Access でウィザードを開くと、"この機能はインストールされていないか、無効になっています"

現象

[セキュリティ センター設定] の [マクロ設定] ウィンドウで [デジタル署名付きマクロを除くすべてのマクロを無効にする] オプションを有効にし、Microsoft Access の [信頼された場所] ウィンドウで [信頼できる場所をすべて無効にする] オプションを有効にします。 ウィザードを開こうとすると、次のエラー メッセージが表示されます。

This feature isn't installed, or has been disabled.

To install this feature, rerun the Microsoft Office Access or Microsoft Office Setup program or, if you're using a third-party add-in, reinstall the add-in. To reenable this wizard, click About Microsoft Office Access on the Help menu, and then click the Disabled Items button to view a list of addins which you can enable.

メモ Access 2007 以降のバージョンでは、[ ヘルプ ] メニューが存在しなくなりました。

原因

この問題は、 セキュリティ センター のセキュリティ設定で Access のウィザードが無効になるために発生します。

回避策

この問題を回避するには、[信頼できる場所をすべて無効にする] オプションと、[セキュリティ センターの設定] の [デジタル署名されたマクロを除くすべてのマクロを無効にする] オプションを使用しないでください。 これを行うには、次の手順を実行します。

  1. [ ファイル ] アイコンをクリックし、[ アクセス オプション] をクリックします。
  2. 左側のウィンドウで [ セキュリティ センター ] をクリックし、[ セキュリティ センターの設定] をクリックします。
  3. 左側のウィンドウで [信頼された場所] をクリックして[信頼できる場所をすべて無効にする]をオフにします。信頼された発行元によって署名されたファイルのみが信頼チェックボックスに表示され、[OK] を 2 回クリックします

状態

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

問題の再現手順

  1. Access で新しいデータベースを作成します。
  2. [ ファイル ] アイコンをクリックし、[ アクセス オプション] をクリックします。
  3. 左側のウィンドウで [ セキュリティ センター ] をクリックし、[ セキュリティ センターの設定] をクリックします。
  4. 左側のウィンドウで [ マクロ設定] をクリックし、[ デジタル署名されたマクロを除くすべてのマクロを無効にする] オプションを有効にします
  5. 左側のウィンドウで [信頼された場所] をクリックして [信頼できる場所をすべて無効にする] を選択し、[信頼された発行元によって署名されたファイルのみが信頼チェック] ボックスを選択し、[OK] を 2 回クリックします
  6. [ 作成 ] タブで、[ レポート ウィザード] をクリックします。