Internet Explorer でプロキシの自動構成ファイル (.pac) を使用してプロキシ設定を指定すると、ホーム ページが適切でないセキュリティ ゾーンに割り当てられる

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文書番号: 884430 - 対象製品
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目次

現象

プロキシの自動構成 (.pac) ファイルを使用するように Microsoft Internet Explorer を構成している場合、その .pac ファイルで指定しているのとは異なるセキュリティ ゾーンがホーム ページに割り当てられることがあります。たとえば、以下の条件に該当する場合に、ブラウザ ウィンドウの右下隅にその Web ページのセキュリティ ゾーンとして [インターネット] と表示されることがあります。
  • Internet Explorer が .pac ファイルを使用するように構成されている。
  • ホーム ページがローカル イントラネット ゾーンの内部 Web ページであることが、.pac ファイルで指定されている。
このようにゾーンの不整合がある場合、クロスフレーム スクリプトの問題など、予期しない現象が発生することがあります。また、フレームが使用されている場合、ゾーンの判定が混同されることがあります。たとえば、ローカル イントラネット ゾーンに設定されているフレームと、インターネット ゾーンに設定されているフレームがホーム ページにあるとします。F5 キーを押してそのページを更新すると、.pac ファイルで指定されたゾーンが示されます。

原因

この現象は、以下の条件に該当する場合に発生することがあります。
  • ホーム ページに content-expiration ヘッダーが含まれている。
  • Internet Explorer が期限切れ前のホーム ページをキャッシュから取得している。
パフォーマンス上の理由から、Internet Explorer では最初のネットワーク アクセス時にのみ、.pac ファイルをフェッチします。Internet Explorer では GET 要求を使用して .pac ファイルを取得します。ただし、Internet Explorer のホーム ページがキャッシュ内の期限切れ前のページに設定されている場合には、.pac ファイルはダウンロードされません。そのため、その URL のゾーンと、.pac ファイルで指定されているゾーンが一致しなくなることがあります。

たとえば、.pac ファイルで return "DIRECT" ステートメントが使用されているため、"http://local_server_name.your_company_name.com/default.asp" という URL のホーム ページへのアクセスにプロキシが必要でない場合、その URL はローカル イントラネット ゾーンに割り当てられます。ただし、Default.asp ページが content-expiration ヘッダー付きで送信された場合は、その Default.asp ページは 1 回のみ要求され、期限切れになるまでキャッシュされます。Internet Explorer を再起動した場合、そのページは期限切れになるまでキャッシュから読み込まれます。そのページに対する新しい GET 要求が送信されないので、.pac ファイルは要求されません。プロキシ構成が使用されていない場合、Internet Explorer では、ホスト名が完全修飾ドメイン名 (FQDN) 形式で指定されている URL はインターネット ゾーンに割り当てられます。

.pac ファイルでホーム ページに return "DIRECT" ステートメントが使用されている場合、F5 キーを押してページを更新すると、以下の処理が行われます。
  1. GET 要求がサーバーに送信されます。
  2. .pac ファイルがダウンロードされます。
  3. .pac ファイルではホーム ページの URL にアクセスするのにプロキシは不要と指定されているので、その URL はローカル イントラネット ゾーンに割り当てられます。

回避策

この問題は、次のいずれかの方法で回避できます。
  • 必要なゾーンに Web サーバー名またはドメイン名を明示的に追加します。この設定は、プロキシ例外リストまたは .pac ファイルに基づくゾーン判定より優先されます。たとえば、ローカル イントラネット ゾーンに Web サイトを追加するには、次の手順を実行します。
    1. Internet Explorer を起動します。
    2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
    3. [セキュリティ] タブで [イントラネット] をクリックし、[サイト] をクリックします。
    4. [詳細設定] をクリックします。
    5. [次の Web サイトをゾーンに追加する] ボックスに Web サイトのアドレスを入力し、[追加] をクリックします。
    6. [OK] をクリックします。
  • ネットワーク アクセス GET 要求で .pac ファイルのダウンロードを強制的に実行します。これを行うには、IMG 要素や IFRAME 要素などの非表示要素をホーム ページに追加し、content-expiration ヘッダーを使用していない URL を SRC 属性に設定します。
  • ホーム ページで content-expiration ヘッダーを使用しないようにします。
  • .pac ファイルを使用しないようにします。代わりにプロキシ例外リストを使用します。例外リストにアドレスを追加するには、以下の手順を実行します。
    1. Internet Explorer を起動します。
    2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
    3. [接続] タブをクリックし、[LAN の設定] をクリックします。
    4. [プロキシ サーバー] の [詳細設定] をクリックします。

      : [詳細設定] をクリックしてプロキシ例外を構成するには、[LAN にプロキシ サーバーを使用する] チェック ボックスをオンにし、プロキシ サーバーを指定する必要があります。
    5. [例外] ボックスに適切な情報を入力します。
    6. [OK] を 3 回クリックします。
: グループ ポリシーを使用して Internet Explorer の設定を指定することもできます。詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/windows2000serv/reskit/default.mspx?mfr=true

詳細

.pac ファイルを使用するように Internet Explorer を構成して、特定の URL へのアクセスに使用するプロキシ サーバーを指定できます。Internet Explorer では、プロキシ例外リストを使用する場合と同じように、URL のゾーン判定に .pac ファイルが使用されます。

URL の割り当てについて

  • プロキシを必要とする URL はインターネット ゾーンに割り当てられます。
  • プロキシを使用せずに直接取得できる URL はローカル イントラネット ゾーンに割り当てられます。
: プロキシ構成が使用されない場合、Internet Explorer では、ホスト名にドット (.) が含まれない URL はローカル イントラネット ゾーンに割り当てられます。ドット (.) が含まれないホスト名は、ドットなし (ドットレス) ホスト名と呼ばれます。FQDN はインターネット ゾーンに割り当てられます。

プロパティ

文書番号: 884430 - 最終更新日: 2007年2月7日 - リビジョン: 1.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1
  • Microsoft Internet Explorer 6.0
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 5.5
  • Microsoft Internet Explorer 5.01 SP4
  • Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 3
  • Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 2
  • Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 1
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 5.0
キーワード:?
kbtshoot kbprb KB884430
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