文書番号: 940897 - 最終更新日: 2009年4月6日 - リビジョン: 3.1

Microsoft Office IME 2007 でテンポラリ ファイルが大量に作成される

お知らせお使いのオペレーティング システムには適用しない情報が含まれている場合があります。

目次

すべて展開する | すべて折りたたむ

現象

Microsoft Office IME 2007 をインストールした Microsoft Windows Vista または Microsoft Windows XP に大量のテンポラリ ファイルが作成されることがあります。テンポラリ ファイルは、次のフォルダ (以下 Dicts) に作成されます。
  • Windows XP : C:\Documents and Settings\UserName\Local Settings\Application Data\Microsoft\IME12\IMEJP\Dicts
  • Windows Vista : C:\User\UserName\AppData\Local\Microsoft\IME12\IMEJP\Dicts
: テンポラリ ファイルの作成場所を変更することはできません。

原因

Dicts フォルダに作成されるテンポラリ ファイルは、Office IME 2007 が内部的に使用する辞書情報で、テンポラリ ファイルを使用してかな漢字変換を行います。Office IME 2007 で使用する辞書情報は、以下のシステム辞書に設定されている辞書に対応しています。
  • 標準辞書
  • 郵便番号辞書
  • 単漢字辞書
  • 顔文字辞書
  • 人名地名辞書
  • カタカナ英語辞書
  • 記号辞書
  • 最新語辞書
  • Outlook 連絡先辞書 (姓)
  • Outlook 連絡先辞書 (名)
  • Outlook グローバル アドレス一覧辞書 (姓)
  • Outlook グローバル アドレス一覧辞書 (名)

回避策

テンポラリ ファイルは、Office IME 2007 のかな漢字変換に使用されるため、Office IME 2007 使用中に削除することができません。Office IME 2007 を使用していないときに削除することは可能です。また、Dicts フォルダに保存されるファイルにはユーザーが設定した情報を保持していないので、ファイルを削除することによって何かしらの設定が変更または削除されることはありません。

Office IME 2007 の使用時に一度削除したテンポラリ ファイルが必要となる場合、Office IME 2007 がテンポラリ ファイルを再作成します。 テンポラリ ファイルの作成を制御する方法はありません。

なお、ご使用の環境によっては、Dicts フォルダに .tmp ファイルと .dic ファイルが生成される場合があります。その場合は、.dic ファイルを削除すると Office IME 2007 が正常に動作しなくなる可能性があるため Dicts フォルダ内のファイルを削除する際には、.tmp ファイルのみを削除してください。

状況

この動作は仕様です。

詳細

システム辞書を確認する方法

システム辞書に設定された辞書を確認するには、次の手順を行います。
  1. 言語バーの [ツール] をクリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. IME 2007 のプロパティから [辞書/学習] タブをクリックして選択します。
  3. [システム辞書] のリスト内でチェックがオンになっている項目が、現在設定されている辞書であることが確認できます。

テンポラリ ファイルの作成と更新

テンポラリ ファイルが作成、更新または削除されるタイミングは、次のとおりです。
  • 作成 : テンポラリ ファイルは、Office IME 2007 の言語バーが表示されたタイミングで作成されます。 テンポラリ ファイルはログオン ユーザーごとにそれぞれ作成されます。
  • 更新 : Office IME 2007 のシステム辞書として登録されている辞書が更新されると、テンポラリ ファイルも更新されます。
  • Outlook 辞書の更新 : Outlook 辞書は定期的に更新され、これらの辞書に対応するテンポラリ ファイルは辞書の更新の際に、更新されたテンポラリ ファイルが新規に作成されます。
    • Outlook 連絡先辞書 : 約 1 時間に 1 回
    • Outlook グローバル アドレス一覧辞書 : 約 8 時間に 1 回
  • 削除 : 更新される前のテンポラリ ファイルは以下のタイミングで Office IME 2007 によって自動的に削除されます。
    • Office IME 2007 で変換候補リストのコメント表示処理に使用されるプロセスである Imjpcmnt.exe が起動するタイミングで削除処理が実行されます。なお、Office IME 2007 が既定に設定されている場合は、Imjpcmnt.exe はユーザーのログオン時に起動します。
    • もし、Imjpcmnt.exe が起動し続けている場合は、Imjpcmnt.exe の起動後 24 時間周期でテンポラリ ファイルをチェックし、使用されていないと判断されたファイルに対して、削除処理が実行されます。
    • 不要なテンポラリ ファイルが、どのプロセスからも参照されていない場合は、即時に削除されます。
    • 何かしらのプロセスがテンポラリ ファイルを参照している場合は、そのプロセスが終了した時点で削除処理が実行されます。なお、プロセスが終了した時点で削除処理が実行されるのは、プロセスが終了する前に、Office IME 2007 を使用した変換動作が行われている場合となります。これは、変換動作を行うことでテンポラリ ファイルが新規に生成され、IME がその新規に生成されたファイルと更新されなくなった古いテンポラリ ファイルとの判別を行い、 古いファイルに対して削除処理を実行するためとなります。

      なお、テンポラリ ファイルに対する削除処理は、一部のテンポラリ ファイルに対してのみ実行されるため、 すべてのファイルが削除されることはありません。すべての .tmp ファイルを意図的に削除したとしても、Office IME 2007 が起動したタイミングで Dicts フォルダには既定で 80 MB から 90 MB ほどのテンポラリ ファイルが作成されます。

テンポラリ ファイルの名前

以下の辞書に対応するテンポラリ ファイルは、毎回同じファイル名が使われます。
  • 標準辞書
  • 郵便番号辞書
  • 単漢字辞書
  • 顔文字辞書
  • 人名地名辞書
  • カタカナ英語辞書
  • 記号辞書
以下の辞書に対応するテンポラリ ファイルは、更新されるたびに GUID (Global Unique ID) を使用し、新しいファイル名で作成されます。
  • Outlook 連絡先辞書
  • Outlook グローバル アドレス一覧辞書

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Office IME 2007
キーワード:?
kbharmony kbprb kbexpertiseinter kbexpertisebeginner kbtshoot kbinput KB940897
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"