MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の入手方法および Systems Management Server が使用されていない環境での使用方法

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文書番号: 886988 - 対象製品
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目次

概要

マイクロソフトは、MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool (2006.05.09-v2-EnterpriseScan-x86-EN.exe) を再リリースしました。IT プロフェッショナルは、この 2006.05.09-v2-EnterpriseScan-x86-EN.exe ツールを使用してコンピュータをスキャンし、セキュリティ情報 MS04-028 に記載されている必要なセキュリティ更新プログラムが適用されているかどうかを確認できます。さらに、適用されていない更新プログラムを LAN (Local Area Network) の共有からダウンロードして適用することができます。このツールは、スタートアップ フォルダやログオン スクリプトから実行できます。また、ローカル管理者の権限を持つユーザーが手動で実行することもできます。このツールは、更新プログラムの管理に Microsoft Systems Management Server (SMS) などのエンタープライズ管理ソリューションを使用していない環境での使用を想定しています。SMS のユーザーは、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) を参照してください。
885920 MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の入手方法および Systems Management Server 2003 と Systems Management Server 2.0 を使用している環境での使用方法
注 :

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool は、この資料の対象製品として記載されているオペレーティング システムでテストされています。影響を受けるすべての製品およびコンポーネントの一覧については、セキュリティ情報 MS04-028 を参照してください。

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の改訂版では、Microsoft .NET Framework 1.0 Service Pack 2 (SP2) と Microsoft .NET Framework 1.1、さらに Microsoft Visual FoxPro 8.0 向けの個別のセキュリティ更新プログラムが検出されます。

前回リリースされた MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool では、セキュリティ情報 MS04-028 の「影響を受けるソフトウェア」に記載されている Microsoft .NET Framework 製品については Service Pack のみが検出されます。このツールの更新版では、更新が必要な Microsoft .NET Framework 製品をチェックするとき、セキュリティ情報の「影響を受けるソフトウェア」に記載されている各製品に必要な Microsoft .NET Framework 1.0 SP2 および Microsoft .NET Framework 1.1 用更新プログラムのみが検出されます。このツールの前回のバージョンを使用していて、Microsoft .NET Framework 用 Service Pack の検出、インストール、またはその両方が必要な場合は、このツールのオリジナル リリース版を引き続き使用し、Microsoft Visual FoxPro 8.0 のセキュリティ更新プログラムの検出には新しいバージョンを併用してください。このツールを初めて使用する場合は、Microsoft .NET Framework 1.0 SP2 および Microsoft .NET Framework 1.1 の更新プログラムがサポートされている、このツールの新しいバージョンのみを使用することをお勧めします。


重要なセキュリティ更新プログラム MS04-028 の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS04-028.mspx
MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool では、セキュリティ情報 MS04-028 に記載されている以下の製品向けセキュリティ更新プログラムの検出および更新が実行されます。
  • Microsoft Windows XP、Windows XP Service Pack 1 (SP1)
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、中国語 (台湾)、中国語 (中国)、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)、韓国語
  • Microsoft Windows Server 2003
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、中国語 (台湾)、中国語 (中国)、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)、韓国語
  • Microsoft Office XP Service Pack 3 (SP3)
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Outlook 2002 SP3、Microsoft Word 2002 SP3、Microsoft Excel 2002 SP3、Microsoft PowerPoint 2002 SP3、Microsoft FrontPage 2002 SP3、Microsoft Publisher 2002 SP3、Microsoft Access 2002 SP3
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Office 2003
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Office Outlook 2003、Office Word 2003、Office Excel 2003、Office PowerPoint 2003、Office FrontPage 2003、Office Publisher 2003、Office Access 2003、Microsoft Office InfoPath 2003、Microsoft Office OneNote 2003
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Project 2002 Service Pack 1 (SP1)
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Project 2003
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Visio 2002 Service Pack 2 (SP2)
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Visio 2003
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Visual Basic .NET Standard 2002、Microsoft Visual C# .NET Standard 2002、Microsoft Visual C++ .NET Standard 2002
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Visual Studio .NET 2002
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Visual Studio .NET 2003
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Visual Basic .NET Standard 2003、Visual C# .NET Standard 2003、Visual C++ .NET Standard 2003、Visual J# .NET Standard 2003
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft .NET Framework 1.0 SDK Service Pack 2 (SP2)
  • Microsoft .NET Framework 1.0 Service Pack 2 (SP2)
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、中国語 (台湾)、中国語 (中国)、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)、韓国語
  • Microsoft .NET Framework 1.1
    言語 : すべてのサポート対象言語
  • Microsoft Picture It! 2002
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)
  • Microsoft Greetings 2002
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)
  • Microsoft Picture It! Version 7 および Microsoft Digital Image Pro Version 7
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)、韓国語
  • Microsoft Picture It! Version 9、Microsoft Digital Image Pro Version 9、Microsoft Digital Image Suite Version 9
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)、韓国語
  • Microsoft Producer for Microsoft Office PowerPoint
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、中国語 (台湾)、中国語 (中国)、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)、韓国語
  • Internet Explorer 6 Service Pack 1 (SP1)
    言語 : 英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、日本語、中国語 (台湾)、中国語 (中国)、イタリア語 (イタリア)、スペイン語 (スペイン)、韓国語
  • Windows Journal Viewer 1.5
    言語 : 中国語 (台湾)、ドイツ語 (ドイツ)、英語 (米国)、フランス語 (フランス)、日本語、韓国語、中国語 (中国)
  • Microsoft Visual FoxPro 8.0
    言語 : すべてのサポート対象言語
MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool では、以下の製品の MS04-028 セキュリティ更新プログラムの検出およびインストールは行われません。
  • Platform SDK Redistributable
  • Microsoft Visual FoxPro 8.0 Runtime Library
MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool では、以下のオペレーティング システムの MS04-028 セキュリティ更新プログラムの検出およびインストールは行われません。
  • Windows 98、Windows 98 Second Edition (SE)、および Windows Millennium Edition (Me)
  • Windows NT 4.0 Workstation
  • Windows XP 64-bit Edition
  • Windows Server 2003 64-bit Edition
  • Windows XP Embedded

はじめに

この資料では、MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の入手方法、スタートアップ スクリプトやログオン スクリプトを使用してこのツールを実行する方法、およびツールの手動での実行方法について、手順を追って説明します。このツールは、更新プログラムの管理に Microsoft Systems Management Server (SMS) などのエンタープライズ管理ソリューションを使用していない環境で、MS04-028 に記載されている更新プログラムのスキャンおよび展開を行うことを目的としています。この資料に記載されている手順は一例にすぎません。コンピュータの環境の要件や制限事項に応じて手順の変更が必要になる場合があります。

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 2 では、Microsoft .NET Framework 1.0 SP2、Microsoft .NET Framework 1.1、および Microsoft Visual FoxPro 8.0 向けの個別のセキュリティ更新プログラムが検出されます。

下記のファイルは、「Microsoft ダウンロード センター」からダウンロードできます。

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 2 :
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MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 2 パッケージ
MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 1 :
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MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 1 パッケージ

: 前回リリースされた MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool では、セキュリティ情報 MS04-028 の「影響を受けるソフトウェア」に記載されている Microsoft .NET Framework 製品については Service Pack のみが検出されます。このツールの更新版では、更新が必要な Microsoft .NET Framework 製品をチェックするとき、セキュリティ情報の「影響を受けるソフトウェア」に記載されている各製品に必要な Microsoft .NET Framework 1.0 SP2 および Microsoft .NET Framework 1.1 用更新プログラムのみが検出されます。このツールの前回のバージョンを使用していて、Microsoft .NET Framework 用 Service Pack の検出、インストール、またはその両方が必要な場合は、このツールのオリジナル リリース版を引き続き使用し、Microsoft Visual FoxPro 8.0 の更新プログラムの検出には新しいバージョンを併用してください。このツールを初めて使用する場合は、Microsoft .NET Framework 1.0 SP2 および Microsoft .NET Framework 1.1 の更新プログラムがサポートされている、このツールの新しいバージョンのみを使用することをお勧めします。

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool のオプション

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool には以下のオプションがあります。
  • スキャンのみ : MS04-028 に記載されている更新プログラムが適用されているかどうかを調べ、適用されていない更新プログラムをログ ファイルに出力します。
  • スキャンおよび展開 : MS04-028 に記載されている更新プログラムが適用されているかどうかを調べ、適用されていない更新プログラムをインストールします。このオプションを使用した場合にも、結果はログに出力されます。

スキャンおよび展開の方法

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool では、MS04-028 に記載されている更新プログラムの検出と展開を行うために以下の方法を使用することができます。
  • コンピュータのスタートアップ スクリプトを使用する方法
  • ユーザーのログオン スクリプトを使用する方法
  • ローカル フォルダまたはリモート共有から手動で実行する方法

コンピュータのスタートアップ スクリプトを使用する方法

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool をコンピュータのスタートアップ スクリプトから実行することができます。この方法は、Active Directory ドメイン環境においてのみ有効です。Windows NT 4.0 Server が実行されているコンピュータでは使用できません。
スキャンのみ
コンピュータのスタートアップ スクリプトを使用して、MS04-028 の更新プログラムが適用されているかどうかを確認するには、以下の手順を実行します。
  1. この資料の「事前の設定と構成」に記載されている手順を完了します。
  2. 次の手順を実行して、スタートアップ スクリプトを設定します。
    1. Active Directory ユーザーとコンピュータ Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインで、ドメイン名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    2. [グループ ポリシー] タブをクリックします。
    3. [Default Domain Policy] をクリックし、[編集] をクリックします。
    4. [コンピュータの構成]、[Windows の設定] を順に展開し、[スクリプト (スタートアップ/シャットダウン)] をクリックします。
    5. [スタートアップ] をダブルクリックし、[追加] をクリックします。[スクリプトの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
    6. [スクリプト名] ボックスに wscript.exe と入力します。
    7. [スクリプトのパラメータ] ボックスに //B \\ServerName\UpdateStore\UpdateInstall.vbs と入力します。
    8. [OK] をクリックし、[適用] をクリックします。
  3. クライアント コンピュータでスキャンを実行するには、ドメインに参加しているクライアント コンピュータを再起動します。
  4. 結果を確認するには、\\ServerName\UpdateStore\Results フォルダにあるログ ファイルを参照します。詳細については、この資料の「結果の分析」を参照してください。
スキャンおよび展開
コンピュータのスタートアップ スクリプトを使用して、まだ適用されていない MS04-028 の更新プログラムを検出し、インストールするには、以下の手順を実行します。
  1. この資料の「事前の設定と構成」に記載されている手順を完了します。
  2. 次に、サーバーを構成します。詳細については「展開用のサーバーの構成」を参照してください。
  3. 次の手順を実行して、スタートアップ スクリプトを設定します。
    1. Active Directory ユーザーとコンピュータ Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインで、ドメイン名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    2. [グループ ポリシー] タブをクリックします。
    3. [Default Domain Policy] をクリックし、[編集] をクリックします。
    4. [コンピュータの構成]、[Windows の設定] を順に展開し、[スクリプト (スタートアップ/シャットダウン)] をクリックします。
    5. [スタートアップ] をダブルクリックし、[追加] をクリックします。[スクリプトの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
    6. [スクリプト名] ボックスに wscript.exe と入力します。
    7. [スクリプトのパラメータ] ボックスに //B \\ServerName\UpdateStore\UpdateInstall.vbs /Install と入力します。
    8. [OK] をクリックし、[適用] をクリックします。
  4. クライアント コンピュータでスキャンと展開を実行するには、ドメインに参加しているクライアント コンピュータを再起動します。
  5. 結果を確認するには、\\ServerName\UpdateStore\Results フォルダにあるログ ファイルを参照します。詳細については、この資料の「結果の分析」を参照してください。

ログオン スクリプトを使用する方法

重要 : ログオン スクリプトを使用する方法は、ターミナル サーバー ベースのコンピュータに対して実行しないでください。ツールの複数のインスタンスが同時に実行されると、予期しない結果が生じることがあります。
スキャンのみ
ログオン スクリプトを使用して、MS04-028 の更新プログラムが適用されているかどうかを確認するには、以下の手順を実行します。

: スクリプトを正常に実行するためには、管理者の権限を持つアカウントでログオンする必要があります。
  1. この資料の「事前の設定と構成」に記載されている手順を完了します。
  2. 次の手順を実行して、ログオン スクリプトを設定します。
    1. Active Directory ユーザーとコンピュータ Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインで、ドメイン名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    2. [グループ ポリシー] タブをクリックします。
    3. [Default Domain Policy] をクリックし、[編集] をクリックします。
    4. [ユーザーの構成]、[Windows の設定] を順に展開し、[スクリプト (ログオン/ログオフ)] をクリックします。
    5. [ログオン] をダブルクリックし、[追加] をクリックします。[スクリプトの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
    6. [スクリプト名] ボックスに wscript.exe と入力します。
    7. [スクリプトのパラメータ] ボックスに //B \\ServerName\UpdateStore\UpdateInstall.vbs と入力します。
    8. [OK] をクリックし、[適用] をクリックします。
  3. クライアント コンピュータでスキャンを実行するには、クライアント コンピュータからログオフし、スクリプトを実行できる管理者アカウントを使用してクライアント コンピュータに再度ログオンします。
  4. 結果を確認するには、\\ServerName\UpdateStore\Results フォルダにあるログ ファイルを参照します。詳細については、この資料の「結果の分析」を参照してください。
スキャンおよび展開
ユーザーのログオン スクリプトを使用して、MS04-028 に関連する更新プログラムを検出し、インストールされていない更新プログラムをインストールするには、以下の手順を実行します。
  1. この資料の「事前の設定と構成」に記載されている手順を完了します。
  2. 次に、サーバーを構成します。詳細については「展開用のサーバーの構成」を参照してください。
  3. 次の手順を実行して、ログオン スクリプトを設定します。
    1. Active Directory ユーザーとコンピュータ Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインで、ドメイン名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    2. [グループ ポリシー] タブをクリックします。
    3. [Default Domain Policy] をクリックし、[編集] をクリックします。
    4. [ユーザーの構成]、[Windows の設定] を順に展開し、[スクリプト (ログオン/ログオフ)] をクリックします。
    5. [ログオン] をダブルクリックし、[追加] をクリックします。[スクリプトの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
    6. [スクリプト名] ボックスに wscript.exe と入力します。
    7. [スクリプトのパラメータ] ボックスに //B \\ServerName\UpdateStore\UpdateInstall.vbs /Install と入力します。
    8. [OK] をクリックし、[適用] をクリックします。
  4. クライアント コンピュータでスキャンと展開を実行するには、クライアント コンピュータからログオフし、スクリプトを実行できる管理者アカウントを使用してクライアント コンピュータに再度ログオンします。
  5. 結果を確認するには、\\ServerName\UpdateStore\Results フォルダにあるログ ファイルを参照します。詳細については、この資料の「結果の分析」を参照してください。

手動で開始する方法

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool は、ローカル管理者グループに所属するユーザー アカウントを使用して実行する必要があります。
ローカル フォルダから実行する方法
スキャンのみ
  1. MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool をダウンロードします。 下記のファイルは、「Microsoft ダウンロード センター」からダウンロードできます。
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    ダウンロード
    MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 2 パッケージ
  2. 2006.05.09-v2-EnterpriseScan-x86-EN.exe を実行し、このツールをローカル フォルダにインストールします。
  3. ローカル コンピュータでスキャンを実行するには、コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行します。
    WScript.exe //B Path\UpdateInstall.vbs
  4. 結果を確認するには、%windir%\system32\Vpcache\Updatescan フォルダにあるログ ファイルを参照します。詳細については、この資料の「結果の分析」を参照してください。
スキャンおよび展開
  1. MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool をダウンロードします。 下記のファイルは、「Microsoft ダウンロード センター」からダウンロードできます。
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    ダウンロード
    MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 2 パッケージ
  2. 2006.05.09-v2-EnterpriseScan-x86-EN.exe を実行し、このツールをローカル フォルダにインストールします。
  3. MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool を展開したローカル フォルダに、UpdateStore という名前のフォルダを作成します。この UpdateStore フォルダの中に、Updates という名前のフォルダを作成します。
  4. Updates フォルダの中に、更新プログラムを保存するためのフォルダ構造を作成します。作成するフォルダ構造は、この資料の「展開用のサーバーの構成」に記載されています。ローカル コンピュータに更新プログラムをインストールする場合、ファイル共有を作成する必要はありません。
  5. ローカル コンピュータでスキャンとインストールを実行するには、コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行します。
    wscript //b Path\updateinstall.vbs /store Path\updates /install
リモート共有から実行する方法
スキャンのみ
  1. この資料の「事前の設定と構成」に記載されている手順を完了します。
  2. ローカル コンピュータでスキャンを実行するには、コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行します。
    WScript.exe //B \\ServerName\UpdateStore\UpdateInstall.vbs
  3. 結果を確認するには、\\ServerName\UpdateStore\Results フォルダにあるログ ファイルを参照します。詳細については、この資料の「結果の分析」を参照してください。
スキャンおよび展開
  1. この資料の「事前の設定と構成」に記載されている手順を完了します。
  2. 次に、サーバーを構成します。詳細については「展開用のサーバーの構成」を参照してください。
  3. ローカル コンピュータでスキャンと展開を実行するには、コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行します。
    WScript.exe //B \\ServerName\UpdateStore\UpdateInstall.vbs /Install
  4. 結果を確認するには、\\ServerName\UpdateStore\Results フォルダにあるログ ファイルを参照します。詳細については、この資料の「結果の分析」を参照してください。

事前の設定と構成

  1. MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool をダウンロードします。 下記のファイルは、「Microsoft ダウンロード センター」からダウンロードできます。
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    ダウンロード
    MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool Version 2 パッケージ
  2. 以下の手順を実行して、サーバーおよび共有を構成します。
    1. メンバ サーバーに共有を作成し、この共有に UpdateStore という名前を付けます。
    2. 2006.05.09-v2-EnterpriseScan-x86-EN.exe を実行し、このツールを UpdateStore フォルダにインストールします。
    3. 共有のアクセス許可および NTFS のアクセス許可を以下のように構成します。
      • 共有のアクセス許可
        • 共有を管理するユーザーのドメイン ユーザー アカウントを追加し、"フル コントロール" のアクセス許可を付与します。
        • Everyone グループを削除します。
        • コンピュータのスタートアップ スクリプトを使用する場合は、Domain Computers グループを追加し、このグループに "変更" および "読み取り" のアクセス許可を付与します。ログオン スクリプトを使用する場合は、Authenticated Users グループを追加し、このグループに "変更" および "読み取り" のアクセス許可を付与します。
      • NTFS アクセス許可
        • 共有を管理するユーザーのドメイン ユーザー アカウントを追加し、"フル コントロール" のアクセス許可を付与します。
        • Everyone グループが一覧に含まれている場合は、削除します。

          : Everyone グループを削除するときにエラー メッセージが表示される場合は、[セキュリティ] タブの [詳細] をクリックし、[継承可能なアクセス許可を親からこのオブジェクトに継承できるようにする] チェック ボックスをオフにします。
        • コンピュータのスタートアップ スクリプトを使用する場合は、Domain Computers グループを追加し、このグループに "読み取りと実行"、"フォルダの内容の一覧表示"、および "読み取り" のアクセス許可を付与します。
        • ログオン スクリプトを使用する場合は、Authenticated Users グループを追加し、このグループに "読み取りと実行"、"フォルダの内容の一覧表示"、および "読み取り" のアクセス許可を付与します。
    4. UpdateStore フォルダの下にフォルダを作成し、このフォルダに Results という名前を付けます。スキャン処理中の最終的なレポートはこのフォルダに出力されます。
    5. 以下の手順を実行して、Results フォルダの NTFS アクセス許可を構成します。

      : この手順では、共有のアクセス許可は変更しないようにします。
      • 共有を管理するユーザーのドメイン ユーザー アカウントを追加し、"フル コントロール" のアクセス許可を付与します。
      • コンピュータのスタートアップ スクリプトを使用する場合は、Domain Computers グループを追加し、このグループに "変更"、"読み取りと実行"、"フォルダの内容の一覧表示"、"読み取り"、および "書き込み" のアクセス許可を与えます。
      • ログオン スクリプトを使用する場合は、Authenticated Users グループを追加し、このグループに "変更"、"読み取りと実行"、"フォルダの内容の一覧表示"、"読み取り"、および "書き込み" のアクセス許可を与えます。
    6. この資料の「UpdateInstall.ini ファイルの構成」の手順に従って、UpdateInstall.ini ファイルを構成します。

展開用のサーバーの構成

  1. インストーラの実行に必要なフォルダ構造を作成します。「事前の設定と構成」で作成した共有フォルダ (UpdateStore) 内に、以下のフォルダ構造を作成します。
    - UpdateStore
        \ Result
        - Updates
            - .Net Framework 1.0
                \ 1033
            - .Net Framework 1.1
                \ 0
            + Internet Explorer 6
            - Office
                - 831931
                    \ 0
                + 831932
                + 832332
                + 838344
                + 838345
                + 838905
            - PictureIt! or Digital Image v6
                - 1033
            + PictureIt! or Digital Image v7
            + PictureIt! or Digital Image v9
            + Producer for 2003
            + Visual Studio .NET 2002
            + Visual Studio .NET 2003
            + Windows Server 2003
            - Windows XP
                \ 1033
    


    マイクロソフトでは、適切なフォルダ構造を自動的に作成するためのバッチ ファイルを提供しています。この MakeFolders.cmd バッチ ファイルを使用するには、空の Updates フォルダを作成し、以下の構文を使用してバッチ ファイルを実行します。
    MakeFolders.cmd PathLocaleID
    : Path は Updates フォルダのパス、LocaleID はインストールする言語のロケール ID (LCID) です。以下に例を示します。
    MakeFolders.cmd c:\UpdateStore\Updates 1041
    必要に応じ、1 つの Updates フォルダに対してバッチ ファイルを複数回実行して、複数のロケール フォルダを作成することができます。パスの中では、現在の作業ディレクトリを表す "." (ピリオド) を使用することもできます。たとえば、日本語版の更新プログラム用のフォルダ構造を現在のディレクトリに作成するには、以下のコマンドを実行します。
    Makefolders.cmd . 1041
    このバッチ ファイルでは、作成されたフォルダのアクセス許可を設定するために cacls.exe コマンドを使用しています。Path の下にあるすべてのファイルおよびフォルダで、Administrators に "フル コントロール" のアクセス許可、Everyone に "読み取り" のアクセス許可が付与されます。

    : Makefolders.cmd の実行後、Picture It および Digital Image 用のフォルダの名前をすべて以下のように変更する必要があります。
    • PictureIt! or Digital Image v6 を Picture It! or Digital Image v6 に変更します。
    • PictureIt! or Digital Image v7 を Picture It! or Digital Image v7 に変更します。
    • PictureIt! or Digital Image v9 を Picture It! or Digital Image v9 に変更します。
  2. 更新プログラム ファイル用のフォルダ構造は、以下の規則に従って作成されます。バッチ ファイルを使用してフォルダ構造を作成する場合も、この規則が使用されます。
    • Updates フォルダの下のサブフォルダは、個々の製品用です。フォルダ名として使用する製品名は、UpdateStore 共有内にある UpdateList.xls ファイルの Product 列に記載されている製品名と完全に一致している必要があります。UpdateList.xls の製品一覧はユーザーの参照用に提供されているものであり、このファイル自体がスキャン処理や展開処理に影響することはありません。UpdateList.xls には、Office、Visio、および Project の更新プログラムは記載されていません。

      名前が "." (ピリオド) で始まるフォルダを作成する場合、そのフォルダはコマンド ラインから作成する必要があります。たとえば、md .Net Framework 1.0 と入力する必要があります。フォルダの作成時にエラー メッセージが表示される場合は、コマンドの拡張機能が無効になっている可能性があります。コマンドの拡張機能を有効にするには、コマンド プロンプトで cmd e:on と入力します。フォルダの作成後、コマンドの拡張機能を無効にするには、コマンド プロンプトで cmd e:off と入力します。
    • Office 製品の更新プログラムの場合 : 「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料の文書番号をフォルダ名とするサブフォルダを作成します。たとえば、Project 2002 の更新プログラムの場合、831931 を使用します。文書番号のフォルダを作成したら、そのフォルダ内にサブフォルダを作成し、そのフォルダに "0" (ゼロ) というフォルダ名を付けます。このフォルダの中には、Office 製品に適用可能なフルファイル版の更新プログラムをダウンロードして保存します。
    • .NET Framework 1.1、Visual Studio .NET 2002、および Visual Studio .NET 2003 の場合 : 製品ごとにフォルダを作成し、各フォルダの下に "0" (ゼロ) という名前のサブフォルダを作成します。
    • Office、.NET Framework 1.1、Visual Studio .NET 2002、Visual Studio .NET 2003 以外の製品の場合 : インストールする更新プログラムの LCID (ロケール ID) をフォルダ名とするサブフォルダを作成します。たとえば、日本語版の更新プログラムでは 1041 をフォルダ名として使用する必要があります。ロケール ID の詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
      http://www.microsoft.com/globaldev/reference/lcid-all.mspx
    • ロケール ID の一覧
      以下に、このツールで展開可能なさまざまな更新プログラムでサポートされている言語および対応するロケール ID の一覧を示します。
      • 1033 : 英語 (米国)
      • 1036 : フランス語 (フランス)
      • 1031 : ドイツ語 (ドイツ)
      • 1041 : 日本語
      • 1040 : イタリア語 (イタリア)
      • 1034 : スペイン語 (スペイン)
      • 1042 : 韓国語
      • 1028 : 中国語 (台湾)
      • 4100 : 中国語 (中国)
  3. 更新プログラムをダウンロードします。

    Office、Visio、および Project については、セキュリティ情報 MS04-028 に掲載されているリンクから適切なフルファイル版の更新プログラムをそれぞれダウンロードし、対応するフォルダに保存します。たとえば Project 2002 の場合は、フルファイル版の更新プログラムを UpdateStore\Updates\Office\831031\0 フォルダに保存します。

    Office 以外の製品の更新プログラムについては、UpdateStore 共有にある UpdateList.xls ファイルに、このセキュリティ情報でダウンロード可能な更新プログラムの一覧があります。ダウンロードした実行可能ファイル (.exe ファイル) を、その製品用のフォルダ内にある、LCID と同じ名前のフォルダに保存します。たとえば、Windows XP の日本語版更新プログラムの場合は、実行可能ファイルを UpdateStore\Updates\Windows XP\1041 フォルダに保存します。

UpdateInstall.ini ファイルの構成

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool の動作は、UpdateInstall.ini ファイルで制御されます。このファイルでは、以下に示す 6 つのパラメータを指定できます。パラメータはすべて [CommandLine] というセクション見出しの下に記述します。指定できるパラメータは次のとおりです。
  • Share= \\ServerName\ShareName\Path
    このツールのログ ファイルの出力先を指定します。詳細については、「結果の分析」を参照してください。対象のフォルダをフル パスで指定します。
  • Store= \\ServerName\ShareName
    製品の更新プログラム ファイルの場所を指定します。このツールを使用して更新プログラムを展開する場合は、このパラメータで指定する場所に展開用のフォルダ構造を作成します。

    : このツールでは、共有内の Updates フォルダが検索されます。パスには Updates フォルダは含めないようにしてください。
  • Norestart= {True|False}
    このパラメータを True に設定すると、更新プログラムのインストール後にコンピュータが再起動されません。インストールの完了にコンピュータの再起動が必要な更新プログラムを 1 つ以上インストールした場合でも、自動的に再起動されません。このパラメータを False に設定すると、インストールを完了するためにコンピュータの再起動が必要な更新プログラムを 1 つ以上インストールした場合に、コンピュータが再起動されます。インストールが正常に行われなかった場合、ごくまれに、コンピュータが再起動されることがあります。この現象が発生すると、コンピュータが再起動を繰り返すことがあります。この問題を解決するには、NoRestart パラメータを True に設定します。これにより、コンピュータが正常に起動し、問題のトラブルシューティングを行うことができます。

    : このツールを使用して Microsoft Producer をインストールする場合、このパラメータを True に設定してもコンピュータの再起動を抑止することはできません。Microsoft Producer によってコンピュータが不必要に再起動されないようにするには、ファイル共有の UpdateStore フォルダに Microsoft Producer の更新プログラムをコピーしないようにし、Microsoft Producer がインストールされているコンピュータは手動で更新します。
  • Debug=
    Microsoft Product Support Services からの指示がない限り、このパラメータは空白のままにします。
  • Authorized=
    このパラメータには、対象のコンピュータに未適用の場合にツールから報告されるようにする Microsoft Office 用更新プログラムの一覧を指定します。このパラメータが空白の場合、すべての Office 用更新プログラムが検索され、その結果が報告されます。
  • ScanInterval=
    必要な更新プログラムはないと判断されたコンピュータを再スキャンするまでの日数を指定します。このパラメータは、ログオン スクリプトまたはコンピュータのスタートアップ スクリプトを使用してツールを展開する場合に役立ちます。ログオンまたはスタートアップのたびにスキャンを実行するのではなく、前回の実行時に必要な更新プログラムはないと判断されたかどうかが最初に確認されます。必要な更新プログラムはないと判断されていた場合は、ScanInterval で指定された日数を経過した場合にのみスキャンが実行されます。これにより、過剰なログを出力せずに、ツールの展開後にコンピュータにインストールされた製品の更新プログラムを適用することができます。ツールが最後に実行された日付と、コンピュータの更新が必要であったかどうかを示す情報が次のレジストリ値に保存されます。
    HKEY_LOCAL_computer\Software\Microsoft\Updates\UpdateScan\LastRun
    ScanInterval パラメータは、前回実行時に適用可能な更新プログラムがすべてコンピュータにインストールされていた場合にのみチェックされます。適用されていない更新プログラムが 1 つ以上あった場合、ScanInterval パラメータの設定にかかわらず、次回実行時にスキャンが実行され、必要な更新プログラムが適用されます。

    ツールの実行時に常にスキャンを実行する場合は、このパラメータをゼロ (0) に設定します。

    適用可能な更新プログラムをすべてインストールし、その後、ツールを実行しない場合は、このパラメータを任意の大きな値 (9999 など) に設定します。

    ScanInterval に指定した日数が経過する前に、特定のコンピュータを再スキャンするには、再スキャンを実行する前にレジストリ値
    HKEY_LOCAL_computer\Software\Microsoft\Updates\UpdateScan\LastRun
    を削除します。環境内のすべてのコンピュータを再スキャンするには、このパラメータを 0 (ゼロ) に設定します。

結果の分析

MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool のスキャンと検出の結果は 2 か所に出力され、これらを分析に使用できます。これらのレポートは、会社全体の分析用に一元化することもできます。

このツールのレポートは常にローカル コンピュータの %windir%\system32\VPCache\UpdateScan フォルダに出力されます。出力されるファイルは、Result.txt、UpdateScan.log、Results.xml、および Result.csv です。これらのファイルは、ツールを実行するたびに上書きされます。

また、UpdateInstall.ini ファイルの Share パラメータで指定されたファイル共有にも結果が出力されます。出力されるファイルの名前は、ComputerName_Date.txt および ComputerName_Date.csv です。ComputerName はコンピュータの NetBIOS 名であり、Date の形式には yyyymmddhhmmss が使用されます。

.csv ファイルは Unicode 形式です。Microsoft Excel を使用してこれらのファイルを参照するには、以下の手順を実行します。
  1. Excel を起動します。
  2. [ファイル] メニューの [開く] をクリックします。
  3. [ファイルの種類] ボックスの一覧の [テキスト ファイル (*.prn; *.txt; *.csv)] をクリックします。
  4. 対象のファイルをクリックし、[開く] をクリックします。
  5. テキスト ファイル ウィザードの指示に従ってファイルを開きます。

Result.txt

このファイルは、スキャンを実行したコンピュータの VPCache\UpdateScan フォルダに、ユーザーが読み取り可能な形式で保存されます。ツールの実行経過のログ、コンピュータに適用されていないと判断されたソフトウェア更新プログラムの一覧、およびコンピュータに適用された更新プログラムと適用が試みられた更新プログラムの一覧が出力されます。ツールの実行結果を手動で確認する場合は、このファイルが役立ちます。

: このツールは、現在サポートされている Microsoft オペレーティング システムでのみ動作します。サポート対象外のオペレーティング システムでこのツールを実行すると、以下のメッセージが出力されます。
No checks apply to this system
このメッセージは、以下のいずれかの状況で表示されます。
  • サポート対象外のオペレーティング システムでツールを実行しようとしています。
  • セキュリティ情報 MS04-028 に記載されている脆弱性の影響を受ける、Office 以外の製品がインストールされていません。
サポート対象のオペレーティング システムでツールが実行されているかどうかは、手動で確認する必要があります。オペレーティング システムと Service Pack の組み合わせをチェックする必要があります。ツールにより、システムに必要な更新プログラムはないと判断されると、Result.txt ファイルには以下のテキストが出力されます。
no missing updates detected
このテキストが出力された場合は、オペレーティング システムおよび対象のすべてのアプリケーションが正常に更新されていることを示しています。

Result.txt ファイルには、ツールによって検出および更新されたすべての製品に関する情報が出力されます。

UpdateScan.log

このファイルはスキャンが実行されたコンピュータの VPCache\UpdateScan フォルダに保存されます。このファイルは本来、ツールの実行のデバッグ ログ ファイルであり、ほとんどのユーザーにとって、ツールの実行結果に関する有用な情報を取得するうえで、このファイルは実用的ではありません。

Results.xml

このファイルは、スキャンが実行されたコンピュータの VPCache\UpdateScan フォルダに保存されます。企業全体から得られる Office 以外の製品の更新プログラムに関するデータを集約するためにこのファイルを使用できます。たとえば、Status フィールドは、特定の更新プログラムの状態が適用可能 (Applicable) であるかインストール済み (Installed) であるかを示します。

この XML ファイルには Office 製品の更新プログラムに関するデータは含まれません。Office 製品の更新プログラムの詳細な情報を得るには、NSHC フォルダにある OfficeUpdate.mof ファイルを調べます。

OfficeUpdate.mof

このファイルは Office 製品の更新プログラムの検出結果であり、VPCache\UpdateScan\NSHC フォルダに保存されます。このファイルは Results.xml ファイルの内容を補完するものです。

Result.csv

このファイルは、スキャンが実行されたコンピュータの VPCache\UpdateScan フォルダに保存されます。企業全体のデータの集約に適したコンマ区切りのテキスト ファイルであり、ファイル内のフィールドの順序を示す見出し行の下に、スキャンの実行中に検出された、影響を受ける製品が 1 行に 1 つずつ出力されます。

以下に、Result.csv ファイルに含まれるフィールドの一覧を示します。
元に戻す全体を表示する
フィールド 説明
computerName コンピュータの NetBIOS 名。
ScanDate スキャンの日付が WMI 日付形式で出力されます。WMI 日付形式の詳細については、以下の MSDN (Microsoft Developer Network) Web サイトを参照してください。
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa389802.aspx
Operating System オペレーティング システムおよび適用されている Service Pack。
Product ツールによってコンピュータ上で検出された、影響を受ける製品の名前。影響を受ける製品が 1 台のコンピュータで複数検出されることがあります。
Title 検出された製品に対応するサポート技術情報の資料のタイトル。
KB 検出された製品に対応するサポート技術情報の資料の文書番号。
Status 検出された製品の更新プログラムの状態。状態は以下のいずれかです。

Applicable (適用可能)
Installed (適用済み)
LocaleID 影響を受ける製品のロケール ID。
Binary 更新プログラムの実行可能ファイルの名前。
BinPath マイクロソフトの Web サイトからダウンロード可能なバイナリ ファイルのパス。
Result.csv ファイルには、ツールによって検出および更新されたすべての製品に関する情報が出力されます。

Status フィールドは、必要な更新プログラムが適用されているかどうかを示します。状態が "Applicable" の場合、MS04-028 の脆弱性が存在する製品があり、その製品に必要な更新プログラムが適用されていないことを示します。状態が "Installed" の場合は、必要な更新プログラムが適用されていることを示します。

コンピュータに更新プログラムが必要な場合、脆弱性が存在する各製品について、状態が "Applicable" と出力され、対応する更新プログラムのインストーラが起動されます。更新プログラムが正常にインストールされたことを確認するには、ツールを再度実行し、すべての製品の Status フィールドに "Installed" と表示されていることを確認する必要があります。

: 将来、この .csv ファイルにフィールドが追加される可能性があります。ただし、この資料に記載されている既存のフィールドの順序と形式が変更されることはありません。

ComputerName_Date.txt

このファイルは、UpdateInstall.ini ファイルで指定された Results ファイル共有に保存されます。ComputerName_Date.txt ファイルはローカル コンピュータに保存された Result.txt ファイルのコピーです。

ComputerName_Date.csv

このファイルは UpdateInstall.ini ファイルで指定された Results ファイル共有に保存されます。ComputerName_Date.csv ファイルはローカル コンピュータに保存された Result.csv ファイルのコピーです。

複数のコンピュータからのデータの集約

企業では、複数のコンピュータから出力されたデータを集約して、読みやすいレポート、データベースなど、レポートや準拠チェックの目的に応じた形式にすることが求められる場合があります。必要とされる機能はユーザーによってさまざまであるため、このツールには、複数のコンピュータから得られるデータを集約するレポート作成機能は用意されていません。ただし、ファイル共有に保存される .csv ファイルを活用して、そのようなレポートを作成することができます。

ツールのアンインストール

クライアント コンピュータからツールをアンインストールするには、%windir%\system32\VPCache\UpdateScan フォルダを削除します。

制限事項

  • MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool を実行するには、Administrator または System の権限が必要です。
  • このツールは、サポート対象の Service Pack が適用された Windows 2000 以降のオペレーティング システムでのみテストされています。Windows 2000 Service Pack 2 (SP2) など、サポート対象外のオペレーティング システム構成でこのツールを実行すると、以下のメッセージが出力されます。
    No checks apply to this system
  • このツールでのスキャンは、ローカル システムに対してのみ実行されます。
  • 管理者用インストール ポイントを使用して Office 製品を展開していた場合は、このツールではなく、管理者用インストール ポイントを使用して更新プログラムを展開する必要があります。ただし、このツールを使用してスキャン レポートを作成することはできます。
  • このツールでは、脆弱性が存在するバージョンの GDI+ コンポーネントを使用している可能性のあるサードパーティ製品は検出されません。詳細については、セキュリティ情報 MS04-028 を参照してください。
  • 使用許諾契約書 (EULA) により、このツールの変更およびカスタマイズは一切認められていません。
  • マイクロソフトのサポート対象となるのは、updateinstall.vbs スクリプトを実行して MS04-028 Enterprise Update Scanning Tool を使用した場合のみです。これ以外の方法でツールにアクセスした場合は、サポート対象外となります。
  • Windows NT 4.0 Server が実行されているコンピュータでこのツールを実行するには、以下のコンポーネントをコンピュータにインストールする必要があります。これらのコンポーネントが存在しない場合、ツールは正常に実行されず、出力レポートも生成されません。
  • 特定の状況で、検出中に Office ファイルのインストール元の場所を指定するように求めるメッセージが表示されることがあります。その場合は、対象のコンピュータに Windows インストーラ 2.0 がインストールされていることを確認してください。セキュリティ情報 MS04-028 に記載されている Office 製品の更新プログラムには、Windows インストーラ 2.0 が必要です。
  • このツールは、サポート対象のオペレーティング システム上にインストールされた、影響を受ける製品のサポート対象バージョンについてのみテストされています。サポート対象外の製品については、誤った情報が出力されることや情報がレポートに出力されないことがあります。サポート対象の製品バージョンについては、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
    Windows デスクトップ製品のライフサイクル ガイドライン
    http://www.microsoft.com/japan/windows/lifecycle/default.asp

    マイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクル (Windows 製品ファミリ)
    http://support.microsoft.com/gp/lifeselect
  • このツールを実行するには、コンピュータに MSXML (Microsoft XML Parser) 3.0 がインストールされている必要があります。Internet Explorer 6 または Internet Explorer 6 SP1 をインストールすると、MSXML 3.0 がインストールされます。また、Windows Server 2003 には、MSXML 3.0 が含まれています。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    269238 Microsoft XML パーサーのバージョン一覧
  • このツールを実行するには、Internet Explorer 6 または Internet Explorer 6 SP1 が必要です。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    328548 [IE] 最新の Internet Explorer 6 Service Pack を入手する方法

よく寄せられる質問

Q1 : Result.txt レポートに "No Checks Apply to This System" と出力されているにもかかわらず、Office 製品の更新プログラムが必要であることを示すメッセージも出力されます。

A1 : Enterprise Update Scanning Tool の内部は 2 つの部分に分かれています。1 つはオペレーティング システムと Office 以外のアプリケーションをスキャンする部分、もう 1 つは Office アプリケーションをスキャンする部分です。このメッセージは、Office 以外のアプリケーションを対象とするスキャン プログラムによって、コンピュータに適用する必要のある更新プログラムが検出されなかったことを示しています。

このメッセージは、更新プログラムが不要であることを必ずしも意味していません。このコンピュータのオペレーティング システムに脆弱性が存在しなくても、脆弱性が存在する Office 製品がインストールされている可能性があります。この場合、更新プログラムが必要な Office 製品のスキャン結果である Result.txt ファイルを確認します。

サポート対象外のプラットフォーム (オペレーティング システムと Service Pack の組み合わせ) でツールを実行した場合にもこのメッセージが表示されることがあります。Office 以外の製品のスキャンは、サポート対象のプラットフォームでのみ実行できます。

重要 : このメッセージが出力された場合、サポート対象のプラットフォームでツールを実行しているかどうかを確認する必要があります。このツールでサポートされていないオペレーティング システムが実行されている場合、脆弱性が存在する製品がインストールされていても、このツールでは更新プログラムが適用されない可能性があります。

Q2 : Windows XP Service Pack 1 に Visual Studio .NET 2003 をインストールしています。このコンピュータで検出されたのはオペレーティング システム用の MS04-028 更新プログラムのみであり、Visual Studio .NET 用の更新プログラムは検出されません。

A2 : Windows XP または Windows Server 2003 を実行している場合、インストールする必要のある更新プログラムは、オペレーティング システム用と Office 製品用のみです。その他のマイクロソフト製品の更新プログラムをインストールする必要はありません。これらの製品では、オペレーティング システムによって提供される GDI+ が使用されています。ただし、GDI+ を使用するサードパーティのアプリケーションを導入している場合は、必要な対処法についてソフトウェアの製造元にお問い合わせください。

Q3 : GDI+ を使用するアプリケーションを社内で開発し、展開しました。このツールを使用してこれらのアプリケーションを更新できますか。

A3 : できません。このツールで検出および更新できるのは、マイクロソフト製品のみです。GDI+ を使用するサードパーティのアプリケーションがインストールされている場合、それらのアプリケーションには脆弱性が存在する可能性があります。マイクロソフト以外の製品を適切に更新して脆弱性から保護する方法の詳細については、以下の MSDN (Microsoft Developer Network) Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/jpdnsecure/htm/gdiplus10security.asp
Q4 : 更新プログラムがコンピュータにすべて適用されたかどうかを確認する方法を教えてください。

A4 : ツールを実行して更新プログラムがインストールされた後、再度ツールを実行することで、更新プログラムのインストール状況を確認できます。コンピュータに必要な更新プログラムがすべて正常にインストールされている場合、Result.txt ファイルに "No missing updates detected" と出力されます。

: コンピュータの再起動が必要な更新プログラムがある場合、コンピュータを再起動しないと、その更新プログラムはインストール済みとして検出されません。

また、.csv ファイルを調べる方法もあります。.csv ファイルに、状態が "Applicable" である更新プログラムが存在せず、プラットフォームがサポート対象である場合、必要な更新プログラムはすべて適用されています。.csv ファイルに見出し行のみが出力されている場合も、状態が "Applicable" の更新プログラムが .csv ファイルに存在しないという判断基準を満たすため、必要な更新プログラムはすべて適用されています。

Q5 : このツールを実行しても何も出力されません。

A5 : クライアント コンピュータが、「制限事項」に記載されている必要条件をすべて満たしているかどうかを確認してください。

Q6 : 適用されなかった更新プログラムが 1 つ以上あります。また、Result.txt ファイルに 1603 エラーが出力されました。このエラーの意味を教えてください。

A6 : 1603 エラーの最も一般的な原因は、影響を受けるアプリケーションのインストール元をインストーラが検出できないことです。状況によっては、インストール時と同じインストール メディアが必要な場合があります。ネットワーク上のファイル共有からインストールしたアプリケーションがある場合は、クライアント コンピュータからそのファイル共有にアクセスできること、およびそのファイル共有にインストール元のファイルが存在することを確認してください。

プロパティ

文書番号: 886988 - 最終更新日: 2006年12月25日 - リビジョン: 11.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 3
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 3
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 3
  • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
  • Microsoft Windows NT 4.0 Service Pack 6a
  • Microsoft Windows NT 4.0 Service Pack 6a
  • Microsoft Windows NT Server 4.0, Terminal Server Edition Service Pack 6
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
キーワード:?
kbsecvulnerability kbsecurity kbsectools KB886988
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