.NET Framework 2.0 用の更新プログラムのインストール後、大文字と小文字が区別されていたファイル システムで、大文字と小文字が区別されなくなる

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文書番号: 929110 - 対象製品
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概要

Microsoft .NET Framework 2.0 用の更新プログラムのインストール後、大文字と小文字が区別されていたファイル システムで、大文字と小文字が区別されなくなります。

現象

次のような状況を想定します。Windows/UNIX の相互運用性のある Microsoft Windows ファイル システムで、大文字と小文字を区別する機能を有効にします。次に、Microsoft .NET Framework 2.0 用の更新プログラムをインストールし、コンピュータを再起動します。この操作を実行すると、ファイル システムで大文字と小文字が区別されなくなります。大文字と小文字が区別されなくなったため、大文字か小文字かに依存するアプリケーションでエラー メッセージが表示されることがあります。また、大文字と小文字が区別されないことによりファイルが誤って上書きされ、データが失われる可能性があります。

原因

この問題は、オリジナルの .NET Framework 2.0 セットアップの問題により、
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\kernel\ dword:ObCaseInsensitive
レジストリ キーの値が 1 に設定されることが原因で発生します。
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\kernel\ dword:ObCaseInsensitive
レジストリ キーにより、ファイル システムで大文字と小文字が区別されるかどうかが決定されます。このキーの値が 1 に設定されていると、ファイル システムで大文字と小文字が区別されません。このキーの値が 0 に設定されていると、ファイル システムで大文字と小文字が区別されます。

Windows インストーラの更新方法では、オリジナルの .NET Framework 2.0 セットアップで行われるレジストリの変更が、各更新プログラムでも実行されます。このため、.NET Framework セットアップと同様に、レジストリ キーの値が 0 に設定されます。この動作により、このキーに対してユーザーが設定した値が上書きされることがあります。たとえば、ファイル システムで大文字と小文字が区別されるようにレジストリ キーの値を 0 に設定してから、2006 年 11 月 27 日より前にリリースされた .NET Framework 2.0 用の更新プログラムをインストールすると、レジストリ キーの値が 1 に設定されます。その結果、ファイル システムで大文字と小文字が区別されなくなります。

: この問題は、2006 年 11 月 27 日以降にリリースされた .NET Framework 2.0 用の更新プログラムでは発生しません。

回避策

ファイル システムで大文字と小文字を区別する必要があるため
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\kernel\ dword:ObCaseInsensitive
レジストリ キーの値を意図的に 0 に設定していて、.NET Framework 2.0 用の更新プログラムを適用してこの値が 1 に戻った場合は、このレジストリ キーの値を再度、手動で 0 に設定します。変更を有効にするには、システムを再起動します。たとえば、異機種環境で NFS サーバーを使用してるときに、レジストリ キーの値が 1 に設定されている場合、値を手動で 0 に戻すことができます。

: .NET Framework 2.0 を再インストールした場合、または 2006 年 11 月 27 日より前にリリースされた .NET Framework 2.0 用の更新プログラムを修復するか再インストールした場合は、手動でこの回避策を再度実行する必要があります。

プロパティ

文書番号: 929110 - 最終更新日: 2007年12月3日 - リビジョン: 1.6
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft .NET Framework 2.0?を以下の環境でお使いの場合
    • Microsoft Windows 2000 Professional SP4
    • Microsoft Windows 2000 Server SP4
    • Microsoft Windows 2000 Advanced Server SP4
    • Microsoft Windows 2000 Datacenter Server
    • Microsoft Windows XP Home Edition
    • Microsoft Windows XP Starter Edition
    • Microsoft Windows XP Media Center Edition 2005
    • Microsoft Windows XP Media Center Edition Service Pack 2 (SP2)
    • Microsoft Windows XP Tablet PC Edition Service Pack 2 (SP2)
    • Microsoft Windows XP Professional
    • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
    • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
    • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit x86)
    • Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
    • Microsoft Windows Small Business Server 2003 Standard Edition
    • Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard Edition (32-bit x86)
    • Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition (32-Bit x86)
    • Microsoft Windows Server 2003 R2 Datacenter Edition (32-Bit x86)
  • Microsoft .NET Framework 2.0 x64 Edition?を以下の環境でお使いの場合
    • Microsoft Windows XP Professional 64-Bit Edition (Itanium)
    • Microsoft Windows Server 2003, Standard x64 Edition
    • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition
    • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter x64 Edition
    • Microsoft Windows Server 2003 R2 Standard x64 Edition
    • Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise x64 Edition
    • Microsoft Windows Server 2003 R2 Datacenter x64 Edition
  • Microsoft .NET Framework 2.0 IA64 Edition?を以下の環境でお使いの場合
    • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
    • Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-Based Systems
キーワード:?
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