JunkMailImportLists レジストリ値によって Outlook 2003 のパフォーマンスが低下することがある

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 893057 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

現象

JunkMailImportLists レジストリ値を使用して、迷惑メール一覧をインポートするように Microsoft Office Outlook 2003 を構成すると、Outlook 2003 で、迷惑メールのルールを更新するためのリモート プロシージャ コール (RPC) 要求が過剰に実行されることがあります。これにより、Outlook 2003 のパフォーマンスが低下する可能性があります。また、次のエラー メッセージが表示される場合もあります。以下のメッセージ内の servername は、Microsoft Exchange Server が実行されているコンピュータの名前を示しています。
Microsoft Exchange Server servername からデータを取得中です。

原因

この問題は、組織内のユーザーが Outlook 2003 を実行しているクライアント コンピュータで次のレジストリ データを構成している場合に発生することがあります。

レジストリ キー :
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail

値の名前 : JunkMailImportLists
値の種類 : REG_DWORD
値のデータ : 1

JunkMailImportLists レジストリ値に 1 が設定されている場合、Microsoft Outlook は迷惑メール一覧をインポートし、迷惑メールのルールを更新します。しかし、JunkMailImportLists レジストリ値がレジストリ内の [Policies] セクションにある場合、レジストリ値を 0 にリセットできません。このため、Outlook は迷惑メール一覧を定期的に読み込み、迷惑メールのルールを更新します。これにより、過剰な RPC 呼び出しが発生し、Outlook のパフォーマンスが低下することがあります。

解決方法

この問題は、当初、修正プログラムで修正されましたが、その修正内容は現在 Service Pack に含まれています。Office 2003 の最新の Service Pack をインストールした場合、この修正プログラムをインストールする必要はありません。

Service Pack の情報

この問題は、Office 2003 Service Pack 2 で修正されています。

この問題を解決するには、Office 2003 の最新の Service Pack を入手します。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
870924 最新の Office 2003 Service Pack を入手する方法

修正プログラムの情報

修正プログラムの入手方法

この問題は、Microsoft Office Outlook 2003 Service Pack 1 以降の修正プログラム パッケージ (2005 年 1 月 25 日) で修正されています。関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
892404 Outlook 2003 Service Pack 1 以降の修正プログラム パッケージ (2005 年 1 月 25 日) について


この修正プログラムのインストール後は、JunkMailImportLists レジストリ値がどこにあっても「現象」に記載されている問題は発生しません。JunkMailImportLists レジストリ値が存在し、そのレジストリ値に 1 が設定されている場合、Outlook は起動時にのみ迷惑メール一覧をインポートします。JunkMailImportLists レジストリ値は 0 にリセットされません。このため、JunkMailImportLists レジストリ値が 0 に設定されていない限り、Outlook の起動時に毎回迷惑メール一覧がインポートされます。

回避策

警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。

「解決方法」に記載されている修正プログラムがインストールされていない場合、この問題を回避するには、JunkMailImportLists レジストリ値を
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail
レジストリ キーの下に配置しないようにします。このキーではなく、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail
レジストリ キーの下で JunkMailImportLists レジストリ値を構成します。

JunkMailImportLists レジストリ値が適切に構成されていることを確認するには、次の手順を実行します。
  1. JunkMailImportLists レジストリ値を
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail
    レジストリ キーの下に配置しないようにします。この確認を行うには、次の手順を実行します。
    1. Outlook 2003 を終了します。
    2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに regedit と入力し、[OK] をクリックします。
    3. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。

      HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail
    4. JunkMailImportLists レジストリ値が右側のウィンドウにある場合は、それを右クリックし、[削除] をクリックします。
  2. JunkMailImportLists レジストリ値を
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail
    レジストリ キーに追加します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. 次のレジストリ キーを見つけてクリックします。

      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail
    2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail キーをクリックしてから、[編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
    3. JunkMailImportLists と入力し、Enter キーを押します。
    4. [JunkMailImportLists] を右クリックし、[修正] をクリックします。
    5. [値のデータ] ボックスに 1 と入力し、[OK] をクリックします。
    6. レジストリ エディタを終了します。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。 この問題は、Microsoft Office 2003 Service Pack 2 で修正済みです。

プロパティ

文書番号: 893057 - 最終更新日: 2006年11月15日 - リビジョン: 3.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Outlook 2003
キーワード:?
kbqfe kbhotfixserver kboffice2003sp2fix kboffice2003presp2fix kbbug kbfix KB893057
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com