複数のハード ドライブが搭載されている Windows Home Server ベースのコンピュータに格納されているファイルを、特定のプログラムを使用して編集または転送すると、ファイルが破損することがある

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文書番号: 946676 - 対象製品
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目次

現象

複数のハード ドライブが搭載されている Windows Home Server ベースのコンピュータに格納されているファイルを、特定のプログラムを使用して編集または転送すると、ファイルが破損することがあります。マイクロソフトでは、この問題の発生が確認されたユーザーの数は非常に少ないと認識しており、ほとんどのユーザーには影響がないと考えています。マイクロソフトでは、以下のいずれかのプログラムを使用して、ホーム サーバーでファイルの編集、転送および保存を行った場合に、この問題が発生する可能性があることを確認しています。
  • Windows Vista フォト ギャラリー
  • Windows Live フォト ギャラリー
  • Microsoft Office OneNote 2007
  • Microsoft Office OneNote 2003
  • Microsoft Office Outlook 2007
  • Microsoft Money 2007
  • SyncToy 2.0 Beta
  • Intuit QuickBooks
  • uTorrent
: ハード ドライブが 1 つだけ搭載されている Windows Home Server ベースのコンピュータでは、この問題は発生しません。また、Windows Home Server のコンピュータのバックアップと復元機能、正常性の監視、およびリモート アクセス機能でも、この問題は発生しません。この問題は、Windows Home Server に固有のものであり、その他の Windows Server ベースの製品には影響はありません。

原因

Windows Home Server でファイル転送および複数のハード ドライブ間の負荷分散を管理する方法において、バグが発見されました。アプリケーションの使用パターン、タイミング、および Windows Home Server ベースのコンピュータに割り当てられた負荷に関連した特定の状況では、一部のファイルが破損することがあります。この問題の原因に関する技術的な詳細については、この資料の「原因 ? 技術的な詳細」を参照してください。

状況およびガイダンス

現在、この問題を確実に再現できるようになり、修正プログラムを開発中です。マイクロソフトでは、修正プログラムのベータ テスト版を今後数か月の間にリリースする予定で、最終版は現在のところ 2008 月 6 月にリリースする計画です。テストの進行状況により、これらの日程が変更される場合があります。修正プログラムを十分にテストすることが重要であり、テストには時間がかかります。

Windows Home Server 用のソフトウェア修正プログラムが入手可能になるまで、この問題の影響を受ける可能性を抑えることができます。予防措置として、Windows Home Server ベースのコンピュータでは、ファイルをコピーする際に Windows エクスプローラまたはコマンド ライン ツールを使用する必要があります。アプリケーションを使用して、Windows Home Server ベースのコンピュータに格納されているファイルを直接編集および変更しないでください。

Windows Home Server 上の共有フォルダを読み取り専用に設定すると、ホーム サーバーにファイルをインポートする際に、Windows Media Player などのメディア管理プログラムが使用されるのを回避することができます。また、一部のアプリケーションでは、ユーザーが明示的な操作を行わなくても、ファイルのメタデータが変更されることがあるため、共有フォルダに格納されているファイルにアクセスする際に、アプリケーションにリダイレクトされないようにすることが必要な場合もあります。

詳細

原因 ? 技術的な詳細

Windows Home Server では、NTFS ファイル システムに加えて、ファイル システム ミニフィルタ ドライバを使用して、共有フォルダのストレージ テクノロジを実装します。ファイル システム ミニフィルタ ドライバは、Windows で提供される拡張機能のメカニズムであり、ストレージ シナリオの実行を可能にします。Windows Home Server で管理されるさまざまなハード ドライブ間にデータを分散するために、Windows Home Server ミニフィルタ ドライバでは、メイン ハード ドライブに格納されているファイルとその他のハード ドライブに格納されているファイルの間で、I/O をリダイレクトします。このリダイレクトのメカニズムは、Windows Home Server で複数の物理ハード ドライブの共有フォルダのストレージを管理している場合にのみ有効です。リダイレクトのメカニズムでバグが発見されました。アプリケーションの使用パターン、タイミング、および負荷に関連した特定の状況では、このバグが原因で、NTFS、メモリ マネージャ、およびキャッシュ マネージャの間の処理が同期されなくなることがあります。このため、破損したデータがファイルに書き込まれます。ストレージ テクノロジの詳細については、以下の技術資料を参照してください。
http://download.microsoft.com/download/2/F/C/2FC09C20-587F-4F16-AA33-C6C4C75FB3DD/Windows_Home_Server_Drive_Extender.pdf

その他のプログラム

複数のハード ドライブが搭載されている Windows Home Server ベースのコンピュータに格納されているファイルを、上記のプログラム以外のプログラムを使用して編集または転送する場合にも、破損の問題が発生する可能性があることが、ユーザーによって報告されています。詳細については、以下の一覧を参照してください。マイクロソフトでは問題を再現し、原因を直接評価しようと努めています。問題の性質上、マイクロソフトでは、問題が発生するアプリケーションの明確な一覧を提供することができません。問題が発生しているという確証がある場合は、使用環境の詳細を記入した電子メールを whsforum@microsoft.com に送信してください。マイクロソフトでは原因を検証し、個別のガイダンスを提供します。
  • Photoshop Elements
  • Zune Software
  • Apple iTunes
  • TagScanner
  • Mozilla Thunderbird
  • Adobe Lightroom
  • Intuit Quicken
  • MS Digital Image Library
  • MP3BookHelper
  • ACDSee
  • WinAmp
  • Windows Media Player 11
  • Microsoft Office Excel
  • Visual DataFlex

技術上の改訂

次の表は、この資料に加えられた主な技術上の改訂の一覧です。
元に戻す全体を表示する
日付 改訂
2007 年 12 月 21 日 初版の発行日。
2007 年 12 月 28 日 この問題が発生する場合についての詳細を記載するように資料を更新。
2008 年 1 月 9 日 マイクロソフトで問題の再現が可能であること、および現在修正プログラムの作成中であることを記載するように資料を更新。
2008 年 2 月 20 日 初版の発行日を正しい日付に変更。「現象」のアプリケーションの一覧を更新。最新の状況を記載。
2008 年 3 月 6 日 現象、原因、状況およびガイダンスについて、最新の情報を記載。

この資料に記載されているサードパーティ製品は、マイクロソフトと関連のない他社の製品です。明示または黙示にかかわらず、これらの製品のパフォーマンスや信頼性についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。

プロパティ

文書番号: 946676 - 最終更新日: 2008年3月25日 - リビジョン: 5.0
この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Windows Home Server
キーワード:?
kbexpertisebeginner kbtshoot kbprb KB946676
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"

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