ASP.NET ValidatePath Module Scanner (VPModuleScanner.js) の使用方法

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文書番号: 887290 - 対象製品
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目次

概要

マイクロソフトは、Microsoft ASP.NET ValidatePath Module Scanner (VPModuleScanner.js) ファイルを公開しました。VPModuleScanner.js ファイルを使用して、ASP.NET ValidatePath モジュールがコンピュータにインストールされているかどうかを確認できます。VPModuleScanner.js では、スキャン対象のコンピュータが以下のどの状態であるかについてレポートが出力されます。
  • ASP.NET ValidatatePath モジュールがインストールされています。
  • ASP.NET ValidatatePath モジュールはインストールされていません。
  • 以下のいずれかの理由により、ValidatePath モジュールのインストール状態を確認できません。
    • Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) がインストールされていません。
    • ASP.NET がインストールされていません。
    • コンピュータをスキャン中に、スキャン プログラムでエラーが発生しました。
VPModuleScanner.js と VPMultiMachineWrapper.js を組み合わせることにより、複数のコンピュータをスキャンできます。 ASP.NET における正規化の問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
887289 ASP.NET の正規化の問題を確認する HTTP モジュール
ASP.NET のバージョンを確認する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
318785 .NET Framework に Service Pack がインストールされているかどうかを確認する方法

ダウンロード情報

下記のファイルは、「Microsoft ダウンロード センター」からダウンロードできます。

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ダウンロード
VPModuleScanner パッケージ

リリース日 : 2004 年 10 月 15 日

マイクロソフトのサポート ファイルのダウンロード方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
119591 オンライン サービスからマイクロソフトのサポート ファイルを入手する方法
マイクロソフトでは、アップロード時点の最新のウイルス検査プログラムを使用して、配布ファイルのウイルス チェックを行っています。配布ファイルはセキュリティで保護されたサーバー上に置かれており、権限のない第三者が無断でファイルを変更できないようになっています。

既知の制限事項と問題

  • このツールをローカルまたはリモートで実行するには、管理者の権限が必要です。
  • 資格情報を指定してこのツールを実行することはできません。ただし、run as コマンドを使用して、適切な資格情報を持つコマンド ライン セッションを起動することはできます。 run as コマンドの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    294676 プログラムを [別のユーザーとして実行] する方法
  • VPModuleScanner.js では、リモートのメタベースに接続するために ADSI (Active Directory Service Interfaces) プロキシを使用します。このため、スクリプトを実行するコンピュータにサブコンポーネントとして IIS 共通コンポーネントがインストールされている必要があります。このサブコンポーネントがコンピュータにインストールされていない場合、このツールを実行すると、IIS がクライアント コンピュータにインストールされていないというレポートが返されます。
  • このツールでは、スクリプト内部でタイムアウトが発生したかどうかを確認するためにレジストリ キーを使用しています。このため、1 台のコンピュータでこのツールのインスタンスを複数実行しないようにする必要があります。
  • IIS 6.0 のみ、Web サービス拡張の一覧で ASP.NET が無効になっていても ValidatePath モジュールの状態が報告されます。
  • Microsoft .NET Framework をインストールした後に、IIS をインストールしていた場合、このツールでは "ASP.NET not active" と出力されます。この順序でインストールしていた場合、IIS で ASP.NET への関連付けが行われず、ASP.NET の機能を使用できません。

使用されているテクノロジ

VPModuleScanner.js では以下のテクノロジを使用しています。これらのテクノロジは、企業環境またはデータセンター環境において無効になっているか、制限されていることがあります。
  • ADSI : VPModuleScanner.js では DCOM を使用して IIS メタベースに接続します。
  • このツールでは、サーバー メッセージ ブロック (SMB) 共有を使用してリモートの管理共有に接続し、ファイルを取得します。このため、リモートの管理共有を有効にしておく必要があります。
  • スクリプトを実行するコンピュータに COM コンポーネントの FileSystemObject (Scrrun.dll) が登録されている必要があります。FSO コンポーネントは、リモートのファイル システム上にある Machine.config ファイルを開くときに使用されます。特定のセキュリティ ポリシーの元では、運用中の IIS サーバーでこのコンポーネントを無効にすることが推奨されています。これらのセキュリティ ポリシーの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
    IIS 6.0 のセキュリティを強化する方法
    http://www.microsoft.com/japan/smallbiz/sgc/articles/sec_iis_6_0.mspx

    IIS 5.0 および IIS 5.1 のセキュリティを強化する方法
    http://www.microsoft.com/japan/smallbiz/sgc/articles/sec_iis_5_0_5_1.mspx

ASP.NET ValidatePath Module Scanner の使用方法

VPModuleScanner.js は、ユーザーが指定したコンピュータをスキャンし、ASP.NET ValidatePath モジュールが存在するかどうかを確認します。多数のコンピュータをスキャンする必要のある企業環境では、VPModuleScanner.js と VPMultiMachineWrapper.js を組み合わせて使用できます。

VPMultiMachineWrapper.js

コマンド ライン スイッチ

  • /l : スキャン対象のコンピュータの一覧が保存されているファイルを指定します。コンピュータ名は、NetBIOS 名または IP アドレスで指定できます。コンピュータ名は 1 行に 1 つずつ指定します。
  • /d domainname limit : スキャン対象の Windows ドメインを指定します。domainname はドメイン名、limit は 1 回のスキャンで対象となるコンピュータの台数の上限です。たとえば、以下のコマンドを実行すると example.domain.com ドメインで最初の 1000 台のコンピュータがスキャンされます。
    VPMultiMachineWrapper.js /d example.domain.com 1000
    : ドメインをスキャンする場合、CN=Computers 組織単位 (OU) に登録されているコンピュータ アカウントのみが検索されます。検索対象となる組織単位は、Active Directory のコンピュータ アカウントが登録されるビルトインの組織単位です。カスタムの組織単位 (OU=Web_Servers など) に登録されているコンピュータ アカウントは、このスクリプトでは検索されません。
  • /t : 内部スクリプト (VPModuleScanner.js) のタイムアウトを秒単位で指定します。VPModuleScanner.js 内の一部の呼び出しにはタイムアウトがないため、VPModuleScanner.js を VPMultiMachineWrapper.js と併用することにより、タイムアウト機能を導入する必要があります。管理者は、このタイムアウト機能によって、VPModuleScanner.js から制御が返されない場合に VPMultiMachineWrapper.js が待機する時間を指定できます。以下の例では、Computers.txt ファイル内の一覧に記載されているコンピュータをスキャンします。内部スクリプト (VPModuleScanner.js) は 30 秒でタイムアウトし、タイムアウトの記録はログ ファイルに出力されます。
    VPMultiMachineWrapper.JS /t 30 /l computers.txt
  • /o : ログ ファイルの名前と保存場所を指定します。このスイッチを指定しない場合、スクリプトが置かれているフォルダの VPModuleScanner.log ファイルにログが出力されます。このスイッチで指定する名前には、ファイル名、またはログ ファイルへの完全なパスのいずれかを指定できます。ログ ファイルは、コンマ区切りの .csv 形式で保存されるため、Microsoft Excel や Log Parser ツールを使用してこのファイルを開くことができます。/o スイッチを指定しない場合、出力結果 (VPModuleScanner.log および VPModuleScanner_trace.txt) は現在のフォルダに保存されます。以下の例では、example.com ドメインにある最初の 100 台のコンピュータをスキャンします。ログ ファイルとトレース出力は、%temp% システム環境変数で指定されているフォルダに保存されます。
    PVMScanner.js /d example.com 100 /o %temp%\vpoutput.txt
  • /? : ヘルプを表示します。

VPMultiMachineWrapper.js の機能

VPMultiMachineWrapper.js は、テキスト ファイルまたは Active Directory の LDAP クエリからコンピュータ名の一覧を読み込みます。VPMultiMachineWrapper.js は、コンピュータの一覧を完全に読み込んだ後ループ処理を開始し、一覧に記載されているすべてのコンピュータに対して VPModuleScanner.js を実行します。

デバッグ

VPMultiMachineWrapper.js は、VPMultiMachineWrapper_Trace.txt ファイルにデバッグ用のメッセージを出力します。必要に応じて、このトレース ファイルを使用して VPMultiMachineWrapper.js のトラブルシューティングを行えます。

VPModuleScanner.js は、VPModuleScanner_Trace.txt ファイルにデバッグ用のメッセージを出力します。必要に応じて、このトレース ファイルを使用して VPModuleScanner.js のトラブルシューティングを行えます。

VPModuleScanner.js の起動方法

VPMultiMachineWrapper.js から VPModuleScanner.js を起動する方法の例を以下に示します。
cscript //nologo //t:30 VPModuleScanner.js /o "c:\temp" Machine1
上記のコマンドで使用されているスイッチについて次の表に示します。
元に戻す全体を表示する
//t:30 スクリプト エンジンでサポートされるタイムアウト値 (この場合は 30 秒)
/o "c:\temp" ログ出力に使用するディレクトリを指定
Machine1 スキャン対象のコンピュータを指定

VPModuleScanner.js

コマンド ライン スイッチ

  • /install : 問題を軽減するために、ローカル コンピュータに VPModule.MSI をインストールします。
    : /install はローカルでのみ使用できます。/install をコンピュータ名と共に使用すると、エラー メッセージが生成されます。VPModuleScanner.js と同じディレクトリに VPModule.msi を置く必要があります。
    VPModuleScanner.js では、次のコマンド ラインを使用して VPModule.MSI をインストールします。
    MSIexec /install script_path\VPModule.msi /qn
  • /O : スキャン結果のログを保存するディレクトリを指定します。ディレクトリを指定しない場合は、VPMultiMachineWrapper.log にレポートが出力されます。
  • <machinename> : VPModuleScanner.js でスキャンするリモート コンピュータの名前を指定します。このスイッチは /install スイッチと組み合わせて使用することはできません。
  • /? : ヘルプを表示します。

ログ ファイルの読み方

ログ ファイルのフィールドの形式は次のとおりです。
DATETIME,SERVERNAME,NETFX_VERSION_STRING,MACHINESTATUS,PATCHSTATUS
各フィールドの説明は次のとおりです。
  • DATETIME : スキャンに関する出力が生成された日時です。
  • SERVERNAME : スキャン対象のシステムの NetBIOS 名または IP アドレスです。
  • NETFX_VERSION_STRING : スキャン対象のシステムにインストールされている .NET ランタイムのバージョンです。指定されたコンピュータが見つからない場合、この項目は "Unknown ASP.NET version" に設定されます。
  • MACHINESTATUS : コンピュータの状態です。コンピュータの状態を示す文字列は、以下のいずれかです。
    • IIS installed : IIS および .NET Framework がインストールされていて、ASP.NET が有効です。
    • IIS not installed on client computer : スキャンを実行するコンピュータ (クライアント) に IIS 共通コンポーネントがインストールされていないため、スキャンできません。
    • Error(errnumber: Error description) : スキャン実行中、IIS に接続するときにエラー メッセージが出力されました。
    • Config file not found : リモート システムの UNC パスはスクリプトによって特定されましたが、リモート システムの管理共有に接続できません。この現象は、リモート コンピュータで Server サービスが停止している場合や、管理共有が無効になっている場合などに発生します。
  • PATCHSTATUS : 更新プログラムがインストールされているかどうかを示します。更新プログラムの状態を示す文字列は、以下のいずれかです。
    • Module not installed : ValidatePath httpModule はコンピュータにインストールされていません。
    • Module installed : ValidatePath httpModule はコンピュータにインストールされています。
    • Unknown module status : 更新プログラムのインストール状態を取得できませんでした。
ログの出力例を以下に示します。
  • 10-5-2004 12:00:05 PDT,SERVER1,Unknown, Unknown,Error(0x800A0046: アクセス許可は拒否されました。),Unknown status
    スクリプトを実行するユーザーは、サーバーに対する管理権限を持っていません。
  • 10-5-2004 12:00:06 PDT,SERVER2,v1.1.4322,IIS installed,Module installed
    VPmodule は SERVER2 にインストールされています。
  • 10-5-2004 12:00:07 PDT,SERVER3,v1.1.4322,IIS installed,Module not installed
    VPmodule は SERVER3 にインストールされていません。
VPModuleScanner.js は SMS スクリプトとして実行できます。このスクリプトを SMS で使用する場合は、以下のリターン コードが使用されます。
  • 20000 : VPmodule はシステムにインストールされていません。
  • 20001 : Machine.config ファイルが見つかりません。IIS がインストールされていません。
  • 0 : VPmodule はシステムにインストールされています。
  • <other> : 上記のリターン コードに該当しないエラーが発生しました。
ログ ファイルに出力される MACHINESTATUS フィールドのエラー メッセージを以下に示します。
  • Error(0x800A01CE: リモート サーバー コンピュータが存在しないか、利用できません。) : スキャン対象のコンピュータに IIS がインストールされていないか、指定されたコンピュータが応答しません。
  • Error(0x800A0046: アクセス許可は拒否されました。) : スキャンを実行したユーザーは、スキャン対象のコンピュータに対する管理者権限を持っていません。
  • Error(0x80070424: ) : スキャン対象のコンピュータには、IIS 共通コンポーネントのみがインストールされています。
  • Unknown,Error(0x80070422: ) : IIS Admin サービスが無効になっています。

関連情報

LOGPARSER の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
840671 IIS 6.0 Resource Kit Tools について
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
887405 Windows インストーラとグループ ポリシーを使用して Active Directory ドメインに VPModule.msi を展開する方法
887404 Systems Management Server 2003 を使用して ValidatePath モジュールを展開する方法
887787 ASP.NET ValidatePath モジュールのインストール後、Reporting Services からエラー メッセージが表示されることがある

プロパティ

文書番号: 887290 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 2.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft ASP.NET 1.1
  • Microsoft ASP.NET 1.0
  • Microsoft .NET Framework 1.0
  • Microsoft .NET Framework 1.0 Service Pack 1
  • Microsoft .NET Framework 1.0 Service Pack 2
  • Microsoft .NET Framework 1.0 Service Pack 3
  • Microsoft .NET Framework 1.1
  • Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1
  • Microsoft .NET Framework Software Development Kit 1.0 Service Pack 2
  • Microsoft .NET Framework Software Development Kit 1.0 Service Pack 1
  • Microsoft .NET Framework Software Development Kit 1.0 Service Pack 2
キーワード:?
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