Windows Vista または Windows 7 のファイルおよびレジストリの仮想化に関する一般的な問題

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文書番号: 927387 - 対象製品

サービス パックがインストールされていない Windows Vista のサポートは、2010 年 4 月 13 日で終了します。Windows 用のセキュリティ更新プログラムを継続して入手するには、Windows Vista Service Pack 2 (SP2) を実行していることを確認してください。詳細については、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。Windows のいくつかのバージョンのサポートを終了する

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目次

現象

Windows Vista または Windows 7 の仮想化機能を使用すると、次のシナリオに記載されているファイルおよびレジストリの仮想化の問題が発生する場合があります。

シナリオ 1: アプリケーションのインストール、アップグレード、または使用時にエラー メッセージが表示される

アプリケーションのインストール、アップグレード、または使用時にアクセスが拒否されたことを示すさまざまなエラー メッセージが表示される場合があります。たとえば、次のいずれかの現象が発生することがあります。
  • %programfiles% フォルダー以外のフォルダーにアプリケーションをインストールすると、"アクセスが拒否されました" というエラー メッセージが表示されます。また、アプリケーションが正常に機能しません。
  • 次のようなアプリケーション エラー メッセージが表示されます。
    C:\MyApp\Temp フォルダーを作成できません。
    C:\MyApp\Temp\output.dat ファイルを作成できません。
  • 次のようなエラー メッセージが表示されます。
    MyFile.exe への書き込みエラー
    この現象は、次のいずれかの操作を行った場合に発生することがあります。
    • 仮想化された場所にリンクを作成します。
    • 暗号化ファイル システム (EFS) を使用してファイルを暗号化します。
    • 圧縮されたファイルを参照します。
    • コマンド プロンプトを使用して、仮想化が可能な場所に .exe、.sys、または .dll ファイルをコピーします。
  • ファイルの入力または出力が必要なアプリケーションの一部が正常に機能しなくなります。

シナリオ 2: 作成したばかりのファイルまたはフォルダーが見つからない

仮想化が可能なアプリケーションを使用すると、ファイル システムの仮想化が可能な場所にデータ ファイルが作成されます。他のアプリケーションまたはエクスプローラーを使用してこれらの新しく作成されたファイルにアクセスしようとしても、ファイルが見つかりません。たとえば、写真編集アプリケーションで %programfiles%、%systemroot%、%systemdrive%、または %programdata% フォルダーにファイルを保存しても、ファイルが見つかりません。

シナリオ 3: アプリケーションをアップグレードすると、プログラムが正常に実行されない

アプリケーションをアップグレードすると、次のようなエラー メッセージが表示されます。
エラー。アプリケーションをアップグレードしてください。
また、アプリケーションが正常に機能しません。アプリケーションで誤ったデータまたはアップグレード前のデータが使用されているように見えます。

シナリオ 4: アプリケーションをアンインストールしても、アプリケーションのファイルが依然としてコンピューター上に存在する

このシナリオでは、次のいずれかの現象が発生します。
  • 他のアプリケーションの使用時に、アンインストールしたアプリケーションのファイルおよびフォルダーの情報が依然として %programfiles%、%programdata%、%systemdrive%、または %systemroot% フォルダーに存在します。
  • %userprofile%\AppData\Local\VirtualStore フォルダーの容量が予想より大きくなっています。アプリケーション実行時に作成された仮想化されたファイルがアンイントール時に削除されませんでした。

原因

これらの問題は、次のいずれかまたは複数の条件によって発生します。
  • アプリケーションにより、ファイルまたはフォルダーが仮想化された特定のフォルダー以外の場所に作成される。
  • アプリケーションにより %programfiles% フォルダーに保存されたファイルが、ユーザーの仮想ストア フォルダー以外のフォルダーに移動される場合がある。
  • アプリケーションで、仮想化をサポートしていないファイルが使用される。

解決方法

シナリオ 1

シナリオ 1 に記載されている問題が発生しているかどうかを判断するには、イベント ビューアーで FileCreateVirtualExclude イベントの有無を確認します。これを行うには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタン
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    [スタート] ボタン
    をクリックし、[検索の開始] ボックスに「eventvwr」と入力して、[プログラム] ボックスの一覧の [eventvwr] をクリックします。

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    ユーザー アカウント制御の許可
    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
  2. [アプリケーションとサービス ログ]、[Microsoft]、[Windows]、[Uac-FileVirtualization] を順に展開し、[Operational] をクリックします。イベント ID が 5000 の場合、FileCreateVirtualExclude イベントが発生しています。
この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • プログラムが %programfiles% フォルダーにインストールされていない場合は、%programfiles% フォルダーに再インストールします。
  • 管理者の資格情報を持つアカウントを使用して、このアプリケーションを実行します。これを行うには、アプリケーションのショートカットを見つけ、右クリックして [管理者として実行] をクリックします。

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    ユーザー アカウント制御の許可
    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
  • これを行うには、アプリケーションのショートカットを見つけ、右クリックして [管理者として実行] をクリックします。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタン
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      [スタート] ボタン
      をクリックし、[検索の開始] ボックスに「cmd」と入力し、[プログラム] ボックスの一覧の [cmd] をクリックします。
    2. [プログラム] ボックスの一覧で [cmd] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。

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      ユーザー アカウント制御の許可
      管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
    3. MyAppsPath/MyApp」と入力し、Enter キーを押します。MyAppsPath/MyApp にはアプリケーションのパスと名前を指定します。
  • アプリケーションのフォルダーでセキュリティの設定を変更します。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. 管理者の資格情報を持つユーザーとしてログオンし、エクスプローラーを使用してアプリケーションのフォルダーを開きます。
    2. アプリケーションのフォルダーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
    3. [セキュリティ] タブの [編集] をクリックします。

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      ユーザー アカウント制御の許可
      管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
    4. [グループ名またはユーザー名] ボックスの一覧で、このアプリケーションを実行するユーザー アカウントをクリックします。
    5. [Users のアクセス許可] ボックスの一覧で、以下のアクセス許可の [許可] 列のチェック ボックスをオンにします。
      • 変更
      • 読み取りと実行
      • フォルダーの内容の一覧表示
      • 読み取り
      • 書き込み
    6. [OK] をクリックします。

シナリオ 2

この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • エクスプローラー バーに表示される [互換性ファイル] ボタンをクリックし、フォルダーの仮想化されたファイルを表示します。[互換性ファイル] ボタンは、フォルダーに仮想化されたファイルがある場合にのみ表示されます。
  • C:\Users\User_name\AppData\Local\VirtualStore フォルダーを確認し、ファイルおよびフォルダーを見つけます。
  • アプリケーションのデータをユーザー プロファイルのフォルダーに保存します。

シナリオ 3

重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows XP でレジストリをバックアップおよび復元する方法


この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • これを行うには、アプリケーションのショートカットを見つけ、右クリックして [管理者として実行] をクリックします。これを行うには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタン
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      [スタート] ボタン
      をクリックし、[検索の開始] ボックスに「cmd」と入力し、[プログラム] ボックスの一覧の [cmd] をクリックします。

      元に戻す画像を拡大する
      ユーザー アカウント制御の許可
      管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
    2. MyAppsPath/MyApp」と入力します。MyAppsPath/MyApp にアプリケーションのパスと名前を指定し、Enter キーを押します。
  • 仮想ストアを開いて、アプリケーションの古いデータ ファイルを削除します。これを行うには、エクスプローラーを使用して C:\Users\User_name\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\MyApp フォルダーを開き、ドキュメントまたはデータ ファイル以外のファイルをすべて削除します。
  • レジストリから仮想ストアを削除します。

    レジストリで仮想ストアを見つけ、不要なキーを削除するには、次の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタン
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      [スタート] ボタン
      をクリックし、[検索の開始] ボックスに「regedit」と入力して、[プログラム] ボックスの一覧の [regedit] をクリックします。

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      ユーザー アカウント制御の許可
      管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
    2. 次のレジストリ サブキーを見つけてクリックします。
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore
    3. 不要になったアプリケーションのレジストリ キーがある場合は、キーを右クリックし、[削除] をクリックして、[はい] をクリックします。

シナリオ 4

この問題を解決するには、エクスプローラーを使用して、:\Users\User_name\AppData\Local\VirtualStore\MyApp フォルダーを開き、アンインストールされたアプリケーションのデータを削除します。

詳細

ファイルおよびレジストリの仮想化によって、レジストリおよびファイル システムへのアクセスを制限されているユーザーが、これらの保護された領域に書き込むことができます。仮想化によって、"ユーザーごとの" コピーが作成され、一連のデータ操作がリダイレクトされます。 たとえば、制限付きのユーザー アカウントまたはユーザー アカウント制御の許可が必要なアカウントでアプリケーションが実行されていると仮定します。このアプリケーションにより %programfiles% フォルダーなどのシステムの場所に書き込みが行われると、Windows Vista および Windows 7 ではユーザー プロファイルのフォルダー (%localappdata%\VirtualStore) にあるユーザー固有の場所に書き込み操作と読み取り操作がリダイレクトされます。既定では、この場所は C:\Users\User_name\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\Application_name です。レジストリの仮想化も同様の動作ですが、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE サブツリーの下にあるレジストリ キーが対象となります。このサブツリーの下のキーとデータは、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\VirtualStore
サブキーにリダイレクトされます。

詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa480150.aspx

関連情報

Windows Vista での一般的なシステムのメンテナンス タスクについてのヘルプは、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。
一般的なシステムのメンテナンス タスクで問題を修正

プロパティ

文書番号: 927387 - 最終更新日: 2010年3月26日 - リビジョン: 4.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows Vista Business
  • Windows Vista Enterprise
  • Windows Vista Home Premium
  • Windows Vista Home Basic
  • Windows Vista Ultimate
  • Windows Vista Business 64-bit edition
  • Windows Vista Enterprise 64-bit edition
  • Windows Vista Home Premium 64-bit edition
  • Windows Vista Home Basic 64-bit edition
  • Windows Vista Ultimate 64-bit edition
  • Windows 7 Enterprise
  • Windows 7 Home Basic
  • Windows 7 Home Premium
  • Windows 7 Professional
  • Windows 7 Starter
  • Windows 7 Ultimate
キーワード:?
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