文書番号: 921541 - 最終更新日: 2007年3月14日 - リビジョン: 1.5

Word 2007、Word 2003、または Word 2002 の起動時または使用時に発生する問題のトラブルシューティング方法


この資料は、これまでに公開されていた文書番号 820919、821713、822908、821715、821716、822127、319299、319153、319154、319155、319156、および 319157 の資料を統合したものです。

目次

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概要

この資料では、Microsoft Office Word 2007、Word 2003、または Word 2002 の起動時、または使用時に発生する問題のトラブルシューティング方法について説明します。他の方法で問題が特定できない場合に、この資料に記載されている方法を使用すると、Word の問題の原因の特定が容易になります。

: 発生している特定の問題に関する資料については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照し、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) を検索してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx (http://support.microsoft.com/default.aspx)

Word の起動時や使用時に発生する問題のトラブルシューティングを手動で行う手順

重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986? (http://support.microsoft.com/kb/256986/ ) Microsoft Windows レジストリの説明
警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

Word の Data レジストリ キーを削除する

Word でよく使用されるオプションの多くは、Word の Data レジストリ キーに保存されています。一般的なトラブルシューティングの手順は、この Word の Data レジストリ キーを削除することです。次に Word を起動したときに、Word の Data レジストリ キーがデフォルトの設定で再構築されます。

Word 2002 または Word 2003 でこれらのオプションを表示するには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

Word 2007 でこれらのオプションを表示するには、Microsoft Office ボタンをクリックし、[Word のオプション] をクリックします。

: Word の Data レジストリ キーを削除すると、[ファイル] メニューの "最近使ったファイルの一覧" など、いくつかのオプションがデフォルトの設定に戻ります。また、[オプション] ダイアログ ボックスで設定したユーザー設定の大部分がリセットされます。

Word の Data レジストリ キーを削除するには、以下の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 実行している Word のバージョンに応じて、以下のレジストリ サブキーを見つけます。
    • Word 2002 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Word\Data
    • Word 2003 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Word\Data
    • Word 2007 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Word\Data
  4. [Data] をクリックし、[ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックします。
  5. ファイルに Wddata.reg という名前を付け、デスクトップに保存します。
  6. [編集] メニューの [削除] をポイントし、[はい] をクリックします。
  7. レジストリ エディタを終了します。
  8. Word を起動します。
Word が起動して正常に動作する場合は、問題は解決しています。この場合、Word の Data レジストリ キーが破損していたことが問題の原因です。Word で設定していたオプションを復元するためには、いくつかの設定の変更が必要な場合があります。

問題が解決しない場合は、元の Word の Data レジストリ キーを復元し、「Word の Options レジストリ キーを削除する」を参照してください。

Word の Data レジストリ キーを復元するには、以下の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. デスクトップ上の Wddata.reg アイコンをダブルクリックします。
  3. [はい] をクリックし、[OK] をクリックします。

Word の Options レジストリ キーを削除する

Word の Options レジストリ キーには、Word でのメニュー オプションの変更により設定されたオプションが保存されます。この設定は、デフォルトの設定とオプションの設定の 2 つに分かれます。

デフォルトの設定は、セットアップ中に作成されます。Word のオプションを変更することで、デフォルトの設定は変更できます。オプションの設定は、セットアップ中には作成されません。

Word の Options レジストリ キーを削除するには、以下の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 実行している Word のバージョンに応じて、以下のレジストリ サブキーを見つけます。
    • Word 2002 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Word\Options
    • Word 2003 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Word\Options
    • Word 2007 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Word\Options
  4. [Options] をクリックし、[ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックします。
  5. ファイルに Wdoptn.reg という名前を付け、デスクトップに保存します。
  6. [編集] メニューの [削除] をポイントし、[はい] をクリックします。
  7. レジストリ エディタを終了します。
  8. Word を起動します。
Word が起動して正常に動作する場合は、問題は解決しています。この場合、Word の Options レジストリ キーが破損していたことが問題の原因です。Word で設定していたオプションを復元するためには、いくつかの設定の変更が必要な場合があります。

問題が解決しない場合は、元の Word の Options レジストリ キーを復元し、「全文書対象のテンプレート ファイル Normal.dot または Normal.dotm の名前を変更する」を参照してください。

Word の Options レジストリ キーを復元するには、以下の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. デスクトップ上の Wdoptn.reg アイコンをダブルクリックします。
  3. [はい] をクリックし、[OK] をクリックします。

全文書対象のテンプレート ファイル Normal.dot または Normal.dotm の名前を変更する

開く Word 文書の動作が、全文書対象のテンプレート ファイルに保存されている書式設定、定型句、およびマクロの影響を受けないようにできます。これを行うには、全文書対象のテンプレート ファイルの名前を変更します。Word を通常どおり再起動すると、Word によって全文書対象のテンプレート ファイルが新しく作成されます。

重要 : 全文書対象のテンプレート ファイルの名前を変更すると、いくつかのオプションがデフォルトの設定にリセットされます。リセットされるオプションには、ユーザー設定のスタイル、ユーザー設定のツール バー、マクロ、定型句などがあります。そのため、全文書対象のテンプレート ファイルを削除しないことを強く推奨します。

以下のような状況では、複数の全文書対象のテンプレート ファイルが作成される場合があります。
  • 1 台のコンピュータで複数のバージョンの Word を実行している。
  • 1 台のコンピュータに複数のワークステーションのインストール環境が存在している。
このような場合には、適切な全文書対象のテンプレート ファイルの名前を変更するように注意します。

全文書対象のテンプレートの名前を変更するには、以下の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に cmd と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 実行している Word のバージョンに応じて、次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
    • Word 2002 および Word 2003 の場合
      ren %userprofile%\Application Data\Microsoft\Templates\Normal.dot OldNormal.dot
    • Word 2007 の場合
      ren %userprofile%\Application Data\Microsoft\Templates\Normal.dotm OldNormal.dotm
  4. exit と入力し、Enter キーを押します。
  5. Word を起動します。
Word が正常に起動する場合、問題は解決しています。この場合、全文書対象のテンプレート ファイルが破損していたことが問題の原因です。選択していたオプションを復元するには、いくつかの設定の変更が必要な場合があります。

名前を変更した全文書対象のテンプレート ファイルには、再作成することが容易ではないユーザー設定が含まれている場合があります。それらのユーザー設定には、スタイル、マクロ、定型句などのエントリがある場合があります。この場合、[構成内容変更] を使用して、古い全文書対象のテンプレート ファイルから新しい全文書対象のテンプレート ファイルにユーザー設定をコピーできる場合があります。

[構成内容変更] を使用してマクロの名前を変更する方法の詳細については、[ヘルプ] メニューの [Microsoft Office Word ヘルプ] をクリックし、[検索] ボックスにマクロの名前を変更すると入力し、[検索の開始] をクリックして表示されるトピックを参照してください。

問題が解決しない場合は、元の全文書対象のテンプレート ファイルを復元し、「Startup フォルダ内のアドインを無効にする」を参照してください。

全文書対象のテンプレート ファイルを復元するには、以下の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に cmd と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 実行している Word のバージョンに応じて、次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
    • Word 2002 および Word 2003 の場合
      ren %userprofile%\Application Data\Microsoft\Templates\OldNormal.dot Normal.dot
    • Word 2007 の場合
      ren %userprofile%\Application Data\Microsoft\Templates\OldNormal.dotm Normal.dotm
  4. exit と入力し、Enter キーを押します。
  5. Word を起動します。

Startup フォルダ内のアドインを無効にする

Word を起動すると、Startup フォルダ内のテンプレートとアドインが自動的に読み込まれます。アドインの競合や問題が原因で、Word でエラーが発生する場合があります。Startup フォルダ内のファイルが問題の原因になっているかどうかを判断するには、それらのアドインを指定するレジストリ設定を一時的に無効にします。

これを行うには、次の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. 実行している Word のバージョンに応じて、以下のいずれかの方法を使用します。
    • Word 2002 の場合
      [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。%programfiles%\Microsoft Office\Office10\Startup\ と入力し、[OK] をクリックします。
    • Word 2003 の場合
      [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。%programfiles%\Microsoft Office\Office11\Startup\ と入力し、[OK] をクリックします。
    • Word 2007 の場合
      [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。%programfiles%\Microsoft Office\Office12\Startup\ と入力し、[OK] をクリックします。
  3. フォルダ内のファイルのいずれかを右クリックし、[名前の変更] をクリックします。
  4. ファイル名の後に .old と入力し、Enter キーを押します。

    重要 : ファイルを元の名前に戻す場合に備えて、元のファイル名をメモしておきます。
  5. Word を起動します。
  6. 問題が再現されなければ、原因であるアドインを特定できたことになります。アドインで提供される機能が必要な場合は、アドインの開発元に更新プログラムについて問い合わせてください。

    問題が解決されない場合、そのアドインを元の名前に戻し、Startup フォルダ内の各ファイルに対して、手順 3. 〜 5. を実行します。
  7. それでも問題が再現する場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に %userprofile%\Application Data\Microsoft\Word\Startup と入力し、[OK] をクリックします。
  8. この Startup フォルダ内の各ファイルに対して、手順 3. 〜 5. を実行します。
Startup フォルダを無効にしても問題が解決しない場合は、「COM アドインのレジストリ キーを削除する」を参照してください。

COM アドインのレジストリ キーを削除する

COM アドインは任意の場所にインストールでき、Word とデータをやりとりするプログラムによってインストールされます。COM アドインのレジストリ キーを削除し、Word を再起動します。

COM アドイン レジストリ キーを削除するには、以下の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に regedit と入力し、[OK] をクリックします。
  3. 実行している Word のバージョンに応じて、以下のレジストリ サブキーを見つけます。
    • Word 2002 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Word\Addins
    • Word 2003 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Word\Addins
    • Word 2007 の場合
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\Word\Addins
  4. [Addins] をクリックし、[ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックします。
  5. ファイルに Wdaddin.reg という名前を付け、デスクトップに保存します。
  6. [編集] メニューの [削除] をポイントし、[はい] をクリックします。
  7. レジストリ エディタを終了します。
  8. Word を起動します。
問題が解決した場合、COM アドイン プログラムが問題の原因であると判断できます。次に、原因の COM アドイン プログラムを特定する必要があります。

問題の原因となる COM アドイン プログラムを特定する

これを行うには、次の手順を実行します。
  1. すべての Office プログラムを終了します。
  2. デスクトップ上の Wdaddin.reg アイコンをダブルクリックします。
  3. [はい] をクリックし、[OK] をクリックします。
  4. Word 2007 を使用している場合は、手順 5. に進みます。

    Word 2002 または Word 2003 を使用している場合は、次の手順を実行します。
    1. Word を起動し、[ツール] メニューの [ユーザー設定] をクリックします。
    2. [ユーザー設定] ダイアログ ボックスで、[コマンド] をクリックします。
    3. [分類] ボックスの一覧の [ツール] をクリックします。
    4. [コマンド] ボックスの一覧の [COM アドイン] をクリックし、コマンドをツール バーのいずれかにドラッグします。[ユーザー設定] ダイアログ ボックスを閉じます。
  5. 実行している Word のバージョンに応じて、以下のいずれかの方法を使用します。

    Word 2002 および Word 2003 の場合
    1. 手順 4. でツール バーに追加した [COM アドイン] をクリックします。
    2. [COM アドイン] ダイアログ ボックスにアドインが 1 つ表示される場合、そのアドインのチェック ボックスをオフにします。複数のアドインが表示される場合は、問題の原因となっているアドイン プログラムを特定するために、アドインのチェック ボックスを 1 つずつオフにして確認します。
    3. [OK] をクリックして [COM アドイン] ダイアログ ボックスを閉じます。
    4. [ファイル] メニューの [終了] をクリックします。
    Word 2007 の場合
    1. Microsoft Office ボタンをクリックし、[Word のオプション] をクリックします。
    2. [アドイン] をクリックします。
    3. [管理] ボックスの一覧で、[COM アドイン] をクリックし、[設定] をクリックします。
    4. [COM アドイン] ダイアログ ボックスにアドインが 1 つ表示される場合、そのアドインのチェック ボックスをオフにします。複数のアドインが表示される場合は、問題の原因となっているアドイン プログラムを特定するために、アドインのチェック ボックスを 1 つずつオフにして確認します。
    5. [OK] をクリックして [COM アドイン] ダイアログ ボックスを閉じます。
    6. Microsoft Office ボタンをクリックし、[Word の終了] をクリックします。
  6. Word を起動します。
  7. Word の起動時に問題が再現されなければ、原因である COM アドインを特定できたことになります。アドインで提供される機能が必要な場合は、どのアドインにその機能が含まれているかを確認する必要があります。そのうえで、アドインの開発元に更新プログラムについて問い合わせてください。

    Word の起動時に問題が再現する場合、一覧にある各 COM アドインに対して手順 5. 〜 6. を実行します。問題の原因となっているアドインが特定できるまで、この手順を各アドインに対して繰り返し実行します。
  8. COM アドインを復元するには、手順 5. を再度実行し、復元する各 COM アドインのチェック ボックスをオンにします。

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Word 2007
  • Microsoft Office Word 2003
  • Microsoft Word 2002
キーワード:?
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