[OFF2003] 複数の GDI+ セキュリティ更新プログラムをサイレント インストールするためのバッチ ファイルの作成方法および使用方法

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文書番号: 885885 - 対象製品
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目次

概要

この資料では、バッチ ファイルを使用して、Microsoft Office プログラム用の複数の GDI+ セキュリティ更新プログラムをコンピュータにサイレント インストールする方法について説明します。この方法により、コンピュータの再起動を最小限に抑えることができます。

はじめに

管理者は、必要な GDI+ セキュリティ更新プログラムを 1 回のバッチ処理ですべてインストールすることができます。Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 (SP1)、Microsoft Windows XP、Microsoft Office XP、Microsoft Visio 2002、Microsoft Office 2003 およびその他のマイクロソフト製品用の GDI+ セキュリティ更新プログラムは、設計やパッケージによってインストール プロパティが異なる場合があります。このような複数の更新プログラムを効率的にインストールするために、複数の更新プログラムを同時に適用するためのバッチ ファイルを作成して利用することができます。

この資料には、バッチ ファイルのサンプルが 2 つ含まれています。これらのファイルのパス情報を必要に応じて書き換えるだけで、ユーザーの操作や再起動を必要とせず、複数のセキュリティ更新プログラムをインストールすることができます。この資料のバッチ ファイルのサンプルは、あくまで一例です。このバッチ ファイルのサンプルは、管理者が 1 回のバッチ処理でインストールする必要がある GDI+ セキュリティ更新プログラムのすべての組み合わせに対応しているわけではありません。さまざまなデスクトップ構成に展開されているマイクロソフト製品を更新するには、それぞれの企業環境に応じた個別のバッチ ファイルが必要です。この資料に記載されているソフトウェア構成では、現在の企業環境に展開されている可能性のある新旧の一連の製品を対象としています。

: バッチ ファイル 1 は、Microsoft Windows 2000 オペレーティング システムを実行しているコンピュータ上の Internet Explorer 6.0 SP1 を更新するためのものです。

重要 : この資料に記載されている情報は、バッチ ファイルの作成および使用について詳しい知識のある IT 専門家を対象としています。この資料に記載されている情報は正当なもので、複数の GDI+ セキュリティ更新プログラムをインストールする方法が説明されていますが、この方法は複数の GDI+ セキュリティ更新プログラムをインストールする方法として推奨されている方法ではありません。セキュリティ情報 MS04-028 に記載されている Enterprise Update Scanning Tool を使用してセキュリティ更新プログラム MS04-028 が必要なコンピュータを検出し、適用されていない更新プログラムを LAN 上の共有から適用することを推奨します。

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
886988 MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の入手方法および Systems Management Server が使用されていない環境での使用方法
885920 MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の入手方法および Systems Management Server を使用している環境での使用方法

詳細

バッチ ファイル 1、バッチ ファイル 2 のどちらを作成する場合も、以下の手順を実行します。
  1. コンピュータにインストールされているマイクロソフト製品に必要な更新プログラムをダウンロードします。
  2. OHotfix ブートストラップ ユーティリティを使用する各更新プログラムの .msp ファイルを抽出します。
  3. C ドライブに GDIPlus という名前の新しいフォルダを作成します。
  4. 複数の .msp 更新ファイルを含め、必要なファイルのすべてを手順 3. で作成した GDIPlus フォルダにコピーします。

    : バッチ ファイル 1 に必要なファイルについては、この資料の「サンプル バッチ ファイル 1 (GDIPlusWin2k.bat ファイル) について」を、バッチ ファイル 2 に必要なファイルについては「サンプル バッチ ファイル 2 (GDIPlusWinXP.bat ファイル) について」をそれぞれ参照してください。
  5. OHotfix ブートストラップ ユーティリティで使用する以下の 3 つのファイルを GDIPlus フォルダにコピーします。
    • OHotfix.exe ファイル
    • OHotfix.ini ファイル
    • OHotfixr.dll ファイル
  6. OHotfix.ini ファイルをエディタで編集し、詳細なログ出力と Quiet モードのインストールを有効にします。OHotfix.ini の設定については、この資料の後半に記載されているバッチ ファイルのテキストを参照してください。

    : OHotfix ログ ファイルは、以下の場所に格納されます。
    c:\Documents and Settings\%Username%\Local Settings\Temp\OHotfix
  7. この資料の「バッチ ファイル 1 のテキスト」または「バッチ ファイル 2 のテキスト」に記載されているスクリプトをテキスト ファイルにコピーして、バッチ ファイル 1 またはバッチ ファイル 2 を作成します。
  8. インストールされているすべてのマイクロソフト製品の最小要件を満たしていることを確認します。
  9. コマンド ラインまたは Systems Management Server (SMS) からバッチ ファイルを実行します。
  10. この資料の「関連情報」に記載されている「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料を参考にして、すべての Gdiplus.dll および Mso.dll の更新が正しく適用されたことを確認します。
注意事項
  • Microsoft Visio 2002 Service Release 1 を実行しているコンピュータに GDI+ 更新プログラムをインストールする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    831932 Visio 2002 セキュリティ更新プログラム (2004 年 10 月 12 日) の詳細
  • オリジナル リリース版の Microsoft Project 2002 を実行しているコンピュータに GDI+ 更新プログラムをインストールする方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    831931 Microsoft Project 2002 セキュリティ更新プログラム (2004 年 10 月 12 日) の詳細
文書番号 831932 および 831931 の資料には、OHotfix.ini ファイルを手動で編集して、それぞれの製品およびバージョンに対して GDI+ 更新プログラムをインストールする方法が記載されています。

サンプル バッチ ファイル 1 (GDIPlusWin2k.bat ファイル) について

以下のサンプル バッチ ファイル (GDIPlusWin2k.bat ファイル) は、Microsoft Windows 2000、Microsoft Windows 2000 Service Pack 2 (SP2)、Microsoft Windows 2000 Service Pack 3 (SP3) および Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 (SP4) を実行しているコンピュータ用です。

: このサンプル ファイルでは、以下のマイクロソフト製品がインストールされていることが前提となっています。

GDI+ のセキュリティ更新プログラムが正しく適用されるための最小要件として、Microsoft Office XP、Microsoft Project および Microsoft Visio 用の以下の Service Pack がインストールされている必要があります。Microsoft Office 2003 Service Pack 1 (SP1)、Microsoft Office Project 2003 Service Pack 1 (SP1) および Microsoft Office Visio 2003 Service Pack 1 (SP1) には GDI+ の更新が含まれています。
  • Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 (SP1)
  • Microsoft Office XP Service Pack 3 (SP3)
  • Microsoft Visio 2002 Service Pack 2 (SP2)
  • Microsoft Office Project 2003
GDIPlusWin2k.bat ファイルの最小要件は以下のとおりです。
  • Windows 2000 SP2、Windows 2000 SP3 または Windows 2000 SP4
  • Microsoft Windows インストーラ 2.0 以降
  • Office XP SP3
  • Visio 2002 SP2
  • Project 2003
「詳細」の冒頭に記載されている手順 4. に必要なファイルを以下に示します。以下のファイルを GDIPlus フォルダにコピーします。
  • IE6.0sp1-KB833989-x86-JPN.exe ファイル
  • Ohotfix.exe ファイル
  • Ohotfix.ini ファイル
  • Ohotfixr.dll ファイル
  • Sharedff.msp ファイル
  • Visio2002-kb831932-gdi-fullfile.msp ファイル
  • Visio2002-kb831932-mso-fullfile.msp ファイル
  • Project2003-kb838344-fullfile.msp ファイル

バッチ ファイル 1 のテキスト

GDIPlusWin2k.bat ファイル

GDIPlusWin2k.bat という名前のファイルを作成し、そのファイルに以下のスクリプトをコピーして貼り付けます。
Start /wait c:\GDIPlus\IE6.0sp1-KB833989-x86-JPN.exe /q:a /r:n
Start /wait c:\GDIPlus\OHotfix.exe 
Exit
REM /q:a (quiet administrator mode so NO progress bar and NO dialogs presented)
REM /r:n (never restart the local computer)
REM See 833989 for a complete listing of available switches
REM The comments below are provided for information only. The OHotfix.ini file requires manual editing.
REM This batch file is for systems running Windows 2000 SP2, SP3 or SP4 with Internet Explorer 6.0 SP1.
REM See KB article 833989 for more information about this security update.
REM Multiple Installer update files (.msp) will run in alphabetical order using OHotfix.exe.  
REM Manually change the OHotfix.ini settings listed below for silent update install with full verbose logging.
REM Log files are always created to record the progress of ohotfix.exe and
; the Windows Installer.
REM OHotfix.ini settings for quiet install
; A final dialog can be displayed to indicate that the update was applied
; successfully.  This dialog will only be displayed if ShowSuccessDialog is
; set to 1 and OHotfixUILevel is set to n.
; 1 = Display the success dialog box.
; 0 = Do not display the success dialog box.
;
Rem ShowSuccessDialog=0
; v = Log all ohotfix.exe actions/messages.
; n = Log only typical ohotfix.exe actions/messages.
;
REM OHotfixLogLevel=v
; v = Log all Windows Installer information, including the verbose information (/L*v+).
; n = Log Windows terminal properties and Windows Installer status messages,
;     nonfatal warnings, startup of actions, and error messages (/Lpiwae+).
;
REM MsiLogLevel=v
; The user interface level can be set for both ohotfix.exe and the Windows
; Installer service.
; n = Display ohotfix.exe messages.
; q = Do not display ohotfix.exe messages.
;
REM OHotfixUILevel=q
; n = Display the basic Windows Installer user interface.
; q = Do not display any Windows Installer user interface.
;
REM MsiUILevel=q

サンプル バッチ ファイル 2 (GDIPlusWinXP.bat ファイル) について

以下のサンプル バッチ ファイル (GDIPlusWinXP.bat ファイル) は、Microsoft Windows XP Service Pack 1 (SP1) を実行しているコンピュータ用です。

: このサンプル ファイルでは、以下のマイクロソフト製品がインストールされていることが前提となっています。

GDI+ のセキュリティ更新プログラムが正しく適用されるための最小要件として、ここに記載されている Office XP、Microsoft Project および Microsoft Visio 用の Service Pack がインストールされている必要があります。Microsoft Office 2003 SP1、Microsoft Office Project 2003 SP1 および Microsoft Office Visio 2003 SP1 には GDI+ の更新が含まれています。
  • Microsoft Office 2003 Professional
  • Microsoft Project Standard 2002 Service Pack 1 (SP1)
  • Microsoft Visio Professional 2002 Service Pack 2 (SP2)
「詳細」の冒頭に記載されている手順 4. に必要なファイルを以下に示します。以下のファイルを GDIPlus フォルダにコピーします。
  • WindowsXP-KB833987-x86-JPN.EXE ファイル
  • Ohotfix.exe ファイル
  • Ohotfix.ini ファイル
  • Ohotfixr.dll ファイル
  • Gdiplus-fullfile-glb.msp ファイル
  • Project2002-kb831931-fullfile.msp ファイル
  • Visio2002-kb831932-gdi-fullfile.msp ファイル
  • Visio2002-kb831932-mso-fullfile.msp ファイル

バッチ ファイル 2 のテキスト

GDIPlusWinXP.bat ファイル

GDIPlusWinXP.bat という名前のファイルを作成し、そのファイルに以下のスクリプトをコピーして貼り付けます。
Start /wait c:\GDIPlus\WindowXP-KB833987-x86-JPN.exe /quiet /norestart
Start /wait c:\GDIPlus\OHotfix.exe 
Exit
REM The comments below are provided for general information only. 
REM This batch file is for systems running Windows XP & SP1  
REM See KB article 833987 for more information about this security update for Windows XP systems.
REM Multiple Installer update files (.msp) will run in alphabetical order using OHotfix.exe.  
REM OHotfix.ini settings for quiet install
; A final dialog can be displayed to indicate that the update was applied
; successfully.  This dialog will only be displayed if ShowSuccessDialog is
; set to 1 and OHotfixUILevel is set to n.
; 1 = Display the success dialog box.
; 0 = Do not display the success dialog box.
;
REM ShowSuccessDialog=0
REM OHotfix.ini is configured for silent update install with full verbose logging.
REM Log files are always created to record the progress of ohotfix.exe and
; the Windows Installer.
; v = Log all ohotfix.exe actions/messages.
; n = Log only typical ohotfix.exe actions/messages.
;
REM OHotfixLogLevel=v
; v = Log all Windows Installer information, including the verbose information (/L*v+).
; n = Log Windows terminal properties and Windows Installer status messages,
;     nonfatal warnings, startup of actions, and error messages (/Lpiwae+).
;
REM MsiLogLevel=v
; The user interface level can be set for both ohotfix.exe and the Windows
; Installer service.
; n = Display ohotfix.exe messages.
; q = Do not display ohotfix.exe messages.
;
REM OHotfixUILevel=q
; n = Display the basic Windows Installer user interface.
; q = Do not display any Windows Installer user interface.
;
REM MsiUILevel=q

関連情報

以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料には、各マイクロソフト製品の最小要件、更新されるファイルのバージョン、およびコマンド ライン スイッチなどの関連情報が記載されています。更新されるファイルには、Gdiplus.dll (バージョン 5.x)、Gdiplus.dll (バージョン 6.x)、Mso.dll、Sxs.dll および Wsxs.dll などがあります。

Microsoft Windows 2000 Professional、Microsoft Windows NT 4.0 Professional および Internet Explorer 6.0 SP1 の関連情報については、以下の資料を参照してください。
833989 Internet Explorer SP1 で、JPEG 処理 (GDI+) のバッファ オーバーランにより、コードが実行される

Microsoft Project 2002 の関連情報については、以下の資料を参照してください。
831931 Microsoft Project 2002 セキュリティ更新プログラム (2004 年 10 月 12 日) の詳細

Microsoft Office Project 2003 の関連情報については、以下の資料を参照してください。
838344 [PRJ2003] Project 2003 セキュリティ アップデート (2004 年 9 月 14 日) の詳細

Microsoft Windows Server 2003 および Microsoft Windows XP の関連情報については、以下の資料を参照してください。
833987 [MS04-028] JPEG 処理 (GDI+) のバッファ オーバーランにより、コードが実行される

Microsoft Office XP に関する情報については、以下の資料を参照してください。
832332 Office XP セキュリティ更新プログラム (2004 年 10 月 12 日) の詳細

Microsoft Office 2003 に関する情報については、以下の資料を参照してください。
838905 [OFF2003] Office 2003 セキュリティ アップデート (2004 年 9 月 14 日) の詳細

Microsoft Visio 2002 に関する情報については、以下の資料を参照してください。
831932 Visio 2002 セキュリティ更新プログラム (2004 年 10 月 12 日) の詳細

Microsoft Office Visio 2003 に関する情報については、以下の資料を参照してください。
838345 [VSO2003] [HOLD] Visio 2003 セキュリティ アップデート (2004 年 9 月 14 日) の詳細

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 885885 (最終更新日 2004-10-26) を基に作成したものです。

この資料に含まれているサンプル コード/プログラムは英語版を前提に書かれたものをありのままに記述しており、日本語環境での動作は確認されておりません。

プロパティ

文書番号: 885885 - 最終更新日: 2004年12月6日 - リビジョン: 2.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Media Center Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Tablet PC Edition
  • Microsoft Internet Explorer 6.0
  • Microsoft Office 2003, All Editions
  • Microsoft Office XP, All Editions
  • Microsoft Office Project Professional 2003
  • Microsoft Office Project Standard 2003
  • Microsoft Project Professional Version 2002
  • Microsoft Project Standard 2002
  • Microsoft Office Visio Professional 2003
  • Microsoft Office Visio Standard 2003
  • Microsoft Visio Professional Version 2002
  • Microsoft Visio Standard Version 2002
キーワード:?
kbcodesnippet kbcode kbhowto KB885885
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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