文書番号: 932086 - 最終更新日: 2007年8月10日 - リビジョン: 4.0 Outlook 2007 でサイズの大きい .pst ファイルまたは .ost ファイルに含まれるアイテムに対して操作を行っていると、パフォーマンスの問題が発生することがある目次現象
通常の操作を行っているときに、Microsoft Office Outlook 2007 が一時的に応答を停止します。たとえば、電子メール メッセージを読んでいるとき、移動したとき、削除したときなどです。
この現象は、メールの配信中または同期中に最も顕著になります。また、ストアのサイズが大きくなるとより顕著になります。.pst ファイルまたは .ost ファイルのサイズが 2 GB に達すると、発生しやすくなり、4 GB 以上になるとより顕著になります。 注 : 以前のバージョンの Outlook で同じ操作を実行した場合、pst ファイルまたは .ost ファイルのサイズが大きくても同様のパフォーマンスの問題は発生しません。 原因
Outlook 2007 では、新機能に対応するために、.pst ファイルおよび .ost ファイルに新しいデータ構造が導入されています。この新しいデータ構造では、.pst ファイルまたは .ost ファイルに含まれるアイテムの数が増加すると、ハード ディスクへのデータの書き込み頻度が増加します。
注 : この新しいデータ構造を持たない .pst ファイルまたは .ost ファイルを作成することはできません。 解決方法
この問題を解決するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) の資料に記載されている更新プログラムをインストールします。
933493?
(http://support.microsoft.com/kb/933493/
)
Outlook 2007 更新プログラム (2007 年 4 月 13 日) について
更新プログラム 933493 を使用すると、通常操作時の Outlook 2007 の全般的な応答を向上することができます。通常操作とは、コンピュータにサイズの大きいメールボックス ファイル (.pst ファイルおよび .ost ファイル) が格納されているユーザーの電子メール メッセージを読む、移動する、削除する、およびダウンロードするなどの操作です。技術的な観点では、この更新プログラムによって、サイズの大きい .pst ファイルまたは .ost ファイルへの Outlook 2007 の書き込みパターンが最適化されます。この結果、ディスク アクセスが減少します。
この Outlook 2007 用の更新プログラムは、マイクロソフトがお客様の製品エクスペリエンスを向上するために継続的に行っている活動の一部です。マイクロソフトでは、Outlook 2007 の実行時に一部のお客様にパフォーマンスの問題が発生していることを認識しています。この更新プログラムには複数のパフォーマンスの向上が含まれ、以下の点を強化するように設計されています。
詳細
この問題を解決するか、問題の発生を最低限に抑えるために、以下のいずれかの方法を使用することもできます。
方法 1 : Exchange メールボックスのサイズを小さくするExchange メールボックスのサイズを小さくすると、.ost ファイルのサイズも小さくなります。Exchange メールボックスのサイズを小さくするには、以下のいずれかまたは両方の操作を実行します。
方法 2 : キャッシュ モードのプロファイルの代わりにオンライン モードのプロファイルを使用するキャッシュ モードのプロファイルでは、.ost ファイルを使用して、ローカル ハード ディスクにメールボックスが格納されます。Exchange メールボックスのサイズが大きい場合、.ost ファイルのサイズはさらに大きくなります。たとえば、メールボックスのサイズが 350 MB の場合、.ost ファイルのサイズは 475 MB 以上になる可能性があります。方法 3 : サイズの大きい .pst ファイルを、複数のサイズの小さい .pst ファイルに分割するOutlook 2007 には、.pst ファイルを複数の .pst ファイルに分割する機能が組み込まれていません。したがって、以下のいずれかの手順を実行して、サイズの大きい .pst ファイルを分割する必要があります。
方法 4 : フィルタを使用して、Exchange から .ost ファイルに同期させるアイテムを制限する特定の Exchange メールボックス フォルダに同期フィルタを構成するには、以下の手順を実行します。
同期フィルタを使用している場合、Microsoft Office Outlook Web Access、または Outlook プロファイルにオンライン モードを使用するように構成されている Outlook クライアントのいずれかを使用して、.ost ファイルと同期されていないアイテムを確認できます。 ポータブル コンピュータを使用している場合ポータブル コンピュータを使用している場合は、デスクトップ コンピュータより早くこれらの問題が発生することがあります。これは、ポータブル コンピュータのハード ディスクがデスクトップ コンピュータのハード ディスクより、一般的に処理速度が遅いためです。パフォーマンスの問題はハード ディスクの速度に直接関係しています。コンピュータに RAM (Random Access Memory) を追加しても、この問題には効果がありません。関連情報
Outlook の .pst ファイルの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
830336?
(http://support.microsoft.com/kb/830336/
)
Outlook 2007 および Outlook 2003 では .PST ファイルの形式とフォルダ サイズの制限が異なる
832925?
(http://support.microsoft.com/kb/832925/
)
Outlook 2007 および Outlook 2003 の .pst ファイルおよび .ost ファイルのサイズの制限を構成する方法
注 : 文書番号 832925 の資料で使用されているレジストリ パスは Outlook 2003 用です。Outlook 2007 では、資料に記載されているパス \11.0 の代わりにパス \12.0 を使用してください。
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。" | サポート技術情報の翻訳
|
先頭へ戻る
