Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールを使用してタイム ゾーンの変更に対処する方法

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文書番号: 931667 - 対象製品
Notice
Microsoft Office Outlook を企業のメッセージング環境の一部として使用している場合は、ツールの実行や、コンピューターへの更新プログラムの適用の前に、まず、IT 管理者に確認してください。
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目次

はじめに

夏時間 (DST) とは、時計を進めて日の出と日の入りの時刻を遅くするシステムです。夕方から夜にかけての日照時間が長くなるという効果があります。多くの国が DST を実施していますが、開始と終了の時期については、それぞれ独自の規則や規定があります。DST の日付は毎年変わる場合もあり、DST に関する法律や規則が変わるたびに、Microsoft Office Outlook のユーザーは予定表を更新する必要があります。以前のタイム ゾーン規則に基づく日付と現在のタイム ゾーン規則に基づく日付の間の期間を、この資料では "DST の延長期間" と呼びます。

この資料では、DST の延長期間内に設定されている Microsoft Outlook の予定表アイテムを処理するための対応について説明します。夏時間変更で影響を受けるマイクロソフトの全製品における、変更に対する準備方法の関連情報については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/gp/cp_dst

詳細

用語集

この資料で説明する次の各 Outlook アイテム間の違いに注意してください。
  • 予定 :ユーザーが自分で作成し、開催者以外に出席者がない予定表アイテム。
  • 会議 : 開催者以外の出席者が存在する予定表アイテム。
  • 予定表アイテム : ユーザーの予定表にあるアイテム。予定または会議のいずれかになります。

対処方法

オペレーティング システムを更新し、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行して、最初の DST の延長期間の手順に従った場合は、その後の DST の延長期間に関する処理は必要ありません。

ただし、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを以前に実行していない場合や、タイム ゾーンの変更に対応して予定表アイテムを以前に手動で更新した場合は、この資料の内容が適用されます。この資料の情報を確認し、必要に応じて実装する必要があります。Microsoft Exchange 環境のユーザーは、ツールがサーバー レベルで実行済みである可能性があるため、Exchange 管理者に問い合わせる必要があります。サーバー レベルで実行済みの場合は、処理は不要です。該当する DST の延長期間中は、個人の予定表および担当している予定表を確認することをお勧めします。

ユーザーがエルサレム標準時、中央ブラジル標準時、または南アメリカ東部標準時のタイム ゾーンにいる場合は、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
943390 Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを使用して特定のタイム ゾーンの夏時間の変更を調整すると、一部の Outlook 予定表アイテムが誤って再配置される

Microsoft Outlook (2010 より前のバージョン)

2008 年 8 月に、Microsoft? Office Outlook? 用タイム ゾーン データ更新ツール (タイム ゾーン データ更新ツールまたは "Outlook ツール") が、Microsoft ダウンロード センターから入手可能になりました。タイム ゾーン データ更新ツールを使用すると、タイム ゾーンの変更によって生じた DST の延長期間に対応するように Outlook の予定表アイテムを更新できます。以前のバージョンのツールを使用している場合は、システムから削除して、最新のリリースをインストールしてください。

以下のバージョンの Microsoft Outlook では、DST の延長期間内に設定されている予定表アイテムを更新するために、タイム ゾーン データ更新ツールが必要です。

?Microsoft Office Outlook 2007
?Microsoft Office Outlook 2003
?Microsoft Outlook 2002
?Microsoft Outlook 2000

: タイム ゾーン データ更新ツールの Outlook 版と Exchange Server 版の両方を実行する必要はありません。それぞれのツールに関する資料をすべて参照してから、使用している特定の環境とニーズに最も適合するツールがどちらなのかを判断することをお勧めします。


Microsoft Outlook 2010

Outlook 2010 の場合は、クライアント側ツールや Exchange Server ツールを実行して予定表を再配置する必要はありません。Outlook 2010 には、タイム ゾーンを動的に再計算する機能が内蔵されているため、予定表の会議は正しい時刻で表示されます。ただし、以前のバージョンの Outlook クライアントやモバイル デバイスを使用して予定表を表示する場合は、会議の元になるタイム ゾーン情報が正しくないために、予定表の同じ会議が正しく表示されない可能性があります。この場合は、次の手順を使用して、Outlook 2010 による個別の会議の再配置を実行してください。

? 会議の開催者の場合

1. Outlook 2010 で、予定表から会議を開きます。

: 次に示す手順は、指定されたとおりに正確に実行してください。指示があるまで会議は開いたままにして、保存しないようにしてください。
2. 参照用に会議の開始時刻をメモします。
3. 会議の開始時刻を変更します。たとえば、開始時刻をその日の 30 分後に移動します。
4. 会議の開始時刻を、手順 2. でメモした元の開始時間に再度変更します。
5. クイック アクセス ツールバーの [保存] アイコンをクリックします。
6. 会議を閉じます。


会議の出席者の場合

1. Outlook 2010 で、予定表から会議を開きます。

: 次に示す手順は、指定されたとおりに正確に実行してください。指示があるまで会議は開いたままにして、保存しないようにしてください。
2. 参照用に会議の開始時刻をメモします。
3. 会議の開始時刻を変更します。たとえば、開始時刻をその日の 30 分後に移動します。
4. 会議の開始時刻を、手順 2. でメモした元の開始時間に再度変更します。
5. リボンの [上書き保存して終了] をクリックします。


複数の会議を再配置する必要がある場合は、Outlook 2010 で上記の手動操作を行う代わりに Outlook または Exchange の更新ツールを使用することをお勧めします。

: Outlook 更新ツールを使用する場合は、Outlook 2010 クライアントまたはそれ以前のバージョンのクライアントから更新ツールを実行できます。ただし、Outlook 2010 クライアントから実行する場合は、使用している Office 2010 インストールのビット (32 ビットまたは 64 ビット) と一致するバージョンのツールを使用する必要があります。

: タイム ゾーン データ更新ツールの Outlook 版と Exchange Server 版の両方を実行する必要はありません。それぞれのツールに関する資料をすべて参照してから、使用している特定の環境とニーズに最も適合するツールがどちらなのかを判断することをお勧めします。



予定表管理アプリケーションで DST を更新するために使用できるツール


Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツール (32 ビット版)


Outlook 2000、Outlook 2002、Outlook 2003、Outlook 2007、Outlook 2010 (32 ビット版) 用の以下のファイルは Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。
元に戻す画像を拡大する
ダウンロード
タイム ゾーン データ更新ツール パッケージ (32 ビット版) をダウンロードする

: タイム ゾーン データ更新ツールは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードして、ユーザー自身が実行する必要があります。タイム ゾーン データ更新ツールを使用すると、タイム ゾーン規則の変更に応じて予定表が更新されます。タイム ゾーン データ更新ツールは、Microsoft Update および Windows Update では配布されません。

リリース日: 2008 年 8 月 12 日

マイクロソフトのサポート ファイルのダウンロード方法を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
119591 オンライン サービスからマイクロソフトのサポート ファイルを入手する方法
マイクロソフトでは、アップロード時点の最新のウイルス検査プログラムを使用して、配布ファイルのウイルス チェックを行っています。配布ファイルはセキュリティで保護されたサーバー上に置かれており、権限のない第三者が無断でファイルを変更できないようになっています。

このツール (英語版) のファイル属性は次の表のとおりです。ただし、これより新しいツールがリリースされている可能性もあります。各ファイルの日付および時刻は、世界協定時刻 (UTC) で示されています。ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。UTC とローカル時刻との時差を確認するには、コントロール パネルの [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。
元に戻す全体を表示する
File nameFile versionFile sizeDateTime
Mso.dll12.0.6307.500016,906,800Friday, ?March ?28, ?20084:31:14 AM
Tzmove.exe12.0.4518.1093337,960Tuesday, ?May ?27, ?200811:53:06 PM
Tzmover.dll12.0.4518.109374,792Tuesday, ?May ?27, ?200811:53:04 PM



Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツール (64 ビット版)


Outlook 2010 (64 ビット版) 用の下記のファイルが Microsoft ダウンロード センターからダウンロードできます。
元に戻す画像を拡大する
ダウンロード
タイム ゾーン データ更新ツール パッケージ (64 ビット版) をダウンロードする

: タイム ゾーン データ更新ツールは、Microsoft ダウンロード センターからダウンロードして、ユーザー自身が実行する必要があります。タイム ゾーン データ更新ツールを使用すると、タイム ゾーン規則の変更に応じて予定表が更新されます。タイム ゾーン データ更新ツールは、Microsoft Update および Windows Update では配布されません。

リリース日: 2010 年 6 月 2 日

マイクロソフトのサポート ファイルのダウンロード方法を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。119591 オンライン サービスからマイクロソフトのサポート ファイルを入手する方法マイクロソフトでは、アップロード時点の最新のウイルス検査プログラムを使用して、配布ファイルのウイルス チェックを行っています。配布ファイルはセキュリティで保護されたサーバー上に置かれており、権限のない第三者が無断でファイルを変更できないようになっています。

このツール (英語版) のファイル属性は次の表のとおりです。ただし、これより新しいツールがリリースされている可能性もあります。各ファイルの日付および時刻は、世界協定時刻 (UTC) で示されています。ファイル情報に表示される時刻は、ローカル時刻に変換されています。UTC とローカル時刻との時差を確認するには、コントロール パネルの [日付と時刻] の [タイム ゾーン] タブを使用してください。
元に戻す全体を表示する
File nameFile versionFile sizeDateTime
Mso.dll14.0.4760.100025,362,816Tuesday, March 23, 101006:41:40 AM
Tzmove.exe14.0.4753.1000509,816Saturday, March 6, 201000:51:30 AM
Tzmover.dll14.0.4753.1000217,976Saturday, March 6, 201000:51:30 AM



: コマンド ライン スイッチを使用せずに Microsoft Office Outlook でタイム ゾーン データ更新ツール (32 ビット版または 64 ビット版) を実行すると、DST の延長期間中に設定されている以下の Outlook アイテムが更新されます。
  • ユーザー自身が開催者になっていて、ユーザーのデフォルトの予定表に表示される会議

    : ツールにより、それらの会議の更新が他のすべての出席者に自動的に送信されます。
  • ユーザーのデフォルトの予定表に作成された単独の予定および定期的な予定
  • メール、仕事、および予定表のアイテムに設定されたアラーム



Exchange 予定表更新ツール

Exchange Server を実行しているサーバーでは、別のバージョンのタイム ゾーン データ更新ツールが利用できます。管理者は、サーバー側のツールを実行することで、特定のクライアントのメールボックスを自動的に更新できます。個々のユーザーが操作する必要はありません。

Exchange の更新プログラムおよび Exchange 予定表更新ツールの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
941018 Exchange 予定表更新ツールを使用して夏時間に対応する方法
また、管理者は、Microsoft Exchange で使用される Collaboration Data Objects (CDO) に対処する必要があります。CDO は、ローカル コンピューターのタイム ゾーン定義から独立した、独自にタイム ゾーンを定義した内部テーブルを持っています。CDO 更新プログラムを適用すると、適切なタイム ゾーン情報を含むように CDO バイナリが変更されます。Microsoft Exchange の DST を更新するためのツールおよびリソースの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/DST2007

Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツール 3.0 の主な変更の概要

Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツール 3.0 には、以下の変更が含まれています。
  • ユーザーが Windows の [スタート] メニューからツールにアクセスして実行する機能。
  • タイム ゾーン データ更新ツール 2.0 に対するすべての修正プログラム。
  • 主な修正。特に、イスラエル、イラク、ブラジル、中南米の DST を正確に更新できるようにする修正プログラム。

    重要な注意事項 : ニュージーランド、西オーストラリア、ブラジル、中南米でこのツールを使用する場合、以前にリリースされたバージョン (1.0.2 および 2.0) の動作にいくつかの誤りがあります。マイクロソフトでは、これらのバージョンのツールのこれらの地域での使用をサポートしていません。
  • エンド ユーザーが、タイム ゾーン間の物理的な移動に関連するオプションと混同しないための簡潔なユーザー インターフェイス。タイム ゾーン間の物理的な移動は、コマンド ライン オプション /PHYSICALMOVE を使用して行う必要があります。

更新操作の一般的な順序

予定表を使用する多くの環境では、プログラムが相互に接続されてシステムを形成しています。そのため、個々のプログラムを新しいタイム ゾーン規則に対応するように調整する必要があります。DST の延長期間に対応するようにコンピューターを更新するには、環境に応じて以下の手順を実行します。
  1. Windows サーバーで、Windows オペレーティング システムに更新プログラムを適用します。 オペレーティング システムを更新する方法の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
  2. 個々のワークステーションで、Windows オペレーティング システムに更新プログラムを適用し、メールが有効なすべてのモバイル クライアントに Windows Mobile の更新プログラムを適用します。 オペレーティング システムを更新する方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
    955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
    950885 Windows Mobile ベースのデバイス用の 2008 年 3 月の累積的な DST 更新プログラム (英語)
  3. IT 管理者は、以下のいずれかの方法を使用できます。
    • 影響を受けるすべてのユーザー、サーバー、またはその両方に対して、Exchange 予定表更新ツールを実行します。
    • Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールをクライアントに配布し、ユーザーが各自のメールボックスを更新できるようにします。
    • 影響を受けるすべてのユーザー、サーバー、またはその両方に対して、Exchange 予定表更新ツールを実行します。ただし、定期的な予定のみを変更します。その後、ユーザーに、DST の延長期間内の単独の予定を予約し直すか、Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールを実行するよう依頼します。
    • Exchange 予定表更新ツールも Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールも実行しません。ユーザーには、予定表を確認し、必要に応じて予約し直すように依頼します。
    IT 管理者には、Exchange 予定表更新ツールを実行する前に、Exchange 予定表更新ツールに関する「サポート技術情報」の資料を参照し、Exchange ツールが IT 環境とユーザーに与える可能性があるすべての影響を検討することを強くお勧めします。

    関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    941018 Exchange 予定表更新ツールを使用して夏時間に対応する方法
  4. 適切な Exchange Server DST 更新プログラムを適用します。

    以下の一覧は、Exchange Server のバージョンと Service Pack レベルで構成されています。使用している Exchange のバージョンに対応する更新プログラムを順番にインストールしてください。

    Exchange Server 2007 の場合
    941421 Exchange Server 2007 用の更新プログラムのロールアップ 5 について
    Exchange Server 2007 対応の更新プログラム ロールアップ 4 には、以下の修正内容が含まれています。
    • 937656 2007 年にニュージーランドで夏時間 (DST) が開始した後に Exchange 2007 対応の Outlook Web Access で問題が発生する
    • 932561 一方の組織が西部オーストラリアのタイム ゾーンにある場合、Exchange 2007 を使用して Exchange 組織から別の Exchange 組織へ送信された予定に 1 時間のずれが生じることがある
    Exchange Server 2003 SP2
    926666 Exchange 2003 Service Pack 2 の 2007 年夏時間変更の更新プログラム
    931915 Exchange Server 2003 Service Pack 2 の 2007 年ニューファンドランド夏時間変更の更新プログラム
    929895 一方の組織がウェスタンオーストラリアのタイム ゾーンにある場合、別々の Exchange Server 組織間で送信された予定に 1 時間のずれが生じることがある
    937653 2007 年にニュージーランドの夏時間の期間が変更された後、Exchange Server 2003 で問題が発生する
    Exchange Server 2003 SP1
    940123 2007 年にニュージーランドで夏時間 (DST) が開始された後、Exchange 2003 Service Pack 1 で問題が発生する
    : Windows Vista を実行しているクライアント コンピュータで Outlook ツールまたは Exchange ツールを実行し、ホーム タイム ゾーンがニュージーランド標準時であるメールボックスに対してツールを実行する場合、2008 年 1 月 1 日以降にツールを再度実行する必要があります。詳細については、「既知の問題と制限事項」を参照してください。

Exchange Server を実行せずに Windows と Outlook を実行している中小企業、家庭、または一般消費者のコンピュータ ユーザーの場合

  1. 各コンピュータで、Windows オペレーティング システムに更新プログラムを適用します。 オペレーティング システムを更新する方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
    955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
  2. Microsoft ダウンロード センターからタイム ゾーン データ更新ツールをダウンロードして実行します。これを行うには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=e343a233-b9c8-4652-9dd8-ae0f1af62568

Outlook ツールと Exchange ツールの違い

サーバー側ツールは、クライアント側ツールのラッパーにすぎません。したがって、ユーザーの予定表を更新するという実際の作業に関して、クライアント側ツールで公開されないセマンティクスはサーバー側ツールでも提供されません。つまり、Exchange ツールを使用して実行できる予定表やアラームの更新は、Outlook ツールでもまったく同様に実行できます。

サーバー側ツールとクライアント側ツールのその他の違いは設定および実行の方法に関連するものであり、更新する必要がある予定をツールが検知および更新する方法に関するものではありません。

各ユーザー

Microsoft ダウンロード センターからタイム ゾーン データ更新ツールをダウンロードして実行します。これを行うには、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=e343a233-b9c8-4652-9dd8-ae0f1af62568
ユーザーには、Exchange Server を実行しているサーバーに IT 管理者が更新プログラムを適用した後できるだけ速やかにタイム ゾーン データ更新ツールを実行することをお勧めします。

DST の延長期間の影響を受けるその他のマイクロソフト製品の関連情報については、次の Microsoft DST Web ページを参照してください。
http://www.microsoft.com/DST2007

DST の延長期間の影響を最小限に抑える方法

DST の延長期間中のユーザーの混乱を最小限に抑えるには、以下の手順を実行します。
  1. DST の延長期間中に会議を開催する場合は、メッセージの件名または本文に正しい会議時刻を記入します。たとえば、次のようなテキストをメッセージの件名または本文に含めます。
    プロジェクト計画会議 ? 午前 8:30 (PST)
  2. DST の延長期間内の予定表アイテムは信頼できないものと見なします。疑わしい場合は、正しい時刻を開催者に確認します。
  3. DST の延長期間内に予定されている予定表アイテムを追跡できるようにするため、DST の延長期間中の週間予定表を印刷します。印刷は、以下の操作を実行する前に行います。
    1. 更新されたタイム ゾーン定義を含んだ Windows 更新プログラムを適用する。
    2. タイム ゾーン データ更新ツールを実行する。
重要 : Windows オペレーティング システムの累積的なタイム ゾーン更新プログラムから新しいタイム ゾーン規則をインストールした後は、正しいタイム ゾーン定義を使用して予定表アイテムが作成されます。 オペレーティング システムを更新する方法の関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報をクリックしてください。
955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
タイム ゾーン データ更新ツールを実行しても、単独の予定および作成した単独の会議出席依頼は引き続き検出されます。Windows タイム ゾーン更新プログラムをインストールした日以降に作成したアイテムも引き続き表示されます。ただし、これらのアイテムは選択されていない状態になります。

更新プログラムのインストール後に作成した予定表アイテムに、時間が正しくないものがあると思われる場合は、該当するアイテムの横に表示されるチェック ボックスをオンにする必要があります。ただし、アイテムを更新した後にタイム ゾーン データ更新ツールを実行しても、これらのアイテムは検出されません。

タイム ゾーン データ更新ツールが必要な理由

Outlook では、世界協定時刻 (UTC) 形式を使用して予定表アイテムが作成されます。UTC は、国際標準の 24 時間計時システムです。Outlook のタイム ゾーン情報は、予定表アイテムの作成時に、その予定表アイテムを作成する Windows オペレーティング システム情報から取得されます。

たとえば、ワシントン州レドモンドでの 2007 年 10 月 26 日午前 8:00 の予定は、UTC の午後 4:00 として Outlook に保存されます。この場合、DST はまだ開始されていないため、レドモンドの時刻は UTC よりも 8 時間遅くなります。

新しい DST 定義に適合するように、更新プログラムを Windows オペレーティング システムに適用すると、コンピューターのローカル時刻が、DST の延長期間を反映して変更されます。しかし、コンピューター上のローカル時刻を調整する際に、UTC は調整されません。このため、DST の延長期間中に Outlook に追加される予定表アイテムに 1 時間のずれが生じます。

タイム ゾーン データ更新ツールを適用すると、対象となる Outlook データ ストアが更新され、新しいタイム ゾーン規則が適切に反映されます。データ ストアには、.pst ファイルまたは .ost ファイルを使用できます。また、オンライン モードで実行している場合は、そのユーザーの Exchange メールボックスも使用できます。

たとえば、次のような状況を考えます。
  • Windows が DST の延長期間に対応するように更新されていない。
  • そのコンピュータでタイム ゾーン データ更新ツールが実行されていない。
  • 2007 年 10 月 15 日の午前 8:00 にレドモンドで予定がある。
  • DST の延長期間中に、予定の開始時刻が午前 8:00 ではなく午前 9:00 に設定されている。
この状況では、元の予定が午後 4:00 (UTC) で Outlook に保存されています。レドモンドのローカル時刻を計算するために "UTC - 8 時間" の数式が使用されます。この場合、午後 4:00 (UTC) から 8 時間を引くと午前 8:00 になります。

しかし、DST 更新プログラムを Windows に適用すると、ローカル時刻は、DST に対して "午後 4:00 - 8 時間 + 1 時間" の数式を使用して計算されます。このため、この予定の時刻は午前 9:00 に設定されます。この問題を修正するには、コンピューター上でタイム ゾーン データ更新ツールを実行する必要があります。

関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム

タイム ゾーン データ更新ツールを実行しない場合に発生する影響

タイム ゾーン データ更新ツールを実行しない場合、DST の延長期間中は、Outlook の予定およびアラームに 1 時間のずれが生じます。終日イベントは、1 日単位ではなく 24 時間分の時間と関連付けられるため、ずれが生じて 2 日間にまたがります。

予定表アイテムを手動で更新する方法

タイム ゾーン データ更新ツールは、更新処理を自動化するためのものです。しかし、予定表アイテムを更新するために、このツールの実行が必須というわけではありません。DST の延長期間中の予定表アイテムの時刻を手動で修正することができます。次の特定の要件に一致するユーザーには、この方法が適している可能性があります。
  • 定期的な予定の例外が DST の延長期間より前に存在し、過去の例外を保存しておく必要があるユーザー
  • 以前のタイム ゾーン規則を使用して作成されたアイテムが DST の延長期間内に多数あり、その他に、新しい DST 規則を使用して作成されたアイテムもあるユーザー
  • DST の延長期間内にある、変更が必要なアイテムをすべて自身で管理することを望んでいるユーザー
  • タイム ゾーン データ更新ツールを実行したが、ツールで更新されなかったアイテムがあり、そのアイテムを手動で更新する必要があるユーザー
予定表を手動で変更するには、次の手順を実行します。
  1. DST の延長期間中の予定表のコピーを参照用に印刷します。
  2. 作成済みの会議を手動で正しい時刻に移動します。
  3. 移動した会議の更新をすべての出席者に送信し、各出席者の予定表に正しい時刻が反映されるようにします。
  4. すべての単独の予定を手動で移動します。
  5. タイム ゾーンの延長期間内に設定されている定期的な予定をすべて手動で移動します。
今後、複数の月に設定される予定表アイテムを作成した場合は、今後のすべてのタイム ゾーンの延長期間に関して同じ手順を実行することが必要になる場合があります。このため、タイム ゾーン データ更新ツールを使用して予定表を修正することをお勧めします。

重要 :予定表を手動で更新する場合は、タイム ゾーン データ更新ツールを実行しないでください。タイム ゾーン データ更新ツールも実行すると、手動で更新したアイテムがさらに修正される場合があります。代わりに、DST の延長期間が過ぎるまで待ってからツールを実行すると、将来に設定されているアイテムをすべて自動で修正できます。これを行った場合は、次回の DST の延長期間に関して手動で修正を行う必要はありません。

予定表の更新後に定期的なアイテムの例外が失われることがある

タイム ゾーン データ更新ツールを実行する前に、例外がある定期的なアイテムは、将来の例外についてのみ更新されることに注意してください。

: "例外" という用語は、定期的なパターンとは異なる形に変更された定期的な個別のアイテムを指しています。

定期的なアイテムの例外のうち過去の日付のものは、タイム ゾーン データ更新ツールを使用すると失われます。過去の例外の情報を保存する必要がある場合は、定期的なアイテムを手動で更新することをお勧めします。

Outlook におけるさまざまなシナリオ

予定は、以前のタイム ゾーン規則に準拠して作成される場合も、Windows のタイム ゾーン規則が更新された後に作成される場合もあります。また、作成された予定が、以前のタイム ゾーン規則が適用されたままのコンピューター上で表示される場合も、新しいタイム ゾーン規則が反映されるように更新されたコンピューター上で表示される場合もあります。

アイテムを表示するコンピューターのタイム ゾーン規則が、アイテムを作成したコンピューターのタイム ゾーン規則と異なる場合、そのアイテムの時刻に 1 時間のずれが生じます。たとえば、以前のタイム ゾーン規則を使用して予定を作成し、新しいタイム ゾーン規則に準拠してその予定を表示した場合、予定の時刻が 1 時間ずれます。

考えられる 4 つのシナリオと、それらのシナリオで必要になる対策を次の表に示します。
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シナリオ 1以前の DST 規則に準拠して作成され、以前の DST 規則に準拠して表示される予定表アイテム
環境新しいタイム ゾーン規則に対応するようにオペレーティング システムが更新されていません。この問題は、Microsoft Update から更新プログラムを受信しておらず、DST への対応を行っていない場合に発生する可能性があります。
状況DST の変更が反映されるように更新されていないコンピューター上で、DST の延長期間中の予定が作成されました。さらに、DST の変更が反映されるように更新されたコンピューター上の Outlook で会議や予定を表示します。
結果予定表アイテムは正しい時刻で表示されますが、DST の延長期間中、コンピューターのシステム時刻には、1 時間のずれが生じます。
対策新しい DST 規則が反映されるように Windows を更新します。ユーザーは Windows 更新プログラムをインストールした後、タイム ゾーン データ更新ツールを実行する必要があります。
この更新プログラムの詳細については、以下の Microsoft Update Web サイトを参照してください。
http://update.microsoft.com/microsoftupdate/v6/default.aspx
関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
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シナリオ 2以前の DST 規則に準拠して作成され、以前の DST 規則に準拠して表示される予定表アイテム
環境オペレーティング システムは新しい DST 規則に対応するように更新しましたが、まだタイム ゾーン データ更新ツールを実行しておらず、以前の DST 規則に準拠して作成された予定への対応を行っていません。

このシナリオでは、引き続き、新しい DST 規則に対応するように更新されていないモバイル デバイスやその他のコンピューターを使用して新しい予定表アイテムが作成される可能性があります。しかし、予定表アイテムは更新済みのコンピューター上で表示されます。
状況DST の延長期間内の予定表アイテムが、以前の DST 規則に準拠するデバイス上で以前に作成されました。しかし、新しい DST 規則が反映されるように更新されたデバイス上でこれらのアイテムが表示されます。
結果DST の延長期間中、自分が開催者になっている予定表アイテムの時刻に 1 時間のずれが生じます。自分が出席者になっている会議は、Outlook で正しいローカル時刻に設定されない可能性があります。
対策タイム ゾーン データ更新ツールを実行して、ユーザーが開催者になっている予定および会議を更新し、新しい DST 規則を反映します。会議の更新は、他の出席者に自動的に送信されます。

DST の延長期間中は、新しいタイム ゾーン規則が反映されるようにコンピューターやモバイル デバイスを更新するまで、他のコンピューターやモバイル デバイスなどから新しい予定表アイテムを作成しないようにします。

DST の延長期間中に開催され、自分が出席者である会議について、会議の開催者による更新が行われていないことがあります。その場合は、開催者に直接連絡して時刻を確認します。
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シナリオ 3新しい DST 規則に準拠して作成または更新され、以前の DST 規則に準拠して表示される予定表アイテム
環境システムを更新して新しい DST 規則を反映したユーザーが、DST の延長期間中に開催される会議出席依頼を送信しましたが、受信者は、使用するコンピューターを新しい DST 規則に対応するように更新していません。

または、受信者はコンピューターを更新して新しい DST 規則を反映し、タイム ゾーン データ更新ツールを実行しましたが、新しい DST 規則が反映されるように更新されていない別のコンピューターまたはモバイル デバイスで会議や予定を表示しています。
状況新しい DST 規則を使用するように更新されたコンピューター上で予定および会議が作成されていますが、新しい DST 規則を使用するように更新されていないコンピューター上で予定や会議を表示しています。
結果DST の延長期間中、自分が開催者になっている予定および会議の時刻に 1 時間のずれが生じます。自分が出席者である会議は、Outlook で正しいローカル時刻に設定されない可能性があります。
対策コンピュータおよびモバイル デバイスに Windows DST 更新プログラムを適用します。
元に戻す全体を表示する
シナリオ 4新しい DST 規則に準拠して作成または更新され、新しい DST 規則に準拠して表示される予定表アイテム
環境 新しい DST 規則が反映されるようにコンピューター上の Windows を更新し、タイム ゾーン データ更新ツールを実行して、以前作成した予定表アイテムを更新しました。
新しい DST 規則が反映されるように、予定表アイテムの表示や作成に使用する他のコンピューターおよびモバイル デバイスを更新しました。

このユーザーが出席者になっている会議が、会議の開催者によって更新されました。この会議の開催者は、DST 2007 規則が反映されるようにシステムを更新済みです。
状況以前の DST 規則を使用しているユーザーによって予定表アイテムが作成され、タイム ゾーン データ更新ツールを使用して更新されました。または、新しいタイム ゾーン規則が反映されるように Windows を更新してから予定が作成され、新しい DST 規則に対応するように更新されたコンピューター上で表示されます。
結果すべての期間において正しい時刻で予定表アイテムが表示されます。
対策対処は必要ありません。

メキシコのタイム ゾーンで作成される予定表アイテムがツールで検出されない

メキシコでは、2007 年に米国で実施された DST の変更を導入していませんが、米国の 5 つのタイム ゾーンのうち 3 つがメキシコと重なっています。具体的には、太平洋標準時、山地標準時、および中部標準時の各タイム ゾーンです。

この結果、同じ "GMT" 修飾子を持つ新しいタイム ゾーンが生まれました。たとえば、DST 更新プログラムを Windows に適用すると、以下の "GMT -08:00" タイム ゾーンが存在することになります。
  • (GMT-08:00) 太平洋標準時 (米国およびカナダ)
  • (GMT-08:00) ティファナ、バハカリフォルニア
ティファナにいるユーザーにとっては、[(GMT-08:00) ティファナ、バハカリフォルニア] が Windows の基本タイム ゾーンになります。

次のような状況を考えます。
  • メキシコのティファナに住むユーザーが、居住地のタイム ゾーンとして [(GMT-08:00) 太平洋標準時 (米国およびカナダ); ティフアナ] を設定しています。次の予定表アイテムが、DST の延長期間中に 2007 年より前の DST 規則、および Outlook 2000、Outlook 2002、Outlook 2003 のいずれかを使用して作成されます。
    • 単独の予定
    • 定期的な予定
    • 単独の会議出席依頼または定期的な会議出席依頼
  • コンピューターの Windows が、2007 年の DST 規則の変更を反映するように更新されます。Windows のタイム ゾーンは、ティファナのタイム ゾーンと一致するように [(GMT-08:00) ティファナ、バハカリフォルニア] に変更されます。

    : 2007 年の DST の変更に対する更新プログラムがインストールされている場合、ユーザーのタイム ゾーンが自動的に移動される可能性があります。この処理により、この手順は不要になります。
  • タイム ゾーン データ更新ツールが実行されます。ユーザーは以下の設定を含めることで、以前に作成された予定表アイテムに対処します。
    • [Original Time Zone] をクリックして [(GMT-08:00) ティファナ、バハカリフォルニア] を選択します。
    • [OK] をクリックします。
このシナリオでは、タイム ゾーン データ更新ツールで予定表アイテムが検出されません。また、次のメッセージが表示されます。
No appointments, meetings or reminders were found that need to be moved to the new time zone.
ただし、対応は不要です。メキシコでは 2007 年の DST の変更を実施していないため、アイテムを更新する必要はありません。

上記の表のシナリオは、オペレーティング システムを更新し、タイム ゾーン データ更新ツールをローカル コンピューター上で実行した後でも、引き続き予定表アイテムに誤った時刻が反映される場合について説明したものです。特に、次の場合に注意を払う必要があります。
  • オペレーティング システムを更新しておらず、タイム ゾーン データ更新ツールを実行していない開催者から送信された会議の出席者である場合
  • 新しい DST 規則を反映するように更新されていないコンピューターまたはモバイル デバイス上で予定表アイテムを表示する場合
タイム ゾーン データ更新ツールは、ユーザーがタイム ゾーン規則の変更に対応できるようにするために用意されていますが、自分の予定表が正しいかどうかを判断できるのはそのユーザーだけです。ユーザーに、この問題への注意を促し、影響を受ける予定を慎重に確認するように知らせる必要があります。また、ユーザー自身の時刻、およびその他すべての出席者の時刻が正しいことを確認する必要があります。予定や会議出席依頼の本文に時刻を記入するなど、別途、注意を促すことや連絡を行うことも、この問題に対処するうえで有効です。

タイム ゾーンの変更の影響を受けないタイム ゾーン内のユーザーに関する考慮事項

タイム ゾーンの変更の影響を受けないタイム ゾーン内のユーザーは、技術的には、サポート技術情報の資料 933360 に記載されている Windows の累積的なタイム ゾーン更新プログラムをインストールする必要はありません。しかし、Windows の累積的なタイム ゾーン更新プログラムは、地域に関係なくインストールすることをお勧めします。一部のアプリケーションでは、世界の他の場所で発生するイベントの日付と時刻の計算を実行するために、ローカルのタイム ゾーン データベースを使用するものがあります。このため、コンピューターがタイム ゾーンの変更の影響を受けるタイム ゾーン内にあるかどうかに関係なく、すべてのコンピューターを上記の更新プログラムで更新する必要があります。作業が国内に限定されていないユーザーは、タイム ゾーンの変更の影響を受けるタイム ゾーンにかかわる処理を実行する可能性があります。そのような状況の一般的な例としては、次のようなものがあります。
  • ユーザーがアクセスを委任する場合
  • ユーザーが別の Exchange ユーザーの予定表を表示する場合
  • ユーザーがノート パソコンを持って、ホーム タイム ゾーンの変更の影響を受けるタイム ゾーンに移動する場合
  • 影響を受けるタイム ゾーン内にいる他のユーザーから受信した会議により、受信者が延長期間中に 2007 年の新しいタイム ゾーン規則を使用する必要がある場合
Windows の累積的なタイム ゾーン更新プログラムのインストールでは、インストール自体の他には特に面倒な操作や手順は必要ありません。タイム ゾーン規則の変更の影響を受けないタイム ゾーンにいる場合は、自分の予定表を更新する必要はありません。したがって、Exchange 管理者から特に実行の指示がない限り、追加の手順を実行する必要はありません。

タイム ゾーン データ更新ツールのインストール方法と使用方法

これを実行するには、次の手順を実行します。
  1. Windows を更新して、新しい DST 規則を適用します。この更新プログラムは、Windows Update Web サイトから入手できます。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
  2. タイム ゾーン データ更新ツールをインストールします。

    : インストールには、対象となるコンピュータの管理者の資格情報が必要です。

    Windows XP Service Pack 2 (SP2) を実行しているコンピュータにタイム ゾーン データ更新ツールをインストールして実行する場合は、次の問題に注意してください。
    • 標準ユーザーのアクセス許可を持つユーザーが OutlookTimeZoneMove.exe ファイルをダブルクリックしてツールをインストールすると、次のエラー メッセージが表示されます。
      Time Zone Data Update Tool for Microsoft Office Outlook
      特権が不十分なため、このコンピューターのすべてのユーザーが使用できるようにアプリケーションをインストールすることはできません。管理者としてログオンし、再度インストールしてください。
    インストールを続行するには、ローカル管理者またはドメイン管理者が正しい資格情報を入力する必要があります。タイム ゾーン データ更新ツールのインストール後は、標準ユーザーのアクセス許可を持つユーザーが、自分のメールボックスに対してツールを実行できます。

    Windows Vista を実行しているコンピュータにタイム ゾーン データ更新ツールをインストールして実行する場合は、次の問題に注意してください。
    • 標準ユーザーのアクセス許可を持つユーザーが OutlookTimeZoneMove.exe ファイルをダブルクリックしてツールをインストールすると、次のメッセージが表示されます。
      プログラムを続行するにはあなたの許可が必要です
      あなたが開始したプログラムである場合は、続行してください。続行するには管理者アカウントのパスワードを入力して、[OK] をクリックしてください。
    インストールを続行するには、ローカル管理者またはドメイン管理者が正しい資格情報を入力する必要があります。タイム ゾーン データ更新ツールのインストール後は、標準ユーザーのアクセス許可を持つユーザーが、自分のメールボックスに対してツールを実行できます。
  3. タイム ゾーン データ更新ツールは、Windows の [スタート] メニューから起動できます。このツールは、[すべてのプログラム] - [Microsoft Office Outlook ツール] - [タイム ゾーン データ更新ツール] - [タイム ゾーン夏時間更新モード] にあります。

    デフォルトでは、ツールが起動すると、デフォルトのメールボックスが選択され、オペレーティング システムの設定から現在のタイム ゾーンが読み取られて、[Update to reflect changes to Windows time zones] オプションが選択されます。

    作成した会議を新しいタイム ゾーンに移動する場合は、/physicalMove コマンド ライン スイッチを使用する必要があります。

    プロファイル内の別のフォルダに対してツールを実行する場合は、[Custom] をクリックします。

    管理者でないユーザー アカウントで Windows を実行している場合に、管理者の資格情報を入力してそのユーザーに対してタイム ゾーン データ更新ツールを実行した場合、次のエラーが返され、管理者でないユーザーのアイテムは更新されません。
    Microsoft Office Outlook

    プロファイルが作成されていません。コントロール パネルの [メール] アイコンを選択して、新しいプロファイルを作成してください。
  4. [OK] をクリックします。

Outlook がインストールされていないコンピューターでは、タイム ゾーン データ更新ツールは実行できない

タイム ゾーン データ更新ツールには Outlook が必要です。このツールを Outlook がインストールされていないコンピューターにインストールして実行しようとすると、次のメッセージが表示されます。
Microsoft Office Outlook
プロファイルが作成されていません。コントロール パネルの [メール] アイコンを選択して、新しいプロファイルを作成してください。
[OK] をクリックすると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
Change Calendar Time Zone
The server is not available. Contact your administrator if this condition persists.
この問題を解決するには、Microsoft Office Outlook をインストールするか、ユーザーの Outlook プロファイルを作成します。

タイム ゾーン データ更新ツールが正常に終了したかどうかを確認する方法

タイム ゾーン データ更新ツールが正常に終了したかどうかを確認するには、ツールを実行したコンピューターのアプリケーション ログを表示し、次のイベントを探します。

種類: 情報
イベント ソース: TZMOVE
イベント カテゴリ: なし
イベント ID: 32
日付: 日付
時刻: 時刻
ユーザー: 該当なし
コンピューター: ComputerName
説明 :
The Time Zone Data Update tool for Microsoft Office Outlook completed.1 items updated in 'Mailbox - UserName'. Additional information in %Temp%\Outlook Time Zone Update.log.

特定の状況におけるタイム ゾーン データ更新ツールの動作の詳細

Update モード

以下の各プログラムで作成される予定表アイテムに DST 更新処理が与える影響を次の表に示します。
  • Outlook 2003
  • Outlook 2002
  • Outlook 2000
  • Outlook Web Access
  • Exchange Server 2003
  • モバイル デバイス
元に戻す全体を表示する
作成される予定表アイテム影響を受ける予定表アイテムの日付アイテム作成時の Windows のタイム ゾーン更新プログラムの状態タイム ゾーン データ更新ツールによるこの予定表アイテムの検出および更新Outlook タイム ゾーン更新ツールにより実行される操作
単独の予定DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
DST の延長期間内インストール済みなし

: これらの予定は、オペレーティング システム用の DST 更新プログラムの適用後に作成された場合でも、調整対象として表示されます。単独の予定にはタイム ゾーン情報がスタンプされていないため、DST タイム ゾーン データ更新ツールでは、その会議を調整する必要があるかどうかは特定できません。

デフォルトでは、これらのアイテムは選択できません。更新されないようにするには、タイム ゾーン データ更新ツールの [Details] オプションを使用して、これらのアイテムを含めます。

: 予定表アイテムが Outlook 2007 で作成された場合、この条件には該当しません。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
DST の延長期間外該当なしなし
定期的な予定DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。
DST の延長期間内インストール済みなし
DST の延長期間外該当なしなし
過去の単独または定期的な会議該当なし未インストールなし
ユーザー自身が会議の開催者になっている、将来の単独の会議DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。

会議の更新を送信します。
DST の延長期間内インストール済みなし

: これらの会議は、オペレーティング システム用の DST 更新プログラムの適用後に作成された場合でも、調整対象として表示されます。単独の会議にはタイム ゾーン情報がスタンプされていないため、DST タイム ゾーン データ更新ツールでは、その会議を調整する必要があるかどうかは特定できません。

デフォルトでは、これらのアイテムは選択できません。更新されないようにするには、タイム ゾーン データ更新ツールの [Details] オプションを使用して、これらのアイテムを含めます。この情報は、米国の 5 つの定義済みのタイム ゾーンまたは入力テキスト ファイルでユーザーや管理者が明示的に指定したタイム ゾーンに固有の情報です。

: この条件は、Outlook 2007 で作成された予定表アイテムには該当しません。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。

会議の更新を送信します。
DST の延長期間外該当なしなし
ユーザー自身が開催者になっている、将来の定期的な会議 DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
DST の延長期間内インストール済みなし
DST の延長期間外該当なしなし
過去または将来の例外を含む、将来の定期的な会議DST の延長期間内未インストールあり

: 過去の会議の例外に関する更新は送信されません。

: 削除された将来の例外に関する更新は送信されません。これらの更新は定期的な会議の更新に含まれます。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

定期的な会議の更新と、将来の例外すべての更新を送信します。
DST の延長期間内インストール済みなし
DST の延長期間外該当なしなし
メールまたは仕事に設定されたアラームDST の延長期間外該当なしなし
DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
DST の延長期間内インストール済みなし
: これらのアラームは、オペレーティング システム用の DST 更新プログラムの適用後に作成された場合でも、調整対象として表示されます。単独のアラームにはタイム ゾーン情報がスタンプされていないため、DST タイム ゾーン データ更新ツールでは、その会議を調整する必要があるかどうかは特定できません。

デフォルトでは、これらのアイテムは選択できません。更新されないようにするには、タイム ゾーン データ更新ツールの [Details] オプションを使用して、これらのアイテムを含めます。この情報は、米国の 5 つの定義済みのタイム ゾーンまたは入力テキスト ファイルでユーザーや管理者が明示的に指定したタイム ゾーンに固有の情報です。

: この条件は、Outlook 2007 で作成された予定表アイテムには該当しません。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
コマンド ライン パラメータ オプション
/quiet

タイム ゾーン データ更新ツールは、/quiet コマンド ライン パラメータを使用することで quiet モードでインストールできます。これを行うには、以下の手順を実行します。
  1. ツールを /quiet コマンド ライン パラメータで展開します。これによりインストールが実行されますが、インストールが完了してもツールが自動的に起動しません。ツールは、手順 2. で説明するデフォルトの場所にインストールされます。
  2. インストールが完了した後、オペレーティング システムが 32 ビットか 64 ビットかに応じて、以下のコマンド ライン パラメータのいずれかを使用してツールを実行します。
    • 32 ビット オペレーティング システムの場合 :
      “%PROGRAMFILES%\Microsoft Office\Office12\Office Outlook Time Zone Data Update Tool\tzmove.exe” /quiet
    • 64 ビット オペレーティング システムの場合 :
      “%PROGRAMFILES (x86)%\Microsoft Office\Office12\Office Outlook Time Zone Data Update Tool\tzmove.exe” /quiet
quiet モードでタイム ゾーン データ更新ツールを実行すると、プロファイルと既定の予定表とアラーム フォルダーで検出されるすべての内容 (会議のアラーム、仕事のアラーム、フラグ付きメールなど) が更新されます。コンピューター上に複数のプロファイルがある場合は、ツールを対話モードで再度実行し、手動で追加のプロファイルを選択する必要があります。

タイム ゾーン データ更新ツールをインストールすると、コンピューターの一時ディレクトリに "Time Zone Data Update Tool for Microsoft Office Outlook(#).log" という名前でインストール ログ ファイルが作成されます。ツールを実行すると、一時ディレクトリに "Outlook Time Zone Update.log" という名前のログ ファイルが作成されます。この実行ログにはツールの実行のたびに毎回内容が追加で書き込まれ、以前の実行結果は保持されます。更新が必要なアイテムがない場合、警告メッセージは生成されません。また、ログ ファイルの作成や追記も行われません。

コンピュータ上の一時ディレクトリを検索するには、次の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。%temp% と入力し、[OK] をクリックします。
  2. "Time Zone Data Update Tool for Microsoft Office Outlook(#).log" ファイルと "Outlook Time Zone Update.log" ファイルを確認します。
/ONLYRECURRING

/ONLYRECURRING コマンド ライン パラメータ オプションは、選択された予定表の定期的な予定のみを更新する場合に使用します。

/MAXAPPTS

タイム ゾーン データ更新ツールでは DST の延長期間内の Outlook 予定表アイテムのみが更新されます。しかし、管理者が /MAXAPPTS コマンド ライン パラメータを使用した場合、今後の DST の延長期間内および期間外に設定されているすべての予定表アイテムにタイム ゾーン プロパティがスタンプされます。/MAXAPPTS コマンド ライン パラメータの影響を次の表に示します。
元に戻す全体を表示する
作成される予定表アイテム影響を受ける会議の日付 アイテム作成時の Windows タイム ゾーン更新プログラムの状態タイム ゾーン データ更新ツールによるこの会議の検出および更新 タイム ゾーン更新ツールにより実行される操作
単独の予定DST の延長期間内未インストールありこのアイテムは変更されません。
DST の延長期間内インストール済みなし

: これらのアラームは、オペレーティング システム用の DST 更新プログラムの適用後に作成された場合でも、調整対象として表示されます。単独のアラームにはタイム ゾーン情報がスタンプされていないため、DST タイム ゾーン データ更新ツールでは、その会議を調整する必要があるかどうかは特定できません。

デフォルトでは、これらのアイテムは選択できません。更新されないようにするには、タイム ゾーン データ更新ツールの [Details] オプションを使用して、これらのアイテムを含めます。この情報は、米国の 5 つの定義済みのタイム ゾーンまたは入力テキスト ファイルでユーザーや管理者が明示的に指定したタイム ゾーンに固有の情報です。

: この条件は、Outlook 2007 で作成された予定表アイテムには該当しません。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
DST の延長期間外未インストールありアイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします (アイテムは新しい時刻に移行されません)。
DST の延長期間外インストール済みありアイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします (アイテムは新しい時刻に移行されません)。
定期的な予定DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。
DST の延長期間内インストール済みなしアイテムを変更する必要がないため、アイテムは変更対象として表示されません。
DST の延長期間外未インストールありアイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします (アイテムは新しい時刻に移行されません)。
DST の延長期間外インストール済みなしアイテムを変更する必要がないため、アイテムは変更対象として表示されません。
過去の単独の会議DST の延長期間内未インストールなしアイテムに対する操作は実行されません。

: 新しい DST 規則の対象期間が始まってから処理が実行された場合に該当します。
DST の延長期間外未インストールなしアイテムに対する操作は実行されません。
将来の単独の会議DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。

会議の更新を送信します。
DST の延長期間内インストール済みなし

: これらのアラームは、オペレーティング システム用の DST 更新プログラムの適用後に作成された場合でも、調整対象として表示されます。単独のアラームにはタイム ゾーン情報がスタンプされていないため、DST タイム ゾーン データ更新ツールでは、その会議を調整する必要があるかどうかは特定できません。

デフォルトでは、これらのアイテムは選択できません。更新されないようにするには、タイム ゾーン データ更新ツールの [Details] オプションを使用して、これらのアイテムを含めます。この情報は、米国の 5 つの定義済みのタイム ゾーンまたは入力テキスト ファイルでユーザーや管理者が明示的に指定したタイム ゾーンに固有の情報です。

: この条件は、Outlook 2007 で作成された予定表アイテムには該当しません。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。

会議の更新を送信します。
DST の延長期間外未インストールなしアイテムに対する操作は実行されません。
DST の延長期間外インストール済みなしアイテムに対する操作は実行されません。
将来の定期的な会議DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
DST の延長期間内インストール済みなしアイテムに対する操作は実行されません。
DST の延長期間外未インストールなしアイテムに対する操作は実行されません。
DST の延長期間外インストール済みなしアイテムに対する操作は実行されません。
過去または将来の例外を含む、将来の定期的な会議DST の延長期間内未インストールあり

: 過去の会議の例外に関する更新は送信されません。

: 削除された将来の例外に関する更新は送信されません。これらの更新は定期的な会議の更新に含められます。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

定期的な会議の更新と、将来の例外すべての更新を送信します。
DST の延長期間内インストール済みなしアイテムに対する操作は実行されません。
DST の延長期間外未インストールなしアイテムに対する操作は実行されません。
DST の延長期間外インストール済みなしアイテムに対する操作は実行されません。
メールまたは仕事に設定されたアラームDST の延長期間外未インストールなしアイテムに対する操作は実行されません。
DST の延長期間外インストール済みなしアイテムに対する操作は実行されません。
DST の延長期間内未インストールありDST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。
DST の延長期間内インストール済みなし

: これらのアラームは、オペレーティング システム用の DST 更新プログラムの適用後に作成された場合でも、調整対象として表示されます。単独のアラームにはタイム ゾーン情報がスタンプされていないため、DST タイム ゾーン データ更新ツールでは、その会議を調整する必要があるかどうかは特定できません。

デフォルトでは、これらのアイテムは選択できません。更新されないようにするには、タイム ゾーン データ更新ツールの [Details] オプションを使用して、これらのアイテムを含めます。この情報は、米国の 5 つの定義済みのタイム ゾーンまたは入力テキスト ファイルでユーザーや管理者が明示的に指定したタイム ゾーンに固有の情報です。

: この条件は、Outlook 2007 で作成された予定表アイテムには該当しません。
DST の延長期間中はアイテムを 1 時間調整します。

アイテムにタイム ゾーン プロパティをスタンプします。

Move モード

タイム ゾーン データ更新ツールは、2 つの目的に使用できます。このツールを使用して、タイム ゾーン規則の変更に合わせて予定表アイテムを更新できますが、新しいタイム ゾーンに移動するためにこのツールを使用することもできます。
Outlook 予定表のホーム タイム ゾーンを変更する場合
次のいずれかの状況では、Outlook の予定表を別のタイム ゾーンに移動する必要が生じることがあります。
  • 異なるタイム ゾーンに恒久的に移動する場合

    たとえば、ニューヨークからロサンゼルスに移動すると、誕生日などの終日の予定が終日の 1 つのイベント (たとえば、午前 0 時から次の午前 0 時) として表示されずに、太平洋標準時の午後 9:00 から始まって午後 9:00 に終了するようになります。
  • タイム ゾーン規則の変更により、異なるタイム ゾーンに移動する場合

    たとえば、2007 年 11 月にインディアナ州の 5 つの郡が中部標準時から東部標準時に移動しました。また、ベネズエラでは、GMT からのオフセットの異なる新しいタイム ゾーンへの移動を予定しています。この移動は、2007 年末または 2008 年初頭に行われる見込みです。
こうした状況では、オペレーティング システムのタイムゾーンを変更して、Outlook 予定表のホーム タイム ゾーンを更新する必要があります。これを行うと、Outlook 予定表のすべてのアイテムが影響を受けます。Outlook 予定表のアイテムを手動で更新することもできますが、Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールを使用して影響を受けるすべてのアイテムを更新するが、最も効率的で漏れのない方法です。
タイム ゾーンの移動操作とタイム ゾーンの更新操作の相違点
Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールによるタイム ゾーン間の移動は、更新されたタイム ゾーンの定義に基づいた Outlook 予定表の再配置に似ています。この操作は、この資料に記載されています。

具体的には、ツールを実行して自分が作成した影響を受ける予定表のすべてのアイテムを更新します。また、この処理では、自分が作成した会議の各出席者に更新が送信されます。ただし、タイム ゾーンの移動操作とタイム ゾーンの更新操作には、いくつかの重要な相違点があります。以下に主な相違点を列挙します。
  • Exchange のタイム ゾーン データ更新ツールでは、タイム ゾーン間での移動をサポートしていません。そのため、タイム ゾーンの移動操作を実行するには、Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールを使用する必要があります。
  • Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールで利用可能な特別なコマンド ライン オプションの中には、タイム ゾーンの移動操作を実行する場合にサポートされないものがあります。たとえば、/ONLYRECURRING オプションはサポートされていません。次の表は、タイム ゾーンの移動操作でサポートされるコマンド ライン オプションを示しています。
    元に戻す全体を表示する
    コマンド ライン オプションタイム ゾーンの移動操作でサポートされるか ?
    /FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATESはい
    /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATESはい
    /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATES[:MaxDepth]はい
    /ONLYCREATEDPREPATCH:yyyy-mm-ddThh:mm:ssZいいえ
    /REPORTINGMODEはい
    /ONLYRECURRINGいいえ
    /MAXAPPTSいいえ
    /SENDRESOURCEUPDATESはい
    /IGNOREPATCHDATEいいえ
  • 更新プログラムの日付の概念は、オペレーティング システム上でローカル タイム ゾーンが変更された時間によって置き換えられます。これは、ユーザーが Windows で現在のタイム ゾーン設定を変更した時間です。したがって、/ONLYCREATEDPREPATCH オプションなどのコマンド ライン オプションのサポートはありません。このため、新しいタイム ゾーンに移動したコンピューターから新しい予定表アイテムを作成する前に、再配置を行うことをお勧めします。
  • [スタート] メニューから [タイム ゾーン完全移動モード] を使用して、Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールを実行する必要があります。
  • または、/PHYSICALMOVE コマンド ライン オプションを使用して、Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールを実行することもできます。
移動操作を実行するには
タイム ゾーンの移動操作を実行するには、次の手順を実行します。
  1. 移動先のタイム ゾーンをサポートするのに必要なオペレーティング システムのすべての更新プログラムを適用します。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    914387 2007 年の米国の夏時間を構成する方法
  2. コンピューターのタイム ゾーンを移動先のタイム ゾーンに変更します。
  3. Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールをダウンロードしてインストールします。このツールは、次のマイクロソフト Web サイトから入手できます。
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=e343a233-b9c8-4652-9dd8-ae0f1af62568
  4. [スタート] メニューで、[すべてのプログラム] - [Microsoft Office Outlook ツール] - [タイム ゾーン データ更新ツール] から [タイム ゾーン完全移動モード] を選択します。または、コマンド ライン オプション /PHYSICALMOVE を使用してツールを起動します。これを行うには、使用しているオペレーティング システムに応じて、次のいずれかのコマンドを使用します。
    • 32 ビット オペレーティング システムの場合は、次のコマンドを実行します。
      "%PROGRAMFILES%\Microsoft Office\Office12\Office Outlook Time Zone Data Update Tool\tzmove.exe" / PHYSICALMOVE
    • 64 ビット オペレーティング システムの場合は、次のコマンドを実行します。
      "%PROGRAMFILES(x86)%\Microsoft Office\Office12\Office Outlook Time Zone Data Update Tool\tzmove.exe" / PHYSICALMOVE
  5. 表示される [予定表のタイム ゾーンの変更] ダイアログ ボックスで、[元のタイム ゾーン] 一覧から元のタイム ゾーンをクリックし、[新しいタイム ゾーン] 一覧から移動先のタイム ゾーンをクリックして、[OK] をクリックします。

    : 既定では、Outlook 予定表と Outlook アラーム フォルダー内の影響を受けるすべてのアイテムが更新されます。追加の予定表内のアイテムや個人用フォルダー (PST) ファイル内のアイテムなどの追加アイテムを更新する場合は、[カスタム] をクリックして、該当するフォルダーを選択します。
  6. ツールの残りの手順を実行して、アイテムを新しいタイム ゾーンに移動します。これらの手順は、タイム ゾーン更新モードでツールを実行する手順と同様です。
タイム ゾーンの移動操作での /Quiet オプションの使用
Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールの V3 以降では、/Quiet オプションを /PHYSICALMOVE オプションと共に使用することができます。この操作を行うと、ユーザーの予定表のホーム タイム ゾーンと現在選択されている OS のタイム ゾーンが元のタイム ゾーンと新しいタイム ゾーンとして自動的に選択されて、タイム ゾーンの移動操作がサイレント モードで実行されます。
タイム ゾーン移動操作での元のタイム ゾーンと新しいタイム ゾーンの指定
また、/TO: オプションや /FROM: オプションを使用して、タイム ゾーン移動操作で既定と異なる元のタイム ゾーンと新しいタイム ゾーンを指定することもできます。このオプションは、次の形式で使用します。
/PHYSICALMOVE /TO:<TIMEZONE_REGISTRYNAME>
/PHYSICALMOVE /FROM:<TIMEZONE_REGISTRYNAME>
タイム ゾーンのレジストリ名は、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Time Zones\ の下にあるレジストリのいずれか ("Afghanistan Standard Time"、"E. Africa Standard Time"、"Pacific Standard Time" など) になります。これら 2 つのオプションも、次の形式でまとめて使用できます。
/PHYSICALMOVE /TO:<TIMEZONE_REGISTRYNAME>/FROM:<TIMEZONE_REGISTRYNAME>
: /TO: および /FROM: オプションは、/QUIET オプションと組み合わせて使用することもできます。
管理者向けの関連情報
「移動操作を実行するには」に記載された手順を使用してツールを実行する他に、以下の操作を実行すると効率的に移動操作を行うことができます。
  • 移動操作を実行するたびに OutlookTimeZoneMove.exe プログラムをダウンロードしてインストールするのではなく、OutlookTimeZoneMove.exe ファイルのローカル コピーを作成します。この場合は、/QUIET コマンド ライン オプションを使用して、Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールをインストールします。このようにすると、インストール後にツールが自動的に起動することはありません。そのため、[キャンセル] をクリックしてプログラムを終了する必要がありません。
  • Quiet モードでツールをインストールしたあとで、タイム ゾーン移動モードでツールを自動的に起動します。
以下は、これらの処理を実行するのに使用できるバッチ (.bat) ファイルの例です。
@echo off <path of OutlookTimeZoneMove.exe>\OutlookTimeZoneMove.exe /quiet "%PROGRAMFILES%\Microsoft Office\Office12\Office Outlook Time Zone Data Update Tool\OutlookTimeZoneMove.exe" /physicalMove @echo on 
このバッチ ファイルでは、次の処理が実行されます。
  • <path of OutlookTimeZoneMove.exe> を次のマイクロソフト Web サイトから入手した OutlookTimeZoneMove.exe ファイルのパスに置き換えます。
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=e343a233-b9c8-4652-9dd8-ae0f1af62568
  • 64 ビット オペレーティング システムで .bat ファイルを実行する場合は、コマンド ラインを変更します。このコマンド ラインは、32 ビット オペレーティング システムで Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールの既定のインストール場所を使用するように構成されています。
: この .bat ファイルを実行するには管理者権限が必要です。

Reporting モード

Outlook タイム ゾーン データ更新ツールによって行われる変更を参照するには、/REPORTINGMODE オプションを使用します。このオプションを使用すると、計画時に使用できるログが作成されます。/REPORTINGMODE オプションでは変更は行われませんが、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを Reporting モードで実行しなかった場合に変更されるアイテムを記録し、それらのアイテムをアプリケーション ログに出力します。

追加のコマンド ライン

このツールでは、追加のコマンド ラインが提供されています。ただし、これらの各オプションには、特別な注意を払う必要があります。制御された、非運用環境で十分にテストしてから、実際のユーザー データで使用することをお勧めします。それにより、それぞれの動作を完全に理解できます。さらに、それぞれの最終結果も理解できます。

シナリオ

コマンド ライン オプションとその使用法

Windows のタイム ゾーン更新プログラムを適用した後に作成された単独のアイテムが再配置されないようにするために、次の 2 つのコマンド ライン オプションを使用できます。また、/ONLYCREATEDPREPATCH ロジックを使用して再配置を回避する、新しいデフォルトの動作が追加されました。
  • /ignorePatchDate
    このオプションを使用すると、オペレーティング システムの更新プログラムの日付を検出せずに tzmove を実行できます。そのため、すべての予定に対して再配置の確認が行われます。このオプションを使用すると、前の既定の動作に戻って、更新プログラムのインストール日付の情報が無視されます。
  • /ONLYCREATEDPREPATCH: UTC date and time

    このオプションでは、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールが、以下を再配置するように構成されます。
    • すべての定期的なアイテム
    • 特定の日付より前に作成された単独のアイテム
    • KB 入力ファイルで指定されている「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) ID の日付より前に作成された単独のアイテム
    UTC の日時は次の形式で指定する必要があります。
    /ONLYCREATEDPREPATCH[: yyyy-mm-ddThh:mm:ss Z]
    コマンド ラインの例は次のとおりです。
    /ONLYCREATEDPREPATCH:2007-02-16T12:00:00Z
  • 上記のオプションは、/FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES (SuppressAll) コマンド ライン オプションまたは /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATES (SuppressExchange) コマンド ライン オプションと共に使用することができます。/ONLYCREATEDPREPATCH を使用する場合は、時間を指定する必要があります。時間を指定しない場合、複数のコンピューターでの動作が予測不可能になります。使用する場合の正しい構文は、次のようになります。

    /ONLYCREATEDPREPATCH:2007-02-16T12:00:00Z /FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES

    /IGNOREPATCHDATE /FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES
シナリオ 1 の問題

上記のコマンド ライン オプションを使用してシナリオ 1 に対処する場合は、次の問題と制限に注意する必要があります。
  • タイム ゾーンの更新プログラムがオペレーティング システムにインストールされており、その更新プログラムのレジストリ値が失われているか不適切な場合、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールでは、その更新プログラムが適切に検出されません。この場合、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールによってアプリケーション ログにイベントが記録されます。
  • システムのタイム ゾーンの更新を手動で行った場合、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールでは、その更新操作を検出できません。たとえば、次のサポート技術情報の資料で説明されている手順を実行した場合、コマンド ライン オプションでも Outlook タイム ゾーン データ更新ツールでも、その更新操作が検出されません。
    914387 2007 年の米国の夏時間を構成する方法
  • Windows Vista には組み込みの動的なタイム ゾーンが含まれているため、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールで検出できる更新プログラムは存在しません。
  • レジストリには、更新プログラムがインストールされた日付のみが登録され、インストールされた時刻は登録されません。再配置は、更新プログラムがインストールされた日付より前の UTC 時刻に作成されたアイテムに対して行われます。そのため、更新プログラムを適用した日と同じ日の、更新プログラムを適用する前の時刻に作成されたアイテムについては、再配置が行われません。再配置が必要なアイテムであっても、再配置は行われません。
  • 次のような状況で問題が発生します。
    1. DST 更新プログラムをオペレーティング システムにインストールする前に、単一インスタンスの予定表アイテムを作成します。この予定表アイテムでは、以前の DST 規則を使用しています。
    2. DST 更新プログラムをオペレーティング システムにインストールします。この時点で、システムで新しいタイム ゾーン規則が使用されるようになります。
    3. 新しい DST 規則を使用して予定表アイテムを手動で更新します。
    4. Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行します。
    5. 単独の予定表アイテムが、不適切な時刻に再配置されます。
    この状況では、/ONLYCREATEDPREPATCH オプションを使用した場合、またはデフォルトの動作を実行した場合に、単独の予定表アイテムが再配置されます。これは、DST 更新プログラムをオペレーティング システムにインストールする前に単独の予定表アイテムを作成したためです。このアイテムは、手動で更新した場合でも再配置されます。
  • 異なるタイム ゾーン規則を使用する複数のユーザーから影響を受けるアイテムは、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールでは更新できません。たとえば、次のような状況を想定します。
    • 委任されたユーザー (代理人) が以前の DST 規則を使用しています。代理人の上司は新しい DST 規則を使用しています。Windows タイム ゾーン更新プログラムが上司のコンピューターにインストールされた時刻と、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールが実行された時刻の間に、代理人が上司の予定表にアイテムを作成します。この場合、代理人が作成したアイテムは更新されません。
    • 以前の DST 規則を使用するクライアント コンピューターを使用しています。その後、新しい DST 規則を使用する他のクライアント コンピューターを使用します。以前の DST 規則を使用しているクライアント コンピューターでアイテムを作成し、その後、新しい DST 規則を使用しているクライアント コンピューターで Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行します。この場合、以前の DST 規則を使用して作成されるアイテムは、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールによって更新されません。
    • 以前の DST 規則に従って、モバイル デバイス、またはアイテムを作成するプログラムを使用してアイテムを作成します。このアイテムは、新しい DST 更新プログラムのインストール後、再配置が行われる前に作成されています。この場合、このアイテムは以前の DST 規則を使用して作成されますが、予定表では新しい DST 規則が使用されているので、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行しても、アイテムは再配置されません。
  • 次のような状況で問題が発生します。
    1. エンドユーザーが新しい Windows タイム ゾーン更新プログラムをインストールします。
    2. 新しい DST 規則を使用する単一インスタンス アイテムをいくつか作成します。
    3. ユーザーが Windows タイム ゾーン更新プログラムをアンインストールします。
    4. 以前の DST 規則を使用するアイテムをさらに作成します。
    5. Windows タイム ゾーン更新プログラムを再インストールします。
    6. Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行します。
    この場合、レジストリに表示される更新プログラムのインストールの日付より前に、新しい DST 規則を使用するアイテムがいくつか作成されます。これらのアイテムは、不適切な時刻に再配置されます。
状況 2: 予定表アイテムを強制的に再配置する、またはタイム ゾーンの再配置による予定表の更新を無効にする
ここでは、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを使用して予定表アイテムを再配置した結果と、タイム ゾーンの再配置によって発生する予定表の更新を無効化した結果を簡単に分析します。

コマンド ライン オプションとその使用法

次の 2 つのコマンド ライン オプションを Outlook タイム ゾーン データ更新ツールと共に使用すると、再配置操作の結果として発生する予定表の更新を無効にできます。
  • /FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES

    この資料では、このオプションを "SuppressAll" と呼びます。SuppressAll は、タイム ゾーン プロパティが存在しない場合にすべての単独アイテムを再配置する際に使用します。また、以前の DST 規則を使用して作成された定期的なアイテムを再配置する場合にも使用します。この再配置は、すべての開催者について行われます。このモードでは、どのような場合も更新が送信されません。
  • /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATES

    この資料では、このオプションを "SuppressExchange" と呼びます。SuppressExchange は、タイム ゾーン プロパティが存在しない場合にすべての単独アイテムを再配置する際に使用します。また、以前の DST 規則を使用して作成された定期的なアイテムを再配置する場合にも使用します。この再配置は、すべての開催者について行われます。

    このオプションを使用すると、会議の開催者がツールを実行し、Exchange 以外の出席者にのみ更新が送信される場合のみ、更新は送信されます。Exchange 出席者か Exchange 以外の出席者かは、各出席者の PR_ADDR_TYPE プロパティを調べることによって特定されます。このプロパティの値が、有効な PR_EMS_AB_TARGET_ADRESS を持つ SMTP または EX と等しくない場合、その出席者は対象とされず、更新が送信されません。この操作では、Exchange 以外の出席者の検出によってオーバーヘッドが増加するため、多くのリソースが消費されます。また、出席者が配布リストで指定されている場合は、Exchange 以外の出席者が含まれているかどうかを確認するために、すべての配布リストが展開されます。デフォルトでは、配布リストの出席者および入れ子になった配布リストの出席者がすべて展開され、調べられます。

    配布リストの展開の深さは、MaxDepth オプションを使用して制限できます。MaxDepth には、展開する配布リストの最大の深さを表す 0 〜 9999 の任意の数値を指定できます。MaxDepth を 0 に設定すると、最上位の受信者のみが処理されます。このオプションは、次の形式で使用します。
    /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATES: MaxDepth
    コマンド ラインの例は次のとおりです。
    /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATES:2
両方のコマンド ライン オプションを使用した場合、SuppressAll が SuppressExchange より優先されます。

: タイム ゾーン更新モードでは、これらのオプションは /ONLYCREATEDPREPATCH: <UTC date/time> または /IGNOREPATCHDATE コマンド ライン オプションと一緒に使用することがあります。タイム ゾーン移動モードでは、これらのオプションは /ONLYCREATEDBEFORE: <UTC date/time> オプションと一緒に使用することがあります。

シナリオ 2 の問題

SuppressAll オプションと SuppressExchange オプションを使用する場合に考慮する必要がある問題の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/gp/cp_dst
追加の注意事項の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
941018 Exchange 予定表更新ツールを使用して夏時間に対応する方法
さらに、SuppressAll コマンド ライン オプションと SuppressExchange コマンド ラインを使用する場合は、次の問題を考慮します。

: 次の一覧は完全ではありません。この一覧には、現在確認されている問題が記載されていますが、今後、他の問題も発見される場合があります。
  • アイテムにタイム ゾーン プロパティが含まれていない場合、Outlook では、基になるタイム ゾーンを判断できません。たとえば、この問題は単独のアイテムの場合に発生します。Outlook では、更新される予定表アイテムを、メールボックスが基準としているタイム ゾーンに基づいて判定します。メールボックスの情報がない場合は、クライアント コンピューターのオペレーティング システムが基準としているタイム ゾーンに基づいて判定します。このため、会議の開催者が自身のアイテムを再配置する方がよい場合があります。
  • 各ユーザーが、DST 変更によって異なる影響を受けるタイム ゾーンを使用している場合があります。たとえば、会議の開催者が使用するタイム ゾーンではアイテムが再配置され、受信者が使用する別のタイム ゾーンではアイテムが再配置されない場合、この状況が発生します。次のような状況で発生する問題について説明します。
    • 太平洋標準時ゾーンに含まれているユーザーが、アリゾナまたはハワイなどの DST に準拠していない地域の出席者が含まれる会議の開催をスケジュールしました。開催者の予定表が再配置されると、その会議は 1 時間ずれます。SuppressAll オプションまたは SuppressExchange オプションのいずれかを使用して再配置を行った場合、DST に準拠していないタイム ゾーンの受信者には更新が送信されません。そのため、出席者の予定表に 1 時間のずれが生じ、その出席者が会議に 1 時間遅刻する可能性があります。
    • あるリソースが、それぞれ異なるタイム ゾーンを使用する複数の開催者によって更新されます。DST に準拠するタイム ゾーンの開催者もいますが、DST に準拠しないタイム ゾーンの開催者もいます。SuppressAll オプションと SuppressExchange オプションのロジックは、リソース アカウントのタイム ゾーン情報に基づいているため、開催者のタイム ゾーン情報と一致しない場合があります。この場合、会議が期待どおりに再配置されない場合があります。そのために、予測できない動作が発生する場合があります。

      : リソースの予定表を使用した場合、本質的な理由から、異なる DST に準拠するタイム ゾーン間で発生する可能性がある予期しない動作が発生しやすくなります。会議用の器材など、会議室以外の、固有のタイム ゾーンを持たないリソースの場合、特にこの状況が顕著です。
  • この解決方法を組織内のすべてのメールボックスに対して使用する必要があります。SuppressAll オプションと SuppressExchange オプションは、他の方法と共に使用することはできません。更新が送信されないため、この解決方法は、再配置される各ユーザーの予定表に依存します。この解決方法を使用しないメールボックスが組織内に存在すると、一部のユーザーのアイテムが再配置されない場合があります。
  • 更新が出席者に送信されないため、追跡は正確ではありません。各会議には、同じアイテムに対する別の要求または返答の期限が切れているかどうかを検出するために、開催者および出席者が使用するタイム スタンプが付与されます。要求と返答は、送信された順序と同じ順序で受信されない場合があるため、タイム スタンプが必要です。また、要求と応答は、受信された順序とは異なる順序で処理される場合があります。ForceRebase オプションによって更新されるのは、開催者のアイテムのタイム スタンプのみです。これにより、出席者は必ず開催者から更新を受信するようになります。ただし、この動作により、開催者は返答の期限が切れたと見なすことになるため、出席者からの返答を追跡できなくなります。

    たとえば、次のような状況で問題が発生します。
    • 開催者が以前の DST 規則を使用して、開催日が新しく拡張された DST 2007 の差分期間内である会議出席依頼を送信します。開催者と出席者が新しい DST 規則を使用して各自のオペレーティング システムを更新します。Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを SuppressAll オプションを指定して実行します。出席者が、開催者によって処理される返答を送信します。この場合、予定表アイテム上ではこの返答が追跡されません。さらに、次のメッセージが情報バーに表示されます。
      出席者がこの返答を送信した後に、会議は変更されました。
      更新プログラムを実行した後、出席者が別のユーザーに会議を転送し、そのユーザーが会議を承諾した場合、そのユーザーは会議に追加されません。そのため、開催者が更新を送信しても、会議を転送されたユーザーはその更新を受信しません。
  • GAL エントリの SMTP アドレスを使用する個人用配布リストから更新が送信されます。送信は、SuppressExchange オプションを使用する場合にも行われます。グローバル アドレス一覧 (GAL) で [連絡先フォルダーに追加] をクリックするか、GAL の任意のユーザーを個人用配布リストに追加すると、Outlook では、EX アドレスではなく、そのエントリの SMTP アドレスが使用されます。Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを SuppressExchange オプションを指定して実行した場合、これらのユーザーに更新が誤って送信されます。

    たとえば、次のような状況で問題が発生します。
    • GAL で [連絡先フォルダーに追加] をクリックして作成した連絡先が、メールボックスに含まれています。または、GAL から作成された個人用配布リストが、メールボックスに含まれています。会議出席依頼をこの連絡先または個人配布リストに送信した後、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを SuppressExchange オプションを指定して実行します。Outlook タイム ゾーン データ更新ツールによりこの会議は再配置され、内部の受信者も含め、更新が受信者に送信されます。タイム ゾーン プロパティが含まれていない単独の会議の場合、内部の受信者である出席者は更新を受信して処理します。しかし、この受信者がその後 Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行すると、再度そのアイテムが再配置される場合があります。受信者は 2 度目の再配置が行われたことを知らず、会議に出席できない場合があります。
    内部の受信者の SMTP アドレスを確認する方法の例を以下に示します。
    • [連絡先フォルダに追加] をクリックして、同僚の携帯電話番号を追加します。
    • SMTP バージョンの内部アドレスを直接 [宛先] ボックスに入力します。これにより、SMTP アドレスが Outlook のニックネーム キャッシュに追加されます。このニックネーム キャッシュは、オートコンプリート機能で常に最初に使用されます。
    • 名前解決は、連絡先フォルダーを最初に解決し、その次に GAL を解決するように設定されています。出席者が内部の出席者であり、Exchange アドレスを持つ場合も、多くの会議で出席者のアドレスに SMTP アドレスが使用される場合があります。
  • 開催者または出席者のいずれかのメールボックスに対して Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行してから、もう一方がツールを実行するまでの間に、開催者または出席者が会議を更新すると、不適切な動作が発生することがあります。開催者と出席者の一方が再配置を行ってから、もう一方が再配置を行うまでの間に、開催者が会議を更新すると、最初にどちらが再配置を行ったかに応じて、出席者の予定表のアイテムが 1 時間早くなったり遅くなったりします。

    たとえば、開催者が最初に再配置を行う、次の状況を考えます。
    1. 開催者と出席者が、差分期間に開催される単独の会議を予定しています。
    2. Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを、最初に開催者のメールボックスに対して実行します。
    3. 場所の変更を伝えるために、開催者が会議の内容を更新して送信します。この更新では、新しい DST 規則を使用します。
    4. 出席者が会議の更新を承諾します。
    5. 出席者が予定表を再配置すると、会議の時間に 1 時間のずれが生じます。
    または、出席者が最初に再配置を行う、次の状況を考えます。
    1. 開催者と出席者が、差分期間に開催される単独の会議を予定しています。
    2. Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを、最初に出席者のメールボックスに対して実行します。
    3. 場所の変更を伝えるために、開催者が会議の内容を更新して送信します。
    4. 開催者が会議を制御するので、会議は以前の DST 規則を使用するように戻ります。
    5. 開催者が予定表を再配置すると、会議の時間に 1 時間のずれが生じます。
    6. 出席者には、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを再度実行する必要があることがわかりません。また、出席者が Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを再度実行すると、作成された新しいアイテムもすべて再配置されます。
  • Exchange 以外の受信者が必須出席者、任意出席者、またはリソースのいずれに指定されているのかを判断できない場合があります。この判断は、Exchange 以外の受信者が検出されるタイミングに依存します。たとえば、必須出席者に指定されている配布リストに任意出席者に指定した Exchange 以外の出席者が含まれている場合、この配布リストが最初に処理されると、受信者の更新によってその Exchange 以外の受信者が必須出席者として表示されます。しかし、個人の受信者が最初に処理された場合は、更新後、その受信者は任意出席者として設定されます。.
  • 要求が任意出席者またはリソースに送信された場合、その要求を表示すると誤った形式で表示されることがあります。
  • GAL のフォレスト間のエントリでは、EX アドレスではなく SMTP アドレスが使用されます。そのため、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを SuppressExchange オプションを指定して実行した場合、意図しないユーザーにも更新が送信されます。複数の Exchange フォレストが存在する環境では、このオプションを使用しないことをお勧めします。
シナリオ 2 の分析に関する注意事項
  • 未送信の更新は、会議が表示されない問題や会議が重複する問題の原因として知られています。
  • 破損した会議は、確定的ではありませんが、予定表アイテムの重大な問題です。
  • BlackBerry やその他のデバイスなどの CDO ベースのアプリケーションでのテストは行われていません。
  • 接続されていないユーザーまたはドメインに参加していない環境でのテストは行われていません。
シナリオ 3 : 直接予約およびリソースの予定表を再配置する
自動承諾エージェントや直接予約などの自動システムの再配置は、タイミングを決定する必要があるため、問題が発生する可能性があります。これらの再配置は Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを使用して行えないため、次に示す代替シナリオを作成しました。次のシナリオでは、シナリオ 2 で説明した /FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES コマンド ライン オプションを使用します。

新しいタイム ゾーン規則用にリソース メールボックスを更新する

Microsoft Exchange 管理者は、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを使用してリソース メールボックス内の予定表を更新できます。以下の手順を実行します。
  1. Microsoft Exchange Server を実行しているサーバー上で自動承諾エージェント サービスが実行されている必要があります。自動承諾エージェントの操作および管理の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/aa997184(EXCHG.65).aspx
  2. Windows タイム ゾーンの DST 2007 更新ファイルをインストールします。

    関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
  3. Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを /FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES オプションを指定して実行します。このオプションは、自動承諾エージェントが有効になっているすべてのリソース メールボックスに対して使用する必要があります。
  4. 自動承諾エージェント サービスが再度実行されていることを確認します。作成した会議の更新に対する承諾メッセージをユーザーが受信するには、自動承諾エージェント サービスを実行する必要があります。
: Exchange 環境全体を再配置する場合は、その他すべてのメールボックスに対して、/FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES オプションを指定せずに Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行します。対象となるメールボックスには、リソース メールボックスに会議を作成したメールボックスも含まれます。

直接予約されたリソースを含むリソース メールボックスを更新する

直接予約されたリソースを含むリソース メールボックスの予定表を更新するには、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを使用する必要があります。このような予定表を更新するには、すべてのリソース メールボックスに対して、/FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES オプションを指定して Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行します。これにより、直接予約されたリソースが適切な時刻に移動されます。リソース メールボックスでは、更新された会議出席依頼が受信されますが、ユーザーのメールボックスでは会議出席依頼は受信されません。

注意事項
  • すべてのメールボックスを再配置した後、競合を拒否するオプションを有効にしている場合は、自動承諾エージェントによって、競合している直接予約の試行が拒否されます。これは、リソース メールボックス内の会議に仮承諾のラベルがついている場合でも同じです。
  • Exchange 環境全体を再配置する場合は、その他すべてのメールボックスに対して、/FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES オプションを指定せずに Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行します。対象となるメールボックスには、リソース メールボックスに会議を作成したメールボックスも含まれます。
状況 4: パブリック フォルダーの予定表を再配置する
パブリック フォルダーに保存される共有の予定表のアイテムについても、新しい DST 規則を使用するように更新する必要があります。Outlook タイム ゾーン データ更新ツールの更新プログラムを使用して、パブリック フォルダーに保存される予定表のアイテムを再配置できます。

Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを使用してパブリック フォルダーのアイテムを再配置できます。この操作は、ツールのグラフィカル ユーザー インターフェイスを使用するか、パブリック フォルダーのパスを指定して自動モードで行えます。

予定表のパスは、自動モードを使用する場合にのみ指定できます。-Q または -QUIET のいずれかをコマンド ライン オプションとして使用して自動モードを指定できます。パスは、コマンド ラインの最後で指定する必要があります。パスの先頭には、2 つのバックスラッシュ (\\) を使用し、階層を区切るために 1 つのバックスラッシュ (\) を使用する必要があります。パス内の 1 つ以上のパブリック フォルダーに、名前の一部としてバックスラッシュが含まれている場合、2 つのバックスラッシュを使用する必要があります。

たとえば、パブリック フォルダの予定表アイテムを再配置するためのコマンド ラインは、次のようになります。
  • tzmove.exe -QUIET \\Public Folders\All Public Folders\Folder1\Sub Folder\Calendar
  • tzmove.exe -Q ?ONLYRECURRING \\Public Folders\All Public Folders\ProjectZ\Meetings\\Notes\Calendar
2 番目の例では、Meetings\Notes という名前のパブリック フォルダーにパブリック フォルダーの予定表が含まれています。このパブリック フォルダー名にはバックスラッシュが含まれているので、フォルダーを表すパスに 2 つのバックスラッシュを使用する必要があります。

ユーザーのメールボックスにある追加の予定表に保存されている予定表アイテムを再配置することもできます。たとえば、ユーザーのメールボックス内の追加の予定表のアイテムを再配置するコマンドは、次のようになります。
tzmove.exe -Q \\Mailbox - User\Second Calendar
パブリック フォルダーの予定表またはユーザーのメールボックスにある追加の予定表を再配置した場合、再配置されるアイテムの [差出人] フィールドに "次の人の代理で送信しました" というメッセージが使用されます。そのため、更新しても予定表アイテムの所有者は変更されません。更新は、会議を作成したアカウントの代わりに予定表を再配置したアカウントから送信されているように見えます。

注意事項
  • Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを UNC パスから実行している場合、このパス オプションを使用できません。使用した場合、エラー メッセージが表示されます。
  • DST の変更の影響を受けるタイム ゾーンを使用しないユーザーによってスケジュールを設定された予定または会議は、不適切に 1 時間早くなります。そのため、DST 変更の影響を受けるタイム ゾーンを使用するユーザーが、予定表のすべてのアイテムのスケジュールを設定する必要があります。

Outlook タイム ゾーン データ更新ツールで処理されるその他の問題

Outlook タイム ゾーン データ更新ツールには、次の 2 つの問題に対する修正も含まれています。
  • 以前のバージョンの Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行した場合、未送信状態のすべての予定表アイテムが処理されます。処理が行われると、送信されていない元の予定表アイテムに対して更新が送信されます。

    会議出席依頼の下書きには、最終的に送信される会議出席依頼には含まれない機密情報が含まれている場合があるため、この動作は、プライバシーの問題になる可能性があります。
  • デフォルト以外の予定表に対するサポートが追加され、パブリック フォルダーの予定表とユーザーのメールボックスのデフォルト以外の予定表が更新されるようになりました。また、別のユーザーの代理で送信された予定表アイテムも更新されるようになりました。

Outlook タイム ゾーン データ更新ツールのコマンド ライン オプションの用語集

以下の一覧では、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールに含まれているコマンド ライン オプションについて説明します。これらのコマンド ライン オプションの具体的な使用方法および各オプションに関連する問題の詳細については、「シナリオ」を参照してください。
  • /SENDRESOURCEUPDATES

    新しいデフォルト動作を変更し、旧バージョンのツールの動作を復元して、BCC 受信者とリソースに更新が送信されるようにします。
  • /PHYSICALMOVE

    タイム ゾーン プロパティにスタンプが付与されているすべての予定の基本タイム ゾーンを新しいタイム ゾーンへ移動できるモードで Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを実行します。このオプションは、あるタイム ゾーンから別のタイム ゾーンへ、ユーザーが物理的に移動する場合に使用する必要があります。このスイッチは、夏時間の変更には適用できません。
  • /IGNOREPATCHDATE

    ツールの新しいデフォルトの動作では、指定されたタイム ゾーンの更新プログラムのインストール日を調べて、更新プログラムのインストール日より前に作成された単独の予定のみが処理されます。更新プログラムのインストール日より後に作成されたものも含めて、すべての予定を再配置する場合は、このスイッチを使用して更新プログラムのインストール日を無視し、単独の予定をすべて選択します。
  • /ONLYCREATEDPREPATCH[: yyyy-mm-ddThh:mm:ss Z

    すべての定期的なアイテム、および特定の日付、または KB 入力ファイルで指定される KB 資料 ID の日付より前に作成された単独のアイテムのみを再配置するように、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを構成します。
  • /FORCEREBASESUPPRESSALLUPDATES

    会議の開催者に関係なく、タイム ゾーン プロパティが含まれていない場合にすべての単独のアイテムを再配置し、以前の DST 規則を使用して作成された定期的なアイテムを再配置する場合に使用します。このモードでは、どのような場合も更新は送信されません。
  • /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATES

    会議の開催者に関係なく、タイム ゾーン プロパティが含まれていない場合にすべての単独のアイテムを再配置し、以前の DST 規則を使用して作成された定期的なアイテムを再配置します。このオプションを使用した場合、Exchange 以外の出席者にのみ更新が送信されます。
  • /FORCEREBASESUPPRESSEXCHANGEUPDATES[:MaxDepth]

    0 〜 9999 までの数値を指定して、展開される配布リストの最大の深さを表します。MaxDepth を 0 に設定すると、最上位の受信者のみが処理されます。
  • /REPORTINGMODE

    変更は行われませんが、Reporting Mode で実行しなかった場合に変更されるアイテムを記録し、それらのアイテムをアプリケーション ログに出力します。
  • /ONLYSTAMPEDITEMS

    このオプションは V3 にとっては新しく、スタンプされたタイム ゾーン プロパティのリベースに使用されるため、スタンプされていないアイテムは無視されます。これは、タイムゾーン定義が 1 年に 2 回以上変更された場合に便利なオプションですが、スタンプされていないアイテムを作成または変更したときに所定の位置にあった規則をツールによって特定することはできません。
  • /ONLYCREATEDBEFORE:yyyy-mm-ddThh:mm:ss Z

    このオプションは V3 にとっては新しく、移動モードのみで使用できます。新しいタイム ゾーンの繰り返しアイテムおよび指定のデータの前に作成するシングルインスタンスのアイテムに移動する、Outlook タイム ゾーン データ更新ツールを構成します。
  • /STAMPHOMETIMEZONE

    このオプションは V3 にとっては新しく、予定表でホーム タイム ゾーンが既にスタンプされている場合、ホーム タイム ゾーンとして Outlook 予定表にあるローカル マシンの OS タイム ゾーンがスタンプされます。このオプションを使用しても、アイテムは調整されません。
  • /FORCESTAMPHOMETIMEZONE

    このオプションは V3 にとっては新しいです。予定表でホーム タイム ゾーンが既にスタンプされているかどうかとは無関係に、ホーム タイム ゾーンとして Outlook 予定表にあるローカル マシンの OS タイム ゾーンがスタンプされます。このオプションを使用しても、アイテムは調整されません。

Microsoft Office Outlook 2007 で予定表のタイム ゾーンの変更ツールが実行されないようにする

重要: このセクション、方法、またはタスクには、レジストリの変更方法が記載されています。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリを変更する際には十分に注意してください。万一に備えて、編集の前にレジストリをバックアップしてください。問題が発生した場合でも、レジストリを復元できます。レジストリのバックアップ方法および復元方法の詳細を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
322756 Windows XP でレジストリをバックアップおよび復元する方法


Outlook 2007 SP1 の自動プロンプト表示では、ローカル タイム ゾーン定義の変更が検出される場合、Outlook 2007 RTM で表示される予定表のタイム ゾーンを変更できません。Outlook 2007 RTM を引き続き使用している場合、グループ ポリシーを使用するか、特定のコンピューターで Windows レジストリを変更して、この自動プロンプト表示が実行されないようにすることができます。

次の管理用テンプレートを使用してグループ ポリシー オブジェクトを作成することで、Outlook 2007 の予定表のタイム ゾーンの変更ツールが実行されないようにすることができます。
POLICY !!L_Disableautomaticupdatestoappointments 
KEYNAME Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Outlook\Options\Calendar
VALUENAME DisableTimeZoneAutoPrompt
VALUEON NUMERIC 1
VALUEOFF NUMERIC 0
EXPLAIN !!L_DisableautomaticupdatestoappointmentsExplain
END POLICY
2007 Office System 管理用テンプレート (.adm ファイル) のポリシー テンプレート ファイルを入手するには、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=92d8519a-e143-4aee-8f7a-e4bbaeba13e7&DisplayLang=ja

既知の問題と制限事項

  • 更新が必要なアイテムの合計数にアラームが含まれます。タイム ゾーン データ更新ツールを実行すると、更新が必要な予定表アイテムのすべてのアラームが、スキャンされたアイテムの合計数に含まれます。

    たとえば、予定表アイテムが 25 アイテムあり、そのうち 20 アイテムにアラームが設定されている場合、タイム ゾーン データ更新ツールでは 45 アイテムをスキャンしたと表示されます。
  • Outlook 2000、Outlook 2002、または Outlook 2003 で、電子メール アイテムにアラームを設定した後、タイム ゾーン データ更新ツールを実行すると、そのアラームは正しく更新され、正しい時刻に移動されますが、情報バー (UI) には、誤った時刻が表示されます。

    マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。
  • OS タイム ゾーンの更新後、Outlook 予定表のセカンダリ タイム ゾーンは正しくありません。

    この問題を回避するには、追加の列を手動でオフにしてから、再度オンにします。
  • Microsoft Office Outlook ツールのタイム ゾーン データ更新ツールがインストールされているコンピューター上で、OutlookTimeZoneMove.exe パッケージを開いても、ツールは実行できません。インストールした後にツールを再度実行するには、[スタート] メニューの適切なエントリを使用します。
  • Outlook タイム ゾーン データ更新ツールの 2.0 以前のバージョンでは、ブラジリア タイム ゾーンで作成した予定表のアイテムは正常にリベースできません。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
    957498 Outlook タイム ゾーン データ更新ツールの 2.0 以前のバージョンでは、ブラジリア タイム ゾーンで作成した予定表のアイテムは正常にリベースされません。
  • タイム ゾーン データ更新ツールを実行すると、エラー コード 0x80001081、0x80001082、または 0x80001083 が表示されることがあります。

    タイム ゾーン データ更新ツールを実行した後、次の情報が "Outlook Time Zone Update.log" ファイルに記録されることがあります。
    タイプ:予定 ID:040000008200e00074c5b7101a82e00800000000c8a7e927f3a1eb5f428868471a4754c1168cc49bd064fbcb3eeff51a574f8330 Subject:My weekly business meeting Old Start Time:Tuesday, March 20, 2007 3:00:00 PM New Start Time:Tuesday, March 20, 2007 2:00:00 PM Old End Time:Tuesday, March 20, 2007 4:00:00 PM New End Time:Tuesday, March 20, 2007 3:00:00 PM Recurring:No Result:Success
     
    結果: エラー (クライアントの処理が失敗しました。)(0x80001083, 0x80004005, 0x1020)
    エラー 0x80001081、0x80001082、または 0x80001083 は、空き時間情報の誤りに関連して発生している可能性があります。この問題を解決するには、/CleanFreeBusy オプションを指定して Outlook を実行します。空き時間情報の発行に問題が発生しているコンピューターに対してこの操作を実行します。この操作により、空き時間情報が更新されます。これを実行するには、以下の手順を実行します。
    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に Outlook.exe /cleanfreebusy と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 発行された空き時間情報を別のコンピュータから調べます。
  • 会議の開催者がタイム ゾーン データ更新ツールを実行したときに更新を受信するには、転送されていた会議を承諾する必要があります。

    転送された会議出席依頼の受信者を元の会議に追加するためには、そのユーザーが出席依頼に応答を送信する必要があります。 この問題の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    909109 Outlook 2003 で、転送された会議出席依頼への応答で [返信しない] をクリックしたユーザーには会議の更新が届かない
  • 出席者がタイム ゾーン データ更新ツールの [Calendar] ボタンをクリックして、受信トレイの会議を更新すると、日付が正しい日付ではなく 4500 年 8 月 31 日に変更されます。現在明らかになっている範囲では、この問題が発生するのは、Exchange Server 5.5 上にメール ボックスがあるユーザーの場合のみです。

    状況によっては、Exchange 5.5 の一部の古いプロパティが会議の更新から欠落していることがあります。Outlook では、この現象は古いプロパティが欠落していることが原因で発生します。この問題が発生した場合、出席者は更新された会議で [承諾] をクリックする必要があります。その後、会議は出席者の予定表に正常に配置されます。

よく寄せられる質問 (FAQ)

Q:対象のタイム ゾーンはどのようにして Outlook のアイテムに反映されますか。

A: 単独の予定は UTC で保存されます。この UTC 時刻は、予定の作成に使用したコンピューターで決まります。Outlook 2003 SP3 より前のバージョンの Outlook では、どのタイム ゾーンで予定が作成されたのかを示す情報はありません。

: Outlook 2007 では、単独の予定の対象タイム ゾーン情報が保存されます。

定期的な予定のデータには、タイム ゾーン定義がすべて埋め込まれています。このため、タイム ゾーン定義と DST の移行日を計算する際に追加のデータは必要ありません。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールの動作の概要について教えてください。

A: タイム ゾーン データ更新ツールでは、"動的タイム ゾーン規則" という新しい概念に基づいて、特定のタイム ゾーンに対する新しい規則の有無を検出できます。これらの規則には、規則が実施される期間を示す開始日と終了日が含まれています。タイム ゾーン データ更新ツールによって特定のタイム ゾーンに対する新しい規則があることが検出された場合、このツールは、その変更の影響を受けるすべての予定表アイテムを新しい "バージョン" のタイム ゾーンに自動的に移行します。

この処理は、以下の場合に発生する可能性があります。
  • 定期的な予定: これらの予定には正確なタイム ゾーン定義が埋め込まれているため、タイム ゾーン データ更新ツールでは、そのタイム ゾーン定義と更新されたタイム ゾーンの "プレ イメージ" とを比較できます。定義と "プレ イメージ" が一致した場合、このツールはタイム ゾーン情報の "新しいバージョン" を使用して予定を書き換えることができます。
  • 単独の予定: これらの予定の処理はより複雑です。Outlook 2007 より前のバージョンの Outlook では、これらの予定にはタイム ゾーン情報が含まれていなかったため、更新が必要かどうかをタイム ゾーン データ更新ツールでは判断できません。

    現在、このツールでは、Windows タイム ゾーン更新プログラムをインストールする前に作成され、DST の延長期間内に設定されている、スタンプされていない単独の予定は、古いタイム ゾーンの規則を使用して生成されたと見なされ、更新対象として表示されます。

    DST 変更の影響を受けないタイム ゾーンを対象に作成された単独の予定の中には、DST が変更になるタイム ゾーンであれば影響を受ける期間内に設定されているものがあります。タイム ゾーン データ更新ツールでは、こうした予定も更新が必要なものとして識別されます。このような場合、それぞれの予定を更新する必要があるかどうかを判断できるのはユーザーだけです。それに応じてユーザーが操作を実行する必要があります。
Q: Windows Vista を使用している場合、Windows のタイム ゾーン定義はいつ更新されますか。

A: Windows Vista は新しい DST 規則に対応しており、2007 年 1 月 1 日にタイム ゾーン定義が自動的に更新されます。新しい更新プログラムが入手できるようになるため、すべての Windows オペレーティング システムでは、Windows Update および Microsoft Update から更新プログラムを受信します。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
955839 Microsoft Windows オペレーティング システム用の 2008 年 12 月の累積的なタイム ゾーン更新プログラム
Q: タイム ゾーン データ更新ツールはいつ実行すればよいですか。

A: タイム ゾーン データ更新ツールは、オペレーティング システムのタイム ゾーン定義を更新した後、ユーザーまたは管理者の判断により手動で実行する必要があります。

タイム ゾーン データ更新ツールまたは Exchange ツールの実行は、オペレーティング システムのタイム ゾーン更新プログラムをすべてのコンピューターに適用してからできるだけ早い時期に行うことをお勧めします。これにより、Windows のタイム ゾーン更新プログラムを適用してからタイム ゾーン データ更新ツールまたは Exchange ツールを実行するまでの間に、単独の予定が予約される可能性を最小限に抑えることができます。

Outlook 2007 にはこの機能が既に埋め込まれているため、Outlook 2007 のユーザーは、手動でタイム ゾーン データ更新ツールを実行する必要はありません。Outlook 2007 では変更が必要であることが自動的に検出され、ツールが実行されたときにダイアログ ボックスが表示されます。Outlook 2007 SP1 をインストールすると、ツールでは自動プロンプト表示は実行されません。

ただし、タイム ゾーン データ更新ツールは、機能を向上させるためにコードが変更されています。予定表を更新する手段として、このツールをお勧めします。タイム ゾーン データ更新ツールを使用するには、Outlook 2007 で自動的に表示されるダイアログ ボックスで [キャンセル] をクリックし、指示に従ってタイム ゾーン データ更新ツールをダウンロードして実行します。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールは Outlook 2007 に組み込まれた機能よりも新しくなっています。タイム ゾーン データ更新ツールを使用した方がよいですか。

A:はい。Outlook 2007 でも自動的にメッセージが表示されますが、タイム ゾーン データ更新ツールでは機能が強化されており、Outlook 2007 の予定表の更新にも適した手段となっています。このツールを実行するには、表示されるダイアログ ボックスを閉じるか [キャンセル] をクリックしてから、最新の更新プログラムをインストールし、予定表に対して実行します。これを行う手順については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=e343a233-b9c8-4652-9dd8-ae0f1af62568
Q:タイム ゾーン データ更新ツールの修正対象となる予定を教えてください。

A: 予定表に対象のタイム ゾーンが反映される方法に対応するため、タイム ゾーン データ更新ツールでは以下の予定が更新されます。
  • すべての単独の予定のうち、影響を受ける期間内に設定されていて、Windows タイム ゾーン更新プログラムのインストール前に作成されたもの
  • すべての定期的な予定のうち、影響を受ける期間内に設定される予定が含まれていて、かつ、他のタイム ゾーンを対象として作成されたのではないもの
: このツールでは、対象となるタイム ゾーンを判断できないため、上記のような単独の予定はすべて更新されます。予定が Outlook 2007 で作成された場合、または以前にタイム ゾーン データ更新ツールを実行したときに既に更新されていた場合、この条件は当てはまりません。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールを実行しても、影響を受けるすべての会議が更新されない理由を教えてください。

A: タイム ゾーン データ更新ツールでは、ユーザーが開催者になっている会議のみを更新し、自動的にそれらの会議の更新を他のすべての出席者に送信します。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールを複数回実行するとどうなりますか。

A: タイム ゾーン データ更新ツールでは、更新する予定表アイテムに、その予定表アイテムがエンコードされたときのタイム ゾーン情報が正しくスタンプされます。この処理は、定期的な予定には既に含まれていますが、単独の予定には当てはまりません。このため、通常は以下の注意に従っていれば、タイム ゾーン データ更新ツールを複数回実行しても問題はありません。
  • ツール実行後に新しいアイテムの作成に使用する Outlook のバージョンに注意する。
  • ツールを最初に実行してから次に実行するまでの間に作成するアイテムの数に注意する。
このツールでは、既に更新済みの予定表アイテムはすべて確認され、それらのアイテムは無視されます。

: ツールを実行すると、Outlook 2000、Outlook 2002、または Outlook 2003 を使用して作成された単独のアイテムは移動され、次回のツール実行時に更新されます。

ただし、一連の予定表アイテムを無視するように、ユーザーが明示的にタイム ゾーン データ更新ツールで指定している場合、それ以降にツールを実行した場合にも、それらの予定表アイテムが検出されます。この場合、ユーザーは実行のたびに、それらの予定表アイテムを無視するよう、明示的に指定する必要があります。

たとえば、別のタイム ゾーンを対象とする単独の予定が存在する場合に、この現象が発生する可能性があります。また、タイム ゾーン規則が更新されてからタイム ゾーン データ更新ツールを実行するまでの間に作成された予定がある場合にも発生する可能性があります。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールを複数回実行するのはどのような場合ですか。

A: 次の条件に該当する場合は、Time Zone Data Update Tool を複数回実行することをお勧めします。
条件 A
  • メールボックスに対してタイム ゾーン データ更新ツールを実行しました。
  • これを行った後、新しい DST 規則が適用されていないコンピューターまたはデバイスから予定または会議を作成しました。
条件 B
DST の延長期間内に設定されるアイテムが含まれていなかった定期的な予定の期間を延長した結果、その中の 1 つ以上の予定が DST の延長期間内に設定されることになりました。

この場合、以前にタイム ゾーン データ更新ツールを実行したときには、DST の変更によって影響を受けたアイテムがなかったため、その定期的な予定は更新されませんでした。しかし、現在はそのような予定が存在するため、検出とタイム ゾーン情報の更新が行われるように、このツールを再度実行する必要があります。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールを複数回実行しないようにするのはどのような場合ですか。

A: ある 1 つのメールボックスに対して一度に実行されるタイム ゾーン データ更新ツールのインスタンスは、必ず 1 つだけにしておくことをお勧めします。同じ予定表を複数のコンピューターから同時に更新しようとすると、競合やその他の異常が発生することがあります。

例の 1 つとして、オフライン モードまたは Exchange キャッシュ モードの .ost ファイルに対してタイム ゾーン データ更新ツールを実行した場合があります。この場合、変更をいつサーバーと同期するかを慎重に検討する必要があります。たとえば、次の条件に該当する場合、同期の競合が発生します。
  • .ost ファイルがオフラインのときに、タイム ゾーン データ更新ツールをサーバー ストアに対して実行します。
  • オフラインのクライアント ストアに対してもタイム ゾーン データ更新ツールを実行します。
  • .ost ファイルをサーバー ストアと同期します。
このシナリオでは、タイム ゾーン データ更新ツールにより、サーバー ストアとクライアント ストアの両方で、更新が必要なすべての予定が更新され、競合が発生する可能性があります。このため、Exchange Server 環境では、サーバー接続時のみタイム ゾーン データ更新ツールを実行することをお勧めします。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールと比較した場合の Exchange ツールの特性について教えてください。

A: Exchange ツールを使用すると、Exchange サーバー上の選択された一連のメールボックスに、タイム ゾーン更新プログラムを "サイレント モード" で適用できます。この場合、更新が不要な予定をユーザーが更新対象から除外することはできません。

Exchange ツールはサーバー側の予定表に対してのみ機能します。つまり .pst ストアに格納されている予定表など、ユーザー側にある予定表を更新するには、クライアント側のタイム ゾーン データ更新ツールを使用する必要があります。

Q: リソース カレンダーにはどのような影響がありますか。

A: 会議の更新は、タイム ゾーン データ更新ツールが実行される時刻に基づいて送信されるわけではありません。管理者は、リソース メールボックスに対してツールを実行して、会議を修正する必要があります。

Q: 複数のコンピューターを使用していて、一部のコンピューターが更新されていない場合の動作について教えてください。

A: 更新されたコンピューターと更新されていないコンピューターを組み合わせて使用する際は、特に注意が必要です。更新されていないタイム ゾーン情報を使用して予定を作成し、更新されたコンピューターでその予定を表示した場合、DST の延長期間中、コンピューターでは正しく表示処理されません。これらの予定を更新するには、タイム ゾーン データ更新ツールを再度実行する必要があります。

Q: 接続している Microsoft SharePoint Portal Server のいずれかの予定表に対してタイム ゾーン データ更新ツールを実行した場合の動作について教えてください。

A: 接続先の SharePoint の予定表は、Outlook 2003 では読み取り専用になっています。これらの予定表アイテムに対してタイム ゾーン データ更新ツールや Exchange ツールを実行すると、アイテムに不適切な変更が加えられます。また、これらの変更は SharePoint サーバーに反映されません。このため、2 つの予定表は同期していない状態となります。ただし、Outlook 2003 で、接続先の SharePoint の予定表に対してタイム ゾーン データ更新ツールを実行することはカスタム操作であるため、通常の条件下ではこの問題は発生しません。

Outlook 2007 を実行していて、Microsoft Office SharePoint Server 2007 と同期している場合、2006 年に開始されている、ユーザー自身が作成した定期的な予定は、Outlook 2007 では正常に更新されます。しかし、SharePoint Server 2007 で定期的な予定を表示すると、1 時間早い時間に表示されます。2007 年に開始される定期的な予定は、Outlook 2007 および SharePoint Server 2007 で同じように表示されます。

: SharePoint Portal Server は、クライアント コンピューターのタイム ゾーン規則には依存していません。SharePoint Portal Server は、ハードコードされた独自のタイム ゾーン規則に依存しています。これらの規則は、定期的なアイテムのパターンが開始される年に基づいて適用されます。

Q: タイム ゾーン データ更新ツールによって更新されるデータ構造の詳細情報を入手できる場所を教えてください。

A: Outlook 2007 のタイム ゾーン構造は、Microsoft Developer Network (MSDN) ブログで文書化されています。このブログを参照するには、次のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
http://blogs.msdn.com/stephen_griffin/archive/2006/12/06/outlook-2007-timezone-structures.aspx
Q:タイム ゾーン データ更新ツールのインストールに管理者権限が必要かどうかを教えてください。

A: 必要です。このツールでも他のアプリケーションとまったく同様に、ローカル コンピューター上のローカル管理者権限が必要です。

Q: 代理人が上司の予定表に対してタイム ゾーン データ更新ツールを実行できるかどうかを教えてください。

A: できません。タイム ゾーン データ更新ツールを実行するには、Exchange 管理者であるか、メールボックスの所有者である必要があります。

Q: ターミナル サーバーに Outlook をインストールしました。ターミナル サーバー上でターミナル サーバーまたはユーザーを更新するために特別な操作が必要かどうかを教えてください。

A: ターミナル サーバー セッションを使用して Outlook に接続するターミナル サーバー ユーザーについては、特別な注意事項はありません。ターミナル サーバー セッションは、他のクライアント コンピューターと同様に考えることができます。

Q: 会議の出席者である場合に、Tzmove.exe によって更新された受信トレイにある会議の [予定表] ボタンをクリックすると、予定表が 4500 年の 8 月 31 日に移動します。予定表が正しい日付に移動しない理由を教えてください。

A: Exchange 5.5 では一部のケースで会議の更新からいくつかの古いプロパティが欠落するため、Outlook でこの現象が発生することがあります。出席者は、更新された会議で [承諾] をクリックする必要があります。これにより、会議が予定表に正常に追加されます。

Q: すべての手順に従いましたが、引き続き OWA に正しくない時刻が表示される理由を教えてください。

A:DST (daylight saving time) の期間は、OWA や SMS クライアントなどの一部のアプリケーションでは、正しい時間よりも 1 時間遅れた時刻が表示されます。この同じ期間中、Windows では正しい DST 時刻が表示されます。修正プログラム 932590 を適用した後も、このように動作します。この問題は、システム内またはユーザー環境のブロック内にある TZ 環境変数が原因で発生することがあります。これは Set.exe 出力に示されます。たとえば、TZ=EST5EDT の場合、環境ブロックから TZ 環境変数を削除する必要があります。これを実行するには、以下の手順を実行します。
  1. [マイ コンピューター] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [詳細] タブをクリックします。
  3. [環境変数] をクリックします。
  4. ユーザー名とシステム変数の両方のユーザー変数の下で、一覧を確認し、TZ と呼ばれる変数を見つけます。この TZ を削除して、コンピューターを再起動します。
これらの手順を実行しても、この変数を見つけられない場合は、システムの Autoexec.bat ファイルを確認します。

発生する可能性がある全エラー コードの一覧

発生する可能性があるすべてのエラー メッセージ、および対応するエラー コードの一覧を次の表に示します。これは、そのままの形式で掲載しています。また、タイム ゾーン データ更新ツールでは、MAPI のエラーも発生することがあります。 関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
238119 [INFO] 拡張 MAPI の数値結果コード一覧
元に戻す全体を表示する
エラー メッセージエラー コード
TZREBASE_ERR_NODEFSTORE0x80001000
TZREBASE_ERR_NOCALENDARFOLDER0x80001001
TZREBASE_ERR_CANTOPENSTORE0x80001002
TZREBASE_ERR_CANTOPENOUTBOX0x80001003
TZREBASE_ERR_CANTGETSTOREPROPS0x80001004
TZREBASE_ERR_CANTGETNAMEDPROPS0x80001005
TZREBASE_ERR_CANTGETMSGSTORETABLE0x80001006
TZREBASE_ERR_CANTGETROWS0x80001007
TZREBASE_ERR_CANTGETINBOXEID0x80001008
TZREBASE_ERR_CANTOPENINBOX0x80001009
TZREBASE_ERR_CANTGETINBOXPROPS0x8000100a
TZREBASE_ERR_CANTOPENCALENDAR0x8000100b
TZREBASE_ERR_CANTOPENREMINDERS0x8000100c
TZREBASE_ERR_CANTOPENCONTENTSTABLE0x8000100d
TZREBASE_ERR_CANTSETCOLUMNS0x8000100e
TZREBASE_ERR_CANTGETROWCOUNT0x8000100f
TZREBASE_ERR_CANTOPENITEM0x80001010
TZREBASE_ERR_CANTOPENSTREAM0x80001011
TZREBASE_ERR_CANTWRITETZ0x80001012
TZREBASE_ERR_CANTREADTZ0x80001013
TZREBASE_ERR_CANTFINDSTREAM0x80001014
TZREBASE_ERR_CANTSETPROPS0x80001015
TZREBASE_ERR_CANTGETPROPS0x80001016
TZREBASE_ERR_CANTSAVE0x80001017
TZREBASE_ERR_MISSINGSTARTTIME0x80001018
TZREBASE_ERR_MISSINGENDTIME0x80001019
TZREBASE_ERR_MISSINGMESSAGECLASS0x8000101a
TZREBASE_ERR_CANTREADRECURBLOB0x8000101b
TZREBASE_ERR_CANTREADRECURTZ0x8000101c
TZREBASE_ERR_CANTADJUSTRECUR0x8000101d
TZREBASE_ERR_CANTWRITERECURBLOB0x8000101e
TZREBASE_ERR_CANTOPENATTACHTABLE0x8000101f
TZREBASE_ERR_CANTSAVEATTACH0x80001020
TZREBASE_ERR_MISSINGEXCEPTREPLACETIME0x80001021
TZREBASE_ERR_BOGUSEXCEPTREPLACETIME0x80001022
TZREBASE_ERR_CORRUPTEXCEPTION0x80001023
TZREBASE_ERR_CANTCREATEMTGREQUEST0x80001024
TZREBASE_ERR_CANTCOPYTOMTGREQUEST0x80001025
TZREBASE_ERR_CANTSUBMITMEETING0x80001026
TZREBASE_ERR_MISSINGGLOBALOBJID0x80001027
TZREBASE_ERR_CANTOPENRECIPTABLE0x80001028
TZREBASE_ERR_CANTGETRECIPTABLECOLS0x80001029
TZREBASE_ERR_CANTSETRECIPS0x8000102a
TZREBASE_ERR_CANTCOPYATTACH0x8000102b
TZREBASE_ERR_CANTSETSORT0x8000102c
TZREBASE_ERR_CANTOPENAB0x8000102d
TZREBASE_ERR_CANTCOMPAREEID0x8000102e
TZREBASE_ERR_CANTGETCURRENTTIMEZONE0x8000102f
TZREBASE_ERR_CANTCALCITEMTIMEZONE0x80001030
TZREBASE_ERR_CANTGETSTOREOFFLINE0x80001080
TZREBASE_ERR_CANTOPENFREEBUSYMESSAGE0x80001081
TZREBASE_ERR_CANTDELETEFREEBUSYSTREAM0x80001082
TZREBASE_ERR_CANTSAVEFREEBUSYMESSAGE0x80001083
TZREBASE_ERR_CORRUPTEXCEPTION_20x80001084
TZREBASE_ERR_CORRUPTEXCEPTION_30x80001085
TZREBASE_ERR_CORRUPTEXCEPTION_40x80001086
TZREBASE_ERR_CORRUPTEXCEPTION_50x80001087
TZREBASE_ERR_CORRUPTEXCEPTION_60x80001088
TZREBASE_ERR_UNABLETOFINDPATCH0x80001089
TZREBASE_ERR_MISSINGSENTREPRESENTING0x8000108a
TZREBASE_ERR_CANTAPPLYSENTREPRESENTING0x8000108b
TZREBASE_ERR_CANTCOPYTOMTGREQUEST_20x8000108c
TZREBASE_ERR_CANTCOPYTOMTGREQUEST_30x8000108d
TZREBASE_ERR_MISSINGSENTREPRESENTING_20x8000108e
TZREBASE_ERR_MISSINGSENTREPRESENTING_30x8000108f
TZREBASE_ERR_CANTOPENRECIPIENT0x80001090
TZREBASE_ERR_CANTGETRECIPIENTPROPS0x80001091
TZREBASE_ERR_CANTOPENDISTLIST0x80001092
TZREBASE_ERR_CANTGETDISTLISTINTERFACE0x80001093
TZREBASE_ERR_CANTGETDISTLISTTABLE0x80001094
TZREBASE_ERR_CANTGETDISTLISTROWS0x80001095
TZREBASE_ERR_NORECIPIENTOBJECTTYPE0x80001096
TZREBASE_ERR_UNKNWONRECIPIENTOBJECTTYPE0x80001097
TZREBASE_ERR_NORECIPIENTENTRYID0x80001098
TZREBASE_ERR_NODISTLISTRECIPIENTENTRYID0x80001099
TZREBASE_ERR_CREATERECIPIENTROWS0x8000109a
TZREBASE_ERR_CREATERECIPIENTROWVALUES0x8000109b
TZREBASE_ERR_COPYRECIPIENTADDRESS0x8000109c
TZREBASE_ERR_FINDRECIPIENTPROPVALUE0x8000109d
TZREBASE_ERR_COPYRECIPIENTPROPVALUE0x8000109e
TZREBASE_ERR_NOIPMSUBTREE0x8000109f
TZREBASE_ERR_CANTOPENIPMSUBTREE0x800010a0
TZREBASE_ERR_CANTGETIPMSUBTREEPROPS0x800010a1
TZREBASE_ERR_CANTOPENSTOREFROMPATH0x800010a2
TZREBASE_ERR_FINDFOLDER_GETHTABLE0x800010a3
TZREBASE_ERR_FINDFOLDER_SETCOLUMNS0x800010a4
TZREBASE_ERR_FINDFOLDER_QUERYROWS0x800010a5
TZREBASE_ERR_FINDFOLDERPATH_OPENENTRY0x800010a6
TZREBASE_ERR_FINDFOLDERPATH_GETPROPS0x800010a7
関連情報を参照するには、以下のサポート技術情報番号をクリックしてください。
195900 Outlook が会議出席依頼のタイム ゾーンを処理する方法

補足資料

DST 規則の変更がマイクロソフト製品に与える影響、およびタイム ゾーン関連のその他の情報に関する詳細については、次の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料および Web サイトを参照してください。

一般的な情報

夏時間のヘルプとサポートに関する一般的な情報については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/gp/cp_dst

Microsoft Windows

Microsoft Windows と夏時間の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
921095 [FIX] Windows CE 5.0 ベースのデバイスで、2007 年の米国における夏時間の変更が正しい日に適用されない
922347 [FIX] Windows CE .NET 4.0 ベースのデバイスで夏時間の調整が正しく行われない
923027 Windows CE ベースのデバイスで米国、カナダ、およびメキシコの 2007 年の夏時間を更新する方法
923953 Windows Mobile ベースのデバイスで米国およびカナダの 2007 年以降の夏時間を構成する方法 (英語)

Microsoft Exchange Server

Exchange 予定表更新ツールに関する詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=A9336886-4B28-4010-9416-36D38429438D
Microsoft Exchange Server と夏時間の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
888606 Exchange 2000 Server で、会議が予期せず 1 時間早くなる
891629 Microsoft Exchange Connector for Novell GroupWise を使用する Exchange 2000 コンピューターによって電子メール メッセージが送信または受信された場合、その電子メール メッセージに含まれている予定の時刻が変更される
910268 Exchange Server 2003 で、10 月の最終週に会議が予期せず 1 時間早くなる
912918 Exchange 2000 Server および Exchange Server 2003 で、ユーザーがモバイル デバイスまたは共有メールボックスから電子メール メッセージを送信できない
915577 Exchange Server でインディアナのタイム ゾーンの変更を Outlook 電子メール クライアントに反映する方法
916989 エルサレムのタイム ゾーン設定を夏時間の移行期間に一致するように構成した後、ユーザーが Exchange Server 2003 の CDO プログラムを使用して会議出席依頼を承諾すると、会議の時刻が 1 時間早くなる
926666 Exchange 2003 Service Pack 2 の 2007 年夏時間変更の更新プログラム
928462 Exchange Server 2003 SP2 の Outlook Web Access の時刻設定で、移行期間中にウェスタンオーストラリアの夏時間への変更が反映されないことがある (英語)
941018 Exchange 予定表更新ツールを使用して夏時間に対応する方法

Microsoft Office および Outlook

Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールの詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=e343a233-b9c8-4652-9dd8-ae0f1af62568
DST 変更に備えて Outlook 予定表のアイテムを準備する方法の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HA010208607.aspx

他の Microsoft プログラム

Microsoft Dynamics CRM に対する夏時間の変更の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
913541 Microsoft Dynamics CRM で 2006 年のオーストラリアの夏時間変更が反映されない
925874 Microsoft Dynamics CRM 3.0 および Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM 3.0 Client の 2007 年の夏時間の変更に対応する更新プログラムについて
Windows Server Update Services と夏時間の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
894199 Software Update Services および Windows Server Update Services におけるコンテンツの変更について (2010 年)
Microsoft Windows SharePoint Services と夏時間の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
888253 Windows SharePoint Services で Timezone.xml ファイルを変更してタイム ゾーン定義の DST 期間を手動で更新する方法
924881 Windows SharePoint Services 更新プログラム (2007 年 1 月 9 日) について

米国以外のタイム ゾーン

米国以外のタイム ゾーンにおける夏時間の関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
289502 夏時間用のメキシコ シティ タイム ゾーン更新プログラム
317211 ブラジルの夏時間を構成する方法
320034 2002 年に改正されたメキシコ タイム ゾーンの夏時間について
886775 ウルグアイ タイム ゾーンで 2004 から 2005 にかけての新しいスケジュールの夏時間プログラムを変更する方法
909915 マイクロソフト製品で 2006 年のオーストラリアの夏時間変更が反映されない
929120 タイム ゾーンがウェスタンオーストラリアに設定されている Windows Server 2003 ベースのコンピューターおよび Windows XP ベースのコンピューターが 2006 年 12 月 3 日に夏時間に変更されない

サードパーティ製品

夏時間と、Exchange Server と共に使用されることの多いサードパーティ製品の情報については、以下のサードパーティの Web サイトを参照してください。

一般的な情報

他社テクニカル サポートのお問い合わせ窓口は、ユーザーの便宜のために提供されているものであり、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載されている情報に対して、いかなる責任も負わないものとします。

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技術的な改訂

この資料の改訂番号およびレビュー日付は、この内容に対する軽微な編集上または構造上の改訂を反映したものである場合があります。この内容に対する重要な技術的改訂を次の表に記載します。
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日付改訂内容
2007 年 1 月 19 日オリジナル バージョン
2007 年 1 月 22 日Microsoft Exchange を実行している IT 管理者向けの手順を更新。
2007 年 2 月 5 日タイム ゾーン データ更新ツールに関する情報を更新。
2007 年 2 月 9 日タイム ゾーン データ更新ツールに関する情報を更新。
2007 年 2 月 13 日ダウンロードの名前を Tzremove から Tzmove に修正。
2007 年 2 月 14 日タイム ゾーン データ更新ツールに関する情報を更新。
2007 年 2 月 19 日「既知の問題と制限事項」に情報を追加。
2007 年 2 月 21 日古くなった「サポート技術情報」の資料 928388 への参照を 931836 への参照に置換。
2007 年 2 月 27 日次の更新内容をこの資料に追加。
  • タイム ゾーン データ更新ツールの修正プログラムに関する注を「詳細」の冒頭に追加。
  • 「DST 2007 の影響を受けないタイム ゾーンのユーザーに関する考慮事項」を追加。
  • 「Exchange Server を実行せずに Windows と Outlook を実行している中小企業、家庭、または一般消費者のコンピュータ ユーザーの場合」を更新。
  • 「タイム ゾーン データ更新ツールが正常に終了したかどうかを確認する方法」を追加。
2007 年 3 月 8 日「発生する可能性がある全エラー コードの一覧」に発生する可能性があるすべてのエラー コードを追加。
2007 年 3 月 9 日「予定表管理アプリケーションで DST を更新するために使用できるツール」に、タイム ゾーン データ更新ツールのファイルの一覧情報を追加。
2007 年 3 月 9 日「サポート技術情報」の資料 238119「拡張 MAPI の数値結果コード一覧」への相互参照を追加。
2007 年 4 月 3 日「はじめに」を更新。
2007 年 7 月 27 日「対処方法」を追加。
2007 年 7 月 31 日資料全体を更新。
2007 年 8 月 31 日 933146 からコマンド ライン スイッチおよびシナリオを組み入れ、933146 を削除。「補足資料」を追加。
2007 年 9 月 4 日「既知の問題と制限事項」に、ニュージーランド標準時に関する項目を追加。
2007 年 9 月 5 日「更新操作の一般的な順序」の手順を更新し、手順 2. に 941898 を追加。
2007 年 10 月 5 日「移動モード」セクションにサブセクションを追加。
2007 年 10 月 9 日/ignorePatchDate コマンド ライン オプションについて注意事項を追加。ツール チェックの更新プログラムの一覧に KB933360 を追加。
2007 年 11 月 13 日
  • DST 2007 と DST 2006 のすべての参照を削除し、「タイム ゾーン規則」または「Windows タイム ゾーン更新」に置き換え。
  • 詳細情報のセクションから「タイム ゾーン データ更新ツールのインストール方法と使用方法」を削除。
2008 年 3 月 4 日Microsoft Office Outlook ツールのタイム ゾーン データ更新ツールがインストールされているコンピューター上で、OutlookTimeZoneMove.exe パッケージを開いても、ツールは実行できませんという部分で始まるセクション「既知の問題と制限事項」に項目を追加。
2008 年 9 月 12 日次の更新内容をこの資料に追加。
  • 最新の更新 (2008 年 8 月 12 日) が反映されるように現在の更新に関する情報を変更。
  • 現在の更新のファイル属性を更新。
  • 最新のバージョン (3.0) について触れるため、Time Zone Data Update Tool のバージョン参照を更新。
  • 「既知の制限事項と問題」セクションで、957498 への参照を追加。
  • KB951072 への KB933360 の全参照を更新。
  • KB950885 への KB941898 の全参照を更新。
  • KB941421 Exchange Server 2007 用の更新プログラムのロールアップ 5 についてへの KB940006 Exchange Server 2007 用の更新プログラムのロールアップ 4 についての参照を更新。
  • OutlookTimeZoneMove.exe に Tzmove.exe のインスタンスを更新。
  • 「タイム ゾーン データ更新ツールのインストール方法と使用方法」の手順を少し変更。
  • 「タイム ゾーン移動処理とタイム ゾーン更新処理の違い」セクションと、「コマンド ライン オプション」の表の追加などの「移動処理を実行するには」セクションを少し変更。
  • 新しい「タイム ゾーンの移動処理で /Quiet オプションを使用する」セクションと新しい「タイム ゾーンの移動処理で元のタイム ゾーンと新しいタイム ゾーンを指定する」セクションを追加。
  • シナリオのセクションからシナリオ 1 を削除。
  • 「Outlook タイム ゾーン データ更新ツールのコマンド ライン オプションの用語集」セクションに 4 つのコマンド ライン ツールを追加。
  • 「既知の問題と制限事項」セクションから 1 つの箇条書きと手順を削除。

プロパティ

文書番号: 931667 - 最終更新日: 2011年9月20日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Outlook 2010
  • Microsoft Office Outlook 2007
  • Microsoft Office Outlook 2003
  • Microsoft Outlook 2002 Standard Edition
  • Microsoft Outlook 2000 Standard Edition
キーワード:?
kbexpertisebeginner kbhowto KB931667
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