文書番号: 842273 - 最終更新日: 2007年11月26日 - リビジョン: 6.2 Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 におけるパブリック フォルダのレプリケーションの問題をトラブルシューティングする方法
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256986?
(http://support.microsoft.com/kb/256986/
)
Microsoft Windows レジストリの説明
目次概要
パブリック フォルダのレプリカを作成することによって、同じパブリック フォルダのコンテンツを複数の Microsoft Exchange Server コンピュータに格納できます。これにより、多くのユーザーがパブリック フォルダに格納されている情報を使用できるようになります。ただし、パブリック フォルダのレプリカを作成すると、Exchange Server ではすべてのパブリック フォルダに確実に同じデータが格納されるように、パブリック フォルダのレプリカを更新する必要があります。Exchange Server では、パブリック フォルダのレプリカを保持する Exchange Server コンピュータ間で、パブリック フォルダのレプリケーション メッセージを送受信することによってこの機能が実行されます。組織内でパブリック フォルダのレプリケーションが正常に機能しない場合は、このようなレプリケーション メッセージを使用して、以下のことをすべて追跡することができます。
これらのレプリケーション メッセージに含まれる情報から、パブリック フォルダのレプリケーションの問題の原因を特定できる場合があります。 はじめに
この資料では、Exchange Server のパブリック フォルダのレプリケーションの問題をトラブルシューティングする際に使用できる、特定の提案と手順について説明します。
この資料は主に Microsoft Exchange 2000 Server と Microsoft Exchange Server 2003 を対象にしていますが、この資料に含まれる情報のほとんどは Microsoft Exchange Server 5.5 にも適用できます。パブリック フォルダのレプリケーションの問題のトラブルシューティングを適切に行うために、この資料に記載されているいずれかのトラブルシューティング手順を実行する前に、まず資料全体に目を通すことをお勧めします。 注 : この資料に記載されているトラブルシューティングの手順は、一般的にトラブルシューティングを行う順序に従って記載されています。 詳細手順 1 : パブリック フォルダ ストアに電子メール アドレスが設定されているかどうかを確認するExchange 2000 Server および Exchange Server 2003 では、パブリック フォルダのレプリケーションはすべてメッセージに基づいて行われます。これらのパブリック フォルダのレプリケーション メッセージは、1 つのパブリック フォルダ ストアから別のパブリック フォルダ ストアに送信されます。エンタープライズ構成の受信者更新サービスにより、パブリック フォルダ ストア オブジェクトにプロキシ アドレスがスタンプされていない場合は、パブリック フォルダのレプリケーション メッセージの送信または配信は行われません。通常、この問題が発生した場合は、プロキシ アドレスがスタンプされていないパブリック フォルダ ストアが格納されている Exchange Server コンピュータは、他の Exchange Server コンピュータからパブリック フォルダ階層を受信しません。そのため、プロキシ アドレスがスタンプされていないパブリック フォルダ ストアを保持する Exchange Server コンピュータには、パブリック フォルダの一覧が表示されません。ただし、Exchange システム マネージャ ツールを使用してローカルに作成されたパブリック フォルダは表示されます。このパブリック フォルダ階層がないと、パブリック フォルダのコンテンツはレプリケートされません。つまり、パブリック フォルダのコンテンツがレプリケートされる前に、パブリック フォルダ階層がレプリケートされている必要があります。 パブリック フォルダ ストアにプロキシ アドレスが割り当てられているかどうかを確認するには、Active Directory ディレクトリ サービスで proxyAddresses 属性の値を表示します。これを行うには、以下の手順を実行します。 警告 : ADSI Edit スナップイン、LDP ユーティリティ、またはその他の LDAP 3 クライアントを使用して、Active Directory オブジェクトの属性に不適切な変更を加えると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、Microsoft Windows 2000 Server、Microsoft Windows Server 2003、Microsoft Exchange 2000 Server、Microsoft Exchange Server 2003 のいずれか、または Windows と Exchange の両方の再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、Active Directory オブジェクトの属性の誤った変更により発生した問題に関して、一切責任を負わないものとします。これらの属性の変更は、自己の責任において行ってください。 注 : Microsoft Windows には複数のバージョンが存在するため、使用中のコンピュータによっては以下の手順が異なる場合があります。この場合、製品のマニュアルを参照のうえ、手順を実行するようにしてください。
286356?
(http://support.microsoft.com/kb/286356/
)
Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 で、Exchange 受信者更新サービスによってプロキシ アドレスが作成されない
322313?
(http://support.microsoft.com/kb/322313/
)
Exchange 受信者更新サービスでアカウントの処理が失敗し、MSExchangeAL 8151 のイベントがログに出力される
手順 2 : パブリック フォルダのレプリケーション メッセージの診断ログ レベルを上げるパブリック フォルダのレプリケーション トラフィックはメッセージ ベースであるため、パブリック フォルダのレプリケーション メッセージの診断ログの出力レベルを上げることが、問題のトラブルシューティングに役立ちます。通常、パブリック フォルダのレプリケーションの問題をトラブルシューティングするには、以下の診断ログの分類でログ出力のレベルを [最大] に設定します。
診断ログのレベルを上げるには、以下の手順を実行します。
このようなメッセージの照合には、イベントが発生した日付と時刻以外の情報も使用できます。イベントの説明には、変更番号やフォルダ名などのパブリック フォルダのレプリケーション情報が記載されています。この情報を使用して、一方のパブリック フォルダ サーバー コンピュータから送信されたメッセージと、それに対応するもう一方のパブリック フォルダ サーバー コンピュータで受信したパブリック フォルダのレプリケーション メッセージを正確に対応付けることができます。また、イベントの説明の情報を使用して、生成された応答をパブリック フォルダのレプリケーション メッセージと対応付けることもできます。 パブリック フォルダに加えられたすべての更新には、変更番号 (CN) が割り当てられます。変更番号が割り当てられる更新には、以下のものがあります。
パブリック フォルダ ストア間で配信されるパブリック フォルダのレプリケーション メッセージの種類パブリック フォルダ ストア間で配信されるメッセージの種類を以下に示します。階層のレプリケーション メッセージ階層のレプリケーション メッセージは、以下の変更が行われたときに生成されます。
コンテンツのレプリケーション メッセージコンテンツのレプリケーション メッセージにより、各パブリック フォルダのレプリカ間でコンテンツの更新がレプリケートされます。ストアは、パブリック フォルダのレプリカを保持している別のストアに、コンテンツのレプリケーション メッセージを送信するだけです。コンテンツのレプリケーション メッセージは、以下の変更が行われたときに生成されます。
バックフィルのレプリケーション メッセージバックフィルは、レプリケーションの更新に失敗したストアが、失敗したデータの再送信を要求するために使用する処理です。バックフィル処理は次の 2 つの部分で構成されます。
この場合、アプリケーション ログに次のイベント ID が出力されます。 バックフィル要求
ステータス レプリケーション メッセージステータス レプリケーション メッセージは、あるストアから別のストアに送信されます。受信側のストアがステータス レプリケーション メッセージを受信すると、受信側のストアが送信側のストアと同期されているかどうかを受信側のストアで確認できます。この場合、アプリケーション ログに次のイベント ID が出力されます。
ステータス要求メッセージステータス要求メッセージは、不足している更新のレプリケーションを実行するために、あるストアから別のストアに送信されます。ステータス要求メッセージは、Exchange 2000 Server では Exchange Server 5.5 ほど一般的ではありません。パブリック フォルダの新しいレプリカがストアに作成されたときに、ステータス要求メッセージが生成されます。この場合、パブリック フォルダの新しいレプリカを作成したストアでは、そのレプリカに対応するパブリック フォルダ情報が不足していると判断し、そのパブリック フォルダ情報を取得するためにバックフィル処理を実行する必要があると判断します。Exchange Server コンピュータに新しいパブリック フォルダ ストアを作成すると、階層のステータス要求メッセージが生成されます。ステータス要求メッセージが生成される次の 2 つの状況は非常に似ています。
注 : Exchange Server 5.5 では、Microsoft Exchange Information Store サービスが開始されるたびに、階層を含むすべてのレプリカに対してステータス要求メッセージが生成されます。この動作は、レジストリ値を変更することによって構成できます。ただし、Exchange 2000 Server では、これらのステータス要求メッセージによって生じるレプリケーション トラフィックの量が多すぎると判断されました。特に、複数のデータベースがある場合や、バックアップ処理中は Microsoft Exchange Information Store サービスを停止する必要のあるバックアップ プログラムを使用している場合が、これに該当します。このため、Exchange 2000 Server では、Microsoft Exchange Information Store サービスの開始時に、ステータス要求メッセージが生成されません。 ステータス要求メッセージを示すために生成されるイベントは、ステータス レプリケーション メッセージに対して生成されるイベントと同じです。この場合、アプリケーション ログに次のイベント ID が出力されます。
Exchange Server 5.5 の情報Exchange Server 5.5 コンピュータで診断ログを有効にすると、Exchange Server 5.5 パブリック フォルダのレプリケーション メッセージが Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 のパブリック フォルダ ストアに届かない場合に、イベントがログに出力されます。このイベントをログに出力するには、[MSExchangeIS] サービスの [Public] で、分類 [Non-Delivery Reports (NDR)] の診断ログの出力レベルを [最大] に設定します。パブリック フォルダのレプリケーション メッセージが配信されていない場合、イベント ビューアのアプリケーション ログに次のイベントが出力されます。
ソース : MSExchangeIS Public
ソース : MSExchangeIS Public
手順 3 : あるコンピュータから送信されたレプリケーション メッセージが別のコンピュータで受信されるかどうかを確認するある Exchange Server コンピュータから送信されたレプリケーション メッセージが、他の Exchange Server コンピュータで受信されるかどうかを確認します。確認するには、送信側の Exchange Server コンピュータと受信側の Exchange Server コンピュータの両方でメッセージ追跡機能を使用して、レプリケーション メッセージを追跡します。メッセージ追跡を構成するには、次の手順を実行します。
246856?
(http://support.microsoft.com/kb/246856/
)
[XADM] Exchange 2000 Server でメッセージの追跡を有効にする方法
262162?
(http://support.microsoft.com/kb/262162/
)
[XADM] メッセージ追跡センターを使用してメッセージを追跡する
送信先の Exchange Server コンピュータがレプリケーション メッセージを受信していない場合は、送信先コンピュータの SMTP 仮想サーバーで統合 Windows 認証が有効であることを確認します。確認するには、次の手順を実行します。
828420?
(http://support.microsoft.com/kb/828420/
)
Exchange 2000 または Exchange 2003 を実行するコンピュータで、パブリック フォルダのレプリケーションが実行されず、イベント ID 3020 がログに出力される
サーバーから送信メッセージが送信され、送信先サーバーで受信されていても、そのメッセージがインフォメーション ストアでは受信されていない場合で、説明に「504 need to authenticate first」と表示されるイベント ID 7004 メッセージおよびイベント ID 7010 メッセージがアプリケーション イベント ログに出力されている場合は、アクセス許可の問題があるか、既定の SMTP 仮想サーバーで不適切な設定が行われています。この問題の解決方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。 843106?
(http://support.microsoft.com/kb/843106/
)
SMTP プロトコル エラー "504 need to authenticate first" のトラブルシューティング方法
Exchange 2003 を実行しているコンピュータのアプリケーション イベント ログに、レプリケーション メッセージを正常に受信したことを示す次のメッセージが表示されることがあります。
種類 : 成功の監査
種類 : 情報
種類 : 情報
種類 : 情報
手順 4 : パブリック フォルダの新しい情報または変更された情報だけが正しくレプリケートされるかどうかを確認するパブリック フォルダ情報が別の Exchange Server コンピュータに正しくレプリケートされない場合、フォルダのコンテンツやフォルダの設定を変更するとレプリケーションが行われることがあります。この問題のトラブルシューティングを行うには、レプリケートされないフォルダのコンテンツを変更するか、フォルダ プロパティを変更します。パブリック フォルダのレプリケーションが成功した場合でも、パブリック フォルダの新しいアイテム、またはパブリック フォルダで変更されたコンテンツだけがレプリケートされていることがあります。この場合、前回のパブリック フォルダ情報は別の Exchange Server コンピュータに正しくレプリケートされません。この問題は、送信先の Exchange Server コンピュータを再起動しても発生します。一般に、この問題は、受信側のコンピュータで Exchange 2000 Server または Exchange Server 2003 が実行されていて、送信側のコンピュータで Exchange Server 5.5 が実行されている場合によく発生します。 多くの場合、この問題は Exchange 2000 Server と Exchange Server 5.5 の間で動作が変更されたことが原因で発生します。Exchange Server 5.5 では、Microsoft Exchange Information Store サービスが開始されるたびに、パブリック フォルダの全階層に含まれる、すべてのレプリカのステータス要求メッセージが生成されます。Exchange 2000 Server では、これはデフォルトの動作ではありません。ただし、Exchange 2000 Service Pack 3 (SP3) 以降のバージョンでは、Microsoft Exchange Information Store サービスが開始されるたびにステータス要求メッセージが生成されるように、Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 を構成することができます。 パブリック フォルダ階層のレプリケーションMicrosoft Exchange Information Store サービスの開始時にパブリック フォルダ階層に対するステータス要求メッセージが自動的に送信されるように、Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 を構成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。321082?
(http://support.microsoft.com/kb/321082/
)
[XADM] Exchange 2000 Server で複製ステータス要求メッセージを送信する方法
パブリック フォルダ コンテンツのレプリケーション「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の文書番号 321082 の資料には、パブリック フォルダ階層に対するステータス要求メッセージを生成する手順のみが記載されています。パブリック フォルダのコンテンツに対してステータス要求メッセージを生成する手順は記載されていません。 Microsoft Exchange Information Store サービスの開始時にパブリック フォルダのコンテンツに対するステータス要求メッセージが自動的に送信されるように、Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 を構成する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。813629?
(http://support.microsoft.com/kb/813629/
)
[XADM] Exchange 2000 Server でステータス要求メッセージを送信する
注 : Replication Flags レジストリ値により、各パブリック フォルダに対してレプリケーション ステータス メッセージが生成されます。このようなステータス要求メッセージが生成されてから 6 〜 12 時間の間に、パブリック フォルダの同期されていないレプリカに対してバックフィル処理が開始されます。場合によっては、バックフィル処理の完了までに 48 〜 72 時間以上かかることがあります。Enable Replication Messages At Startup レジストリ値により、パブリック フォルダ階層に対して同じ機能が実行されます。ただし、Exchange 2000 Server でパブリック フォルダ コンテンツのステータス要求メッセージの生成を構成するには、両方の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料に記載されているレジストリ値を構成し、パブリック フォルダ ストアのマウントをいったん解除して、再度マウントする必要があります。パブリック フォルダ コンテンツのレプリケーションに対するステータス要求メッセージを有効にする機能は、Exchange 2000 Server Service Pack 3 以降のロールアップ (2003 年 9 月) で最初に利用できるようになりました。
パブリック フォルダのレプリケーション ステータス要求メッセージを構成するには、以下の手順を実行します。
ただし、正常にレプリケートされた階層内のすべてのフォルダに、必要なコンテンツがすべて格納されていることを確認してください。48 〜 72 時間以上経過してもレプリケートされているはずのすべてのコンテンツが格納されていない場合は、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の文書番号 813629 の資料で説明されているレジストリ キーを構成します。 この資料は以下の製品について記述したものです。
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。" | サポート技術情報の翻訳
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