Windows Server 2003 ベースのコンピューターをスタンバイから再開するときにコンピューターが応答を停止し、ドメイン コントローラーのアプリケーション ログにイベント 1030 および 1058 が記録されることがある

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文書番号: 842804 - 対象製品
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目次

現象

Windows Server 2003 ベースのコンピューターをスタンバイから再開したときに、コンピューターが応答を停止する場合があります。また、デスクトップが表示されるまで最長で 1 時間、"個人設定を適用しています" というメッセージ ボックスが表示されることもあります。

通常、Windows Server 2003 ベースのコンピューターをスタンバイから再開すると、コンピューターはロックされています。そのため、デスクトップにアクセスするには、コンピューターにログオンする必要があります。ただし、この問題が発生した場合、コンピューターはロックされず、Windows Server 2003 のログオン画面が表示されません。

また、Windows Server 2003 ベースのコンピューターを再起動した後に、ドメイン コントローラーのアプリケーション イベント ログに以下のイベント メッセージが記録されることがあります。
イベントの種類: エラー
イベント ソース:Userenv
イベント カテゴリ:なし
イベント ID: 10581058
説明: GPO CN={31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9},CN=Policies,CN=System,DC=domain,DC=com 用のファイル gpt.ini にアクセスできません。ファイルは場所 <\\domain\sysvol\domain\Policies\{31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9}\gpt.ini> に存在する必要があります (アクセスが拒否されました)。グループ ポリシーの処理は中止されました。
詳細な情報は、http://support.microsoft.com の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。
または
説明: GPO CN={31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9},CN=Policies,CN=System,DC=domain,DC=com 用のファイル gpt.ini にアクセスできません。ファイルは場所 <\\domain\sysvol\domain\Policies\{31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9}\gpt.ini> に存在する必要があります (ネットワーク パスが見つかりません)。

イベントの種類: エラー
イベント ソース: Userenv
イベント カテゴリ:なし
イベント ID: 1030
説明: グループ ポリシー オブジェクトの一覧を照会できません。この理由を説明するメッセージのログは、以前にこのポリシー エンジンによって記録されています。詳細な情報は、http://support.microsoft.com の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。
ユーザー環境 (Userenv) のログ出力を有効にすると、コンピューターをスタンバイから再開した後に、ドメインの分散ファイル システム (DFS) サービスが機能しなくなることがあります。また、次のようなメッセージが %SystemRoot%\Debug\UserMode\Userenv.log ファイルに出力されることがあります。

: Userenv のログ出力を有効にする方法については、この資料の「関連情報」に記載されているサポート技術情報の資料を参照してください。
USERENV(1d8.a84) 21:52:58:718 EvaluateDeferredGPOs: Searching for GPOs in cn=policies,cn=system,DC=domain,DC=local
USERENV(1d8.a84) 21:52:58:718 ProcessGPO: Searching <CN={31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9},CN=Policies,CN=System,DC=domain,DC=local>
USERENV(1d8.a84) 21:52:58:718 ProcessGPO: Machine has access to this GPO.
USERENV(1d8.a84) 21:52:58:718 ProcessGPO: GPO passes the filter check.
USERENV(1d8.a84) 21:52:58:718 ProcessGPO: Found functionality version of: 2
USERENV(1d8.a84) 21:52:58:718 ProcessGPO: Found file system path of: <\\domain.local\sysvol\domain.local\Policies\{31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9}>
USERENV(1d8.a84) 21:52:58:734 ProcessGPO: Couldn't find the group policy template file <\\domain.local\sysvol\domain.local\Policies\{31B2F340-016D-11D2-945F-00C04FB984F9}\gpt.ini>, error = 0x5.

原因

この問題は、他のコンポーネントが実行される前に、Winlogon プロセスによりグループ ポリシーが処理される場合に発生することがあります。この資料に記載されている Service Pack を適用すると、ロジックが追加され、Winlogon プロセスとワークステーション サービスの既定の動作が拡張されます。

ただし、他のいくつかの場合でも、この問題が発生することがあります。この Service Pack を適用する前に、次のコンポーネントが開始され、適切に構成されていることを確認してください。
  • Net Logon サービスおよび Distributed File System サービスが開始されていること
  • ドメイン コントローラーに、ドメイン コントローラー ポリシーに対する読み取りアクセス許可とグループ ポリシーの適用アクセス許可が付与されていること
  • Sysvol 共有で NTFS ファイル システムのアクセス許可と共有のアクセス許可が適切に設定されていること
  • ドメイン コントローラーの DNS エントリが正しいこと

解決方法

この問題を解決するには、直後の「Service Pack の情報」を参照してください。この問題を一時的に回避するには、「解決方法」の後半にある「回避策」を参照してください。

Service Pack の情報

この問題を解決するには、Windows Server 2003 の最新の Service Pack を入手します。詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
889100 Windows Server 2003 の最新の Service Pack を入手する方法
: この Service Pack のインストール後は、この資料を再び参照し、下の「レジストリ情報」に記載されている手順を実行してください。

レジストリ情報

: 以下の手順は Windows Server 2003 で実行します。

重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。バックアップおよび復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法
この手順を自動的に実行するには、「Fix it で解決する」セクションに進んでください。自分でこの問題を解決するには、「自分で解決する」セクションに進んでください。

Fix it で解決する



この問題を自動的に解決するには、[この問題を解決する] ボタンまたはリンクをクリックします。[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [実行] をクリックし、Fix it ウィザードの手順に従います。


この問題を解決する
Microsoft Fix it 50615

注意事項
  • パッケージを実行する前に、「Service Pack の情報」セクションに記載されている Service Pack をインストールしてください。
  • このウィザードは英語版のみである場合があります。しかし、自動的な解決は英語版以外の Windows でも機能します。
  • 問題のあるコンピューターとは別のコンピューターを操作している場合、Fix it ソリューションをフラッシュ ドライブまたは CD に保存して、問題のあるコンピューターで実行することができます。

次に、「問題が解決されたかどうかの確認」セクションに進んでください。



自分で解決する

この Service Pack の適用後、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. レジストリ エディターで、次のレジストリ サブキーを見つけます。
  3. WaitForNetwork という名前のエントリが見つからない場合は、このエントリを追加する必要があります。これを行うには、以下の手順を実行します。
    1. [Winlogon] を右クリックし、[新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
    2. [値の名前] ボックスに「WaitForNetwork」と入力します。
  4. [WaitForNetwork] を右クリックし、[修正] をクリックします。
  5. [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスで [値のデータ] ボックスに「1」と入力し、[OK] をクリックします。
  6. レジストリ エディターを終了します。

問題が解決されたかどうかの確認

  • 問題が解決されたかどうかを確認します。問題が解決された場合、このセクションの作業は完了していることになります。問題が解決されていない場合は、サポートに問い合わせることができます。
  • マイクロソフトはフィードバックをお待ちしています。この解決方法に関するフィードバックを提供する、または問題を報告するには、"Fix it for me" ブログ (英語) にコメントを記入するか、電子メール メッセージ (日本語可) を送信してください。

回避策

この問題を一時的に回避するには、Dfsutil.exe ファイルを実行します。Dfsutil.exe ファイルは、Windows Server 2003 サポート ツールに含まれています。Windows Server 2003 サポート ツールをインストールするには 2 つの方法があります。Windows Server 2003 の CD-ROM から \\Support\Tolls\Suptools.msi を実行します。サポート ツールを \\Support\Tools\Support.cab ファイルから直接抽出することもできます。Dfsutil.exe ファイルを実行するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。「cmd」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. コマンド プロンプトで「dfsutil /PurgeMupCache」と入力し、Enter キーを押します。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
この問題は Windows Server 2003 Service Pack 1 で修正済みです。

関連情報

ユーザー環境ログを有効にする方法の詳細については、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
221833 製品版 Windows でユーザー環境デバッグ ログを有効にする方法

プロパティ

文書番号: 842804 - 最終更新日: 2011年5月12日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
キーワード:?
kbresolve kbqfe kbwinserv2003presp1fix kbprb kbbug kbfixme kbmsifixme KB842804
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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