Access でワークグループ管理者ユーティリティを使用する方法

この記事は、Microsoft Access .mdb ファイルと .accdb ファイルに適用されます。

概要

この記事では、Microsoft Access でワークグループ管理者ユーティリティを使用する方法について説明します。

メモ Access で .accdb ファイルからワークグループ管理者ユーティリティを実行できる場合でも、ユーザー レベルのセキュリティは .accdb ファイルに存在しません。

詳細

以前のバージョンの Access でワークグループ管理者を使用するには、[ツール] メニューの [セキュリティ] で [ワークグループ管理者] をクリックします。 Access でワークグループ管理者ユーティリティを使用するには、次のいずれかの方法を使用します。

方法 1: Visual Basic コードを使用する

Visual Basic コードを使用するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • [イミディエイト] ウィンドウで Visual Basic コードを実行します。

    1. Access 2007 以降のバージョンで、信頼されたデータベースを開くか、既存のデータベースでマクロを有効にします。
    2. Ctrl + G キーを押して イミディエイト ウィンドウを開きます。
    3. 次のコード行を入力し、Enter キーを押します。DoCmd.RunCommand acCmdWorkgroupAdministrator
  • Visual Basic コードを含むモジュールを作成します。

    1. Access 2007 以降で、信頼されたデータベースを開くか、既存のデータベースでマクロを有効にします。

    2. [ 作成 ] タブの [ その他 ] グループで、[ マクロ] をクリックし、[ モジュール] をクリックします。

    3. サブルーチンを作成し、次の Visual Basic コード例をサブルーチンに貼り付けます。

      DoCmd.RunCommand acCmdWorkgroupAdministrator

    4. F5 キーを押してコードを実行します。

方法 2: RunCommand マクロ アクションを使用する

  1. Access 2007 以降のバージョンで、信頼されたデータベースを開くか、既存のデータベースでマクロを有効にします。
  2. [ 作成 ] タブの [ その他 ] グループで、[ マクロ] をクリックし、[ マクロ] をクリックします。
  3. [デザイン] タブで、[表示/非表示] グループで [すべてのアクションを表示] をクリックします。
  4. [マクロ 1] タブの [アクション] 列で [RunCommand] をクリックし、[コマンド] ボックスの一覧で [ワークグループ管理者] をクリックします。
  5. [保存] をクリックします。
  6. [ツール] グループ 、[ 実行] をクリックします。