Office、または Outlook に変更を加える Office 更新プログラムをインストールするたびに、意図せず Outlook 2003 が既定のメール クライアントとして設定される

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文書番号: 933450 - 対象製品
重要 : この資料には、レジストリの編集方法が記載されています。万一に備えて、編集の前には必ずレジストリをバックアップし、レジストリの復元方法を理解しておいてください。バックアップ、復元、および編集方法の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
256986 Microsoft Windows レジストリの説明
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目次

現象

Microsoft Office 2003、Office 2003 Service Pack、または Office 2003 更新プログラム パッケージをインストールすると、Microsoft Windows で設定されている既定のメール クライアントが削除され、代わりに Microsoft Office Outlook 2003 が既定のメール クライアントとして設定されます。

この問題は、次のいずれかの条件に該当する場合に発生します。
  • Office のインストールに Outlook 2003 が含まれている。
  • Service Pack または更新プログラム パッケージにより Outlook 2003 が更新される。

解決方法

この問題を解決するには、状況に応じて、以下のいずれかの方法を使用します。

方法 1 : 展開前

Outlook をインストールする前に、この問題が発生しないようにするには、カスタム インストール ウィザード (CIW) を使用して Windows インストーラ変換ファイル (.mst) を作成して、Outlook が既定のメール クライアントとして設定されないようにします。

: カスタム インストール ウィザードは Office 2003 Editions Resource Kit Tools に含まれています。Office 2003 Editions Resource Kit Tools を入手するには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=4bb7cb10-a6e5-4334-8925-3bcf308cfbaf
Outlook が既定のメール クライアントとして設定されないように設定を構成するには、次の手順を実行します。
  1. カスタム インストール ウィザードを起動します。カスタム インストール ウィザードの手順に従って、[Office ユーザー設定の変更] ページを表示します。
  2. [Office ユーザー設定の変更] ページで [Microsoft Office Outlook 2003]、[ツール | オプション...] の順に展開し、[その他] をクリックします。
  3. [設定] ボックスの一覧で [Outlook を既定の電子メール、連絡先、予定表のプログラムにする] をダブルクリックします。
  4. [変更を適用] をクリックし、[Outlook を既定の電子メール、連絡先、予定表のプログラムにする] チェック ボックスがオフになっていることを確認し、[OK] をクリックします。
  5. [次へ] をクリックし、カスタム インストール ウィザードの残りの手順を実行して、変換ファイルを作成します。
Office を展開する際に、作成した変換ファイル (.mst) を使用して Outlook の設定を変更します。 関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
829898 [Support WebCast] エンタープライズ コンピューティング環境における Microsoft Office 2003 の展開

方法 2 : 展開後

警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。

Outlook のインストール後、または Outlook を既定のメール クライアントとして設定する Service Pack または更新プログラムのインストール後に、この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を使用します。

方法 1

バッチ ファイルを作成して、次のレジストリ サブキーにある (標準) レジストリ値に、既定のメール クライアントを適切に設定します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\Mail
このバッチ ファイルは、起動時に実行するか、レジストリ キー
Run
を使用して実行することができます。または、グループ ポリシー オブジェクトを構成してこのバッチ ファイルを実行できます。グループ ポリシー オブジェクトを使用してこの種類のバッチ ファイルを展開する方法の詳細については、「詳細」を参照してください。

方法 2

Windows インストーラ プログラムを使用して、Outlook を削除し、その後 Outlook を再インストールします。これを行うには、以下の手順を実行します。
  1. 次の MSIEXEC コマンドを使用して Outlook を削除します (path to MSI File には、MSI ファイルへのパスを指定します)。
    MSIEXEC.exe /i path to MSI File REMOVE=OUTLOOKFiles
    : このコマンドでは、大文字と小文字が区別されます。
  2. 次の MSIEXEC コマンドを使用して Outlook を再インストールします。
    MSIEXEC.exe /i path to MSI File ADDLOCAL=OUTLOOKFiles OUTLOOKASDEFAULTMAILAPP=0 OUTLOOKASDEFAULTCALENDARAPP=0 OUTLOOKASDEFAULTCONTACTSAPP=0
    : このコマンドでは、大文字と小文字が区別されます。

    このコマンドは、Outlook を既定のメール クライアントとして指定しません。また、このコマンドの実行後は、Outlook を更新する際に Outlook が既定のメール クライアントとして設定されなくなります。

方法 3

レジストリ エディタを使用して、インストールの修復処理を変更します。Office インストールの修復処理では、レジストリを使用して、既定のメール クライアントが Outlook であるかどうかが確認されます。このレジストリ値を変更すると、Office インストールの修復処理中に Outlook が既定のメール クライアントとして設定されなくなります。
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、regedit と入力して [OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリ キーをクリックします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Installer\UserData\S-1-5-18\Components
  3. [編集] メニューの [検索] をクリックし、02:\software\clients\Mail と入力し、[次を検索] をクリックします。
  4. 手順 3. でキーが見つかったら、[ファイル] メニューの [エクスポート] をクリックして、レジストリ ファイル (.reg) のバックアップを作成します。
  5. データ 02:\software\clients\Mail が格納されている値をダブルクリックします。
  6. [値のデータ] ボックスで次の文字列を削除します。
    02:\software\clients\Mail
  7. レジストリ エディタを終了します。
  8. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。Appwiz.cpl と入力し、[OK] をクリックします。
  9. Office 2003 製品をクリックし、[変更] をクリックします。
  10. [再インストール/修復] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  11. [Office を再インストールします] をクリックし、[完了] をクリックします。
  12. Office の再インストールが完了したら、既定のメール プログラムが Outlook に変更されていないことを確認します。

詳細

グループ ポリシーを構成して既定のメール クライアントを変更する方法の例を以下に示します。

レジストリ エントリを展開して既定のメール クライアントを変更するには、以下の手順を実行します。

手順 1 : 既定のメール クライアントを適切に指定する .reg ファイルを作成する

  1. メモ帳などのテキスト エディタを起動し、次のようなレジストリ情報を入力するか貼り付けます。
    Windows Registry Editor Version 5.00
    
    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\Mail]
    @="Outlook Express"
    
    : この例では、構成する既定のメール クライアントとして Microsoft Outlook Express を使用しています。ただし、Outlook Express を、組織に応じたメール クライアントに置き換えることができます。
  2. テキスト ファイルをレジストリ ファイル (.reg) として保存します。たとえば、MailClient.reg というファイル名で保存します。
  3. MailClient.reg ファイルを共有ネットワーク上の場所、たとえばドメイン コントローラ上の Netlogon 共有にコピーします。

    : ドメイン コントローラ上の Netlogon 共有にこのファイルをコピーする場合、プライマリ ドメイン コントローラ (PDC) エミュレータ操作マスタの役割を持つドメイン コントローラ上の Netlogon 共有にコピーする必要があります。

手順 2 : Windows レジストリを更新するスクリプトを作成する

  1. メモ帳などのテキスト エディタを起動し、次のようなレジストリ情報を入力するか貼り付けます。
    @echo off
    regedit /s \\example.com\NETLOGON\MailClient.reg
    : このスクリプトでは、レジストリ ファイルの場所はドメイン コントローラ上の Netlogon 共有です。ただし、状況に応じてこの場所を変更できます。
  2. ファイルをコマンド ファイル (.cmd) として保存します。たとえば、UpdateMailClient.cmd というファイル名で保存します。
  3. MailClient.reg ファイルをコピーした共有ネットワーク上の同じ場所に、UpdateMailClient.cmd ファイルをコピーします。たとえば、UpdateMailClient.cmd ファイルをドメイン コントローラ上の Netlogon 共有にコピーします。

手順 3 : 起動時にスクリプトを実行するグループ ポリシー オブジェクトを作成する

  1. ドメイン コントローラにログオンし、Active Directory ユーザーとコンピュータ ツールを起動します。このツールを起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、dsa.msc と入力し、[OK] をクリックします。
  2. グループ ポリシー オブジェクトを構成するコンテナを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。たとえば、ドメイン コンテナまたは組織単位コンテナを右クリックします。
  3. [グループ ポリシー] タブをクリックし、[新規] をクリックします。
  4. このポリシーに付ける名前を入力し、Enter キーを押します。
  5. [プロパティ] をクリックし、[セキュリティ] タブをクリックします。
  6. このポリシーが特定のユーザーおよびグループに適用されないようにするには、該当するユーザーおよびグループについて、以下のアクセス許可の [許可] チェック ボックスをオフにします。
    • 読み取り
    • グループ ポリシーの適用
  7. アクセス許可の設定を変更したら、[OK] をクリックします。
  8. [編集] をクリックし、グループ ポリシー オブジェクト エディタ ツールを起動します。
  9. [コンピュータの構成]、[Windows の設定] を順に展開し、[スクリプト (スタートアップ/シャットダウン)] をクリックします。
  10. 詳細ウィンドウで、[スタートアップ] をダブルクリックします。
  11. [追加] をクリックし、[スクリプト名] ボックスでコマンド ファイル (.cmd) の UNC パスを入力します。たとえば、\\domainControllerName\NETLOGON\UpdateMailClient.cmd と入力します。
  12. [OK] を 2 回クリックした後、グループ ポリシー オブジェクト エディタ ツールを終了します。
  13. [閉じる] をクリックして [ObjectName のプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
クライアント コンピュータにグループ ポリシーが適用されると、コマンド ファイル (.cmd) によって、既定のメール クライアントを指定する Windows レジストリが更新されます。したがって、既定のメール クライアントを変更するコンピュータのみにポリシーが適用されるようにする必要があります。

プロパティ

文書番号: 933450 - 最終更新日: 2007年8月20日 - リビジョン: 2.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office Outlook 2003
キーワード:?
kbtshoot kbprb kbexpertisebeginner KB933450
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