Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 2 の問題 : クリーンアップ タスクが予定とは異なる間隔で実行される

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文書番号: 933508 - 対象製品
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目次

概要

最初のリリース版の Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 2 (SP2) を適用すると、既存の SQL Server 2005 のメンテナンス プランおよび Integration Services パッケージに含まれるクリーンアップ タスクが予定よりも短い間隔で実行されます。この問題は、以下の条件に該当する場合にのみ発生します。
  • 2007 年 3 月 5 日よりも前に SQL Server 2005 SP2 をダウンロードしてインストールした。
  • SQL Server 2005 のメンテナンス プランまたは Integration Services パッケージを使用している。
  • それらのプランまたはパッケージで、履歴クリーンアップ タスクまたはメンテナンス クリーンアップ タスクが構成されている。
この問題の解決方法は、「解決方法」で説明します。

SQL Server 2000 のレガシ メンテナンス プランを使用している場合、および 2007 年 3 月 5 日以降に SP2 をダウンロードした場合は、この問題の影響を受けません。SQL Server 2005 SP2 はこの日に更新され、この問題を回避する更新プログラムが含まれるようになりました。

: この問題は、SQL Server 2005 SP2 のメイン パッケージにのみ影響します。メイン パッケージでは、次の名前付け規則が使用されます。
SQLServer2005SP2-KB921896-ProccessorType-Language.exe
この問題は、SQL Server 2005 Express Edition または SQL Server 2005 Feature Pack パッケージには影響しません。

この問題の影響を受ける SQL Server 2005 SP2 パッケージと、更新されたパッケージのファイルのバージョンを以下に示します。
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パッケージの種類 ファイルのバージョン
この問題の影響を受ける自己解凍形式の実行可能ファイル 9.0.3042.0
更新された自己解凍形式の実行可能ファイル 9.0.3042.1

重要 : 更新された SQL Server 2005 SP2 パッケージに含まれる修正は、この後にリリースされるすべての SQL Server 2005 修正プログラム パッケージに含まれます。

背景

SQL Server 2005 がリリースされた当初、クリーンアップの間隔は日、週、月、年単位で指定していました。ユーザーからのフィードバックに対応するため、SQL Server 2005 SP2 ではメンテナンス プランが大幅に強化され、クリーンアップの間隔を時間単位で指定できるようになりました。

クリーンアップの間隔が変更されたことにより、最初のリリース版の SQL Server 2005 SP2 ではクリーンアップ タスクの間隔が元の設定とは異なって解釈されます。この現象により、クリーンアップ タスクで予定よりも早く情報が削除される可能性があります。

また、クリーンアップの間隔が変更されたことにより、ツールおよびサーバーのバージョンが混在している場合にクリーンアップ タスクの間隔が異なって解釈されます。オリジナル リリース版の SQL Server 2005 (RTM 版)、SQL Server 2005 Service Pack 1 (SP1)、SQL Server 2005 SP2 更新版の間には互換性がありますが、これらのバージョンが最初のリリース版の SQL Server 2005 SP2 と混在していると、新しいタスクおよび変更されたタスクでタスクの間隔が誤って解釈される可能性があります。
  • オリジナル リリース版の SQL Server 2005、SQL Server 2005 SP1、または SQL Server 2005 SP2 更新版のツールを使用してプランまたはパッケージを作成または変更します。最初のリリース版の SQL Server 2005 SP2 でタスクを実行すると、ほとんどのクリーンアップ タスクの間隔が予定よりも "短く" なります。この現象により、情報が予定よりも早く削除される可能性があります。
  • 最初のリリース版の SQL Server 2005 SP2 のツールを使用してプランまたはパッケージを作成または変更します。オリジナル リリース版の SQL Server 2005、SQL Server 2005 SP1、または SQL Server 2005 SP2 更新版でタスクを実行すると、クリーンアップ タスクの間隔が予定よりも "長く" なります。この現象により、情報が予定よりも長く保持される可能性があります。
  • 最初のリリース版の SQL Server 2005 SP2 のツールを使用して、年単位で間隔を指定したプランまたはパッケージを作成または変更します。オリジナル リリース版の SQL Server 2005 または SQL Server 2005 SP1 でタスクを開くと、以下のエラーが発生する可能性があります。
    '4' の InvalidArgument=Value は 'SelectedIndex' に対して有効ではありません。
    パラメータ名: SelectedIndex (System.Windows.Forms)
    このメッセージを無視してパッケージを保存すると、オリジナル リリース版の SQL Server 2005 および SQL Server 2005 SP1 でクリーンアップの間隔が誤って日単位で解釈され、情報が予定より早く削除されます。

解決方法

SQL Server 2005 SP2 がインストールされていない場合

オリジナル リリース版の SQL Server 2005 および SQL Server 2005 SP1 ではこの問題は発生しません。また、最新の SQL Server 2005 SP2 のダウンロードは更新され、この問題は解決されています。最初のリリース版の SP2 がインストールされていない場合は、最新版をダウンロードしてインストールできます。

: 以前の SP2 がインストールされている環境に SP2 更新版を適用しようとしても、ファイルが更新されません。代わりに、以下の GDR (General Distribution Release) 更新プログラムを使用します。

2007 年 3 月 5 日よりも前に SQL Server 2005 SP2 をダウンロードした場合

2007 年 3 月 5 日よりも前に SQL Server 2005 SP2 をダウンロードした場合は、GDR (General Distribution Release) 更新プログラムを SQL Server 2005 SP2 インストール環境に適用します。GDR 更新プログラムは、Microsoft ダウンロード センターで入手できます。
SQL Server 2005 Service Pack 2 の重要な更新プログラム
この GDR 更新プログラムは、Microsoft Update からも入手できます。自動更新を使用している場合、この GDR 更新プログラムは自動的に適用されます。ただし、フェールオーバー クラスタリングを使用している場合は、GDR 更新プログラムを手動でダウンロードし、適用する必要があります。Microsoft Update では、GDR 更新プログラムはフェールオーバー クラスタ ノードに適用されません。

GDR 更新プログラムの適用後、コンピュータの再起動が必要な場合があります。

GDR 更新プログラムにより、オリジナル リリース版の SQL Server 2005 および SQL Server 2005 SP1 を使用して作成されたクリーンアップ タスクの解釈方法が修正されます。最初のリリース版の SQL Server 2005 SP2 を使用してメンテナンス プランまたは Integration Services パッケージを作成または編集した場合は、GDR 更新プログラムの適用後、クリーンアップ タスクの間隔を確認して更新する必要があります。これを行わない場合、クリーンアップ タスクでは予定よりも長くデータが保持されます。

クリーンアップ タスクの間隔を確認して更新するには、次の手順を実行します。
  1. メンテナンス プランまたは Integration Services パッケージを開きます。
  2. 各クリーンアップ タスクを開きます。
  3. クリーンアップの間隔を正しい値に調整します。
  4. プランまたはパッケージを保存します。
サーバーを指定すると、SQL Server 2005 SP2 メンテナンス プラン ユーティリティを使用して、オリジナル リリース版の SQL Server 2005 SP2 を使用して編集されたメンテナンス プランを確認できます。この情報を使用して、調査する必要のあるプランの数を限定できます。このユーティリティを入手するには、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=864ee539-85ce-429c-a166-4c84cdb24b54

GDR 更新プログラムおよび SP2 更新版によって更新されるファイル

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更新されるファイル 最初のリリース版の SP2 SP2 更新版 GDR 更新プログラム適用後 場所
Microsoft.SqlServer.MaintenancePlanTasks.dll 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00 %ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\90\DTS\Tasks and the global assembly cache (GAC)
Microsoft.SqlServer.MaintenancePlanTasksUI.dll 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00 GAC

インストールされている SQL Server 2005 SP2 のバージョンを確認するには、%ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\90\DTS\Tasks にあるファイルを調べます。SP2 のファイルのバージョンが 9.00.3017.00 以上 9.00.3042.00 未満の場合、SP2 のバージョンはプレリリース版で、SP2 更新版をインストールする必要があります。ファイルのバージョンが 9.00.3042.00 の場合は、最初のリリース版の SP2 がインストールされており、GDR 更新プログラムを適用する必要があります。

GDR 更新プログラムでは、ファイルのバージョンが検出され、必要に応じてファイルが更新されます。ただし、ファイルのバージョンを確認する必要がある場合は、エクスプローラまたは Filever コマンド ライン ユーティリティを使用できます。
  • 各コンピュータのファイルのバージョンを確認するには、エクスプローラを開き、ファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[バージョン情報] タブをクリックします。
  • 多数のコンピュータのファイルのバージョンを確認するのに役立つ、Filever コマンド ライン ユーティリティを入手できます。 Filever コマンド ライン ユーティリティの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
    913111 Windows で Filever.exe ツールを使用してファイルに関する特定の情報を入手する方法

すべての SQL Server 2005 修正プログラムおよび GDR 更新プログラムによって更新されるファイル

ソース コードに変更がなくても、すべての SQL Server 2005 修正プログラムおよび GDR 更新プログラムで更新されるファイルがいくつかあります。たとえば、Sqlservr.exe が更新されると、SELECT @@version には、更新済みの製品バージョンが表示されます。

次の表は、コードに変更がなくても更新されるファイルの一覧です。
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更新されるファイル 最初のリリース版の SP2 SP2 更新版 GDR 更新プログラム適用後
Microsoft.ReportingServices.Diagnostics.dll 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00
MsDtsSrvr.exe 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00
Msmdsrv.exe 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00
NSService.exe 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00
ReportingServicesService.exe 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00
SqlAccess.dll 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00
Sqlservr.exe 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00
SqlWb.exe 9.00.3042.00 9.00.3043.00 9.00.3050.00

回避策

GDR 更新プログラムを適用しない場合、整合性のあるバージョンのサーバーやツールを使用してクリーンアップ タスクの間隔を手動で更新できます。後でこの更新プログラムまたはそれ以降の SQL Server 2005 更新プログラムを適用する場合、クリーンアップ タスクの間隔を確認して更新する必要があります。このため、GDR 更新プログラムを適用することをお勧めします。

製品サポート

Microsoft Product Support Services の電話番号一覧およびサポート料金については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ws=support
: Microsoft Support 担当者が、特定の更新プログラムを適用することにより問題が解決されると判断した場合、まれに通常サポート依頼にかかる料金が免除されることがあります。ただし、特定の更新プログラムの対象とならない追加の質問および問題については、通常のサポート料金が適用されます。

プロパティ

文書番号: 933508 - 最終更新日: 2011年5月14日 - リビジョン: 6.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Standard X64 Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition for Itanium Based Systems
  • Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise X64 Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition for Itanium Based Systems
  • Microsoft SQL Server 2005 Workgroup Edition
キーワード:?
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