シングル コピー クラスタ環境で、Forefront Security for Exchange Server が失敗する

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文書番号: 939365 - 対象製品
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目次

現象

シングル コピー クラスタ (SCC) 環境で、Microsoft Forefront Security for Exchange Server に関連する以下の現象が発生することがあります。

現象 1

SCC 環境に Forefront Security for Exchange Server をインストールするときに、インストールが失敗し、以下のエラー メッセージが表示されます。
EVS に Forefront Server Security のリソースおよび構成を作成できませんでした。
また、Forefront のインストール ログに以下のような情報が記録されます。

09:35:24 048 szErrorDesc = Error SetupAntigenEVS: SetupAntigenMSCSEVS: ClusterResourceControl CLUSCTL_RESOURCE_SET_PRIVATE_PROPERTIES) failed.

現象 2

SCC 環境に Forefront Security for Exchange Server をインストールするときにノード名が 15 文字の場合、インストーラによりアクティブ ノードでパッシブ ノードのインストールが実行されます。インストール後、Forefront Server Security Administrator で情報を参照できません。

現象 3

クラスタ化メールボックス サーバー (CMS) がアクティブ ノードにフェールオーバーした後、Forefront Server Security Administrator で情報を参照できません。

現象 4

SCC 環境に Forefront Security for Exchange Server をインストールするときに、インストールが失敗します。これは、共有リソースを選択して Forefront Security for Exchange Server をインストールすると、発生します。また、Forefront のインストール ログに以下のような情報が記録されます。

23:20:27 013 szErrorDesc = Error GetEVSInfo: GetMSCSEVSInfo: An Active node of an Active/Passive MSCS cluster is found, but no match for the shared drive is found.

現象 5

マウント ポイントを共有リソースとして使用して Forefront Security for Exchange Server をインストールできません。また、Forefront のインストール ログに以下のような情報が記録されます。

23:20:27 013 szErrorDesc = Error GetEVSInfo: GetMSCSEVSInfo: An Active node of an Active/Passive MSCS cluster is found, but no match for the shared drive is found.

原因

原因 1

現象 1 は、Forefront Security for Exchange Server の検出ルーチンにより、アクティブ ノードとパッシブ ノードが誤って検出されるために発生します。このため、アクティブ ノードが誤ってパッシブ ノードとして検出されます。

原因 2

現象 2 は、Forefront Security for Exchange Server で 14 文字を超えるノード名を処理できないために発生します。

原因 3

現象 3 は、Forefront Security for Exchange Server でアクティブ ノードが同じノードにフェールオーバーすることが防止されないために発生します。パッシブ ノードが存在しない場合、リソースはいずれかのアクティブ ノードにフェールオーバーされます。この場合、アプリケーションのレジストリが上書きされるため、Forefront Security for Exchange Server が正常に機能しません。

原因 4

現象 4 は、インストール中に指定された共有リソース名に不適切な構文が含まれているために発生します。インストーラにより、共有リソース名の入力を求めるテキスト ボックスが表示されたときに、構文上正しくない共有リソース名を入力した可能性があります。これが原因で、インストールが失敗します。

原因 5

現象 5 は、共有ドライブとして使用するマウント ポイントを Forefront Security for Exchange Server で正しく検出して構成できないために発生します。Forefront Security for Exchange Server では、サードパーティ製のボリューム管理ツールで管理される共有記憶域リソースを検出できません。

解決方法

修正プログラムのインストール情報

これらの現象を解決する修正プログラムが提供されています。この修正プログラムは、シングル コピー クラスタにのみインストールできます。この修正プログラムは、現在のバージョンの Forefront Security for Exchange Server を完全にアンインストールしてから、適用する必要があります。この修正プログラムにより、Forefront Security for Exchange Server の完全インストールが実行されます。

この修正プログラムの適用後、クラスタ グループに [FSECluRes] クラスタ リソースが新しく追加されます。この新しいクラスタ リソースにより、Forefront Security for Exchange Server がクラスタ対応になります。このため、クラスタ リソースが正しい順序でオンラインになります。クラスタ リソースがオンラインになる順番は、依存関係により決定されます。

Forefront Security for Exchange Server をアンインストールする方法

注意
  • アンインストーラによりコンピュータの再起動を求められても、Forefront Security for Exchange Server をすべてのノードからアンインストールするまでコンピュータを再起動しないでください。すべてアンインストールされる前にアクティブ ノードが再起動されると、パッシブ ノードでアンインストールが終了する前に、アクティブ ノードで実行されているクラスタ化メールボックス サーバーがパッシブ ノードに移動することがあります。
  • Forefront Security for Exchange Server をすべてのノードからアンインストールするまでクラスタ化メールボックス サーバーを手動で移動しないでください。
Forefront Security for Exchange Server をシングル コピー クラスタからアンインストールするには、以下の手順を実行します。
  1. インストール中にアクティブであったノードをアンインストールの間もアクティブにします。
  2. インストール中にノードで実行されていたクラスタ化メールボックス サーバーをアンインストールの間も同じノードで実行します。

    : 手順 2. が必要なのは、アンインストーラにより共有ディスク ドライブ上のファイルがクリーンアップされ、その後、クラスタ化メールボックス サーバーからレジストリ レプリケーションの構成が削除されるためです。

    たとえば、2 つのクラスタ化メールボックス サーバーを持つ 3 つのノードのシングル コピー クラスタがあるとします。3 つのノードの名前は、それぞれ Node1、Node2、Node3 です。2 つのクラスタ化メールボックス サーバーの名前は、CMS1、CMS2 です。また、Forefront Security for Exchange Server をインストールするときに、Node1 で CMS1、Node2 で CMS2 が実行されていました。Node3 はパッシブ ノードです。アンインストールを開始する前にも、Node1 で CMS1、Node2 で CMS2 が実行されていて、Node3 がパッシブ ノードである必要があります。
  3. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をポイントし、[プログラムの追加と削除] をクリックします。[プログラムの追加と削除] を使用して、Forefront Security for Exchange Server をアンインストールします。

    : アンインストール処理により、インターネット インフォメーションサービス (IIS) が停止し、アクティブ ノードのクラスタ化メールボックス サーバーがオフラインになります。
  4. アクティブ ノードから Forefront Security for Exchange Server をアンインストールします。
  5. パッシブ ノードから Forefront Security for Exchange Server をアンインストールします。

この修正プログラムの適用方法

この修正プログラムを適用にするには、以下の手順を実行します。
  1. インストールを開始する前に、ライセンス認証キーを用意します。
  2. 修正プログラム パッケージをダブルクリックします。
  3. インストールの完了後、ライセンス認証キーを入力します。
Forefront Security for Exchange Server のインストールの詳細については、管理者ガイドを参照してください。

修正プログラムの情報

マイクロソフトでは、現在この問題を修正する修正プログラムを提供中ですが、修正プログラムはこの資料に記載された問題のみを修正することを目的としており、障害があったコンピュータに対してのみ適用することを推奨します。

この問題を解決するには、Microsoft Online Customer Services にオンライン リクエストを送信し、修正プログラムを入手します。オンライン リクエストを送信して修正プログラムを入手するには、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。
http://go.microsoft.com/?linkid=6294451
: 別の問題が発生した場合、またはトラブルシューティングが必要な場合には、別のサービス リクエストを作成することが必要になる場合があります。特定の修正プログラムの対象とならない追加の質問および問題については、通常のサポート料金が適用されます。別のサービス リクエストを作成するには、次のマイクロソフト Web ページを参照してください。
http://support.microsoft.com/contactus/?ws=support

必要条件

この修正プログラムを適用するには、シングル コピー クラスタを実行している必要があります。

再起動の必要性

この修正プログラムの適用後、コンピュータを再起動する必要があります。

修正プログラムの置き換えに関する情報

この修正プログラムを適用しても、他の修正プログラムが置き換えられることはありません。

状況

マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

詳細

関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
824684 マイクロソフトのソフトウェアの更新で使用される一般的な用語の説明

プロパティ

文書番号: 939365 - 最終更新日: 2007年10月12日 - リビジョン: 1.1
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Forefront Security for Exchange Server
キーワード:?
kbbug kbfix kbqfe kbpubtypekc kbexpertiseinter kbhotfixserver KB939365
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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