、ボード上の USB ホスト コントローラで S3 電源状態からの "スリープ解除" がサポートされていることが報告されます。ただし、こうした他のシステムが、ボード上の USB ホスト コントローラが持つ S3 電源状態からのスリープ解除機能を使用すると、問題が発生することがあります。こうした問題の例を以下に示します。
  • USB で S3 電源状態時に電力の供給が停止する
  • スタンバイ状態からの再開時に、不適切なデバイス取り外し通知やデバイス接続通知が行われる
  • サスペンド時および再開時に、接続された USB デバイスがリセットされる
  • S3 電源状態からの完全な再開が失敗する
エンドユーザーの操作性が低下することを避けるために、Windows XP および Windows Server 2003 では BIOS によって返される電源機能が変更されています。そのため、システムでは USB を使用した S1 電源状態からのスタンバイ状態の解除のみをサポートしています。システム電源状態からスタンバイ状態を解除するように設定された USB デバイスがない場合、システムはスタンバイ時に S3 電源状態に移行します。USB を使用した S3 電源状態からのスタンバイ状態の解除が適切にサポートされているシステムの場合は、以下のレジストリ エントリを使用してこの動作を変更できます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\usb
"USBBIOSx"=DWORD:00000000

: USBBIOSx について、0x00000000 以外の値は将来の使用のために予約されています。USBBIOSx に 0x00000000 以外の値を使用しないでください。

USBBIOSx レジストリ値はシステム内のすべての USB ホスト コントローラにグローバルに適用されます。BIOS では接続されているすべての USB ホスト コントローラのスリープ解除機能が報告されます。

USBBIOSx の値が 0x00000000 に設定されている場合、サードパーティ製のアドイン USB ホスト コントローラ カードをインストールすると、そのコントローラを使用したコンピュータのスリープ解除で問題が発生することがあります。

: 同様の USB 固有のレジストリ値である USBBIOSHacks はサポートされていないため、使用しないでください。

USBBIOSx レジストリ値は、コンピュータの製造元が自社のコンピュータに Windows XP または Windows Server 2003 をプレインストールする際に使用することを目的としています。エンドユーザーはこのレジストリ値を設定しないことをお勧めします。USB ハードウェア ベンダが自社の USB デバイスをインストールする際にこの値を設定することは推奨されません。

: デフォルトでは USBBIOSx 値がレジストリ内に存在しない場合があります。その場合はこの値を手動で追加する必要があります。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Media Center Edition
  • Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
キーワード:?
kbinfo KB841858
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