報告された問題に対する修正プログラムを提供する SQL Server チームの増分サービス モデル (ISM) について

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文書番号: 935897 - 対象製品
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目次

はじめに

Microsoft SQL Server チームでは、報告された問題に対する修正プログラムを提供するための増分サービス モデル (ISM) を導入しました。この ISM の目的は、質の高い修正プログラムを、適切なタイミングで、また予測可能なスケジュールで提供することです。

詳細

SQL Server チームでは、現行の優先度中心の修正プログラム リリース モデルから、スケジュールに従った提供モデルに移行しています。スケジュールに従った提供モデルでは、ユーザーは、非常に重要度の高い問題に対応するための修正プログラムを、短期間で受け取ることができます。また、従来より多くのテストが実施された修正プログラムを、スケジュールに従って受け取ることができます。このため、SQL Server チームでは、次のような提供メカニズムを作成しました。

COD (重大なオンデマンド) 修正プログラム

  • この依頼を行う場合は、効果的な回避策がない、業務に著しい影響があるなど、依頼に関する一定の条件を満たした問題である必要があります。
  • 修正プログラムは、依頼に関する条件が満たされていれば、サポート契約の種類にかかわらず、どなたでも依頼できます。
  • 修正プログラムは、ユーザーの要件に基づいて、相互に合意した日またはそれ以前にリリースされます。
  • この修正プログラムのビルドに含まれる修正は、1 つの場合も複数の場合もあります。

OD (オンデマンド) 修正プログラム

  • この依頼を行う場合は、効果的な回避策がない、業務に著しい影響があるなど、依頼に関する一定の条件を満たした問題である必要があります。
  • 修正プログラムは、依頼に関する条件が満たされていれば、サポート契約の種類にかかわらず、どなたでも依頼できます。
  • 修正プログラムは、ユーザーの要件に基づいて、相互に合意した日またはそれ以前にリリースされます。
  • この修正プログラムのビルドに含まれる修正は、1 つの場合も複数の場合もあります。

CU (累積的な更新プログラム)

  • 更新プログラムは、サポート契約の種類にかかわらず、どなたでも依頼できます。
  • 更新プログラムは 2 か月ごとにリリースされます。
  • 更新プログラムには次の内容が含まれます。
    • それまでにリリースされたすべての COD 修正プログラム。
    • 回避策の有無、ユーザーへの影響、再現性、変更が必要なコードの複雑さなどの、修正プログラムの受け付けの条件を満たした問題に対する修正。

GDR (General Distribution Release)

  • GDR では、広範にわたってユーザーに影響を与える問題やセキュリティに影響を与える問題、またはその両方を修正します。GDR は、マイクロソフトの判断により、適切な状況、かつ適切なときに公開されます。GDR は最小限に抑えられています。
  • ユーザーから GDR を依頼することはできません。マイクロソフトでは、報告された修正プログラムを GDR として分類し、配布するかどうかを内部的に判断します。
  • GDR はダウンロード センターからリリースされます。また、Microsoft Update または Windows Update からもリリースされます。
デフォルトでは、すべての修正プログラムは、GDR リリース、CU リリース、COD リリースで提供されます。ある製品の修正プログラムの依頼量が一定のしきい値 (1 か月に 10 個など) を下回った場合、SQL チームでは CU リリースを停止して、GDR リリース、OD リリース、および COD リリースで修正プログラムを提供します。SQL Server チームでは、サポートに要するコストおよびユーザーの要求に基づいて決断を下します。

以下の図は、典型的な製品の ISM サポート サイクルの概要を示しています。最初のリリース版のサポート サイクルと、最初の Service Pack のサポート サイクルの両方が示してあります。このようなタイムラインは、製品のそれ以降のすべてのリリースに適用されます。たとえば、Service Pack 1 および Service Pack 2 にも、このタイムラインが適用されます。このタイムラインは、サポート マトリックスのすべての製品に適用されます。
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図 1 - ISM サポート サイクルの概要
最初のリリース版と最初の Service Pack のリリースの間隔は、製品ごとに異なる場合があるので注意してください。GDR および COD がリリースされるのは、製品のサポート ライフ サイクルの間です。

ISM 以外のサービス モデルでは、メジャー リリースの後にロールアップをリリースすることにより、1 つ前のリリースから最新のリリースまでの間隔をカバーしています。たとえば、ロールアップ リリースにより、最初のリリース版から Service Pack 1 のリリースまでの期間がカバーされます。ISM では、修正プログラムの提供に長い間隔が生じることはないため、修正プログラムのロールアップのリリースは不要になります。新規リリース後の最初の CU には、修正プログラムのロールアップに加え、追加の QFE が含まれます。

修正プログラム パッケージでは、Service Pack は置き換えられません。修正プログラム パッケージは付加的なものです。修正プログラム パッケージは、いつでもインストールまたはアンインストールできます。また、修正プログラム パッケージは累積的であるため、最新の OD 修正プログラム パッケージまたは CU 修正プログラム パッケージには、それまでにリリースされたすべての修正プログラムが含まれます。

SQL Server チームは、この改訂版のモデルを導入すると同時に SQL Server の品質向上に取り組むことにより、修正プログラムの必要性を低減することに努めています。

プロパティ

文書番号: 935897 - 最終更新日: 2007年11月20日 - リビジョン: 4.2
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise Edition for Itanium Based Systems
  • Microsoft SQL Server 2005 Enterprise X64 Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Developer Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Standard Edition for Itanium Based Systems
  • Microsoft SQL Server 2005 Standard X64 Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Workgroup Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Express Edition
  • Microsoft SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services
  • Microsoft SQL Server 2005 Notification Services
  • Microsoft SQL Server 2005 Reporting Services
  • Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services
  • Microsoft SQL Server 2000 Developer Edition
  • Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition
  • Microsoft SQL Server 2000 Reporting Services
  • Microsoft SQL Server 2000 Standard Edition
  • Microsoft SQL Server 2000 Analysis Services
キーワード:?
kbinfo kbtshoot KB935897
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