クライアントでビデオを再生できず、Windows Media サービスのログに "401 - アクセス拒否" のエラー メッセージが複数出力される

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文書番号: 885168 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、Microsoft Windows Media Player または Microsoft Windows Media Center Edition で、クライアントからコンテンツへのアクセスが誤って拒否される問題について説明します。この現象の原因は、コンテンツ プロバイダのビジネス モデルの設定方法である可能性があります。この資料では、この問題の解決方法として考えられる方法を説明します。

現象

エンド ユーザーがサーバーに再接続して、前に表示していた Microsoft Windows Media コンテンツを表示しようとすると、Microsoft Windows Media Center Edition クライアントの場合は "ビデオを再生できません"、Microsoft Windows Media Player クライアントの場合は "アクセス拒否" のエラー メッセージが表示されます。クライアントの再接続および承認は行われず、コンテンツへのアクセスが拒否されます。

この現象が発生すると、ビデオ オン デマンド (VOD) サービス プロバイダでは、"401 - アクセス拒否" エラー メッセージが複数回ログに出力されていることがわかります。このエラー メッセージは、最近コンテンツを購入し、1 回以上コンテンツに問題なくアクセスしたエンド ユーザーの Microsoft Windows Media サービスのログに表示されます。

原因

サービス プロバイダは、Windows Media サービス承認プラグインを作成するか購入して、1 回のみ再生可能なサブスクリプション モデルまたは一定の回数再生可能なサブスクリプション モデルを強制的に実行できます。これらのサブスクリプション モデルにより、エンド ユーザーがコンテンツを表示できる回数が制限されます。

Windows XP Media Center Edition など一部のクライアントでは、エンド ユーザーがコンテンツを表示中に全画面表示モードからウィンドウ モードに切り替えると、クライアントからサーバーへの接続が新規に確立され、コンテンツが取得されます。承認プラグインのロジックによっては、サーバーへの再接続により、エンド ユーザーの残りの再生回数がカウント ダウン (減少) されます。指定されている再生回数の制限に達すると、クライアントからコンテンツにアクセスすることはできません。

Windows Media Player を使用している場合も、ストリームを終了し、別の URL に切り替えたとき、または長時間のネットワーク障害の後に再接続して同じコンテンツを再生しようとしたときに、同じ現象が発生することがあります。

解決方法

「現象」に記載されている動作を回避するには、次のいずれかまたは複数の方法を使用します。

Windows Media サービスの承認プラグイン サーバーを接続に依存しないようにする

Windows Media サービスの承認プラグインを、ログ データベースまたは別のデータベース ストレージ システムを使用して使用状況を追跡するように変更します。この方法は、エンド ユーザーが指定された期間内にコンテンツの表示を終了したかどうかを特定する際に役立ちます。 この方法を使用すると、エンド ユーザーがサーバーに再接続するたびに、指定した追跡データに従ってアクセスが許可されます。

たとえば、ログ データベースでは、サーバーに再接続するクライアントが、前回の接続と同じ相対時間内に、同じインデックス ポイントで、同じコンテンツを要求しているかどうかを追跡できます。同じコンテンツを要求している場合は、クライアントからコンテンツへのアクセスが承認されます。

通常、サービス プロバイダは、カスタム ログ プラグインを使用して、ログ内で 401 エラー メッセージを簡単に識別できるようにします。各接続の記録や、クライアントごとの操作の記録に使用できるログ フィールドはいくつかあります。たとえば、c-status フィールドには、Windows Media サービスの承認プラグインによってクライアントからコンテンツへのアクセスが拒否された場合に 401 エラー メッセージが記録されます。詳細については、Windows Media Services SDK および Windows Media のヘルプ ドキュメントを参照してください。

時間ベースのサブスクリプション モデルを有効にする

サービス プロバイダは、1 回のみ再生可能なサブスクリプション モデルや一定の回数再生可能なサブスクリプション モデルの代わりに、時間ベースのサブスクリプション モデルを使用することができます。時間ベースのサブスクリプション モデルを使用すると、特定のコンテンツにアクセスするためのクライアントからサーバーへの再接続が、指定された期間内であれば何回でも可能です。たとえば、時間ベースのサブスクリプション モデルでは、エンド ユーザーは 24 時間以内であれば映画を繰り返し見ることができます。

時間ベースのサブスクリプション モデルでは、サーバー側でファイルのアクセス回数をカウント ダウンする必要はありません。したがって、時間ベースのサブスクリプション モデルは、エンド ユーザーの再接続の問題を回避するのに役立ちます。たとえば、2 時間の映画の承認権限で、エンド ユーザーが 3 時間だけ映画を見ることができるように指定します。この例では、3 時間の時間ベースのサブスクリプション モデルによって、映画を見る時間を制限できます。このモデルでは、映画を一時停止して再生するための時間的な余裕を妥当な範囲でエンド ユーザーに与えることができます。

Windows Media DRM を使用する

Windows Media デジタル著作権管理 (DRM) は、他の方法よりも堅牢かつ安全性の高いソリューションです。Windows Media DRM 機能には、さまざまなビジネス モデルに対応できる豊富な権限が含まれています。これらの権限により、クライアントからコンテンツに対して実行可能な操作を指定できます。

サーバー上でアクセスを制御しても、コンテンツ ストリームの記録や再配信の防止には役立ちません。しかし、Windows Media DRM は、権限がメディア ファイルに適用されるため、サーバー側プラグインのアーキテクチャに依存せずに機能します。したがって、Windows Media DRM は、不正使用、不正コピー、不正転送などからの知的所有権の保護にも役立ちます。

Windows Media DRM では、時間ベースの権限と再生回数ベースの権限の両方がサポートされています。これらの権限を、「」および「時間ベースのサブスクリプション モデルを有効にする」で説明した方法と組み合わせて使用すると、さらに個々の要件に即したソリューションを実現できます。

ただし、Windows Media DRM の再生回数ベースの権限を適用する場合は注意が必要です。インスタンス ベースのサブスクリプションが承認プラグイン内に実装されている場合と同様の現象が発生することがあります。この場合、指定されている再生回数の制限に達すると、エンド ユーザーは、新しいライセンスを取得しない限り、コンテンツの再生ができなくなります。

構成によっては、Windows Media DRM ライセンスを通知なしでクライアントに配信できます。これを行っても、エンド ユーザー側への影響はありません。

Windows Media DRM の詳細については、Windows Media Rights Management SDK を参照してください。

状況

この動作は仕様です。

詳細

承認プラグインは、クライアントに許可される操作を指定するために使用します。通常、承認プラグインは認証プラグインと共に使用します。認証プラグインはエンド ユーザーの ID を検証するために使用します。サービス プロバイダのビジネス モデルおよびライセンス シナリオによって、承認プラグインでは、コンテンツへのクライアント アクセスを許可するか拒否するかが、ライセンス契約の条項に従って決定されます。

通常、承認プラグインでコンテンツへのアクセスが拒否された場合は、Windows Media サービスのログ ファイルに 401 エラー メッセージが出力されます。組み込みの Windows Media Services Client Logging プラグインを使用すると、クライアント接続およびストリーミングの詳細を、サーバー上のログ ファイルに出力できます。ログ ファイルの場所はプラグインのプロパティを使用して設定できます。

コンテンツに接続する際に問題が発生しているという報告がエンド ユーザーからあった場合は、ログ ファイルを確認します。401 エラー メッセージが含まれている場合は、この問題が発生している可能性があります。

ログ、承認プラグイン、認証プラグインの詳細については、Windows Media Services SDK および Windows Media サービスのヘルプ ドキュメントを参照してください。

関連情報

Media Center の技術サポート

Microsoft Windows XP Media Center Edition はハードウェア デバイスまたはシステムに組み込まれているため、このソフトウェアの技術サポートと支援はハードウェアの製造元が提供しています。ハードウェアの製造元は、ハードウェアの能力を最大限に利用するために、固有のデバイス ドライバやオプション設定など、独自のコンポーネントを使用してインストール環境をカスタマイズしている場合があります。ハードウェアにインストールして提供されるソフトウェアについては製造元によるサポートが最適であるため、Windows XP Media Center Edition に関する技術サポートが必要な場合は、ハードウェアの製造元に直接お問い合わせください。

また、次のマイクロソフト Web サイトにある Windows XP Media Center Edition の製品情報サイトを参照することもできます。
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/mediacenter/
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

プロパティ

文書番号: 885168 - 最終更新日: 2007年8月13日 - リビジョン: 1.7
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Media Center Edition 2005
  • Microsoft Windows Media Player 10
  • Microsoft Windows Media サービス 9 シリーズ
  • Windows Media Services 9 Series Software Development Kit
キーワード:?
kbprb KB885168
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