文書番号: 913544 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 1.4

64 ビット版 .NET Framework 2.0 をインストールする時に Application Error Reporting が意図しないドライブにインストールされる

目次

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現象

64 ビット版のオペレーティング システムに Microsoft .NET Framework 2.0 x64 Edition または Microsoft .NET Framework 2.0 IA64 Edition をインストールする場合、Application Error Reporting (DW20.exe) が指定したドライブとは異なるドライブに インストールされることがあります。たとえば、D ドライブにインストールする場合は、"D:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\DW" に DW20.exe および関連ファイルがインストールされます。この現象により、空き容量の最も大きいドライブにインストールされるファイルには、以下が挙げられます。
  • DW20.exe
  • DWDCW20.dll
  • DWTRIG20.exe
  • 各国語版の DWINTL20.dll
意図しないドライブにインストールされる問題は、以下の 2 つの条件に当てはまる場合に発生します。
  • インストール対象のコンピュータが 64 ビット版のオペレーティング システムである
  • システム ドライブよりも大容量のドライブを保持し、空き容量が大きい環境である

原因

.NET Framework 2.0 では、インストール時に空き容量の最も大きなドライブを検索し、その最大空き容量を保持しているドライブに対して Application Error Reporting (DW20.exe) をインストールします。そのため、システム ドライブ以外の有効なドライブの中にシステム ドライブよりも空き容量の大きいドライブが存在する場合は、空き容量が最も大きいドライブに Application Error Reporting をインストールします。

回避策

.NET Framework 2.0 をインストールする前に、予めシステム ドライブよりも空き容量が大きいドライブを無効にすることで本現象を回避することができます。なお、.NET Framework 2.0 をインストールした後に、本現象を復旧させる方法はありません。

方法 1 : 空き容量が大きいドライブを無効にする

一時的にシステム ドライブよりも空き容量が大きいドライブを無効にするには、次の手順で操作します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
  2. [管理ツール] をクリックし、次に [コンピュータの管理] をクリックします。
  3. [コンピュータの管理 (ローカル)] をクリックし、[記憶域] をクリックし、[ディスクの管理] をクリックします。
  4. ウィンドウ右下のフレームよりシステム ドライブよりも大容量のドライブを右クリックし、[ドライブ文字とパスの変更] をクリックします。
  5. [ドライブ文字とパスの変更] ダイアログにおいて、空き容量が大きいドライブのドライブ文字を削除します。
  6. [閉じる] ボタンをクリックします。
  7. .NET Framework 2.0 をインストールします。
    インストール完了後、ハード ディスクを再度認識させます。
  8. 手順 1 〜 4 を繰り返し、 [ドライブ文字とパスの変更] ダイアログを開きます。
  9. [ドライブ文字とパスの変更] ダイアログで [追加] ボタンをクリックし、任意のドライブ文字をクリックします。
  10. [OK] をクリックし、すべて閉じます。

方法 2 : 空き容量が大きいハード ディスクのマウントを解除する

mountvol コマンドを使用して、空き容量が大きいハード ディスクのマウントを解除します。mountvol コマンドの詳細な実行方法については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsserver/2008/library/fea8ad4d-f04a-4aaa-a3e5-75931e867b39.mspx?mfr=true (http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsserver/2008/library/fea8ad4d-f04a-4aaa-a3e5-75931e867b39.mspx?mfr=true)
なお、システム ドライブよりも空き容量が大きいドライブが複数存在している場合には、システム ドライブよりも空き容量が大きいドライブすべててに対し、上記のいずれかの処理を実施してください。

補足
  • .NET Framework 2.0 のインストール後に、複数ドライブ (たとえば、C ドライブと D ドライブ) に存在する Application Error Reporting のうち、D ドライブに導入された Application Error Reporting を削除した場合には、.NET Framework 2.0 用の Application Error Reporting が正常に機能しない可能性があります。そのため、空き容量が大きいドライブにインストールされた Application Error Reporting を、エクスプローラから手動で削除する事は推奨いたしません。
  • 他の製品のセットアップを実行した際に、.NET Framework 2.0 が自動的にインストールされる場合は、Application Error Reporting が複数ドライブ にそれぞれインストールされる場合があります。これは、.NET Framework 2.0 と他の製品とで Application Error Reporting のインストールをそれぞれ実行してしまうためにこのような状況に陥ります。この現象は、.NET Framework 2.0 を含む製品全てで発生する可能性があります。
  • 意図しないドライブにインストールされた Application Error Reporting は、.NET Framework 2.0 によりインストールされたものです。そのため、意図しないドライブにインストールされた Application Error Reporting を削除した場合でも、.NET Framework 2.0 以外の他の製品に影響はありません。
  • .NET Framework 2.0 のアンインストール後の場合は、複数ドライブ (たとえば C ドライブと D ドライブ) に存在する Application Error Reporting をエクスプローラなどから DW フォルダごと手動で削除することは可能です。
  • この問題は x64 用および IA64 用 .NET Framework 2.0 再頒布パッケージで発生し、.NET Framework 2.0 Service Pack 1 のインストール パッケージでは発生しません。

状況

マイクロソフトでは、この問題を 64 bit (x64 と IA64) 用の .NET Framework 2.0 の問題として認識しています。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft .NET Framework 2.0 x64 Edition
  • Microsoft .NET Framework 2.0 IA64 Edition
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