Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM Laptop Client でオフラインに切り替えるときに"エンティティ [EntityName] のデータの移動に失敗しました (操作saInsert、countRows=[CountNumber])。システム管理者に問い合わせてください" というエラー メッセージが表示される

文書翻訳 文書翻訳
文書番号: 916165 - 対象製品
すべて展開する | すべて折りたたむ

目次

現象

Microsoft Office Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM Laptop Client でオフラインに切り替えるときに、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
エンティティ EntityName のデータの移動に失敗しました (操作saInsert、countRows=CountNumber)。システム管理者に問い合わせてください。
: このメッセージの EntityName には実際のエンティティ名、CountNumber には実際の行数が入ります。

次のようなエラー メッセージがイベント ログに出力されます。
種類: エラー
ソース: MSCRMOfflineSync
分類: なし
イベント ID: 6000
説明: An error occurred during Offline Synchronization.Try going offline again, or restart Microsoft Outlook.GetBCPFile() failed during action Insert for entity <Case>, batchRows=0 with exception System.Net.WebException:The remote server returned an error:(401) Unauthorized.---> System.ComponentModel.Win32Exception:The logon attempt failed at System.Net.NTAuthentication.GetOutgoingBlob(Byte[] incomingBlob, Boolean& handshakeComplete) at System.Net.NTAuthentication.GetOutgoingBlob(String incomingBlob, Boolean& handshakeComplete) at System.Net.NegotiateClient.DoAuthenticate(String challenge, WebRequest webRequest, ICredentials credentials, Boolean preAuthenticate) at System.Net.NegotiateClient.DoAuthenticate(String challenge, WebRequest webRequest, ICredentials credentials, Boolean preAuthenticate) at System.Net.NegotiateClient.Authenticate(String challenge, WebRequest webRequest, ICredentials credentials) at System.Net.AuthenticationManager.Authenticate(String challenge, WebRequest request, ICredentials credentials) at System.Net.AuthenticationState.AttemptAuthenticate(HttpWebRequest httpWebRequest, ICredentials authInfo) --- End of inner exception stack trace --- at System.Net.HttpWebRequest.CheckFinalStatus() at System.Net.HttpWebRequest.EndGetResponse(IAsyncResult asyncResult) at System.Net.HttpWebRequest.GetResponse() at Microsoft.Crm.Application.Outlook.OfflineSync.BcpTransferDataProvider.GetBCPFile(String entityName, Action action, Int32 batchSize).
詳細な情報は、http://support.microsoft.com の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。
次のような警告メッセージがイベント ログに出力されます。
種類: 警告
ソース: MSCRMOfflineSync
分類: なし
イベント ID: 6001
説明: An unexpected result was returned during Offline Synchronization.#temp<EntityBase> count inserts 54!=27 requested count inserts.
詳細な情報は、http://support.microsoft.com の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。
: このメッセージの EntityBase には、エンティティの実際のテーブル名が入ります。

原因

この問題は、次の 1 つ以上の条件に該当する場合に発生します。
  • Outlook 用 Microsoft CRM Laptop Client に、BCP フォルダーに対するアクセス許可がない。
  • Outlook 用 Microsoft CRM Laptop Client の Microsoft XML (MSXML) のバージョンが適切でない。
  • Outlook 用 Microsoft CRM Laptop Client のオフライン データ フィルターが適切でない。
  • Microsoft CRM Server のインストールが破損している。
  • Microsoft CRM Web サイトでアプリケーション プールを実行するユーザー アカウントが Microsoft CRM Server のオフライン データ フォルダーにアクセスできない。
  • Microsoft SQL Server のデータベースが新しいサーバーに移動されている。Microsoft CRM Server の Microsoft CRM システム DSN ODBC データ ソースが SQL Server を実行している以前のサーバーを引き続きポイントしている。
  • SQL Server を実行していて、MSCRM データベースが含まれているコンピューターで、通常よりも多くのレコードがオフライン データベースに送信されている。
  • Microsoft CRM Server 上の Boot.ini ファイルに /3GB スイッチが追加されている。この問題が原因で、BCP プロセスを実行するときにサーバーのメモリが不足する。
  • Microsoft Data Access Components (MDAC) 2.8 Service Pack 1 (SP1) がインストールされていない。

解決方法

この問題を解決するには、以下のいずれかまたは複数の方法を使用します。

方法 1

Outlook 用 Microsoft CRM Laptop Client のユーザーに、BCP フォルダーに対するアクセス許可を付与します。この作業は、以下の手順で実行します。
  1. Outlook 用 Microsoft CRM Laptop Client コンピューターにログオンして BCP フォルダーを見つけます。通常、BCP フォルダーはクライアント コンピューターの次のパスにあります。
    C:\Documents and Settings\UserName\Application Data\Microsoft\MSCRM\BCP
    :
    • Windows Vista ベースのコンピューターの場合、BCP フォルダーは次のパスにあります。
      C:\Users\UserName\AppData\Roaming\Microsoft\MSCRM\BCP
    • この手順で、UserName には実際のユーザー名が入ります。
  2. フォルダーを見つけて右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. [セキュリティ] タブをクリックします。
  4. [グループ名またはユーザー名] ボックスの一覧から、Outlook 用 Microsoft CRM Laptop Client のユーザーを選択します。
  5. [UserName のアクセス許可] ボックスの一覧で、[フル コントロール] 行の [許可] チェック ボックスがオンになっていることを確認し、[OK] をクリックします。

    : この手順で、UserName には実際のユーザー名が入ります。

方法 2

クライアント コンピューターの Msxml4.dll ファイルのバージョンが 4.20.9828 以上であることを確認します。この作業は、以下の手順で実行します。
  1. system32 フォルダーを見つけます。通常、このフォルダーは次のパスにあります。

    C:\WINDOWS\system32\
  2. Msxml4.dll ファイルを見つけて右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[バージョン情報] タブをクリックします。
  3. [ファイル バージョン] の値が 4.20.9828 以上かどうかを確認します。この値がこれより前のバージョンである場合は、手順 4. に進みます。
  4. Msxml4.dll ファイルのバージョンが 4.20.9828 より前である場合は、ファイルを更新する必要があります。更新ファイルの入手方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
    http://support.microsoft.com/kb/887606
    :
    • Msxml4.dll ファイルは、クライアント インストール CD からも入手できます。通常、Msxml4sp2-kb887606-x86-jpn.exe ファイルは次のパスにあります。

      \Client\MSXML\KB887606\
    • この修正プログラムをインストールする際にコンピューターを再起動する必要はありません。

方法 3

オフライン データ フィルターをすべて削除して、クライアント コンピューター上でこれらのフィルターを 1 つずつ追加して同期します。オフライン データ フィルターを削除するには、次の手順を実行します。
  1. Outlook 用 Microsoft CRM Laptop Client で、[CRM] メニューの [ローカル データ] をクリックします。
  2. [ローカル データ] ダイアログ ボックスで、すべてのフィルターを選択して [非アクティブ化] をクリックし、[OK] をクリックします。
フィルターを追加して同期するには、次の手順を実行します。
  1. [CRM] メニューの [ローカル データ] をクリックします。
  2. [非アクティブなデータ グループ] タブをクリックします。
  3. フィルターの 1 つを選択して、[アクティブ化] をクリックします。
  4. [OK] をクリックします。
  5. [オフラインにする] をクリックして同期処理を開始します。次に [オンラインにする] をクリックして同期処理を完了します。
  6. 非アクティブ化したフィルターごとに手順 3. 〜 5. を繰り返し実行します。
  7. 問題の原因となっているフィルターを特定できる場合は、このフィルターが "Parent Downloaded = True" 命令を使用しないことを確認してください。マイクロソフトでは、この命令を推奨しません。

方法 4

Microsoft CRM Server で修復処理を実行します。この作業は、以下の手順で実行します。
  1. Microsoft CRM Server にログオンします。[スタート] ボタンをクリックし [コントロール パネル] をクリックし、[プログラムの追加と削除] をクリックします。
  2. [Microsoft CRM Server] をクリックして、[変更と削除] をクリックします。
  3. [修復] をクリックします。[次へ] をクリックして Microsoft CRM 3.0 Server セットアップ ウィザードを起動します。

方法 5

Microsoft CRM Web サイトでアプリケーション プールを実行するユーザー アカウントを使用して OfflineData フォルダーにアクセスできることを確認します。このフォルダーには、SQL Server を実行しているサーバーからクライアントが入手する BCP (Bulk Copy Process) データ ファイルが格納されます。OfflineData フォルダーにアクセスできることを確認するには、次の手順を実行します。
  1. どのアカウントがアプリケーション プールを実行しているかを特定します。この作業は、以下の手順で実行します。
    1. Microsoft CRM Server にログオンします。
    2. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] をクリックします。
    3. ローカル コンピューター名、[アプリケーション プール] を順に展開し、[CRMAppPool] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    4. [識別] タブをクリックします。
    5. 次のガイドラインに従ってアクセス許可を確認します。

      [定義済み] オプションが有効になっている場合は、NetworkService アカウントと LocalSystem アカウントの両方が、DomainName\ComputerName$ アカウントで表されています。したがって、NetworkService アカウントまたは LocalSystem アカウントのアクセス許可を確認する必要がある場合は、DomainName\ComputerName$ アカウントのアクセス許可も確認する必要があります。

      [構成可能] オプションが有効になっている場合は、指定されたユーザー アカウントのアクセス許可を確認する必要があります。

      : [定義済み] オプションが有効になっている場合は、DomainName\ComputerName$ アカウントを手順 5. でユーザーとして使用します。[構成可能] オプションが有効になっている場合は、指定されたユーザー アカウントを手順 5. でユーザーとして使用します。
  2. Microsoft CRM Server で、次のフォルダーを見つけます。

    Drive:\Program Files\Microsoft CRM\Server\OfflineData\

    : この手順で、Drive には Microsoft CRM を実際にインストールしたドライブが入ります。
  3. フォルダーを右クリックします。[プロパティ] をクリックします。
  4. [セキュリティ] タブをクリックします。
  5. [グループ名またはユーザー名] ボックスの一覧から、手順 1. で特定したユーザーを選択します。
  6. [UserName のアクセス許可] ボックスの一覧で、[フル コントロール] 行の [許可] チェック ボックスがオンになっていることを確認し、[OK] をクリックします。

    : この手順で、UserName には実際のユーザー名が入ります。

方法 6

: 方法 6 は、Microsoft Dynamics CRM 3.0 でのみ有効です。Microsoft Dynamics CRM 4.0 には有効ではありません。

Microsoft CRM Server の Microsoft CRM システム DSN ODBC データ ソースを、SQL Server を実行している新しいサーバーをポイントするように変更します。この作業は、以下の手順で実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[データ ソース (ODBC)] をクリックします。
  2. [ODBC データ ソース アドミニストレーター] ダイアログ ボックスの [システム DSN] タブをクリックし、[システム データ ソース] ボックスの一覧の [Microsoft CRM] をクリックして、[構成] をクリックします。
  3. Microsoft SQL Server 用の DSN の設定ウィザードの最初のウィンドウの [サーバー] ボックスの一覧で、接続先のサーバーをクリックします。
  4. [次へ] を 3 回クリックしてデータ ソースを構成します。
  5. [完了] をクリックします。
  6. [ODBC Microsoft SQL Server セットアップ] ウィンドウで、[データ ソースのテスト] をクリックしてサーバーへの接続を検証します。
  7. [OK] を 2 回クリックして構成を完了します。
  8. [OK] をクリックして [ODBC データ ソース アドミニストレーター] ダイアログ ボックスを閉じます。

方法 7

  1. Microsoft Dynamics CRM 3.0 を終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MSCRMClient
  4. [OfflineRowsBatchSize] DWORD 値を右クリックし、[修正] をクリックします。
  5. [値のデータ] ボックスに、10 または 1 など、現在の値よりも小さい値を入力し、[OK] をクリックします。

    : 既定の OfflineRowsBatchSize DWORD 値は、[100000] に設定されています。
  6. レジストリ エディターを終了します。

方法 8

Microsoft CRM Server 上の Boot.ini ファイルから /3GB スイッチを削除します。変更を有効にするには、スイッチを削除した後、コンピューターを再起動する必要があります。

方法 9

MDAC 2.8 Service Pack 1 をインストールします。MDAC 2.8 SP1 をインストールするには、以下のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=78CAC895-EFC2-4F8E-A9E0-3A1AFBD5922E&displaylang=ja

方法 10

Microsoft Dynamics CRM Server または SQL Server を実行しているサーバーに、Windows オペレーティング システム用の最新の更新プログラムが適用されている場合は、影響を受けるサーバーを再起動します。

詳細

「現象」に記載されている問題が引き続き発生する場合は、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
918108 Microsoft Dynamics CRM 3.0 を実行しているラップトップ クライアント コンピューターでオフラインに切り替えると、エラー メッセージ"エンティティ "entity_name" のデータの移動に失敗しました" が表示される

関連情報

Microsoft Dynamics CRM 3.0 SQL データベースを別のサーバーに移動する方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
917948 Microsoft Dynamics CRM 3.0 SQL データベースを同じドメイン内の別のサーバーに移動する方法

プロパティ

文書番号: 916165 - 最終更新日: 2011年5月16日 - リビジョン: 9.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft CRM client for Microsoft Office Outlook
  • Microsoft Dynamics CRM 4.0
キーワード:?
kbmbscrm40no kbcrmv3c kberrmsg kbmbsmigrate kbprb kbtshoot KB916165
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

フィードバック

 

Contact us for more help

Contact us for more help
Connect with Answer Desk for expert help.
Get more support from smallbusiness.support.microsoft.com