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Windows 2000 ベースのフォレストまたは Windows Server 2003 ベースのフォレスト内の残留オブジェクトに関する情報文書番号: 910205 - 対象製品 目次概要
この資料では、Microsoft Windows 2000 ベースのフォレストまたは Windows Server 2003 ベースのフォレスト内の残留オブジェクトに関する情報を紹介します。特に、残留オブジェクトの存在を示すイベント、残留オブジェクトが発生する原因、および残留オブジェクトの削除方法について説明します。
はじめに
廃棄 (Tombstone) の有効期間 (TSL) より長い期間にわたってドメイン コントローラでレプリケーションが実行されないと、残留オブジェクトが生じることがあります。そのドメイン コントローラがレプリケーション トポロジに再接続されたとき、そのドメイン コントローラがオフラインの間に Active Directory ディレクトリ サービスから削除されたオブジェクトが、残留オブジェクトとしてそのドメイン コントローラに残っている可能性があります。この資料では、残留オブジェクトの存在を示すイベント、残留オブジェクトが発生する原因、および残留オブジェクトの削除方法に関する詳細情報を紹介します。
詳細廃棄の有効期間と削除のレプリケーションActive Directory では、オブジェクトが削除された場合、その削除情報が tombstone オブジェクトとしてレプリケートされます。廃棄オブジェクトは、削除されたオブジェクトが持つ属性の小さなサブセットで構成されています。このオブジェクトを入力方向にレプリケートすることにより、ドメイン内およびフォレスト内の他のドメイン コントローラがこの削除情報を受信します。この tombstone オブジェクトは、一定の期間 Active Directory に残ります。この一定の期間を TSL と呼びます。TSL の期間が経過すると tombstone オブジェクトは完全に削除されます。TSL のデフォルト値は、フォレストに最初にインストールされたドメイン コントローラで実行されているオペレーティング システムのバージョンによって異なります。次の表に、各 Windows オペレーティング システムのデフォルトの TSL 値を示します。 元に戻す
注 : ドメイン コントローラを Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) にアップグレードしても既存の TSL 値は変更されません。既存の TSL 値は、手動で変更するまで維持されます。 tombstone オブジェクトが完全に削除されると、オブジェクトの削除をレプリケートすることができなくなります。TSL では、フォレスト内のドメイン コントローラが、削除されたオブジェクトに関する情報を保持する期間が定義されています。また、この TSL で指定された期間内に、レプリケーション元のドメイン コントローラの直接および推移性のレプリケーション パートナーすべてが一意の削除を受信する必要があります。 残留オブジェクトが発生するしくみTSL よりも長い期間ドメイン コントローラが接続されていない状態が続くと、他のすべてのドメイン コントローラ上の Active Directory から削除されたオブジェクトが、接続されていないドメイン コントローラ上に残る場合があります。このようなオブジェクトを残留オブジェクトと呼びます。このドメイン コントローラは、tombstone オブジェクトが残っている間はオフラインだったため、tombstone オブジェクトのレプリカを受信していません。このドメイン コントローラをレプリケーション トポロジに再接続すると、パートナーには存在しないオブジェクトを持っているため、ソース レプリケーション パートナーとなります。 このソース ドメイン コントローラ上のオブジェクトが更新されると、レプリケーションの問題が発生します。この場合、レプリケーション先のパートナーで、更新内容の入力方向のレプリケーションを行うときの処理には、以下の 2 つのパターンがあります。
接続が長期間切断される原因以下の条件に該当している場合、接続されていない状態が長期間続くことがあります。
ドメイン コントローラに残留オブジェクトが存在することを示す現象以下の条件に該当する場合は、最新の状態に更新されていないドメイン コントローラに残留オブジェクトが保存されていても、大きな影響はありません。
残留オブジェクトがフォレスト内に存在することを示している可能性のあるイベント元に戻す
イベント ID 2042 の関連情報、および Active Directory におけるレプリケーションの問題のトラブルシューティング方法については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。 http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/en/Library/4f504103-1a16-41e1-853a-c68b77bf3f7e1033.mspx
(http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/en/Library/4f504103-1a16-41e1-853a-c68b77bf3f7e1033.mspx)
残留オブジェクトがフォレスト内に存在することを示すイベント元に戻す
注 : 残留オブジェクトは、イベント ID 1988 が出力されたドメイン コントローラ上には存在しません。ソース ドメイン コントローラに残留オブジェクトが存在します。 残留オブジェクトがフォレスト内に存在することを示す repadmin エラー元に戻す
残留オブジェクトがフォレスト内に存在することを示すその他の徴候
フォレストからの残留オブジェクトの削除Windows 2000 ベースのフォレストWindows 2000 ベースのフォレスト内の残留オブジェクトを削除する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。314282
(http://support.microsoft.com/kb/314282/
)
古いグローバル カタログ サーバーをオンラインに戻した後で残存オブジェクトが発生する
Windows Server 2003 ベースのフォレストWindows Server 2003 ベースのフォレストから残留オブジェクトを削除する方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/en/Library/77dbd146-f265-4d64-bdac-605ecbf1035f1033.mspx
関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
(http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/en/Library/77dbd146-f265-4d64-bdac-605ecbf1035f1033.mspx)
892777
(http://support.microsoft.com/kb/892777/
)
Windows Server 2003 Service Pack 1 のサポート ツール
残留オブジェクトの発生を防ぐ方法残留オブジェクトの発生を防ぐ方法を以下に示します。方法 1 : Strict Replication Consistency レジストリ エントリを有効にするStrict Replication Consistency レジストリ エントリを有効にして、残留オブジェクトの可能性があるオブジェクトを隔離できます。その後、管理者は、それらのオブジェクトがフォレスト全体にレプリケートされる前に削除できます。環境内に、書き込み可能な残留オブジェクトが存在する場合にそのオブジェクトを更新しようとすると、Strict Replication Consistency レジストリ エントリの値に応じて、レプリケーションを続行するか停止するかが決定されます。Strict Replication Consistency レジストリ エントリは、次のレジストリ サブキーにあります。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NTDS\Parameters Strict Replication Consistency レジストリ エントリのデフォルト値は、ドメイン コントローラがフォレストにインストールされたときの条件によって異なります。 注 : ドメインまたはフォレストの機能レベルを引き上げても、ドメイン コントローラの Strict Replication Consistency レジストリ エントリの値は変更されません。 以下の条件に該当する場合、インストールされているドメイン コントローラ上の Strict Replication Consistency レジストリ エントリのデフォルト値は 1 (有効) です。
Repadmin.exe を使用して Strict Replication Consistency レジストリ エントリを設定する方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。 http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/f/?en/Library/ea3330c4-1d58-457e-9ad6-97f1573999ff1033.mspx
(http://technet2.microsoft.com/WindowsServer/f/?en/Library/ea3330c4-1d58-457e-9ad6-97f1573999ff1033.mspx)
方法 2 : コマンド ラインのコマンドを使用してレプリケーションを監視するrepadmin /showrepl コマンドを使用してレプリケーションを監視するには、以下の手順を実行します。
方法 3 : ドメイン コントローラを削除するTSL の有効期限が切れる前に、エラーが発生しているドメイン コントローラをフォレストから削除できます。方法 4 : TSL に大きな値を設定するWindows 2000 ServerAdsiedit ツールを使用して、TSL を 180 日に設定します。これを行うには、以下の手順を実行します。
Adsiedit ツールを使用して、TSL を 180 日に設定します。これを行うには、以下の手順を実行します。
プロパティ文書番号: 910205 - 最終更新日: 2007年5月18日 - リビジョン: 1.5 この資料は以下の製品について記述したものです。
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