文書番号: 934307 - 対象製品
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はじめに

この資料では、以下の Windows オペレーティング システムにおける Windows Update スタンドアロン インストーラー (Wusa.exe) について説明します。
  • Windows Vista
  • Windows Server 2008
  • Windows 7
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows 8
  • Windows Server 2012

Wusa.exe ファイルは、%windir%\System32 フォルダーにあります。Windows Update スタンドアロン インストーラーは、Windows Update Agent API を使用して更新プログラム パッケージをインストールします。更新プログラム パッケージのファイル名拡張子は .msu です。.msu ファイル名拡張子は、Windows Update スタンドアロン インストーラーと関連付けられています。

詳細

.msu ファイルには、以下のものが含まれています。

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内容説明
Windows Update メタデータ.msu ファイルに含まれている各更新プログラム パッケージの詳細情報が記述されています。

1 つ以上の .cab ファイル各 .cab ファイルは、1 つの更新プログラムを表します。

1 つの .xml ファイルこの .xml ファイルには、.msu 更新プログラム パッケージの詳細情報が記載されています。パッケージ マネージャー ツール (Pkgmgr.exe) を使用して更新プログラムの無人インストールを実行するときに、Wusa.exe でこの .xml ファイルが使用されます。

たとえば、修正プログラム 934307 をダウンロードして、C:\934307 フォルダーに Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルを保存します。コマンド プロンプトに次のコマンドを入力して、.msu ファイルを一時フォルダーに展開します。

expand -f:* "C:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu" %TEMP%

その後、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。

pkgmgr.exe /n:%TEMP%\Windows6.0-KB934307-x86.xml

プロパティ ファイルこのファイルには、Wusa.exe で使用する文字列プロパティが記載されています。たとえば、このファイルには、関連付けられているサポート技術情報のタイトルが記載されています。


Wusa.exe を使用して更新プログラム パッケージをインストールすると、Wusa.exe により .msu ファイルの内容が一時フォルダーに展開されます。その後、 Wusa.exe により、以下の手順が実行されます。
  1. .msu ファイル内の Windows Update メタデータを使用して Wusa.exe により適用可能な更新プログラムが検索されます。
  2. Wusa.exe により、適用可能な更新プログラムの内容が Windows Update サンドボックスにコピーされます。Windows Update サンドボックスは保護されたフォルダーです。
  3. Wusa.exe の起動時に指定したモードに応じて、Windows Update Agent API の適切な関数が Wusa.exe から呼び出されます。
  4. Windows Update ウィザードでインストールが完了すると、Windows Update Agent API により状態が返されます。その後、Wusa.exe は Windows Update Agent API と同期して動作します。
注: .msu 更新プログラム パッケージ内の各更新プログラムは、別々のセッションでインストールされます。Wusa.exe を使用したとき、実行される Wusa.exe のインスタンスは 1 つのみです。Wusa.exe では、.msu ファイルの更新プログラムの内容は変更されません。更新プログラムの内容に応じて、Windows Update インフラストラクチャで必要な動作が実行されます。

Wusa.exe を対話モードで起動すると、ようこそ画面に更新プログラムに関する詳細な情報が表示されます。更新プログラムのインストールを続行する場合、Wusa.exe により Windows Update Agent API の適切な関数が呼び出され、Windows Update ウィザードが起動します。Windows Update ウィザードには、更新プログラム パッケージに関連付けられているマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項が表示されます。Wusa.exe により Windows Update Agent API が呼び出され、インストールが続行されます。その後、Windows Update ウィザードでインストールが終了するまで、Wusa.exe は待機します。

.msu 更新プログラム パッケージをインストールするには、ファイルの完全なパスを指定して、Wusa.exe を実行します。

たとえば、Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルが D:\934307 フォルダーにある場合、更新プログラム パッケージをインストールするには、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
wusa.exe d:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu
.msu ファイルをダブルクリックして更新プログラム パッケージをインストールすることもできます。

Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8、および Windows Server 2012 では、Wusa.exe を使用すると更新プログラムをアンインストールできます。

注: Wusa.exe を使用して Windows Vista または Windows Server 2008 の更新プログラムをアンインストールすることはできません。Windows Defender のソフトウェア エクスプローラーを使用すると、手動で更新プログラムをアンインストールできます。ソフトウェア エクスプローラーの詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
Windows Defender のソフトウェア エクスプローラーを使用する

Wusa.exe では、次のスイッチを使用できます。

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スイッチ説明
/?/h/helpヘルプを表示します。

/quietWusa.exe を、ユーザーによる操作を必要としない Quiet モードで実行します。このツールを Quiet モードで実行すると、ユーザーの操作なしで実行されます。必要な場合は、コンピューターが再起動されます。

たとえば、Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルが D:\934307 フォルダーにある場合、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力すると、途中でユーザーの入力が求められることなく、更新プログラム パッケージがインストールされます。

wusa.exe d:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu /quiet

: このスイッチを使用すると、マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項が表示されません。

/norestartWusa.exe によりコンピューターが再起動されないようにします。/quiet スイッチを指定していない場合は、/norestart スイッチは無視されます。この 2 つのスイッチを指定して Wusa.exe を実行すると、インストール後にコンピューターの再起動が必要な場合、手動でオペレーティング システムを再起動する必要があります。

たとえば、Windows6.0-KB934307-x86.msu ファイルが D:\934307 フォルダーにある場合、更新プログラム パッケージをインストールするには、コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。

wusa.exe D:\934307\Windows6.0-KB934307-x86.msu /quiet /norestart
/uninstall指定のパッケージまたはサポート技術情報番号をアンインストールします。

/kbサポート技術情報番号を使用してアンインストールするパッケージを指定します。/uninstall スイッチと組み合わせた場合にのみ、このスイッチを渡すことができます。

/extractWusa.exe によりパッケージの内容が抽出先フォルダーに抽出されます。

/warnrestartこのスイッチを /quiet スイッチと組み合わせると、Wusa.exe により、インストールおよびアンインストールの処理を行うための再起動を開始する前に、確認メッセージが表示されます。

/forcerestartこのスイッチを /quiet スイッチと組み合わせると、Wusa.exe により強制的にアプリケーションが閉じられ再起動が開始します。


注: .msu ファイルはオフライン イメージにインストールできます。これを行うには、DISM.exe /Add-Package オプションと、Windows 7/Windows 8 の OEM Preinstallation Kit (OPK) または Windows 自動インストール キット (AIK) を組み合わせて使用します。詳細については、以下のマイクロソフト TechNet Web サイトを参照してください。


Windows Update スタンドアロン インストーラーのイベント ログを参照するには、以下の手順を実行します。
  1. [スタート] ボタン
    元に戻す画像を拡大する
    [スタート] ボタン
    をクリックし、[検索の開始] ボックスに「イベント ビューアー」と入力して、[プログラム] の一覧の [イベント ビューアー] をクリックします。Windows 8 および Windows Server 2012 では、スタート画面で「イベント ビューアー」と入力し、[設定] をクリックし、[設定] の下にある [イベント ログの表示] をクリックします。

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    ユーザー アカウント制御の許可
    管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。

  2. イベント ビューアーで、[Windows ログ] を展開し、[セットアップ] をクリックします。

    真ん中のウィンドウにセットアップ イベントが表示されます。

  3. [操作] ウィンドウで、[現在のログをフィルター] をクリックします。

  4. [イベント ソース] ボックスの一覧の [WUSA] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

関連情報

Windows Update Agent API の詳細については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
Windows Update Agent (WUA) API Reference

プロパティ

文書番号: 934307 - 最終更新日: 2013年4月5日 - リビジョン: 3.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows Vista Home Basic
  • Windows Vista Home Premium
  • Windows Vista Ultimate
  • Windows Vista Business
  • Windows Vista Enterprise
  • Windows Vista Starter
  • Windows Server 2008 Datacenter
  • Windows Server 2008 Enterprise
  • Windows Server 2008 Standard
  • Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems
  • Windows 7 Home Basic
  • Windows 7 Home Premium
  • Windows 7 Professional
  • Windows 7 Ultimate
  • Windows Server 2008 R2 Datacenter
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise
  • Windows Server 2008 R2 Standard
  • Windows 8
  • Windows 8 Enterprise
  • Windows 8 Pro
  • Windows Server 2012 Datacenter
  • Windows Server 2012 Essentials
  • Windows Server 2012 Foundation
  • Windows Server 2012 Standard
キーワード:?
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