Windows 2000 で TCP 受信ウィンドウのデフォルトのサイズを SP3 以前のデフォルトのサイズ 17,520 バイトに戻すセキュリティ更新プログラム 893066

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文書番号: 890345 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、システムの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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現象

セキュリティ更新プログラム 893066 の適用後、ネットワークのパフォーマンスが低下する場合があります。たとえば、セキュリティ更新プログラムを適用する前と比べて、スループットが 4 分の 1 に低下する場合があります。

原因

TCP 受信ウィンドウのデフォルトのサイズは通常、低レベルの最適化で、一般的なネットワークのパフォーマンスに影響を及ぼしません。しかし、特定のアプリケーションでは、TCP 受信ウィンドウのサイズを変更すると、有益な場合があります。

Microsoft Windows 2000 Service Pack 1 (SP1) および Windows 2000 Service Pack 2 (SP2) のオリジナルのリリース バージョンでは、TCP 受信ウィンドウのデフォルトのサイズは 17,520 バイトでした。Windows 2000 Service Pack 3 (SP3) および Windows 2000 Service Pack 4 (SP4) には、TCP 受信ウィンドウのデフォルトのサイズを 64 KB まで増加する変更が含まれていました。

Microsoft Windows 2000 Service Pack 3 (SP3) では、TCP 受信ウィンドウのサイズは 100 Mbps のネットワークで 64 KB に設定されます。この設定により再送信が頻繁に発生する可能性があります。デフォルトのサイズを SP3 以前のデフォルトである 17 KB に戻す必要があると、ユーザーおよび製品サポートからフィードバックが寄せられました。このため、影響を受けるユーザー用の修正プログラムとして、この変更がリリースされました。セキュリティ更新プログラム 893066 により TCP 受信ウィンドウのデフォルトのサイズが 17,520 バイトに減少されます。

しかし、ネットワーク構成および通常利用されている機能によっては、TCP 受信ウィンドウのデフォルトのサイズが減少すると、大量のネットワーク リソースを使用する特定のアプリケーションの平均的なスループットが制限される可能性があります。小さい値は低速のネットワークにより適しており、大きい値は高パフォーマンスのネットワークにより適していることがあります。

このパフォーマンスの最適化はネットワークの帯域幅、負荷および使用の要素、TCP/IP を使用する特定のアプリケーションにより異なります。また、ユーザーやネットワーク インフラストラクチャによっても異なります。一般的に、ほとんどの場合、いずれの設定を変更してもパフォーマンスはそれほど変化しません。マイクロソフトは、ユーザー環境でデフォルトを変更することに関して、特定の計測可能な利益がない限り、デフォルトの設定を使用することを推奨します。

: このセキュリティ更新プログラムを適用する前に、レジストリ設定を事前に適用することができます。この処理により、セキュリティ更新プログラムの適用時に動作が変化することを防止できます。

解決方法

警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を使用して、受信ウィンドウ サイズを変更します。

方法 1 : レジストリ値 TcpWindowSize を追加する

レジストリ値 TcpWindowSize を以下の手順で追加します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
  3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
  4. [New Value #1] ボックスに TcpWindowSize と入力し、Enter キーを押します。
  5. [編集] メニューの [変更] をクリックします。
  6. [値のデータ] ボックスに、使用するウィンドウ サイズの値を入力します。

方法 2 : Setsockopt 関数を使用する

Windows Sockets の Setsockopt 関数を使用してソケットごとに受信ウィンドウ サイズを設定します。Setsockopt 関数の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms740476.aspx

詳細

TcpWindowSize レジストリ エントリの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
224829 Windows 2000 および Windows Server 2003 の TCP 機能について

関連情報

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 890345 (最終更新日 2005-06-23) を基に作成したものです。

プロパティ

文書番号: 890345 - 最終更新日: 2006年12月25日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows 2000 Advanced Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
  • Microsoft Windows 2000 Server
キーワード:?
kbtocoff kbtshoot KB890345
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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