クライアント コンピュータのインストール元を、更新済みの管理者インストール ポイントから Office XP のオリジナル リリース版のベースライン ソースに変更する方法

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文書番号: 922665 - 対象製品
Microsoft Office 2003 については、以下の資料を参照してください。902349
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はじめに

この資料では、クライアント コンピュータのインストール元を、更新済みの管理者インストール ポイントから Microsoft Office XP のオリジナル リリース版のベースライン ソースに変更する方法について説明します。

概要

組織内で Microsoft Office の展開および保守を行うには、管理者インストール ポイントを使用する方法が一般的です。クライアント コンピュータを最も効率的に更新する方法として、通常、管理者インストール ポイントを更新し、クライアント コンピュータで Office の再キャッシュと再インストールを実行する方法が使用されます。

再キャッシュと再インストールを行う方法では、キャッシュされた .msi ファイルがクライアント コンピュータで置き換えられ、必要に応じて、すべての Office ファイルが更新されます。更新済みの管理者用イメージを使用して新しいクライアント コンピュータにインストールする場合、クライアント コンピュータは自動的に新しいバージョンの .msi ファイルを受信します。Office のコア インストールに更新プログラムをまとめて適用する必要はありません。

Office XP では、Microsoft Update または Microsoft Windows Server Update Services を使用する場合があります。この場合、管理者インストール ポイントは、更新プログラムも修正プログラムも適用されていない、オリジナル リリース版のベースライン ソースであることが必要です。Microsoft Office XP Service Pack 1、Microsoft Office XP Service Pack 2、または Microsoft Office XP Service Pack 3 は使用できません。

クライアント用のバイナリ ソフトウェア更新プログラムが Office XP 用に既に存在しているため、Office XP のインストールには、オリジナル リリース版のベースライン ソースを管理者インストール ポイントとして使用する方法のみがサポートされています。

トランスフォームを追加、変更、または削除する必要がある場合は、現在のインストールをアンインストールする必要があります。アンインストールは、オリジナル リリース版のベースライン ソースから、新しいトランスフォームを使用する新規インストールを展開する前に行ってください。

また、以下のすべての条件に該当する場合は、現在のインストールを削除した後に、オリジナル リリース版のベースライン ソースから新規インストールを展開する必要があります。
  • Active Directory ディレクトリ サービスのソフトウェア展開を使用してインストールが管理されている。
  • クライアント コンピュータに Microsoft Windows インストーラ 3.0 以降がインストールされている。
  • クライアント コンピュータに、現在、フルファイル版以外のクライアント用バイナリ Office 更新プログラムが 1 つ以上インストールされている。
  • 現在の管理者インストール ポイントに Service Pack がインストールされている。
これらの条件に該当しない場合は、オリジナル リリース版のベースライン ソースを使用するようにクライアントを変更できます。その際、アンインストールして、新規インストールを実行する必要はありません。

詳細

Office XP のオリジナル リリース版のベースライン ソースに変更するには、次の手順を実行します。
  1. オリジナル リリース版のベースライン ソースを作成します。

    オリジナル リリース版のベースライン ソースは、元の圧縮メディアのコピーまたは管理者インストール ポイントのいずれかです。この管理者インストール ポイントは元の圧縮メディアから構築され、他の更新プログラムは適用されていません。

    注 :
    • 圧縮されたソースを構築するのが最も簡単です。圧縮されたソースを構築するには、ソースを保存する任意の場所に元の Office CD をコピーします。圧縮されたソースでは、Windows インストーラ ファイルにプロダクト ID キー (PIDKEY) およびプロダクト ID 情報が含まれていないため、SETUP.ini ファイルまたはトランスフォームに PIDKEY キーを含める必要があります。
    • PIDKEY またはプロダクト ID 情報を Windows インストーラ ファイルに含める場合は、管理者インストール ポイントを作成する必要があります。
    すべてのクライアント コンピュータを同時にオリジナル リリース版のベースライン ソースに更新する場合は、既存のソースをオリジナル リリース版のベースライン ソースに置き換えて同じ場所に保存することができます。同時に更新しない場合は、オリジナル リリース版のベースライン ソースを新しい場所に作成し、既存のソースはそのまま残しておくことをお勧めします。これにより、クライアント コンピュータを段階的に更新することができます。
  2. 再キャッシュと再インストールを実行します。

    クライアント用 Service Pack を個別に適用する前に、オリジナル リリース版のベースライン ソースを使用して、クライアント コンピュータを再キャッシュできる場合があります。ただし、再キャッシュと再インストールの実行中にクライアント用 Service Pack を適用する方がより効率的であり、頻繁に必要とされる方法です。

    再キャッシュと再インストールの実行中にクライアント用 Service Pack を適用するには、次のようなコマンド ラインを使用します。
    msiexec.exe /i OBSPath\File_Name.msi REINSTALLMODE=VOMU PATCH=SPPath\File_Name.msp
    : このコマンド ラインで、プレースホルダを次のように置き換えます。
    • OBSPath には、オリジナル リリース版のベースライン ソースのパスを指定します。
    • File_Name.msi には、Windows インストーラ ファイルのファイル名を指定します。
    • SPPath には、Office Service Pack のパスを指定します。
    • File_Name.msp には、Office Service Pack のインストール ファイルのファイル名を指定します。
    Office インストールが Active Directory のソフトウェア展開を使用して管理されている場合は、コマンド ラインを使用して再キャッシュと再インストールを実行する方法を使用しないでください。代わりに、パッケージを再度展開し、Windows Server Update Services を使用して Service Pack を配布します。

    : 再キャッシュ中に適用される Service Pack は、管理者インストール ポイントがオリジナル リリース版のベースライン ソースに変更される前のバージョンと一致している必要があります。Service Pack が管理者インストール ポイントのバージョンと一致していない場合、バージョンが異なる Service Pack のインストールは失敗することがあります。これは、クライアントにいずれかの更新プログラムが既にインストールされている場合に発生します。
  3. 2 回目の再キャッシュを実行します。

    クライアント用 Service Pack が含まれている場合、REINSTALLMODE プロパティが内部的にリセットされます。そのため、オリジナル リリース版のベースライン ソースから .msi ファイルを正しく登録するために、2 回目の再キャッシュを実行する必要があります。2 回目の再キャッシュを実行しないと、それ以降の更新プログラムが正常にインストールされない可能性があります。

    2 回目の再キャッシュと再インストールを実行するには、次のようなコマンド ラインを使用します。
    msiexec.exe /i OBSPath \ File_Name.msi REINSTALLMODE=VM
    : このコマンド ラインで、プレースホルダを次のように置き換えます。
    • OBSPath には、オリジナル リリース版のベースライン ソースのパスを指定します。
    • File_Name.msi には、Windows インストーラ ファイルのファイル名を指定します。
    2 回目の再キャッシュで転送されるファイルは .msi ファイルのみです。そのため、操作中に発生するネットワーク トラフィックは最小限で済みます。
  4. 任意の Office 更新プログラムを追加でインストールし、クライアント コンピュータを更新します。

    修復が必要な場合に、適切なバージョンの置換ファイルが使用されるようにするため、できるだけ早く、以前の更新済み管理者インストール ポイントに含まれていたすべての Office 更新プログラムを配布します。Windows Server Update Services を使用して、これらの更新プログラムおよび追加の Office 更新プログラムを展開できます。
Office XP インストールの更新方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://office.microsoft.com/en-us/orkXP/HA011525751033.aspx
Office の管理者インストール ポイントで Microsoft Update または Windows Server Update Services を使用する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
903773 Microsoft Update または Windows Server Update Services の使用時に適切な更新プログラムが表示されない

プロパティ

文書番号: 922665 - 最終更新日: 2007年12月4日 - リビジョン: 2.4
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office XP Professional
  • Microsoft Office XP Small Business Edition
  • Microsoft Office XP Standard
  • Microsoft Office XP Standard Edition for Students and Teachers
  • Microsoft Office XP Developer Edition
  • Microsoft Access 2002 Standard Edition
  • Microsoft Excel 2002 Standard Edition
  • Microsoft FrontPage 2002 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 2002 Standard Edition
  • Microsoft PowerPoint 2002 Standard Edition
  • Microsoft Publisher 2002 Standard Edition
  • Microsoft Word 2002
キーワード:?
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