文書番号: 888399 - 最終更新日: 2006年11月24日 - リビジョン: 2.0

Windows XP Service Pack 2 ベースのポータブル コンピュータでエラー メッセージ "STOP 0x000000D1" が表示される

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概要

この資料では、Intel Pentium M モバイル プロセッサを搭載し、Microsoft Windows XP Service Pack 2 (SP2) を実行しているポータブル コンピュータ上で、エラー メッセージ "STOP 0x000000D1 DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL" が表示されることのある理由について説明します。このエラー メッセージは、外部電源 (AC 電源) からバッテリ電源 (DC 電源) に切り替えたとき、またはバッテリ電源 (DC 電源) から外部電源 (AC 電源) に切り替えたときに表示されることがあります。

現象

Microsoft Windows XP Service Pack 2 (SP2) ベースのポータブル コンピュータで外部電源 (AC 電源) からバッテリ電源 (DC 電源) に切り替えると (またはその逆に切り替えると)、次のような STOP エラー メッセージが表示されることがあります。

STOP 0x000000D1 (0x0000000C, 0x00000002, 0x00000000, 0xF8E26A89)
gv3.sys ? Address F8E26A89 base at F8E26000, Datestamp 3dd991eb
この問題は、システムの設計によっては、他の条件下でも発生することがあります。

原因

この問題は、Intel Pentium M (Centrino) モバイル プロセッサを搭載しているポータブル コンピュータで、Windows XP SP2 上に Gv3.sys プロセッサ ドライバが強制的にインストールされている場合に発生することがあります。

Gv3.sys プロセッサ ドライバは、Windows XP および Windows XP SP1 を実行する Intel Pentium M モバイル プロセッサのプロセッサ電源管理機能をサポートするためにリリースされました。このドライバは現在では互換性のない古いバージョンとなり、Windows XP SP2 ではサポートされていません。Gv3.sys プロセッサ ドライバは、Intelppm.sys プロセッサ ドライバで置き換えられています。OEM のドライバ ユーティリティ インストール プログラムによって、Windows XP SP2 上に Gv3.sys プロセッサ ドライバが誤って強制的にインストールされていることがあります。

解決方法

この問題を解決するには、次の方法を使用して、プロセッサ ドライバを適切なドライバに復元します。適切なドライバである Intelppm.sys は、Windows XP SP2 に含まれています。

インストールされているプロセッサ ドライバを確認するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。devmgmt.msc と入力し、Enter キーを押します。
  2. デバイス マネージャで、[プロセッサ] を展開します。
  3. [Intel Pentium M Processor] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [ドライバ] タブをクリックします。
  5. [ドライバの詳細] をクリックします。

Windows XP SP2 システムで Gv3.sys プロセッサ ドライバが使用されている場合、この問題を解決するには、Intelppm.sys プロセッサ ドライバに更新する必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。devmgmt.msc と入力し、Enter キーを押します。
  2. デバイス マネージャで、[プロセッサ] を展開します。
  3. [Intel Pentium M Processor] を右クリックし、[ドライバの更新] をクリックします。

    ハードウェアの更新ウィザードが開始されます。
  4. "ソフトウェア検索のため、Windows Update に接続しますか?" というメッセージが表示されたら、[いいえ、今回は接続しません] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  5. [ソフトウェアを自動的にインストールする (推奨)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  6. [完了] をクリックします。
インストールを完了するには、コンピュータを再起動する必要があります。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

Windows XP プロセッサ ドライバは、プロセッサ電源管理機能をサポートします。プロセッサ電源管理機能には、プロセッサ パフォーマンス状態テクノロジとプロセッサ アイドル スリープ状態が含まれます。たとえば、Intel Enhanced SpeedStep Technology や Intel Deeper Alert Sleep State が挙げられます。これらのテクノロジは、バッテリ寿命の大幅な延長と、高性能プロセッサを搭載しているポータブル コンピュータの動作温度の低下に大きな効果があります。
これらの機能をサポートするモバイル プロセッサを備えていないシステムでは、Windows XP はプロセッサ ドライバを読み込んで起動します。プロセッサ ドライバによってこれらの機能が備えられていないことが検出されますが、何の処理も実行されません。この動作は仕様です。
この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition Service Pack 2 (SP2)
  • Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 (SP2)
  • Microsoft Windows XP Tablet PC Edition 2005
キーワード:?
kbtshoot kbprb KB888399
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